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2014年2月25日 (火)

貝殻拾い初め…和田長浜海岸…まとめ

1月25日に「貝殻拾い初め」に和田長浜海岸に行って、意外と私にとっての「初物」が拾えました~(^o^)v
それをちょこちょこブログに載せてたら、1ヵ月も経ってしまいましたが、やっと「まとめ」です。

W01 貝殻拾い初め…和田長浜海岸で、ハナマルユキとハナビラダカラ
W02 三浦海岸で大根がいっぱい!
W03 チクサガイなど、小っちゃな貝を拾い集めて…和田長浜海岸
W04 貝殻拾い【ネジガイ】…和田長浜海岸で
W05 トコブシの内側の真珠光沢がキレイ~
W06 てっぺんに穴の開いた貝【スカシガイ】【テンガイ】【クズヤガイ】…和田長浜海岸
W07 貝殻拾い【ウスユキミノガイ】それとも【ハネガイ】? それと【オトメガサ】…和田長浜海岸
W08 フジツボは貝類じゃなくて甲殻類なんですって~!
W09 貝殻拾い【シロアオリ】…和田長浜海岸
W10 キクザルガイ科の貝…和田長浜海岸
W11 貝殻拾い【ハボウキガイ】…和田長浜海岸
W12 貝殻拾い【ベッコウガサ】…和田長浜海岸
W13 ビーチコーミング…和田長浜海岸で【三つ割れのクルミ】
W14 貝殻拾い【タツナミガイ】…和田長浜海岸(三浦半島)
W15 貝殻拾い【ホウシュノタマ】【ハギノツユ】…和田長浜海岸

ん~和田長浜海岸・・・貝殻拾いには絶好の海岸ですね~(^_^)

※和田長浜海岸の記事
2013/10/28 貝殻拾い…和田長浜海岸(三浦半島)…まとめ
2013/12/11 今年〆の貝殻拾い…和田長浜海岸(三浦半島)


2014年2月24日 (月)

貝殻拾い【ホウシュノタマ】【ハギノツユ】…和田長浜海岸

※この記事を書いたときは「貝殻拾い1年生」で、タイトルは【ホウシュノタマ】【フロガイダマシ】だったのですが、「貝殻拾い6年生」になって「フロガイダマシじゃなくて、ハギノツユかも?!」と間違いに気づいたので、訂正してます。

和田長浜海岸で拾った私にとっては「初物」の「ホウシュノタマ」とフロガイダマシハギノツユ」です。たぶん(^o^)
Hosyunotamafurogaidamashi03
上段3つがホウシュノタマ ←画像検索結果と見比べてみると、たぶんそうです。
下段2つがフロガイダマシ ハギノツユ
※2018/04/15 フロガイダマシではないことに気づきました。→ハギノツユかも?

↓殻頂側から螺層を鑑賞~
Hosyunotamafurogaidamashi04
どちらもタマガイ科の貝で、くるっと丸っこいのがカワイイです(^o^)
↓横から殻の模様を鑑賞~
Hosyunotamafurogaidamashi05
あ、手前のフロガイダマシハギノツユにピントが合って、奥のホウシュノタマがボケてます(^^;

↓実際の大きさはこれくらい。小っちゃい貝殻です。
Hosyunotamafurogaidamashi01 Hosyunotamafurogaidamashi02

ホウシュノタマは「宝珠の玉」だそうです。
「宝珠の玉」とは…『頭部がとがり、その左右両側から火炎が燃え上がっている状態にかたどった玉。如意宝珠を表したもの。』と出てきますが、「如意宝珠」って何?
如意宝珠 - Wikipediaによりますと…『仏教において様々な霊験を表すとされる宝の珠のこと。』 へ~、それはチョットありがたい貝殻を拾ったってことかな(^_^)

言葉の説明より画像で見た方が分かりやすいですね…
「宝珠の玉」で画像検索
「如意宝珠」で画像検索 ←これを見て思ったんですけど、
「サンキャッチャー」で画像検索 ←これと似てますよね~(^o^;

※「タマガイ科」の関連記事
貝殻拾い【ネコガイ】【ネズミガイ】…三戸浜(三浦半島)
貝殻拾い…千葉・富津岬…巻き貝編
貝殻拾い【ヌノメリスガイ】…三浦半島の海岸で

