貝殻拾い

2021年1月10日 (日)

常識をひっくり返す! トグロコウイカは殻を上じゃなくて下にして浮遊してた~!

トグロコウイカSpirula spirula)は ↓こっち向き!
Spirula-spirula-upside-down
The First In Situ Observation of the Ram’s Horn Squid Spirula spirula Turns “Common Knowledge” Upside Down(Dhugal J. Lindsay 他 2020)より
どういうことか図解しますと…
Spirula-upside-down-i

去年、石垣島 貝殻拾いの旅に行って拾ったレアもの初物の貝殻のイチオシが【トグロコウイカ】の殻で、それをツイートしたら漂着物学会の寺本沙也加さん(潜れさやかさん!)より論文投稿することをすすめられました。せっかくいいもの拾っても論文にしないと学術的な記録として残らないのだそうです。
でも私、論文なんて書いたことないよ~💧 寺本さんとの共著でという話もあったのですが、私が拾ったトグロコウイカの殻を見て「これは連室細管の穴だよ~!(*゚o゚*)!」と興奮気味だった《あうるの森サイエンスラボ》が、論文書くよ!ということで、そちらと共著で漂着物学会誌に投稿しました~(8/12) 査読を受けて~ 受理されて(9/15) ほっと一息。これで心置きなく奄美大島 貝殻拾いの旅に行けます🙂

ところが(10/27) 世界初!かもしれないトグロコウイカの生態動画がツイートされて、バズってました。

何と言っても、え!そっちが上なの~😲 衝撃の事実判明!
だって、私が投稿した論文にはこう書いてる…

殻が浮力を持つため,殻のある体後端を上にして,垂直に浮遊しているらしい.(奥谷 2015)
奥谷喬司. 2015. 新編 世界イカ類図鑑. 東海大学出版部. 246pp.

そう、これまでトグロコウイカは殻を上にして浮遊しているとみんなが思っていたのが逆だったんです。
でも、もう論文は受理されてるし~
漂着物学会誌が届いたら、このことをブログに書いておこ! と、只今書いてる次第です😅
でも上記ツイート 1つで定説が覆るの? やっぱ論文として世に出て、そこで認められたことになるんでしょうね?
では、その論文を検索してみましょう。
上記ツイートは英語だったので、論文も英語だと思われるので、Spirula - Wikipedia から適当にそれらしいキーワードを選んで検索したら…
みっけ!
The First In Situ Observation of the Ram’s Horn Squid Spirula spirula Turns “Common Knowledge” Upside Down
英語だからGoogle先生に翻訳してもらいましょう🙂⇒このページを訳す
翻訳されたタイトルが…
ラムの角イカ トグロコウイカの最初のその場観察は「常識」をひっくり返します
『Turns “Common Knowledge” Upside Down』が
『「常識」をひっくり返します』という翻訳に。なるほど~
あ、この論文の筆頭執筆者 ドゥーグル・J・リンゼイ博士は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)にいらっしゃるんですね。この論文は2020/11/27公開となってました。


トグロコウイカ - Wikipedia の記載もこの事実を反映して更新されていました。

また、殻が浮力を持つため、通常は頭を下にした姿勢を取ると考えられていた[5]
しかし、(中略) トグロコウイカが泳ぐ様子を撮影することに世界で初めて成功した。その結果、殻を下にして頭は上にして泳ぐという事が判明した[6]

あ~ この出典[6] は論文ではなくて、YouTubeの ↓こちらの動画になってますね。

この動画 1時間7分もあって、13:20 水深835mでトグロコウイカの姿を捉え、17:00 水深861mで大きく写ってます。
トグロコウイカは頭を上にして浮遊しているので、漏斗から水を吹き出すと下に潜ります。危険を察知したとき逃げる方向は下の方が捕食されにくいと思われますので、頭が上で体を縦にして浮遊しているのは、とっても理にかなった(進化によって獲得した)形態なんですね~
浮力のある殻を下にすると、水中では軽い方が上になる力が働きますから、トグロコウイカは殻を下にした姿勢を保つために、体の下にある「ひれ」を小刻みに動かしてバランスをとってます。それって大変そうに思えますが《あうるの森サイエンスラボ》によりますと『人間が二本足で立っていられるのと似たようなもん』だそうです。


英語版Wikipediaの SpirulaBehaviourには次の記載があり…

Evidently this seems as a counter-illumination strategy, as in-situ observation have capture footage of animals in a
vertical stance, with photophore pointing downward, and head up.[9]

出典は[9] で、私が探し出した論文と同じものでした。これをGoogle先生に翻訳してもらうと…

明らかに、これは逆照明戦略のように思われます。その場での観察では、発光器が下を向き、頭を上に向けて、垂直姿勢で動物の映像を捉えているからです。[9]

「頭を上」と書いてますが、それより「発光器が下を向き」の方に注目していますね。
ところで、counter-illumination(逆照明)って何? これもGoogle先生に翻訳してもらうと…

中深層の海洋動物は、下から見ると明るい水面に対して暗く見える傾向があります。彼らは、しばしば捕食者からだけでなく、獲物からも、下向きの表面に生物発光器で光を生成し、背景に対するシルエットのコントラストを減らすことによって、自分自身をカモフラージュすることができます。

なるほど~! それで、発光器が下を向いていることが重要なんですね。
中深層の暗い海中で上側を光らせたら、自分より上にいる捕食者に「私はここにいますよ!」とお知らせしてることになっちゃいますもんね💧

あ~これ、魚のお腹が白くて、背中は暗い色をしてるのと同じことですね。
カウンターシェーディング - Wikipedia


漂着物学会誌 Jounal of Japan Driftologica Society
Volume 18 December 2020
Jjds18Jjds18spirula
私、2013年から貝殻拾いにハマって、貝殻拾い8年生ですけど、自分が論文の筆頭執筆者になるとは思ってもみませんでした😊
論文とは言っても、論文〔Articles〕ではなく、記録〔Records〕ですけどね。



