貝殻(タカラガイ)ストラップの作り方
貝殻(タカラガイ)に穴を開けずにストラップにする方法をご紹介します。
貝殻(タカラガイ)のストラップを作ろうとすると、貝殻に穴を開ける必要があります。
これはリューター(ルーター)で穴を開けて丸カンを通したものです。
でも、これは大変!
貝殻に穴を開けずにストラップを付ける方法はないものでしょうか?
タカラガイの貝殻を観察しますと…
↑こっちは背側 ↓こちっが腹側(殻口のある側)
殻口の幅を見ますと、一定じゃありませんね。
幅の広いところ(上の写真の下側)と
幅の狭いところ(上の写真の上側)がある。これはどのタカラガイも同じ。
ならば…
麻ひもを結んで、結び目と輪を作ります。
そして、結び目を殻口の幅の広いところから押し込みます(楊枝などを使って押し込みます)。
で、麻ひもの輪を殻口の幅の狭い方へ引っ張ります。
結び目も殻口の幅の狭いところに挟まり、これで麻ひもが抜けなくなります(^o^)v
タカラガイの殻の一方の端に、麻ひもの輪が出た状態になりました。
これにストラップを付ければ、タカラガイ・ストラップの出来上がりです。
でもちょっと味気ないので…
アクセントにウッドビーズを通してからストラップを付けました。
(あれ?このタカラガイは「オミナエシダカラ」だと思うんですけど、アップで見ると丸い模様が見えますね~!オミナエシダカラでこんな模様、今まで見たことないな~)
麻ひもは手芸屋さんで購入した細めのものを使ってます。
2cmぐらいの大きさのタカラガイ(オミナエシダカラ)の場合は、麻ひも2本束ねて結び目を作りましたが、もっと小さい1cmぐらいのタカラガイ(メダカラ,チャイロキヌタ)の場合は、麻ひも1本で結び目を作り、両端に2個タカラガイをくっつけてストラップにしました。
この作り方だと、貝殻に穴を開ける必要がなく、接着剤も使っていません。
材料は、タカラガイの貝殻,麻ひも,ウッドビーズとナチュラル素材だけです。あ、ストラップはナチュラル素材じゃありませんけど(^^;
この作り方なら、子供たちも簡単に作ることができます。
タカラガイ・ストラップとしての見た目は、左から3番目ぐらいに麻ひもの出が短い方がいいと思うのですが、ここを短くするのは難しいの。
麻ひもの出っ張りは、作りやすい長さにすると左端2つぐらいの長さになっちゃいますね。
あ~ここでは麻ひもの輪にストラップを付けるのを子供でもやりやすいようにと「カニカン」付きのストラップを使っています。
「丸カン」のストラップを使う場合は、麻ひもに結び目を作るときに、ストラップの丸カンに麻ひもを通しておきます。
丸カンのストラップでの作り方はこちらをご覧下さい→貝殻(チビダカラ)ストラップの作り方
※丸カンのストラップでの作り方をちょっと改良しました~(^^)v
→タカラガイ貝殻ストラップの作り方(2015改良バージョン)
※貝殻拾いや木の実拾いをしていると、困ったことがありまして~
それは、拾った貝殻や木の実で家の中が溢れちゃうってこと(^o^;;
だから、拾った貝殻や木の実をどこかで使わないと、次の貝殻拾い/木の実拾いに行けなくなっちゃうんです(^^;
で、拾った貝殻や木の実を使う機会が、夏の科学イベント/科学教室にあります。
今年は、このタカラガイ・ストラップの作り方を編み出したので、科学イベント/科学教室で「タカラガイ・ストラップ作り」をやります。
⇒7/28(月) 戸田競艇場少年少女サマーフェスティバル
関連リンク:戸田市子ども会育成連合会
⇒8/2(土) ふしぎ発見科学教室(府中グリーンプラザ)
これでオミナエシダカラを300個は使いそうですから、秋になったらまた心置きなく貝殻拾いができますw(^o^)w
→タカラガイ300個使ってきました~(^o^)
戸田少年少女サマーフェスティバルで『タカラガイ・ストラップ作りと貝殻標本の展示』
※貝殻(タカラガイ)に穴を開けずにストラップにする方法として、殻口の幅に注目したのは~
例えばこちら→貝殻拾い【タカラガイ】…三戸浜で大収穫〜!
タカラガイの殻口に詰まった砂利を掻き出す作業を千個もやったので、タカラガイの殻口を見飽きるほど見てます(^o^;
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