2018/05/21 貝殻拾い【フロガイダマシ】…和田長浜(三浦半島)
2018/04/15 貝殻拾い【ハギノツユ】?…和田長浜海岸(三浦半島)


2014年2月23日 (日)

貝殻拾い【タツナミガイ】…和田長浜海岸(三浦半島)

和田長浜海岸で拾った私にとっては「初物」の「タツナミガイ」です(^o^)
Tatunamigai01
白くて面白い形の貝殻です。
↓こういうふうに見ると~
Tatunamigai02
波が立ってるように見えます。あ~それで「タツナミガイ(立浪貝)」なんですね。たぶん
↓横から見ると、こんなふうにねじれてます。
タツナミガイの殻~ねじれてます
これ、二枚貝の片割れじゃないですよね。この形じゃ二枚合わさらないし~
巻貝でもないですよね。
「タツナミガイ」で画像検索すると、この貝殻と同じ形の画像の他に、もにゃもにゃと藻が生えたような変な生き物の画像がたくさんでて来るんですが・・・
あ~!
タツナミガイって貝じゃなくてアメフラシの仲間なんですか~!

タツナミガイ - Wikipediaによりますと…
『体長は20cm、時に25cmに達する。』 え~!そんなに大きくなるの~!
私の拾った殻は2~3cmですよ。あ、アメフラシの殻は退化してるから、体の大きさに比べれば小さいんですよね。
『アメフラシがしなやかに身をくねらせるのに対して、タツナミガイはでんと底質の上に鎮座する。』 へ~(^o^)
殻 - タツナミガイ - Wikipedia
『この背面の穴の内側に、外套膜に半ば包まれたがある。』←またまた出てきました「外套膜(がいとうまく)」
『ただしアメフラシのそれが膜状に柔らかくなっているのに比べ、タツナミガイのそれは薄いながらも石灰化して硬い。時に砂浜にそれが単体で打ち上げられることもある。そのため貝類図鑑にも載ることがある。』←ん、この殻を見たら普通の人は貝殻だと思いますよね(^^;
『その先端に巻貝の形の名残があって渦巻きに近い形になっている。』←殻のねじれは巻貝のなごりだったのか~



※「外套膜」の関連記事:タカラガイの外套膜が凄すぎます〜!


わ~!このタツナミガイの殻は~
取り出したてのタツナミガイの貝殻、妖しい… - img.ly ←リンク切れ
確かに妖しい美しさです!


タツナミガイの殻じゃなくて、体を和田長浜海岸で見ました~!
2014/03/02 雨の和田長浜海岸で貝殻拾い~【タツナミガイ】
2014/03/08 和田長浜海岸でタツナミガイ×3…立浪~波~波~

さらに大量のタツナミガイが打ち上げられてました~
2014/03/16 貝殻拾い…三戸浜・和田長浜(三浦半島)で春の息吹

2014年2月19日 (水)

ビーチコーミング…和田長浜海岸で【三つ割れのクルミ】

いつもは「貝殻拾い【貝の名前】…海岸の名前」というタイトルで書いているのですが、今日のネタは貝殻じゃなくてクルミ(木の実)なので、「ビーチコーミング」にしてみました~(^o^)
↓和田長浜海岸で拾ったクルミです。
Kurumi01
クルミなんて珍しくないじゃん。と思われるかもしれませんが、このクルミはちょっと違ったんです。
↓ほら!
Kurumi03
クルミの実は普通は2つ割れですが、この実は3つ割れですよ~w(*゚o゚*)w
海岸で木の実のレア物を拾うとは思いませんでした(^o^)

私の他にも三つ割れのクルミをゲットした人いるかな~?と
「クルミ 三つ」で画像検索してみたら~ いました!いました(^o^)
珍しい三つ割のクルミw|大切なものを大切に☆彡
オニグルミの構造|小人閑居してなにを成すやら ←四つ割れもある~!
チビちゃん系と変異系|くるみ : Tran de nuit ←双子ちゃんもいる~!!
※残念なことに、2021年現在これらのページは無くなっていました。