※関連記事
2020/06/28 【トグロコウイカ】の殻…石垣島 貝殻拾いの旅で拾った逸品
Spirula200623v

2021年1月 9日 (土)

白亜の灯台コレクション

2021/01/09 TV TOKYO『新美の巨人たち』で
『犬吠埼灯台』×シシド・カフカ 太平洋を照らす美しき白亜の塔 が放送される。
あ~!去年、JR特急『しおさい』で銚子電鉄・海岸巡りの旅に行ったときに犬吠埼灯台にものぼったんですが、それをブログに書いてなかったので、書いておこ🙂
新型コロナウイルス第3波で緊急事態宣言が出て、私の貝殻拾いは暫く自粛だし、TVで犬吠埼灯台を見て行ってみたいな~と思った人がいても今は参観(見学)休止中だし💧
そこで、Webで灯台見学できるように、STAY HOMEでの私の活動として
白亜の灯台コレクション』をまとめておきます。

白亜の塔『犬吠埼灯台』…銚子電鉄・海岸巡りの旅
Inubo200902p3Inubo200902p6

観音崎灯台~観音崎自然博物館
Kannonzaki160812eKannonzaki160812h2

↑ 私が「のぼった」灯台はこの2つ
私は灯台巡りをしているわけではなく、貝殻拾いに行ったらそこに灯台があったのでブログに書いてるだけですけどね😅
↓ 以下は外から見るだけの灯台

貝殻拾い…剱崎(つるぎざき)と剱崎灯台
Tutugizaki160330e

貝殻拾い…剱崎灯台…城ヶ島灯台…スミカスミレ
Jogasima160330n

諸磯崎灯台…四角いけど和ろうそくのようなフォルムの灯台
Hamamoroiso171229a

2018年〆の貝殻拾い…燈明堂海岸・千代ケ崎…『干鰯問屋』
Tomyodo181228b

城ヶ島…安房崎灯台・安房崎神楽高根照射灯…初点プレートの揮毫者は三浦市立小学校児童
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日本には「のぼれる灯台」が16あります。⇒公益社団法人『燈光会』のホームページ
私はそのうちの2つにのぼってるんですが、この記事をまとめていて思い出した…
野島埼灯台と残波岬灯台も近くまで行ってたんだ!
でも、のぼってないし、灯台の写真もろくに撮ってない。
野島崎灯台の近くまで行った記事:貝殻拾い…布良~白浜~根本海岸~
残波岬灯台の近くまで行った記事:沖縄 貝殻拾いの旅(読谷村・残波岬~)
残波岬なんて、また行こうと思っても簡単に行ける所じゃない。
あのとき灯台にのぼってこればよかったな~ なんて、のぼれる灯台が16しかないことを知ってから思ってる。16だったら頑張ればコンプリートできそうじゃないですか! なんて考えてしまう収集癖😅 だからタイトルは『白亜の灯台コレクション』なんです💧

ところで「白亜」とは?goo辞書によりますと…『1 石灰岩の一種。貝殻や有孔虫などの化石を含むこともあり、灰白色で軟らか。主成分は炭酸カルシウム。西ヨーロッパに分布し、ドーバー海峡の両側に露出する地層は有名。白墨の原料とする。チョーク。2 白色の壁。』
白亜紀」との関係は? コトバンクによりますと…『イギリスとフランスの間のドーバー海峡地域のチョーク(白亜)を含む地層という意味で,1822年 J.B.J.オマリウス・ダロアが命名した。』

「白亜の灯台」で検索すると日本全国の灯台が出てきますが、灯台はなぜ白いの?灯台に関するQ&A|海上保安庁
「白壁」という意味では多くの灯台が「白亜の灯台」なんですけど、
「白亜紀」の地層の上に建っている「白亜の灯台」は犬吠埼灯台だけなのでしょうか?
「白亜の灯台 白亜紀」で検索すると犬吠埼灯台ばかりが出てきますね。
犬吠埼灯台の下には『犬吠埼の白亜紀浅海堆積物』の説明パネルもあったし。
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犬吠埼灯台周辺の海岸は恐竜が反映していた白亜紀(約1億2,000万年前)の地層で、その当時、浅い海であったことがわかる場所です。「なぜ?」「どうして?」を解くカギは、目の前で観察できる地層の中にたくさんのこっています。さあ、恐竜時代の痕跡を自分自身で探してみよう‼
ここで観察できる地層
砂岩泥岩互層
生痕化石
リップルマーク(蓮痕)
ハンモック状斜交層理

灯台のことをもっと知りたい人には ↓ こちらの本を

『今日も一人で海に立つ小さな守り人。その姿を見ると愛さずにいられない――
〝灯台女子〟が知られざる魅力を熱プレゼン! 』
へ~「灯台女子」いるんだ😃
しかも…
光る〝瞳〟に萌える「レンズフェチ」←え!そこなんだ😅
この記事の画像にもフレネルレンズの画像を追加しておきました。

2021年1月 4日 (月)

2021貝殻拾い初めは【ウラウズガイの蓋】…三戸浜・エビカの浜(三浦半島)

2021年の貝殻拾い初めに三戸浜・エビカの浜(三浦半島)に行ってきました。
そしてこの日の逸品は…
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ウラウズガイの蓋~(=^ェ^=)
ウラウズガイサザエ/リュウテン科で、サザエと同じように厚めの蓋をもっています。
ウラウズガイの貝殻は…
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あんまりコレクション向きではない💧のですが、その蓋は紫色で、形は「そら豆」みたいでカワイイ😊
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紫色の宝石(ウラウズガイの蓋)を銀の皿(トコブシ)に並べて✨✨

「ウラウズガイ 蓋」で検索すると… 約 1,050 件
私独自の「レアもの」判定基準はGoogle検索結果が千件未満なので、そんなにレアものでもないと思うのですが、なんで「ウラウズガイの蓋」が貝殻拾い初めのトップを飾ることになったかというと、あんまり「逸品」が拾えなかったから💧

では、あんまり逸品はないけど、2021年貝殻拾い初めのログです。
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京急三崎口駅にはいつもこの猫さんがいる(=^ェ^=)

