初めてキカラスウリの実をゲットしたんですが…

この黄色い実を見ていると「中はどうなってるの?」と見てみたくなります(^^)
あ、それに、種子の形を図鑑と見比べて、これがキカラスウリの実だってことを確認しないといけません。
だから、キカラスウリの実を切ってみました~(^o^)

縦に切ろうか? 輪切りにしようか? 悩んだのですが、まずは縦に切ってみました。
ウリ科の植物なので、種子はキュウリと同じように並んでいます。
縦に切った後で、今度は横に=輪切りにしてみました。

種子の周りに果肉がいっぱいべちょべちょしてて見にくいですが、種子は中心から放射状に並んでいます。実の表面に「しわ」がありましたが、そのしわは種子の並びの境目にできているようです。
さて、この果肉でべちょべちょの中から種子をとりだして観察するのですが、どうせやるなら全部掻き出して、種子が何個あるのか? 調べて見たいですよね~(^^?
ちょっと頑張ってみました~(^o^)

一つの実の中に入っていた種子の数… 約200個です。
種子の周りに絡みついている果肉を一つ一つ手でとって… 途中で流れてしまったものや、割れてしまったものがあるので、写真を撮って数えると195個でしたが、約200個です。
キカラスウリの実の果皮はかなり厚いです。

ピーマン、というより パプリカ ぐらいの果皮の厚さです。
↓キカラスウリの種子をもっとアップで見てみましょう。

「キカラスウリ 種子」で画像検索した中に…『カキの種とも形容される』という記述を見つけましが、私のイメージは「大きなスイカの種」(ちなみに、スイカもウリ科です。)
あ、そうだ、カラスウリとキカラスウリ 花は似ているのですが…
⇒「カラスウリ」で画像検索
⇒「キカラスウリ」で画像検索
…種子の形は全然違います。
↓昔採ったカラスウリの種子

ね~、カラスウリとキカラスウリ の種子の形、全然違うでしょ。何でこんなに違うの?(名前は1文字しか違わないのに~)
カラスウリ - Wikipediaの「生態」の記述が面白かったです…
『こうした目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性のガを引き寄せるためであると考えられており』 へ~
『…しかし名前と異なり、特にカラスの好物という観察例はほとんどない。』 そうなんだ~(^^;
カラスウリ - 草木図譜←こちらの解説もどうぞ。白い花の写真が綺麗です。
↑こちらのページより…
『種子はよく「カマキリの頭のような形」と形容され』 ん、カマキリの頭に見えまね~(^o^)
『最近になって言われ始めたような気がしますが、逆さに見て「打ち出の小槌」に見立てる人も多いようです。分からなくはないのですが、私個人としては大黒様の顔に見立てた方が自然なように思えます』 そうですね、私にも「打ち出の小槌」には見えません。「大黒様」には~ あ、見えた!(^o^)!
大黒様
カラスウリの種子
カラスウリ - 草木図譜より…『あるいはよく見ると、大きな耳を持った福の神・大黒様の顔にも見えてきます。…このことから、財布の中に入れて福徳を願うという習慣もあります。』←これ、やってみようかな~(^o^)
※え~、大黒様のご尊顔を拝借しましたのはこちらからです m(_ _)m
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