オニグルミの構造|小人閑居してなにを成すやらによりますと…『約5%はAのように3つに割ることができるものがある。』 へ~!そんなに高頻度で三つ割れクルミがあるんですか~
今度オニグルミを百個拾って三つ割れクルミを探してみようかな~(^o^)
関連記事:オニグルミを拾いに…: あうるの森
このときオニグルミを200個以上拾っているのですが、実は~
『外果皮がまだ緑のものもたくさんあって、どうやって内果皮を取り出したらいいの?』と考えた末、リスさんのように土に埋めておこう!と埋めておいたら・・・
二三ヵ月後に掘り出しに行ったのですが、埋めた場所を忘れてる~(>_<)
リスさんはあちこちにクルミの実を埋めて(貯食)、時々埋めたクルミを食べるの忘れて(場所を忘れて?)、春になると食べ忘れられたクルミの実が芽吹くんですよね~
リスさんは時々忘れます。私も時々忘れます。でもリスさんと違ってあちこちに埋めたんじゃなくて、一箇所にまとめて埋めたから、回収率ゼロ(^^;;
この次オニグルミ採集をするときは、埋めるのはやめときます(^o^;

「リス 貯食」で検索して面白いページを見つけました。
ニホンリスの貯食行動によるオニグルミの更新|独立行政法人 森林総合研究所
リスさんの貯食行動はオニグルミの種子散布に役立ってるんですね~ 面白~い(^o^)



※木の実「三」の関連記事
2013/03/19 ムクロジの実…3心皮がすべて発達した実を発見!

2013/03/21 ムクロジの実 三兄弟

2013/08/19 翼果が3枚のトウカエデ
Acer buergerianum

2013/09/09 エダマメの鞘の皮が3枚…レア物!
Edamame1

※2014/09/21 和田長浜海岸で「モダマ」を拾いました~!
名も知らぬ遠き島より流れ寄る藻玉(もだま)の実一つ…和田長浜海岸でビーチコーミング
Modama140921a

2014年2月18日 (火)

貝殻拾い【ベッコウガサ】…和田長浜海岸

和田長浜海岸で拾ったベッコウガサです。
Bekkogasa01
ベッコウガサは貝殻の内側を見るとキレイです(^_^)
Bekkogasa02
光にかざすと「ベッコウ」って感じがします(^o^)
Bekkogasa03

※関連記事:貝殻拾い【ベッコウガサ】…秋谷海岸・立石公園・荒崎海岸(横須賀市)

2014年2月17日 (月)

貝殻拾い【ハボウキガイ】…和田長浜海岸

和田長浜海岸で拾った(またまた)初物(^o^)
ハボウキガイです。(たぶん)
Haboukigai01
拾ったときは、わ!カゲロウガイだ!と思ったのですが…
ちょっとカゲロウガイより殻の幅が狭いです。
で、帰ってから調べて見ると~
いつものように材木座海産貝類で…
材木座海産貝類 > 翼型亜綱 > ウグイスガイ目 > ハボウキガイ科
私が拾った貝殻はハボウキガイだ~(^o^) と思ったのですが、その隣の「タイラギ」を見ると、これも似てる~
材木座海産貝類によりますと…『「はぼうき」とは、鳥の羽を集めて作った小形の箒「羽箒」のことで、この貝の形が羽箒を連想させるのでこの名があります。』 へ~
「羽箒」で画像検索 あれ、意外と羽一枚の羽箒の画像が多いですね。私のイメージする羽箒は鳥の羽を集めて作った方です。
で、ハボウキガイかタイラギか微妙なんですが、イメージ的にはハボウキガイ(羽箒貝)の方が良いネーミングなので…ここはハボウキガイってことで(=^ェ^=)
※ハボウキガイとタイラギの見分け方を調べて見ると、貝柱がタイラギは大きく、ハボウキガイは小さいそうですが、私が拾うのは貝殻だから貝柱を見ることはできません(^^;

では大きな画像で鑑賞しましょう~
Haboukigai02
羽箒って感じしますね~(^o^)
カゲロウガイのように光に透けるかな~?
Haboukigai03
カゲロウガイほどの透明感はありませんでしたけど、薄い貝殻です。
カゲロウガイの透明感のある貝殻はこちら…
貝殻拾い【カゲロウガイ】…和田長浜海岸(三浦半島)
あ~こっちから見ると、殻の先端の方に小さな棘々がありますよ~
Haboukigai04



※参考リンク⇒丹後の海の生き物(ハボウキガイ)/京都府ホームページ
『近縁種の「タイラギ」同様、貝殻の尖った方(殻頂)を砂泥底に突き立てた状態で生息し、30センチを超えて成長します。』 へ~!そんなに大きくなるんですか~!