貝殻拾い初めは三戸浜の『上諏訪神社』にお参りしてから。
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お正月の三戸浜から見る富士山
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ここしばらく雨降ってないから富士山は霞んでますね。

最初に見つけたのは、
サンショウウニサンショウウニ科
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小ささがわかるように、隣にチャイロキヌタを置いてみた。

ウキヅツガイみっけ!(ウキヅツガイ科
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三戸浜でウキヅツガイを拾えるとは!
これ、逸品なんですけど、トップを飾るには力不足😅

コウイカの甲コウイカ科
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なかなか白くてきれいなのでお持ち帰り😅
コウイカ(ハリイカ)の針も残ってます。
科学イベントで『アンモナイトの化石のレプリカ作り』をするとき「頭足類(イカやタコの仲間)は貝殻を持っていて、イカの甲は貝殻のなごりなんだよ」というお話をするために(^^)v

ネコガイタマガイ科
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あ~💧 白ネコさんを直射日光の下で撮ると、真っ白になってしまうのでした。
白ネコさんの毛並みじゃなくて、殻表の細い筋を撮るのは難しい~
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▼この日の三戸浜の貝溜まりには…
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チビダカラ(チャイロキヌタとメダカラが摩耗して紫色になったの)がいっぱいだ~

▼面白い形のカニみっけ!
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『海辺のエビ・ヤドカリ・カニ ハンドブック』を見たけど分らず。

▼この黄色いイモガイは何?→コメントにてマガキガイの幼貝と教えていただきました🙂
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「イモガイ 黄色」で画像検索しても
イモガイの仲間|鳥羽水族館ギャラリーを見ても、何だか分らず。
「マガキガイ 幼貝」で画像検索して… 黄色いの見つけました。
2009/03/15 三浦半島|尖晶石ノート
マガキガイの幼貝はとてもカラフルで、黄色、黒、褐色… 色々あるんですね~
マガキガイはイモガイ科ではなくて、ソデボラ/スイショウガイ科

ギンタカハマサザエ/リュウテン科
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穴空いてた💧
ギンタカハマ|市場魚貝類図鑑によりますと…『太平洋沿岸、九州の暖かい海域の食用貝』で、私は去年奄美大島で初めて拾いました。でも『生息域:房総半島以南』だから、三浦半島にもいるのか~

サルノカシラキクザルガイ科
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久々に拾った~(以前拾ったのは2016年
「サルノカシラ」で検索すると… 約 392 件
相変わらずレアものですが、この形なので(ブログに書く人少ないから)まだしばらくレアもののままでしょう😅

ナデシコガイイタヤガイ科
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▼ウラウズガイの蓋
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とあるところでウラウズガイの蓋を4個ほど立て続けに見つけた。ここはウラウズガイの蓋の集積地なのね!と集中的にその場所を掘り返していたら…
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こんなに見つけた~😃
あ、掘り返すと言っても表面を2~3センチぐらいですよ。お日様出てるとウラウズガイの蓋の紫が✨っと光って、意外と見つけやすいんです。

この日、三戸浜の北側でウラウズガイの蓋をホリホリしている間に数人の人が黒崎の鼻の方に歩いていき… そのまま誰も帰ってこない。ということは…
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皆さんここを飛び降りて行ったのね! 飛び降りる所はこの画像のもっと右側の下に砂があるとこですけど、高さ2メートルぐらいある💧
私はここで引き返し、三戸浜の南側へ

▼この日の三戸浜の打ち上げライン
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久々の太い打ち上げラインです。メダカラとチャイロキヌタは拾い放題です! あ~貝殻拾い1年生の時は、この状況でチビダカラ(当時はまだメダカラを知らなかった)を片っ端から拾って… 1291個!も拾ってた時代があったのね(懐かしい)今はもうそんな風に拾いませんけど😅

カザリダマタマガイ科
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模様が薄くて分りにくいのですけど、たぶんカザリダマです。
2018年に「カザリダマ」なのか「ハギノツユ」なのか? もやもやしてるんですが、今読み直してもモヤモヤしちゃいます💧

アズマニシキイタヤガイ科
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サラサバイサラサバイ科
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サメダカラタカラガイ科
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まだサメ肌になってない。
サメ肌サメダカラの画像はコチラ(2014年)

ムシロガイムシロガイ/オリイレヨフバイ科
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こんな帯のあるムシロガイは初めて拾ったのですが、ムシロガイですよね?
ムシロガイ科|微小貝データベースの画像を見ていたら…
ムシロガイ科って124種もあるんだ~!
Nassarius olivaceus approximata シワクリイロヨフバイ (仮称) というのが似てる。でも、分布がフィリピンだし。

オオモモノハナガイ(ニッコウガイ科)
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三戸浜でも桜貝が拾えるんだ~

時刻は午後2時。三戸浜からエビカの浜へ行って、ここでランチタイム休憩。
エビカの浜の定番?
チドリマスオガイチドリマスオガイ科
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ホウシュノタマタマガイ科
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いつものエビカの浜はもう少し色々拾えたんですが、この日はあんまり無いね~
そういう時は海を眺めて…
▼冬のエビカの浜~
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あ↓このような波に浸食された地層は? 三浦半島ではよく見かけるのですが…
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こういう凹みに何かいるかな~
▼ウメボシがいた‼
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ウメボシイソギンチャクウメボシイソギンチャク科
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岩の凹みにはウメボシイソギンチャクの他にマツバガイも
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再び潮が満ちてくるのをじっと待ってました。

午後3時。さて、そろそろ帰りましょう。
山道を登って下りて(三戸浜へ戻って)三崎口駅までの上り坂が(貝殻拾いの後は)きついんです💧
息をハァハァさせながら、トボトボと三崎口駅までの上り坂を歩いていたら… あ!
▼リスだ!
Misakiguti210104b
しっぽがモフモフ~
このリスはタイワンリスでしょうか? 前にもここで見かけたことある。前回も今回も数匹のリスがいました。
リスさんはすばしっこくて、写真を撮ろうと近づくと木の枝をサササーッと登り、さらに枝から枝へ隣の木に飛び移り、たちまち姿を消してしまいました。でも、リスさんを見て疲れがいっとき消えました😊

