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2014年10月28日 (火)

オオモクゲンジの実…多摩森林科学園

10/19(日)に多摩森林科学園に木の実観察に行って…
あ!なにか面白い実が落ちてる!
Oomokugenji141019a
赤いのがオオモクゲンジの実です。
緑色の小さいバナナが球形に集まったようなのはカンレンボクの実です。
今回は「オオモクゲンジ」の方ね(^^)

どの木から落ちてきたんだろ?
見上げると~
Oomokugenji141019d
オオモクゲンジの木(左側の木です) 高~い!
木のてっぺんに実がついてますよ! アップで…
Oomokugenji141019e
もっとアップで…
Oomokugenji141019f
オオモクゲンジの実の形が見て取れますね。

では、落ちていたオオモクゲンジの実を観察してみましょう~
Oomokugenji141019g
オオモクゲンジの実は赤くて葉脈のような模様がありますね。
大きさは↓6cmぐらいです。
Oomokugenji141019h
木の実や貝殻の写真をブログに載せるとき「大きさが分かるように」…木の実観察に行くときは方眼紙(工作用紙)も持ち歩いてます(^^)v
Oomokugenji141019i
オオモクゲンジの実は3つの子房室に分かれていて、一つ開いてみると…
Oomokugenji141019j
中にオオモクゲンジの種子が1個あります。(朝露に濡れてます)
Oomokugenji141019k
オオモクゲンジの実は3つの部屋に分かれてて、それぞれ1個の実ができているので、一つの実に3個の種子ができます。(たま~に、一部屋に2個の実もあったような…)

ところで、これだけ大きい実なのに中はスカスカ。ってことは乾燥すれば軽い。そして風に飛ばされて遠くまで飛んでいけるかも… ということは、オオモクゲンジの種子は「風散布」ってことですよね。

多摩森林科学園のオオモクゲンジの木の根元には↓このプレートがありました。
Oomokugenji141019c
『Koelreuteria bipinnata Fr.
オオモクゲンジ
ムクロジ科 モクゲンジ属
黄色の小さな花を開く
果実は袋状で種子は黒色球形』
上の写真の種子は、まだ未熟なうちに落ちたので緑色です。一つだけ黒くなりかけてますね。
花は黄色なんだ~。木の実の時期にしか来ないから、オオモクゲンジの花は見たことない(^^;
「オオモクゲンジ 花」で画像検索
へ~こういう形の花なんだ~

増補改訂 草木の種子と果実: 形態や大きさが一目でわかる (ネイチャーウォッチングガイドブック) ←この本、種子や果実を「方眼紙」の上で撮影した写真が載ってるんです。だから大きさが分かって「この実は何?」っていうときに、とっても役立つ一冊です。
「方眼紙の上で撮影」した画像は大きさが分かりやすいので、私もまねしてます(^_^)

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