武蔵野公園で木の実探索をしていたら~
なんか木の実がいっぱい落ちてます!この木の実は何でしょう?
見上げると~
枝に実がいっぱい!
これ、形といい、外果皮(実の皮)の様子といい… 小さいナシ(梨)ですよね。
落ちていた実を拾って香りをかいでみると~
ん、ナシの香りです!
実は小さいですが、形も香りもナシです。
切ってみると~(硬い~ 包丁の背を押して、やっと切れました。)
ナシです!?
ちょっと齧ってみると~ 美味しくはなく、ボソボソのナシの実って感じですが、ナシです!
では何というナシなんでしょう?
「小さいナシの実」で画像検索して…
⇒サルナシ…サルナシの実は小さいですが、縦長でキウイの実みたいです。
⇒マメナシ…小さくて丸い実ですが、表面のツブツブ/ザラザラ感が違います。
ん~では私の拾ったナシは何でしょう?
山のナシだから「ヤマナシ」?←安易な発想(^^; でも…
⇒ヤマナシ…あ~!私が拾ったナシの実は「ヤマナシ」ですね。たぶん
え~と「これは何の実?」って調べるときは、実ばかりを見ていてはいけません。
葉の形、樹形、樹皮なども比べて見ると、より確実に木の実の同定ができます。
あれ?貝殻は「同定」って言いますけど、木の実も「同定」って言うのでしょうか?
「木の実の同定」で検索すると~ 木の実も「同定」って言うんですね(^^)
で…
▽ヤマナシの樹形
意外と高木
▽ヤマナシの樹皮
「ヤマナシ 樹皮」で画像検索すると~
ん、私が拾ったナシの実は「ヤマナシ」ですね。
ところで、こちらの画像がすごかったですw(*゚o゚*)w
⇒ヤマナシの実たわわ|S-wednesday写真日記
わ!ヤマナシの実がたわわに実ってます。撮影は11月末ごろですから、私もまた武蔵野公園に行けば「ヤマナシの実たわわ」が見られるかも(^o^)
※「小さなナシ」を画像検索すると「サルナシ」が出てくるんですが、「ナシ」と付いてますが「梨」じゃないんですね。
サルナシってキウイに似てるな~ と思っていたら「ベビーキウイ」って呼ばれてるんですね。
⇒サルナシ - Wikipedia ツバキ目 マタタビ科 つる性落葉植物
⇒キウイフルーツ - Wikipedia オニマタタビ(シナサルナシ)の栽培品種
⇒ナシ - Wikipedia バラ目 バラ科 ナシ亜科 ナシ属 種:ヤマナシ
あれ?普通のナシは「ヤマナシ」なんですか!
Wikipediaによりますと…『ナシ(和なし、日本なし)は、中国を原産とし中国や朝鮮半島、日本の本州、四国、九州に生育する野生種ヤマナシ(ニホンヤマナシ、P. pyrifolia var. pyrifolia )を基本種とする栽培品種群のことである。』 へ~
※「ナシの原種」で検索したら、面白いページを見つけました~
⇒なぜ甘い?旬果物ナシ - 知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
※2017/09/03武蔵野公園にて
ヤマナシの実がいっぱい落ちてました~(上の2014年のときと同じ木の下です。)
そして、2014/10/07に落ちてた時より実が大きい!
果皮の色も「梨」って感じです。
2014年は10月7日、それより1カ月も早い9月3日にもうヤマナシの実が熟して落ちてました。そう、熟してるんです。2014年は果肉が硬かったのですが、今年のは普通の梨の硬さ。そして、ちょっとかじってみたら…甘味があります。普通の梨の味です!
この記事のコメントで…『子供の頃は良く食べたものです』by田舎のジイさん
ん、この味とこの硬さなら、食べられますね(^o^)
なぜ甘い?旬果物ナシ - 知識の宝庫!目がテン!ライブラリーにはナシ特有のシャリシャリとした食感を生み出している「石細胞(せきさいぼう)」のことが書いてあり…『この石細胞は、まだ実が熟す前には種子のまわりに多くあり、果肉を堅くすることで大切な種子を守っているのです。そして実が熟すと、石細胞は果実全体に散らばります。』…とのこと。そうか、2014年の実はまだ熟してなくて、2017年のは熟した実だったのですね。でも3年前より1カ月も早く熟してるんだ~ 天候により実が熟す時期が変わるんですね。
今年はトチの実は不作だったし。。。
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