午後4時。三崎口駅到着。エビカの浜から駅まで1時間もかかってる💧
▼三崎口駅のスズメさん
Misakiguti210104c

2021年の貝殻拾い初め。これぞレアもの&逸品は拾えませんでしたが、色々拾ってて、またまた長いブログ記事になってしまいました😅



※関連記事(ここ4年、貝殻拾い初めは三戸浜の上諏訪神社からでした)
2018/01/03 貝殻拾いの初詣…三浦市初声町三戸 上諏訪神社…御利益あったよ~
2019/01/04 2019貝殻拾い初め…上諏訪神社…三戸浜・エビカの浜
2020/01/04 2020貝殻拾い初め…上諏訪神社…三戸浜・エビカの浜
2014/07/18 ビーチコーミング…三戸浜で【コウイカの甲/イカの骨】
2016/02/21 貝殻拾い【サルノカシラ】(合弁)…和田長浜海岸(三浦半島)
2018/10/26 【ウメボシイソギンチャク】が梅干しだ~!…浜諸磯(三浦半島)


「ウラウズガイ 蓋」で画像検索すると…
紫の宝石 : Beachcomber's Logbook のウラウズガイの蓋はまさに「紫の宝石」ですね~😊
この蓋は、蓋付きで打ち上げ直後のもの(FD)だから色鮮やかなんですね。私のは「掘り出し物」ですから😅
私と同じようにウラウズガイの蓋を拾い集めてる人なんているかな?
いた~!⇒2020/10/31 三浦半島でビーチコ @kameaya_umi
しかも、アミコケムシも拾ってる~!

「イカの骨」で検索したら、こんなのあった~!
イカの骨を使って金属のペンダントを作ってみよう!|愛知聖ルカセンターのブログ

2021年1月 2日 (土)

冬の由比ヶ浜で桜貝【モモノハナガイ/エドザクラ】【サクラガイ】拾い

🎍あけましておめでとうございますブログ(正月二日)は
モモノハナガイエドザクラMoerella jedoensis ニッコウガイ科)です。
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Yuigahama201222s5Yuigahama201222s4
大きさは…
Yuigahama201222s6

「桜貝」とは貝殻拾い1年生(まだ1ヵ月)のブログ記事より…
『「桜貝」とよくいわれているのは、サクラガイ、モモノハナガイ、オオモモノハナガイ、カバザクラの総称。』なんだそうです。
で、カバザクラとオオモモノハナガイはすぐに区別できるようになったのですが、サクラガイとモモノハナガイは(貝殻拾い8年生になっても)未だによく分っていなかった💧
12/22に冬の由比ヶ浜の貝殻拾いに行って、カバザクラがいっぱい打ち上がっていたので「拾うのは合弁だけ」にして拾っていたのですが、ときどき小さくて色鮮やかな桜貝がある。これ何だろね? カバザクラじゃないよね。オオモモノハナガイとも違うし、これモモノハナガイかな?
そうだ、鯨波海岸で拾ったモモノハナガイを思い出せ!
「モモノハナガイ」で画像検索すると… あ~ オオモモノハナガイの様に成長肋に沿った色の濃淡があり、殻頂から2本の白い幅広い放射帯があるんですね。』と書いてる。自分で書いてても、二三回実際に拾ってみないと学習しないんですよね😅
でもこれで「モモノハナガイ」をしっかり学習しました。
さらに最近は「科名」も調べるようにしてるので、BISMaLで「モモノハナガイ」を検索すると…
Moerella jedoensis (Lischke, 1872) モモノハナガイ/エドザクラ と出てきた。
あ~!「エドザクラ」=「モモノハナガイ」だったのですか!
「エドザクラ 貝」で検索すると…
『モモノハナガイ 別名 エドザクラ』なんですね。
あ~💧 検索結果の中に…
2015/07/18 — もしかして、「モモノハナガイ」かも!? と書いてる自分がいた😅
しかも、⇒モモノハナガイ(エドザクラ): 打ち上げ採取日記・ブログ版 を参照しているから、このとき モモノハナガイ=エドザクラ と知ったハズなのに。。。
まぁ、何度も繰り返し学習することが大事なんですよね😊

この日拾ったモモノハナガイ(エドザクラ)を並べて見ましょう。
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あれ、モモノハナガイ以外のも混じってますね~
右上のと、下段の中2つ
内側を見ると…
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あ~ やっぱ違う。
右上のは「サクラガイ」で、下段の中2つはオオモモノハナガイのまだ小さいのだと思われます。

そうそう「桜貝」と漢字で書くと『サクラガイ、モモノハナガイ、オオモモノハナガイ、カバザクラの総称』なんですが、
「サクラガイ」とカタカナで書くと、特定の種を示すことになるようです。
Nitidotellina hokkaidoensis (Habe, 1961) サクラガイ

ではこれを機に「サクラガイ」の特徴を復習しておきましょう。と「サクラガイ」で画像検索したら…
Sakuragai040818a
これは2014年に富津でサクラガイを拾った記事じゃありませんか😅
他にも2016年の記事で…
Sakuragai160515a
『もしかすると、中段右側はサクラガイかも!』と書いてる(貝殻拾い4年生)
ん、そうだね。それが「サクラガイ」だよ。と昔の自分に教えてあげる貝殻拾い8年生のおねえさん😅
サクラガイとモモノハナガイを復習したから、次に拾ったときは大丈夫(=^ェ^=)

ところで、カバザクラ(合弁)190個、モモノハナガイ(合弁)8個、サクラガイ(合弁)1個 だったんですが、「サクラガイ」ってレアもの?