「ハボウキガイ」で画像検索すると~ 『貝殻の尖った方(殻頂)を砂泥底に突き立てた状態で生息』してる画像が出てきます。こんな格好で棲息していて、いったい何を食べているのでしょう?
アマモ場の生きものとくらし|横須賀市によりますと…『ろ過食』となってます。プランクトンなどを濃しとって食べているのですね。

2014年2月14日 (金)

【カスリイシガキモドキ】貝殻拾い…和田長浜海岸

※2015/12/30訂正
初出時のタイトルは『キクザルガイ科の貝』だったのですが、「これは『カスリイシガキモドキ』ですよ。」とご教示いただきまして…教えて頂いたのは何ヶ月も前のことなんですが、すぐに訂正しないでいたら、今日になってしまいました(汗;) タイトルを変更しました。
カスリイシガキモドキは…翼形亜綱・イタヤガイ目・ネズミノテ科
一方、キクザルガイ科は…異歯亜綱・マルスダレガイ目・キクザルガイ科 で、ぜんぜん違ってた(汗;)

タイトルは訂正しましたが、本文は初出時のまま残しておきます。貝殻拾い1年生の私がどんな間違いをしたかも、貝の同定は難しい~という一例/参考になるかな(^^?
(タイトル訂正時の私は、貝殻拾い3年生です。)


1月25日に貝殻拾い初めに和田長浜海岸に行って拾った、私にとっては「初物」
Kikuzarugai12
またまた「この貝 何?」でしたので、調べまくって~
「キクザルガイ科」の貝のようです。
「キクザルガイ科」で画像検索
ん~ 私の拾った貝殻はかなり摩耗しているので… でも、たぶんキクザルガイ科の貝ですよね~
私が拾った貝殻は合弁で、殻をちょっと開けた状態で見ると面白いんです(^o^)
Kikuzarugai04
フライパン(蓋付き)って感じ(^o^; カエルが口を開けているようにも見える(^^?
Kikuzarugai03 怪獣だぞ~



※2015/12/29 2015年〆の貝殻拾い…三戸浜(三浦半島)でカスリイシガキモドキを拾ったので、それをブログに書いていて、こちらの記事を訂正しないままにしていたことを思い出し… この記事を読み直して⇒「キクザルガイ科」で画像検索を見てみると… あ~このページのカスリイシガキモドキの画像が出てきてしまう~(≧σ≦)
「あうるの森」から間違った情報を流しちゃっる~! しかも、そこそこ上位に出てきている。汗;汗;だ~~!と、遅まきながら、慌てて訂正した次第です。

教訓:ネットに発信した情報の間違いに気づいたら、速やかに訂正しましょう。

2014年2月13日 (木)

貝殻拾い【シロアオリ】…和田長浜海岸

1月25日に貝殻拾い初めに和田長浜海岸に行って拾った「初物」
Siroaorigai12
この貝 何? 調べまくってやっとたどり着きました~
シロアオリ」のようです。
「シロアオリ 貝」で画像検索すると… 出てくる画像は非常に少ないんですが、私が拾ったのは「シロアオリ」ですね。
「シロアオリ 貝」の検索結果はたった64件です。

シロアオリを鑑賞しましょう~
Siroaorigai05
シロアオリは二枚貝マクガイ科で、鉸歯(こうし:二枚貝の殻と殻を合わせるための歯)の様子が面白いですね~(^o^)
Siroaorigai06

こういうレア物貝の解説は、材木座海産貝類のお世話になりましょう。いつもお世話になっております m(_ _)m
材木座海産貝類 > 翼型亜綱 > マクガイ科 によりますと…
シロアオリ(白障泥)』←へ~漢字だとこんな字なんだ~!
『あおりとはしょうでいともいい、毛皮などでつくった泥よけの馬具で、…』
「障泥」で画像検索すると~ 障泥(あおり)ってこんな物なんだ~ シロアオリと形が似てますね~

あ~! アオリイカって漢字では「障泥烏賊」って書くのですね。
「障泥 あおり」で画像検索すると、馬具とアオリイカの画像が出てきますが、アオリイカの「アオリ」は障泥(あおり)だったんだ~!

