カントウタンポポの群生…野川公園で
野川公園で「黄色~白グラデーションのタンポポ」を見つけましたが、
これ、どうやらカントウタンポポのようです。
セイヨウタンポポとカントウタンポポの見分け方を⇒いろいろなタンポポ|クリップ|NHK for School で学びまして…
花の下の部分を総苞片(そうほうへん)と言い、
・セイヨウタンポポ:総苞片が反り返っている。
・カントウタンポポ:総苞片は閉じていて、反り返っていない。
ではそれを確認しようと、道端のセイヨウタンポポを探したのですが、もう既に綿毛になってしまっていて… 総苞片が反り返っている写真が撮れませんでした。
ん~でも、野川公園の「黄色~白グラデーションのタンポポ」は道端のセイヨウタンポポが綿毛になる時期でも花が咲いてましたから、違う種である可能性が高いです。
野川公園に行って~
このタンポポの花を下から見ると~
花の下の総苞片が反り返ってません!
ということは~ カントウタンポポなんですね(*゚o゚*)
タンポポを下から撮ると面白~い(^o^)
※タンポポ - Wikipedia によりますと…『タンポポはもと鼓を意味する小児語であった。江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、』…あ~!カントウタンポポの花を下から見ると鼓(つづみ)の形ですね~(^o^)
これ全部カントウタンポポのようです。
野川公園の原っぱにはタンポポがいっぱい生えてますが、花の下を見て回ったらどれもカントウタンポポでした。セイヨウタンポポは一つも見つけられませんでした。
野川公園ってカントウタンポポが群生している公園だったんだ~!
道端ではセイヨウタンポポしか見かけないのに、野川公園はカントウタンポポだらけというのが意外でした。
(野川公園で特にカントウタンポポが群生していた場所は、東八道路の北側、自然観察センターの西側です。)
カントウタンポポいっぱい!に嬉しくなって、ついつい写真をいっぱい撮っていたので、載せときます(=^ェ^=)
↑カントウタンポポの花をアップで
↑カントウタンポポの花を横からアップで
↑カントウタンポポの花を斜め下からアップで
↑カントウタンポポの綿毛
↑カントウタンポポの綿毛が少し飛んだあと~
↓カントウタンポポの花によってくる虫たち~
ん~シロバナタンポポの白い花もよいですが、カントウタンポポの淡い黄色もよいですね~(^_^)
あ~そうだ!(5/26追記)
セイヨウタンポポは受粉(雄しべの花粉が雌しべに付いて~)しなくても種ができてしまうんですって!
一方、カントウタンポポは受粉しないと種ができません。だからカントウタンポポは群生して、そこに色んな昆虫が来てくれないと受粉して種を作ることができないんです。
帰化植物のセイヨウタンポポが、在来種のカントウタンポポを押しのけて棲息範囲を広げているのはこのためらしいです。
参考ページ⇒タンポポの花|あなたの知らない自然
※「総苞片」とは? こちらが分かりやすかったです。
⇒たんぽぽにがくってありますか?また、あるのならば総苞片とがくって同じですか?|Yahoo!知恵袋
※セイヨウタンポポの総苞片 撮ってました。ボケてますけど(^^;
※「タンポポ」の記事
2013/04/28 タンポポの綿毛
2014/04/05 シロバナタンポポ~ 多磨霊園で
2014/04/30 シロバナタンポポの綿毛
2014/05/05 茎の長いタンポポ … じゃなくて「ブタナ(豚菜)」
2014/05/06 黄色~白グラデーションのタンポポ …野川公園で
2014/05/23 タンポポの綿毛ハンコ(Fluff of dandelion stamp)
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