※関連記事
2020/12/22 冬の由比ヶ浜の貝殻拾い…ヒメヤカタガイ、ミスガイ、オキナガイ、アリソガイ
Yuigahama201222

2020/12/23 冬の由比ヶ浜で米粒拾い(コメツブウニなどマメウニ科のウニ殻拾いです)
Yuigahama201222o

2020/12/24 冬の由比ヶ浜でイトカケ系微小貝拾い
Yuigahama201222p

2021/01/01 冬の由比ヶ浜で桜貝(カバザクラ)拾い
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2021年1月 1日 (金)

冬の由比ヶ浜で桜貝(カバザクラ)拾い

あけましておめでとうございます。今年のブログ初めは『桜』で🌸
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桜色系カバザクラの乱舞~😊
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このカバザクラは12/22に冬の由比ヶ浜の貝殻拾いに行って、冬の由比ヶ浜の定番…マメウニ系イトカケ系、桜貝がいっぱい拾えて、「今年の貝殻拾いブログは年内に💦」を目指しましたが、師走はなにかと忙しく…💧
ならば、新春に『桜』っていいんじゃない⁉ ということで「あけおめブログ」は🌸

12/22の由比ヶ浜の打ち上げは、いつもと違う!特別な感じでした。カバザクラの打ち上げも合弁が多く、いつもなら片ひらのみのカバザクラも拾うんですが、この日は合弁しか拾わないことに… そして、その数 138個!
カバザクラは桜色のものが多いのですが、カバザクラの名前の由来の「蒲色」のカバザクラもこの日は多くて…
▼蒲色カバザクラ~\(^o^)/
Yuigahama201222q_20210101034501
蒲色 52個、桜色 138個、計 190個の合弁のカバザクラを拾いました。
拾ったカバザクラを並べて見ると、穴あきが多いですね~
この穴はツメタガイに穿孔された穴です。
冬に貝殻の打ち上げが多いのは、海水温が低くて死ぬ貝が多いためと思っていたんですが、ツメタガイに食べられちゃったカバザクラも多いですね。190個中108個 57%ものカバザクラが穴あきでした。
※あ、また 108個(煩悩の数)だ💧

今回、桜色と蒲色のカバザクラを分けて並べていて気付いた。
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殻頂部は蒲色なんだけど、周辺部は桜色のカバザクラがあった。
ということは、桜色のカバザクラと蒲色のカバザクラがいるんじゃなくて、何らかの生息環境の違いで色が変わるみたい。トコブシは食べるものによって色が変わるそうなので、カバザクラの色の違いも食べ物によるのでしょうか? カバザクラはプランクトンやデトリタスをこしとって食べてるんですよね? でもその中の何がカバザクラの殻の色に関係しているか?なんて研究はないだろな~
カバザクラはアサリと同じような食性ですよね?⇒「アサリ 食性」で検索
参考⇒おいしいだけじゃない、アサリの話|葛西臨海水族園

あ、また話が他の方へ向かってるので💧 この辺でおしまい。
最後に、蒲色と桜色をそれぞれビニール袋に入れて光にかざしてみたら…
Yuigahama201222r4
キレイ~😊



※これまでの元旦ブログ初めの記事…
2020 子年(ねどし)なので、新年のご挨拶はネズミ貝で
2019 へんなものみっけ!【カサネカンザシ】の群体…
2018 青緑色の卵…エミューの卵
2017 ふくろうトンボ玉、にゃんこの肉球トンボ玉
2016 【ハネガイ】の薄造り…千葉・館山・平砂浦…貝殻拾いの旅2
2015 ガラスのフクロウさん(フラワーベース)
2014 フクロウ腕時計…クラウス・ハーパニエミ&ピエールラニエ
2013 ふくろうハンコ「あうるの森」…邪悪なハンコ屋 しにものぐるい

2020年12月24日 (木)

冬の由比ヶ浜でイトカケ系微小貝拾い

12/22に冬の由比ヶ浜の貝殻拾いに行って
冬の由比ヶ浜の定番…マメウニ系、イトカケ系、桜貝がいっぱい拾えたので、今回はイトカケ系😊
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108個(煩悩の数💧)
先頭(左上隅)のがネジガイなのは分るのですが、それ以降 4段目までがネジガイ、ヒメネジガイタテヨコイトカケ どれなのか? まだまだ精進が足りない私はまとめて「ネジ系」ということで💧

5段目はクリンイトカケ
ところで、5段目中3個と4段目左端…同じですよね💧 並べてて「ん~ どっち? わかんな~い。マメウニ系並べて、今イトカケ系並べてて、この後カバザクラ(桜貝)を並べなくちゃ💦で、ブログ書くのに海にいた時間より長い時間がかかってるってどうなのよ💧」という状況で、イトカケ系に関してはまだまだ精進が必要です😅

6段目はオダマキ
オダマキは色付きなので分類するとき悩まずに済みます😅 7段目右側もオダマキです。

7段目左端の2個はセキモリ

8段目は… 小っちゃくて何だか分りません💧
9段目~(下3段)はイトカケガイ科でもありません。白い微小貝だから一緒に並べてしまった😅

ふ~🍵
並べるのに疲れたので、各種一番大きな一品を鑑賞しておしまい。
Yuigahama201222p2
ネジガイ、クリンイトカケ、オダマキ、セキモリ
こうして1種1個だけ並べると悩まずに済むんですけどね💧

ネジガイイトカケガイ科ネジガイ属
Yuigahama201222p3
ネジガイはチグサガイのように簡単に立たないので、立った画像を撮るのちょっとした工夫が必要です。(斜面に立たせてます)
ネジガイは「捻貝」なので、
↓捻じれた縦肋の様子
Yuigahama201222p4

クリンイトカケイトカケガイ科ナガイトカケガイ属
Yuigahama201222p5
「クリン」は「clean クリーン」じゃなくて「九輪」です。
九輪は、五重塔などのてっぺんについている金属製の九つの輪⇒「九輪」で画像検索
で、このクリンイトカケの螺層は8回巻きなので、名実ともに「九輪糸掛」となるにはもう一巻足りなかった。惜しい😅
2019/02/11に拾ったクリンイトカケは九輪あった😊