※その後、合弁のシロアオリを拾いました。
2014/06/02 貝殻拾い【シロアオリ】(合弁)…三戸浜(三浦半島)


 

2014年2月11日 (火)

貝殻拾い…雪はふるふる 城ヶ島の磯に♪

城ヶ島に貝殻拾いに行ってきました~(^o^)/
Jogashima140211e
まずまずの収穫ですが、「雪はふるふる城ヶ島の磯に♪」と、なかなか大変な、でも楽しい貝殻拾いでした~(^o^;

朝6時に家を出て~ 曇り空だから海岸は寒いだろうな~と思っていたら・・・
京浜急行で横須賀を過ぎたあたりから車窓に白いものがちらほら。
え~!雪? 今日は一日曇りじゃないの?
三崎口に近づくにつれて降る雪は増し、家々の屋根には雪がうっすらと積もってる。
三崎口駅のコンビニで足裏カイロとホッカイロを購入し、雪が降る中を、三崎口駅から城ヶ島行きのバスに乗る。
城ヶ島の白秋碑前バス停で降りると、雪と風で寒~い(>_<)
雪が風に吹かれて横殴りに舞い散る中を(と言ってもたいしたことありませんけど(^^;)→城ヶ島公園→安房(あわ)灯台を目指します。途中、城ヶ島公園の入り口の屋根のあるベンチのところで、足裏カイロとホッカイロを装着し、いざ極寒の冬の海辺へ!

▽城ヶ島公園の高台から見下ろす安房崎灯台
Jogashima140211
ここ、ここ!「貝殻拾い 城ヶ島」で検索すると色んなブログで書かれている「安房崎灯台」の「貝殻の吹き溜まり」ですよ~(^o^)
▽城ヶ島・安房崎の貝殻の吹き溜まり~
Jogashima140211b
貝殻のかけらがザックザク(^o^) 赤いのはアカフジツボのかけらです。
▽アカフジツボの殻~
Akafujitubo
え~「貝殻のかけらがザックザク」と書きましたが、フジツボは貝じゃありません(^^;
フジツボは貝類じゃなくて甲殻類なんですって~!
という驚きの事実を知ったばかりでしたので、フジツボの殻を集中的に拾っちゃいました(=^ェ^=)
でも、ここにはチビダカラはありましたが、そこそこの大きさのタカラガイはほとんどなく、
雪はふるふる 城ヶ島の磯に♪という状態で、あまりにも寒いので、次のポイントへ…

次に目指すは、砂浜のある赤羽根海岸
▽遊歩道から見下ろす赤羽根海岸
Jogashima140211c
赤羽根海岸へはどうやって降りるの?
▽赤羽根海岸へ降りる山道
Jogashima140211d
人ひとりが通れる急坂(階段あり)でなかなかスリリングな山道です。
▽赤羽根海岸の貝殻の吹き溜まり
Jogashima140211g
こっちの方が貝殻が拾えそうです。
最初の写真のセンターを飾る大きなタカラガイ(たぶん「ホシキヌタ」)は赤羽根海岸で拾ったものです。あ~、貝殻の吹き溜まりで拾ったんじゃなくて、海岸に打ち上げられている海藻をトングでひっくり返していて見つけました(^^)v
そうだ、冬の海辺での貝殻拾いにトングは必需品ですね~。手袋したまま貝殻拾いできますし、打ち上げられた海藻をひっくり返す/どかすのが楽で、打ち上げられた海藻の下から大きなタカラガイが見つかるんです!

