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2015年8月 1日 (土)

自然の造形美展2にウニ殻の美を鑑賞しに行ってきました~

自然の造形美展2「ウニのない人生なんて」|ウサギノネドコを渋谷で開催中~(しかも入場無料)と聞いて、ウニ殻の美を鑑賞してきました~(^o^)
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ウニ殻がキノコになってディスプレイされてます。面白~い(^o^)
しかも真鍮のテーブルにキノコの傘の裏側(じゃなくて、ウニ殻の下側)が写ってます!
不思議の国のアリスになった気分です。

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こちらのテーブルは棘付きのウニ殻です。
↓このウニ(ペンテンウニ属の一種)なんて棘が長くてオレンジと白のまだら模様でキレイ~
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…あ!下に棘のないウニ殻があって、アクリルに封入されてますよ~(*゚o゚*)
そして、その上に棘付きの殻が置いてある。
↓こちっのウニもキレイ~
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Sphaerechinus属の一種
ウニ殻もキレイですが、生きてるときもキレイ~⇒「Sphaerechinus」で画像検索

↓こちらのテーブルのウニも、ウニ殻がアクリルに封入されています。
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しかも、こちらのアクリルはキューブじゃなくて球(ウニ殻の形に合わせた楕円体)です。
スゴ~い(*゚o゚*) どうやって作ったのでしょう? ウニ殻をアクリルに封入したあと、アクリルをウニ殻の形に合わせて削って、磨いたそうです。

こちらのテーブルは『正形類のウニ』として展示されていまして…
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『ウニは大別すると「正形類」と「不正形類」にウニにわかれます。ここに展示した標本はすべて「正形類」のウニになります。五角形を少し膨らませた「五放射相称」をしていることと、色とりどりの殻を持っていることが特徴です。
本展示ではその美しい模様を引き立てるためにアクリルに封入。ひとつひとつ標本のサイズに合わせて、手で削り出しています。』←ね、これ凄いですよね~

そしてもう一つのテーブルは「不正形類のウニ」です。
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『不正形類のウニ』
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『「正しくない(不正形)という、ウニにとっては不本意な名前がつけられていますが、左右対称の美しい形状を持ち、ウニの中では進化した形です。正形類では上部にあった肛門が、不正形類では後部に移動、進行方向が一定化します。
不正形類の多くが泥や砂の中で生活することを選び、背中にある五角形の花びら模様から出てくる「管足」と呼ばれる部位で、砂や泥の中で呼吸をしています。本展示では台座の素材を分けて、不正形類のウニの分類を示しています。
タコノマクラ、マンジュウウニなどウィットのある和名にもご注目ください。』
私にはこの展示が一番興味深かったです。
これまでに、タコノマクラは拾ったことがありますが、ブンブクはまだ拾ったことがないので、これがブンブクか~
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『ヒラタブンブク』

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『ライオンブンブク属の一種』
「このウニ、上下じゃなくて、前後に穴が開いてるよ~」と見てたんですが…
『正形類では上部にあった肛門が、不正形類では後部に移動』
あ、ということは… 肛門の方から覗き込んでいたんですね~(^^; 失礼しました。
(あ、でも正形類のウニ殻を普通に上から見たら肛門の方からみてるんですね(^^;)

自然の造形美展2「ウニのない人生なんて」|ウサギノネドコの画像を見たときは、博物館的な展示かな?とイメージしたんですが、行って見たら違いました。これはアートですね~! ウニ殻の美術館+博物館です。なかなか楽しめました(^o^) みなさまも是非、会場に足を運んでご覧になってくださいませ。
場所は… 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート #14 ←Googleマップが開きます。私はこの地図を見て行ったのですが、建物がどこ?どこ?と、ちょっと迷いました。目印は「ラーメン凪」です。そこのビルの2階です。

自然の造形美展2「ウニのない人生なんて」を開催しているウサギノネドコさんのサイトは…
ウサギノネドコ ←ちょっと覗いてみてください。なかなかいいですよ~
ウサギノネドコさんでは『宙 Sola cube』というプロダクトも手がけています。私は木の実好きなので「宙キューブ」のことは知っていたのですが、これウサギノネドコさんだったんだ~!って、知ったのはこの日、東急ハンズで。東急ハンズ渋谷店B1フロアーには「宙キューブ」が並んでいて「ウサギノネドコ」って出てたのです。東急ハンズ渋谷店B1フロアーには夏の自由研究狙いの化石や鉱物が並んでました。化石の中にはウニの化石もありましたよ。



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