カラーの襟は花じゃなくて苞
ほ~ そうなんですか!
この花を見たら、白いラッパ状の部分が花(花弁)だと思いますよね。
でも、この白いラッパ状の部分は花ではなく、苞(仏炎苞:ぶつえんほう)なんですって~!
で、苞の中にある黄色い棒状のものが花。
↓これが花?w(*゚o゚*)w
「仏炎苞」で検索して出てくる⇒サトイモ科 - Wikipedia によりますと…『花軸に密集した小さな花(肉穂花序)と、それを囲むように発達した苞(仏炎苞)が特徴。』
『個々の花は小さく、目立たない。花は肉質の太い柄の上に一面に並んでつき、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる。』
…ということは~ 黄色い棒状の穂の表面に白くもにゃもにゃ~と見えるのが「花」なの?
昨日のブログ記事…初夏の道端の白い花【カラー】で、カラーのことを調べていたら…「花じゃなくて苞」と書いてあるのを見てビックリ!
ならば、花をアップで撮らなくちゃ!と、また遊歩道にカラーの花を撮りに行ってきたのでした。
ところで、「道端の」というタイトルですが、カラーはあまり道端には咲いてないかな(^^?
カラーには「湿地性」のものと「畑地性」のものがあるそうです。サトイモ科 - Wikipedia にも『温暖で湿潤な環境を好み、湿地や沼地に生育するものも多い。』とのこと。
ちなみにカラー(Calla)はサトイモ科です。
このカラーは「湿地性」です。遊歩道脇にコンクリートで囲って雨水が溜まるようになっていて、そこにこのカラーが生えているんです。
※関連記事
2015/05/25 初夏の道端の白い花【カラー】
2020/05/05 皐月・五月の白い花【カラー】…三鷹市大沢の里 湿生花園
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