▽赤羽根海岸の東端から
Jogashima140211f
赤羽根海岸の西端に、先ほどのスリリングな山道があります。

赤羽根海岸の東端のさらにその先は切り立つ断崖で、そこがウミウの生息地です。
▽ウミウの生息地
Jogashima140211h
崖が白いのはウミウの糞で白くなっているらしいです。ある意味スゴイ!
黒い点々がウミウで、アップで見ると~
▽ウミウ~!!
Jogashima140211i
こんなところにウミウを狙う捕食者は近づけないから、ウミウにとっては安全な場所なんでしょうね~

赤羽根海岸で、そこそこ貝殻の収穫があって、
その後、馬の背洞門を見て城ヶ島灯台を目指しましたが、その間の海岸ではめぼしい貝殻は拾えませんでした。

午後1時半頃、お店の並ぶ城ヶ島のメインストリートに着き、そこで「マグロしらすイクラ丼」でお昼(^o^) アップダウンのあるコースを4時間ほど歩いたので、お腹すいてて、丼のグルメ写真を撮るのを忘れて食べちゃいました(^^; おいしかった~(^o^)

※城ヶ島ガイドのお薦めページ⇒城ヶ島|三浦半島の海岸



※この日、城ヶ島で拾った貝殻の記事…
2014/03/09 貝殻拾い【ホシキヌタ】…城ヶ島・赤羽根海岸
2014/03/11 貝殻拾い【マツムシ】…城ヶ島・赤羽根海岸
2014/03/12 貝殻拾い【オトメガサ】【シロアオリ】…城ヶ島・赤羽根海岸
…あ~1ヵ月も後になって書いてる~(^^;
その後、また城ヶ島・赤羽根海岸に行って、残念なことにさしたる収穫なし(貝殻拾いって運に左右されるところが大きいと思う)というお話…
2014/06/02 貝殻拾い…城ヶ島・赤羽根海岸→三戸浜

 

2014年2月10日 (月)

フジツボは貝類じゃなくて甲殻類なんですって~!

今年の貝殻拾い初めに和田長浜海岸へ行って、朝、矢作から入ったときは無かったのですが、帰りに見つけた・・・
Fujitubo01
フジツボです。丸い浮きの表面に赤いフジツボがびっしりくっついてます!
もっとアップで…
Fujitubo03
わ~!打ち上げられたばかりなので中身入りです。
何かうにょうにょと動いてます~w(*゚o゚*)w
Fujitubo02
ほら、フジツボの蓋の隙間から何かうにょうにょと動くものが出てますよ!
面白~い(^o^)
これを見て、にわかにフジツボへの興味が盛り上がってきました~
そして出会ったこの本…『フジツボ――魅惑の足まねき (岩波科学ライブラリー)』 倉谷 うらら著

そして、この本を読んで衝撃の事実を知りました~
フジツボは貝類じゃなくて甲殻類(エビやカニの仲間)なんですって~!
え~~!それはビックリ~w(*゚o゚*)w
フジツボ - Wikipedia にも「甲殻類」って記載されていますね。

フジツボがどんな生き物かはWikipediaの堅い文章より、『フジツボ―魅惑の足まねき』の文章の方が断然分かりやすいので、ちょっと引用させていただきます…
『フジツボの仲間は、植物の蔓のような形をした脚を持つことから、蔓脚類「まんきゃくるい」または「つるあしるい」と呼ばれる。蔓状の脚には、フサフサした毛がついており、それを殻の隙間から「オイデオイデ」の動きで出し入れし、海水中のプランクトンを集めて食べる。開くときはパーッと扇のように広げ、また殻の中にシュッとひっこめる。』
『外見は甲殻類らしくないフジツボも、硬い殻の中では、エビやカニのように脱皮をして大きくなる。蔓脚の一本一本に生えた毛まできれいに脱ぐ。
フジツボの脱皮殻はごく薄い半透明の膜のようなもので、まるで「天女の羽衣」のよう。』
↑この、フジツボは脱皮するという事実にもビックリ!
『フジツボ―魅惑の足まねき』には、「天女の羽衣」のようなフジツボの脱皮殻の写真が載っていますが、
「フジツボ 脱皮」で画像検索すると… フジツボの脱皮殻の画像がいっぱい出てきますね~ でも『フジツボ―魅惑の足まねき』の脱皮殻の写真はさらにキレイでしたよ~(^o^)

