(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型…開発中
夏休み科学工作の季節がやってきました〜
去年は、かなり本物に似てる『(飛ぶ種)フタバガキの種子の模型』を開発しましたので、今年は『(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型』を開発中です。
※あ、私が子どもの夏休みの工作をするわけじゃありませんよ。うちの子供たちは既に小学校を卒業してしまいましたから(^^; 夏休みの科学体験イベントで『飛ぶ種の模型』をやるために、現在その準備中なんです。
木の実好き(飛ぶ種好き)の私のコンセプトは『飛ぶ種の模型は、本物に似てること。「飛ぶおもちゃ」にはしない。』
例えば、去年作った『(飛ぶ種)フタバガキの種子の模型』はこれ↓
左側が本物で、右側が模型。ね、似てるでしょ(^_^)
で、今年開発中の『(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型』がこれ↓
上が本物で、下が模型。ん〜アルソミトラの種子は透き通るほどに薄いのですが、さすがに安価にそこまで再現できる素材はありませんでした。
アルソミトラの種子の写真を撮って、それを普通紙にプリントしています。「そっくり」とは言えませんが、かなり似てるでしょ(^_^;
普通紙にプリントしたアルソミトラの種子を、種子の形に切って飛ばすと… 落ち葉のようにひらひらと舞い落ちてしまいます。アルソミトラの種子は翼がピンと平らに張ってるのですが、普通紙では「へな〜」と曲がってしまい翼にならないのです。
一般には、アルソミトラの模型←この様に発泡スチロールを薄くスライスして作られます。でも、これだと「飛ぶおもちゃ」です。
木の実大好き人間として、ここがちょっと残念です。
飛ぶ種の模型作りで、「種子には何でこんなにいろんな形があるのかな?」って、子供たちに語りかけ、考えさせる機会にして欲しいな〜って思います。
だから、アルソミトラの模型も本物に似たものにしたいのです。でも、紙だと「へな〜」と曲がってしまうのをどうしたかというと… こうしました↓
翼の前縁にスチレンペーパーを細〜く切ったものを両面テープで貼り付け、翼がピンと張るようにしました。中央の種のところには透明ビニールテープを4,5枚貼って重量バランスを調整してます。
この「(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型」では、やっぱりちょっと重いので、本物や発泡スチロールをスライスした模型ほど「ふわふわ」と飛ぶ感じにはなりませんが、「す〜」と滑空します(^o^)
※本物のアルソミトラの種子が飛んでいる様子は…
⇒NIPPNの企業CM「翼の種子アルソミトラ」
このページの下の方の[テイクオフ編]と[飛翔編]をクリックし、黒い動画枠の下にある再生ボタンをクリックしてご覧ください。
※「(飛ぶ種)アルソミトラの種子の模型」を作るために…
→鎌倉で世界の木の実…Plants×軽井沢ジャムこばやし で、アルソミトラ・マクロカルパ「飛ぶ種」を購入しました〜(^o^)
※2013/07/25 開発終了〜
でも、この紙製アルソミトラはあんまり飛ばなかったので(^^; こちらをお薦めしておきます。
⇒発砲スチロールペーパーで(飛ぶ種)アルソミトラの模型を作る|正多面体クラブ
※8/5(月)戸田競艇場「少年少女サマーフェスティバル」で飛ぶ種の模型(アルソミトラとフタバガキ)実施予定です。
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