オダマキイトカケガイ科オオイトカケ属
Yuigahama201222p6

セキモリイトカケガイ科オオイトカケ属
小っちゃいやつはピント合わせるのが難しくて、撮ってない💧

「イトカケガイ科 難しい」で検索すると、皆さん難しいと言ってます。だよね~😅 でも「みんなまとめてイトカケ系」のままだと、拾うたびにもどかしい思いをするので、
来年は(由比ヶ浜で拾える)イトカケ系を同定できるようになる!ように頑張ります(=^ェ^=)

2020年12月23日 (水)

冬の由比ヶ浜で米粒拾い(コメツブウニなどマメウニ科のウニ殻拾いです)

12/22に冬の由比ヶ浜の貝殻拾いに行って…ヒメヤカタガイ、ミスガイ、オキナガイ、アリソガイ などの逸品が拾えたんですが、
冬の由比ヶ浜の定番…マメウニ系、イトカケ系、桜貝もいっぱい拾えたので、
まずはマメウニ系(タコノマクラ目マメウニ科)から😊
Yuigahama201222o
1段目~3段目 コメツブウニタコノマクラ目マメウニ科) 32個
4段目 コーヒーマメウニ 13個
5段目 オシムギウニ 5個
最下段 ハスノハカシパン 6個
すみません、ハスノハカシパンは、タコノマクラ目ヨウミャクカシパン科で、マメウニ科ではないのですが、由比ヶ浜で拾えた小さなウニ殻ということで、一緒に並べてます😅

全 56個
4種類のウニの殻それぞれ一番大きいの一つずつを並べて観察しましょう。
大きさは…
Yuigahama201222o6
ちっこいので、拡大して観察…
Yuigahama201222o3
Yuigahama201222o2
ウニは殻の下側の真ん中に口があります。そしてマメウニ科の3種(コメツブウニ、コーヒーマメウニ、オシムギウニ)は口の下に小さな穴があって、これが肛門です。ではハスノハカシパンの肛門はどこ?
ココ↓
Yuigahama201222o4a
ウニは正形類と不正形類に大きく分けられます。
正形類でおなじみのウニは、すしネタにもなるムラサキウニやバフンウニです。
正形類のウニの肛門は口とは反対側(殻のてっぺん)にあります。
170506d2
ウニは棘皮動物で、五放射相称という体のつくりをしています。で、ヒトデや正形類のウニはどちらが「前」とは決まっていないようですが、不正形類のウニは前=進行方向が決まっていて、肛門は体の後ろにあります。そりゃまぁ…肛門が体の前にあったらヤダよね💧

ウニの進化は、あなたの知らない○○ワールド 第1回 ウニの世界 ~多種多様なウニ殻の魅力|BuNa(文一総合出版)によりますと『不正形類は、今から約1億8000万年前の中生代ジュラ紀ごろに正形類から分かれ、起源が比較的新しい。』とのこと。なんで肛門の位置を上から後ろに移動する必要があったのかは上記のページに分りやすく説明されています。「あ~なるほど!」とガッテンしました🙂 それと、不正形類の棘が短い理由についてもガッテンです😃

ウニ殻拾いのお供にお薦めの一冊

あれ?
コメツブウニがタコノマクラ目マメウニ科というのは、BISMaLで検索したんですが、ウニハンドブックではタコノマクラ目ではなくカシパン目になってますよ~!「カシパン目」って何?
ウニハンドブックではタコノマクラ目とカシパン目の違いは「2対の耳状骨をもつ」か「1対の耳状骨をもつ」ですが…
「耳状骨 ウニ」で検索すると、2020/12/29時点では「あうるの森」がトップに出てきてしまうので💧 ここは要調査です。。。



※関連記事
2020/04/29 ウニ殻コレクション【まとめ】
Unilamp10a

2020年12月22日 (火)

冬の由比ヶ浜の貝殻拾い…ヒメヤカタガイ、ミスガイ、オキナガイ、アリソガイ

2019年初頭にtwitterで由比ヶ浜でコメツブウニを拾えると知り、それ以来
冬の貝殻拾いは由比ヶ浜がメインになってます。
今シーズンは、11/13にマメウニ系を80個、イトカケ系75個
11/30はクチキレガイ103個拾ったけど、コメツブ系とイトカケ系は振るわず💧
ではもう一度、12/22に行ったら、この日の由比ヶ浜はすごかった~😊
▼8:20由比ヶ浜着
Yuigahama201222a
この日は家で朝ご飯食べてきたから、鎌倉駅から由比ヶ浜へ直行
この日の雲は普通ですね。→11/30の「うろこ雲」はすごかった!

▼由比ガ浜・滑川河口の打ち上げライン
Yuigahama201222b
この打ち上げラインは収穫が期待できそうです。

▼さっそくオダマキ(イトカケガイ科)をみっけ!
Yuigahama201222c
周りにムシボタルがコロコロしてますね。ムシボタルは拾わないのですけど、イトカケ系やコメツブ系が打ち上がってるよ~というサインなので無視はできません。
打ち上げラインに目をやれば…
▼ムシボタルがいっぱいだ~
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そして…
▼朝日に光るムシボタル✨
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▼ムシボタル「密」😅
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▼ネジガイみっけ!
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かなり大きなネジガイです。

ヒメヤカタガイみっけ!
Yuigahama201222iYuigahama201222i2
ヒメヤカタガイは2013年に館山で拾って以来、2個目です(^o^)v
「ヒメヤカタガイ」で検索すると… 約 841 件のレアものです!
レアものだから鑑賞しましょう😊
※実はこのヒメヤカタガイ、打ち上がっていたときは殻に海藻の茎が貫通して破れてました😢 それを、そーっと引き抜き、めくれた薄い殻を優しく押し戻したら、元の形になりました😅 上の画像で白い線のように殻を横切っているのが破れたとこです。この破れは写らないように鑑賞~
▼ヒメヤカタガイの殻は薄いので、光にかざして模様を鑑賞
Yuigahama201222i5
縦縞を横切る帯がチャームポイント💛
▼ヒメヤカタガイの殻頂は白く、縦縞模様は殻頂からやや外れたところから始まる
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▼ヒメヤカタガイの殻口の曲線美~
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「ヒメヤカタガイ」を画像検索すると、軟体部が羽衣のようにひらひらしている画像が出てきます。
ヒメヤカタガイは異鰓上目 オオシイノミガイ上科 ミスガイ科で、異鰓上目⇒異鰓類(いさいるい) - Wikipedia によりますと…『異鰓類にはウミウシ、アメフラシ、クリオネ、ナメクジなど貝殻を失ったものや、失わないまでも極度に退化し小片状になったり体内に埋没したものが多くいる。』とのことで、ヒメヤカタガイの薄い殻は、貝殻を退化させている途中なのでしょうか。