『フジツボ―魅惑の足まねき』 とっても面白い本でした(^o^)
著者の倉谷うららさんのフジツボに対する愛情が半端じゃないです(*゚o゚*)
『フジツボ―魅惑の足まねき』を読むと、「フジツボの都市伝説」が科学的にあり得ないということが分かります。フジツボの都市伝説は日本だけの都市伝説らしいこと。
『米国では一般の人がフジツボと聞いて真っ先に思い浮かべるのが、この「動物界で一番の長さ」ということらしい。』←それが何かを知りたければ『フジツボ―魅惑の足まねき』をお読み下さい(^o^)
他にも…
・ダーウィンの「愛しのフジツボ」たち
・文化とのつながり…『目八譜』「富士壺」「藤壺」「夕顔」
・ビクトリア朝の海洋生物文学
・フジツボは食べてもおいしい
・7000万年前のフジツボ特許
…等々、とっても面白いお話が満載です(^o^)

あ~それと、私が見たフジツボは「アカフジツボ」です。でも「ココポーマアカフジツボ」という外来種も入り込んでいるそうです。
「アカフジツボ」で画像検索
「ココポーマアカフジツボ」で画像検索
ん~私にはまだどちらか同定できません。写真撮っただけで、殻は(中身入りだから)採ってきてないし(^^;
でも、次はフジツボの中身を観察してみよ(^o^)



※そうだ、和田長浜海岸で「エボシガイ」を見てるんですが…
→2013/12/11 今年〆の貝殻拾い…和田長浜海岸(三浦半島)
エボシガイ」もフジツボの一種です。
↓そのとき撮った写真
Wadanagahama131211eboshigai
『この貝は何でしょう?』 ←あ~!このときは完全に貝だと思ってる(^^; 二枚貝にしては殻の枚数が多いな?と思ってたんですけど…

『フジツボ―魅惑の足まねき』で、フジツボは大きく「有柄目(ゆうへいもく)」と「無柄目(むへいもく)」に分類されるって知りました。
「エボシガイ」は有柄目のフジツボだったんですね~!
エボシガイが有柄目(「柄(へい/え)がある」って分かる写真を撮ってなかったかな~?
ありました~↓(^o^)
Eboshigai
あ~!改めてこの写真を見たら、エボシガイの蔓脚(まんきゃく)が出てますよ~(*゚o゚*)


フジツボ――魅惑の足まねき (岩波科学ライブラリー)』の著者 倉谷うららさんが、
2019/10/20 NHK サイエンスZERO「夢の接着剤に!高級食材に!“地味すぎる生き物”驚異の実力」に『フジツボ愛』全開で出演していました。
そのことも書いてる関連記事
2019/10/24 貝殻拾い【クサイロアオガイ】【ヨツカドヒラフジツボ】…新潟・鯨波海岸
Sciencezerofujitubo2

2014年2月 9日 (日)

貝殻拾い【ウスユキミノガイ】それとも【ハネガイ】? それと【オトメガサ】…和田長浜海岸

今年の貝殻拾い初めに和田長浜海岸へ行って、拾った ウスユキミノガイ です。
と、白くて薄い貝殻を並べて撮影したら… 右端のはウスユキミノガイじゃありませんね~(^^;
Usuyukiminogai04
Usuyukiminogai03
右端のは、笠貝ですね~ 何ていう名前でしょう?
そういうときは、材木座海産貝類で探します。いつもお世話になっておりますm(_ _)m
そして見つけました~→ オトメガサ(乙女笠)ですね(^_^)
材木座海産貝類 > 古腹足目 > スカシガイ科
へ~!オトメガサは穴開いてませんけどスカシガイ科なんだ~

