桜貝…最後から二番目の恋

貝殻拾い【桜貝】鎌倉・材木座/由比ヶ浜を書いていて、桜貝でもう一つ書いておきたいことがあったんですが、なんだっけ?
思い出しました。桜貝といえば「最後から二番目の恋」です。(2012年放送)
和平さん(中井貴一)が桜貝を集めてたんです。
なんで和平さんが桜貝を集めていたかというと…
亡くなった奥さんが桜貝を集めていたから…
奥さんが亡くなってから8年も経つのに、桜貝を集めて続けている…
桜貝を入れた小瓶をいとおしそうに撫でる和平さん…
最終話では、奥さんが好きだったという場所でバーベキューをするとき、杭の上にその桜貝の小瓶を置いてる和平さん… ※
で、「最後から二番目の恋」をみていて桜貝を拾いたい~って気持ちが高まりまして…
貝殻拾いに行ったら桜貝!と思っていたので、鎌倉・材木座/由比ヶ浜に桜貝を拾いに行ったんですね~(^_^)
※ところで、材木座で桜貝を拾った後だから気付いたんですけど…
8年間も桜貝を拾い続けていたら、桜貝は小瓶から溢れちゃうんじゃない? 大瓶にしなくちゃ(^^;
あ、桜貝は1日1個拾ったら、それで終わりかな?(私みたいに海岸の隅から隅まで徹底的に拾い尽くしたりはしないのですね(^^;)
1日1個でも、365×8=2920個になりますけど。。。
※そんな和平さんにちょっと惹かれたりもするんですが、「それでいいの?」と思ったりもして、微妙~ なところがこのドラマの面白さでしたね。
あ、そうだ。なんで「最後から二番目」なの? そこを復習しておきましょうね。
最終話の千明(小泉今日子)のナレーションより…
『もしこれから誰かと恋をするとしたら
それを最後の恋だと思うのはやめよう
次の恋は最後から二番目の恋だ
その方が人生はファンキーだ』
※続・最後から二番目の恋(第10話 2014年放送)で、亡くなった奥さんがなぜ桜貝を集めていたのか?その理由が10年の時を経て明らかになりました~!
「今日はいいの見つかりました? 桜貝」千明
「はは、まあまあですね。最近少なくなりました。ほんとに」和平
「もう10年になるんですよね」千明
「はい」和平
「ほんとに何のために集めてたんでしょうね? 奥様」千明
「はぁ…そっすね」和平
「どういうこと?」典子
「どういうことってさ、あいつ毎朝 桜貝集めてたろ。あの海岸で」和平
「ん」典子
「それが何のためだったのか、ずーっと分からないままだってこと」和平
「え!?お兄ちゃん知らないの?私知ってるけど」典子
「え、どういうことだよ?」和平
「何で典姉(のりねえ)知ってんの?」真平
「何でって、言ってたもん、私に」典子
「え~!お前、なっ何で教えてくんないんだよ!」和平
「ごめん。だって聞かれなかったから」典子
「ということは、お兄ちゃんが桜貝の謎をずっと考えていたということを典姉(のりねえ)は知らなかったのではないかと」万理子
「そうよ~ いや、みんな知ってんのかと思ってた~」典子
「なんだよ~ おまえ」和平
「え?」典子
「あらららら…」千明
「で、どうして?」えりな
「そうそう、何なの?」真平
「いや、だからさ~ 真平がね、このナガクラを始めた時に、表の看板とかメニュー表を自分で作ってたでしょ。で、それを見てお姉さんが、私は何もしてあげられないけど、せめて 鎌倉らしく桜貝で飾り付けをして、真平へプレゼントしたいんだって言ってた」典子
「あっ…そういうことだったのか… あいつらしいな」和平
「ですな」万里子
「だね」真平
「やりたいな、私」えりな
「ねえ?ご飯終わったらみんなでやらない?ねぇ、兄貴」真平
「おう!やろう」和平
…ということで、みんなでナガクラの看板やメニューを桜貝で飾ります(^^)
桜貝いっぱい!
メニューボードに飾り付けた桜貝↑注目ポイントは、貝殻に穴が開いてるってこと。これツメタガイに穿孔された穴ですね(^o^;
私が鎌倉・材木座海岸で拾った桜貝もツメタガイに穿孔されたもの多数でした(^^;
桜貝で飾り付けたカフェ「ナガクラ」 いいですね~
※ところで、『8年間も桜貝を拾い続けていたら、桜貝は小瓶から溢れちゃうんじゃない? 大瓶にしなくちゃ(^^;』と書きましたが、続・最後から二番目の恋では…
大瓶もありました~(^o^)
※2025/06/23 続・続・最後から二番目の恋 が最終回を迎えてしまいました~🥹
最終回(第11話)のサブタイトルは『いくつになっても、未来に恋していたい』でした。
最後から二番目の恋 が「続」「続・続」となり、千明も和平も…みんなが歳をとり
最後から二番目の恋 の「恋」の意味も変わってきたようです。
それを、千明の最後のナレーションから…
寂しくない大人なんていない。
でも、その寂しさは 悪いことばかりではないかもしれない。
寂しいからこそ残りの人生を大切にしたいと願うのだから。
人を好きでいよう。誰かを好きでいたら、きっと 誰かも自分を好きになってくれるから。
世の中を嘆き、過去を美化するのはやめよう。
正しく素敵な方向に向かっていることも たくさんあるはずだ。それを信じよう。
せっかく今日まで生きてきたんだ。それだけで偉いんだ。そう自分を肯定しよう。
もちろん、自分でない人の人生も肯定しよう。
そうすれば~ 世界は やさしく 回ってゆく。
そして、未来の自分に恋をし続けよう。
60歳、楽しいことがまだまだ~ まだまだ、絶対ある。

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