【ワシノハガイ】志賀島…冬の貝殻拾いの旅
福岡県・志賀島(しかのしま)まで貝殻拾いに~行って、色々「初物」の貝殻を拾いました。その中の一つ「ワシノハガイ」です。
拾っているときは「この貝なんだろ?」
貝殻拾いの旅から帰って調べてみると…「ワシノハガイ」だと分かりました。
言われてみれば、確かに「鷲の羽」ですね~(^o^)
ワシノハガイの貝殻は外側を見ると「鷲の羽」ですが、内側を見ると…
不思議~!面白い形~ なんでこんなに真っ直ぐなの?
二枚貝の左殻と右殻だと思うんですが、殻頂の鉸歯(こうし:二枚貝の殻と殻を合わせるための歯)がなくて、その部分が真っ直ぐでツルツルなんです!どうやって左殻と右殻がくっついていたのでしょう?
「ワシノハガイ」で検索… 約277件←千件以下です。レアものです!私の勝手な貝殻レアもの度判定基準は、検索して千件以下ならレアもの(^o^)
検索してトップに出てきた⇒ワシノハガイ : 福井の打上げ貝によりますと…『フネガイの仲間は背縁がまっすぐなのが特徴だが、ワシノハガイでは殻長に対する直線的な背縁の割合が最も高い。』だそうで、
「フネガイ」で検索すると…⇒フネガイ科 - Wikipedia によりますと…『蝶番線は長く真っ直ぐで、多数の特殊化していない歯が一列に並ぶ。』だそうで、確かに『蝶番線は長く真っ直ぐ』ですが、『多数の特殊化していない歯が一列に並』んでる?と、そこを指でなぞってみると… あ~!細かいギザギザがある~!
その部分の画像を縮小しないで切り出して見ると↓
(ちょっとピントが合ってませんけど)ギザギザの歯がありますね!
そうだったんだ~w(*゚o゚*)w
それと、フネガイ科 - Wikipedia によりますと、フネガイ科は『二枚貝綱』ですね。
つまり、ワシノハガイは二枚貝なんだ~
実は、志賀島でワシノハガイを↓こんなに拾ってまして(^o^)
並べていると、これ左殻と右殻に分けられるよね~(どっちが左殻でどっちが右殻か、私には分かりませんけど)、これ二枚貝だよね~
でも鉸歯が無い(無いのではなく目立たなかっただけですが)どうやって左殻と右殻がくっついていたのか分からなかったんです。
大きさの似た左右の殻を合わせてみると…
↑この形で「フネガイ(船貝)」なんだ~!
こちらのページ⇒ワシノハガイ|鳥羽水族館オンラインショップには左殻と右殻がピッタリくっついた合弁のワシノハガイの画像があります。
さて、もう一度、面白い形のワシノハガイの貝殻を鑑賞しておきましょう(^^)
殻の内側が白いのと、白くないのがありますが、白くない方は摩耗しているのかな?
※関連記事
2018/01/02 千葉・富浦・原岡海岸で拾った【タカノハガイ】
2016/08/03 鳥の名前が付いた貝
カモメガイ、ニオガイ、ヒバリガイ、ムラサキインコ、スズメガイ、ミノクジャクガイ、フクラスズメ、サギガイ、カモガイ、ウノアシ、ヒナガイ、ワシノハガイ
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