↓実寸はこれくらいです。
Usuyukiminogai01
Usuyukiminogai02

ウスユキミノガイは前回の和田長浜海岸で初めて1個だけ拾いました。
貝殻拾い【ウスユキミノガイ】…和田長浜海岸(三浦半島)
でも、これってウスユキミノガイ? ちょっと自信がありません(^^;;
材木座海産貝類 > 翼型亜綱 > ミノガイ目 > ミノガイ科 > ウスユキミノガイ の画像を見てると、ウスユキミノガイは私が拾ったのより薄いんです~
あ!もしかして、その下に出てるハネガイ(羽根貝)
「ハネガイ」で検索すると…
静岡県/静岡の自然を学ぼう/ハネガイ【貝】
あ~貝殻の膨らみや、内側を見た感じなど、ハネガイの方が似てますね~
私が拾ったのは「ウスユキミノガイ」じゃなくて「ハネガイ」かも?!
ウスユキミノガイもハネガイも「ミノガイ科」です(^_^;;



※「スカシガイ科」の関連記事
2013/07/30 貝殻拾い【スカシガイ】【テンガイ】【クズヤガイ】…三戸浜(三浦半島)
2014/02/02 てっぺんに穴の開いた貝【スカシガイ】【テンガイ】【クズヤガイ】…和田長浜海岸

「オトメガサ」の画像検索結果を見ると… わw(*゚o゚*)w また貝殻より軟体部の方が大きい貝だ~!

2014年2月 2日 (日)

てっぺんに穴の開いた貝【スカシガイ】【テンガイ】【クズヤガイ】…和田長浜海岸

今年の貝殻拾い初めに和田長浜海岸へ行って、拾った スカシガイテンガイクズヤガイです。
Kuzuyagai01
上段5個がクズヤガイ、下段左3個がテンガイ、右端がスカシガイ
赤いスカシガイは初物です~(^o^) では貝殻を鑑賞・・・
Kuzuyagai02
これらの貝殻は三戸浜でも拾っています。
→2013/07/30 貝殻拾い【スカシガイ】【テンガイ】【クズヤガイ】…三戸浜(三浦半島)
三戸浜海岸和田長浜海岸はお隣ですから、拾ったクズヤガイ,テンガイ,スカシガイの比率も似たようなものですね~ クズヤガイが多くて、スカシガイはレア物(^^)

2014年2月 1日 (土)

大輪のシダーローズ(Cedar Rose)…野川公園

野川公園で大輪のシダーローズ(Cedar Rose)を拾いました~w(^o^)w
Cedarrose140201a
もしかして、これまでに拾ったシダーローズの中で最大かも!!
Cedarrose140201b
横から見るとふっくら盛り上がっていて高さもありますw(*゚o゚*)w
これ以外にも意外と拾えました~ 中央が歴代最大のシダーローズです(^_^)
Cedarrose140201c

去年は毎週のようにシダーローズ拾いに行っていて、ブログに…
シダーローズ(Cedar Rose ヒマラヤスギの実の先っちょ)を拾いに
その2
その3
その4
その5 と記事を書いているのですが、
今シーズンはまだ2回だけ…
大輪のシダーローズが拾える時期…野川公園
新宿御苑で見つけたシダーローズ
しかも、いつものシダーローズ拾いポイントとは違う場所(^^;
あ~シダーローズ拾いの時期ももう終わりだね~ シダーローズ・チェックに行かなくちゃ!と行ってきました~
でも、いつもの場所にはシダーローズは落ちていませんでした。すでに拾われちゃったんですね(^^;
野川公園は駐車場横のバーベキュー広場がヒマラヤスギの林なんですが、ここもシダーローズは落ちていませんでした。拾われちゃったんでしょうね。
でも、野川公園は広くて、そこ以外にシダーローズ拾いポイントが3箇所ほどあります。そのうちの一番穴場だな~と思う場所で、今回の大輪のシダーローズを見つけました~(^o^)v



※ヒマラヤスギの記事(お薦め(^_^)
2013/01/07 シダーローズ(Cedar Rose)はヒマラヤスギの実の先っちょなんです …ヒマラヤスギは雌雄同株
2013/01/08 ヒマラヤスギの実を半分に切ってみました〜!
2013/01/06 小鳥(野鳥)がヒマラヤスギの種を食べていた〜!
2013/01/14 シジュウカラがヒマラヤスギの種を食べていた〜!
2013/01/15 ヒマラヤスギの種は「飛ぶ種」
2013/10/22 野川公園でヒマラヤスギの実が目白押し~
2013/11/29 大輪のシダーローズが拾える時期…野川公園

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