ススキの穂が実る時期は十五夜の頃じゃなくて今なんだ～

十五夜というと、こういうイメージありますよね⇒「十五夜 ススキ 団子」で画像検索
2013年の十五夜（中秋の名月）は9月19日でした。で、そのころ「ススキの穂」を探しに多摩川の河原に行ったのですが、ススキの穂が見つかりませんでした。あれ～最近植生が変わってしまったの？ 昔は河原一面にススキの穂が揺れていたのに～(^^; と、思っていたのですが…
このまえ多摩川の土手を自転車で走ったら、河原一面にススキの穂が揺れてます～

ススキの穂が実る時期って（東京多摩地域では）十五夜の頃じゃなくて、今なんだ～！

▽黄金色ではなく、白銀色に輝くススキの穂（黄金色になるのはもうちょっとあと）

▽秋風にたなびくススキの穂

「十五夜 ススキ 団子」でイメージするススキは↑この形ですね(=^ェ^=)

※関連記事
・パンパスグラス（Pampas grass）…キツネのしっぽ

・茅葺き屋根…昭和記念公園・こもれびの里

ススキは茅葺き屋根の材料として使われるんです。
⇒かやぶきの基礎知識｜かやぶき工舎によりますと…
『茅とは屋根を葺く草の総称のことで、茅という植物はありません。』とのことです。

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あれ？ 十五夜の頃にはお花屋さんにススキがありますよね～。十五夜の頃、東京でまだススキの穂が実ってないなら、お花屋さんのススキの穂はどこから来たの？
お花だったら暖かい南の地方から来ますが、ススキの穂は～寒い北の地方から来るのでしょうか？
桜の開花は南→北ですが、ススキは北→南なのでしょうか？
「桜前線」と同じように「ススキ前線」っていうのがあるのでしょうか？
「ススキ前線」で画像検索… ありました～！
⇒白露・ススキの開花前線｜住まいネット新聞「びお」 ←リンク切れ
⇒ススキ前線！ - ﾌｨｯｼｬｰﾏﾝの一日！ ←リンク切れ
この二つで微妙に違いはありますが、どちらも北→南です。
新たに探した「ススキ前線」が出ているページ ⇒名月とススキ | 青柳庵日記
地図は出てないけど…⇒すすきの開花｜生物季節観測｜お天気.com

そして東京は…9月上旬…十五夜です。あれ？でも、実際には今ですよ？
あ～！これ「開花前線」です。
9月上旬にススキの花は開花するけど、「穂が実る」のは10月なんだ～

ところで、「ススキの花」ってどんなの？ こちらに写真がありました…
⇒ススキの花が咲いています。 ｜いわきのひみつ基地日記
『イネ科の植物なので花びらはなくて　雄しべと雌しべだけの花です。』
ススキの花って、こんなんだったのですか～

※自分でもススキの花を観察してみました。
2015/09/07 ススキの花穂 雄しべは黄色

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あ、「十五夜 ススキ 団子」で画像検索 の画像を改めて見ると… ススキの穂が実って「ふわふわ」状態ではなく、まだ「すー」っとした細い穂ですね～
そうか、十五夜のススキは、開花した頃のススキの穂だったのか～

※関連記事：セイタカアワダチソウ （負けるなススキ）

2014/09/07 十五夜にススキの穂はまだちょっと… 多摩川（府中市）

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※2014/10/18 面白い写真を見つけました～
⇒ススキの穂を食べる「子スズメ」さん♪｜レンズの向こうに君がいる
スズメさん、か～わいい(^o^)  このページ↑の写真、キレイですね～(*ﾟoﾟ*)

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