この日はちょっとすごい日だったので、ヒメヤカタガイの他にもう一つ…
ミスガイも拾ってます。
Yuigahama201222j
(左)ミスガイ (右)ヒメヤカタガイ
ミスガイも異鰓上目 オオシイノミガイ上科 ミスガイ科で、ヒメヤカタガイとはお仲間です。同じ科なのに、ミスガイは横縞、ヒメヤカタガイは縦縞と模様の方向が違うのが面白い。
「ミスガイ」で検索すると… 約 104,000 件で、ヒメヤカタガイのように千件未満のレアものではありませんが、見て楽しい貝殻なので、鑑賞~
Yuigahama201222j3
縞々の間に微妙~に色づいた濃淡があるんですよね。
Yuigahama201222j6

ヒメヤカタガイとミスガイを鑑賞するために大きな画像を載せてきましたが、実際の大きさは…
Yuigahama201222j4
かわいい💧

他にもこの日の逸品…
オキナガイオキナガイ科
Yuigahama201222k
オキナガイの殻も白くて薄いです。でも「翁貝」という名前なので、白くて薄い⇒羽衣という連想ができない😅

アリソガイバカガイ科)の幼貝
Yuigahama201222l
幼貝なので砂が透けて見えるほどに薄い貝殻です。
2019年に拾ったアリソガイの幼貝は↓もう少し成長していたので、殻がしっかりしてた。
Yuigahama190420y
そして、成貝になると⇒「アリソガイ」の画像検索結果…なんというか、拾ってもあんまり嬉しくない貝殻です💧 アリソガイを拾うなら幼貝かな。

トコブシの内側の真珠光沢✨キラキラ~
Yuigahama201222m
↑これはごく普通の光景ですが、
↓こっち側
Yuigahama201222m2
エメラルドグリーンの帯だ~😊
トコブシは、カジメ(褐藻)を食べると緑色、オゴノリ(紅藻)を食べると赤になるそうで、これまでにもカラフルなトコブシを拾ってますが、この様なエメラルドグリーンは初めてだ!

ウミイサゴムシの棲管
Yuigahama201222n
11/13に初めて拾ったときのは 10㎜だったのですが、今回は30mm
でも前回は棲管の「管」の様子がよく撮れてたので再掲↓
Yuigahama201113g



この日、由比ヶ浜では定番の
マメウニ系 50個
イトカケ系 108個
カバザクラ(桜貝)190個も拾ったんですが、それはまた別の記事で。

2020年12月15日 (火)

ミネラルショー2020で購入した貝殻【ミサカエカタベ】

ミネラルショー2020で購入した貝殻【キンギョガイ】はブログに載せましたが、もう一つ購入したのが…
ミサカエカタベAngaria delphinus melanacantha リュウテンサザエ科)です。(たぶん)
Katabe15Katabe14
Katabe16Katabe19
Angaria201214m
とある出展者のテーブルの下に貝殻が入った箱があって「どれでも1個500円」
その中から「この先拾うことはないよね?」と思う「形の面白い」貝殻をチョイス。
お店の人に「この貝の名前なんですか?」「さぁ?」だったので、帰ってから同定… が、難しかった~
まず、日本近海産貝類図鑑であたり、これかな?と思ったのが「カタベガイ」
「カタベガイ」で画像検索すると…
棘の大きい「ショウジョウカタベ」が出てくる。これかな?
「ショウジョウカタベ」で検索すると… 約 336 件のレアもの! メルカリで1,500円とか出てくる。
でも「ショウジョウカタベ」で画像検索すると、棘の様子が違う。ショウジョウカタベの棘はもっと華やかで棘が枝分かれしてる。
ん~ 日本近海産貝類図鑑で特徴を確認… と思ったけど、ショウジョウカタベは載ってない。

あ、「日本近海産」だからフィリピンの貝は載ってないんだ! ということに今更ながらに気付く😅
では図書館に行って世界の貝の図鑑を調べる。
そして『世界文化生物大図鑑 貝類』世界文化社に載っていた

「ミサカエカタベガイ」が私が購入したのと特徴が一致する。
「ミサカエカタベガイ」で画像検索すると… 画像少ないね~
それと、貝殻画像検索でおなじみの鳥羽水族館オンラインショップの画像が出てこない?
こういうときは「〇〇ガイ」の「ガイ」をとって、
「ミサカエカタベ」で画像検索すると…
ミサカエカタベ|鳥羽水族館オンラインショップ出てきました~
画像で見た特徴が一致しますから、私が購入したのは「ミサカエカタベ」ですね。やっと同定できました🙂
ではもう少し「ミサカエカタベ」を鑑賞~
Angaria201214b
あ、蓋付きだったんです。だから、打ち上げられたのを拾ったものではなくて、海の中で採取したものなのでしょうね。
Angaria201214i
棘の曲線美…というにはちょっとゴツゴツしてる。
逆さにして置くと…
Angaria201214g
リュウテンサザエ科ですから、棘はサザエの棘と同じようなでき方なんですね。
で、臍孔の内側にも棘があるんですけど…
Angaria201214p
何のため?
それを言ったら、クルマガイ科/クロスジグルマの臍孔のギザギザ歯車も何のため?ですけど😅
Kurumagai06

ところで、「ショウジョウカタベ」で検索した中に↓このページが出てきた。
蛍光ペンのように光る貝:ショウジョウカタベ - 徳島県立博物館
へ~ ブラックライトを当てると光るんだ!
やってみたい😃けど、ブラックライトなんてない。
「ブラックライト」で検索
これなんか↓レジンの硬化にも使えてよさそう。

でも、100均にもブラックライトありそうだよね。
「ブラックライト 100均」で検索すると…
ジギングの必需品!100均で手に入るブラックライト「マジックライトペン」が凄い! らしいので、ダイソーに行って買ってきました😃
Magiclightpen02
ボタンを押すと↓このように光って
Magiclightpen01
ミサカエカタベにマジックライトを当てると
↓こんな感じ…
Magiclightpen03Magiclightpen05
ん~「蛍光ペンのように光る」レベルには達していないような💧
蛍光ペンのように光る貝:ショウジョウカタベ - 徳島県立博物館のページでは、375nmと400nmの紫外線で光らせていた。でもマジックライトペンの波長は? そこまで商品説明には書いてないし、そもそも「ブラックライト」とも書かれていない。「マジックライトペン」ですから紫外線が弱いのかな?
本格的な「ブラックライト」の光を当てたらどうなんだろう?と、Amazonで紫外線の波長も記載されたブラックライトを探してみる…

波長365nm。へ~この波長だとアニサキスを探すのにも使えるんですか!
「アニサキス 見つけ方 ブラックライト」
普段の生活でアニサキスを探す必要に迫られることもないと思うし、貝殻の蛍光を見るためにブラックライトを買うのも。。。 でも、レジンの硬化が早くなるのはいいかも💛

※ところで、「ショウジョウカタベ」の「ショウジョウ」って?
これ?⇒猩猩 - Wikipediaもののけ姫にも出てきた「猩猩」)かと思ったら、違うようです。
『世界文化生物大図鑑 貝類』の「カタベガイ」に…『多くの型がある。図はとげが掌状にならないatrata Reeve型で通常別種とする。]』という記載があり、「ショウジョウ」は「掌状」の様です。
ちなみに、「カタベガイ」の方は?⇒市場魚貝類図鑑でも「不明」です。

2020年12月14日 (月)

ミネラルショー2020で購入した貝殻【キンギョガイ】

2020 第29回東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティ)がコロナ禍のなか感染症対策とチケットの事前販売・最大同時入場者数制限して、12/11(金)~14(月)で開催されました。毎年ミネラルショーに行っている私は、今回はどうしようか~? とは思いましたが、6月のミネラルフェア(新宿)は延期になって行けなかったし、たまには心のリフレッシュが必要ですから、人数制限して感染症対策してるイベントなら大丈夫だよね。と、一番来場者が少ないと思われる最終日14(月)に行ってきました~
新宿ミネラルフェアは会場が狭くて毎年「密」だから開催は無理だろなとは思っていて、それに比べ池袋ミネラルショーは会場が広いから… とは言っても毎年込み合っていましたが、今年は人が少ない(来場者も少ないが、出展者も少ない)ので、会場の通路が歩きやすかったです😅 歩いていて聞こえてきた出展者の会話「今年は中高年の男性の来場者が少ないから…」あ~そういう人たちがお得意様なのね。

さて、私は全然「お得意様」カテゴリーに入る人ではなくて、お買い物金額も子供のお小遣い程度。
そして、今年買ったものは「貝殻」🙂
3階第2会場エリアLのどこかのお店のテーブルの下に貝殻が入った箱があって「どれでも1個500円」
その中に「これ、キンギョだよね?」というのがあって、ギンギョは拾ったことあるけど、キンギョはこの先拾える可能性は低いから買っておこ🙂

これがミネラルショーで買ったキンギョガイザルガイ科)です。
Kingyogai04
↑画像で右側が棘々ザラザラになってます。
そこをアップで見ると~
Kingyogai03
うわぁ~!w(*゚o゚*)w
殻頂側から見ると…
Kingyogai05
靭帯は棘々ザラザラのある側にあります。
二枚貝は靭帯のある方が後ろで、こちら側に入水管・出水管が出ます。
二枚貝の足(斧足)は前方に出て『足を砂泥に突っ込み、先端を膨らませて長さを縮めることで体を砂の中に引き込み、砂に潜る』by Wikipedia なので、砂に潜っていく側の殻の表面に棘々はありません。
↓こういう向きで砂に潜っているんでしょうね?
Kingyogai09
後ろ側:棘々ザラザラを(正面から?)アップで見ると~
Kingyogai06
w(*゚o゚*)w
棘々ザラザラ部分は砂に潜った状態を上から見ると、ちょうど全面を覆うようになってるようです。
この棘々ザラザラは何のためにこうなっているのでしょう?
二枚貝は砂に潜って水管だけを砂の上に出してるんですよね。このとき殻の一部も砂の上に出てしまうと外敵に見つかることもある。でもこの棘々ザラザラがあると、そこに砂が引っかかって身を隠すのに適してる(あ、身は殻の中に隠してるから、殻を隠すのに適している)のかな?
この棘々ザラザラ「わさびおろし」に使えそう。でも、わさびおろし金はもっと目が細かいのか。じゃぁ、大根おろし? には ちょっと貝殻が小さい😅
あ、このキンギョガイの大きさは… 5㎝ほど。
Kingyogai01Kingyogai02

もう少しキンギョガイの貝殻を鑑賞~
Kingyogai07
↑棘々の列は左右交互になっていて、
↓二枚貝の合わせ目がピタッとギザギザ~
Kingyogai09a

Kingyogai11
はぁ~ この造形美😊



※これまでミネラルショーで買ったもの
2018/07/16 貝殻拾いはオフシーズンだから…【キュウリイシ】を観賞~
Kyuriisi2017k

2014/03/15 黒曜石のフクロウさん
Kokuyosekifukuro2

2011/10/12 アオギリの実
アオギリの実

これらの記事全部ミネラルショーの記事ではなく、何かの記事の中で「去年 池袋のミネラルショーで…」ってパターンだ😅

もう一つあった~
2019/05/28 カメは甲羅を脱げない!…博物倶楽部@渋谷区ふれあい植物センター
カメの甲羅Kamekoura02

より以前の記事一覧

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