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2015年11月21日 (土)

貝殻拾い【ギンギョ】…千葉・館山・坂田海岸

千葉・館山貝殻拾いの旅 2日目に拾った逸品!
ギンギョです。
Gingyo151121b
ね、殻表の肋/畝(うね)の方向が面白いでしょ。半分は縦方向なのに、半分は斜めなんですよ~!どういう過程でこうなるんでしょうね?不思議~w(*゚o゚*)w
この貝の名前、「ギンギョ」です。金魚ではありません。
「ギンギョ」で検索すると…『次の検索結果を表示しています: 金魚』と出てきてしまいます。
そこで、『元の検索キーワード:ギンギョ』で検索すると、魚の方が出てきてしまうので、
「ギンギョ 貝」で検索すると…約 349 件 ←レアもの貝です!(^o^)
ギンギョは『海辺で拾える貝ハンドブック 』に「拾ってみたいレア貝コレクション」として出ていまして、拾ってみたい貝だったのです。そのギンギョが拾えて、超嬉しい~w(*゚o゚*)w

ギンギョの大きさは5cmぐらい
Gingyo151121a

色んなアングルから鑑賞~
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左右で肋の方向がこんなにも違うんです。(あ、左右じゃなくて前後かな)
もう一度アップで鑑賞~
Gingyo151121c
あ~!斜め方向の肋/畝の下に、縦方向の肋/畝が透けて見えますよ~!
一枚の殻の左右で違う作り方をしたんじゃなくて、ベースは普通に縦方向の放射肋で、その上に半分だけ斜め方向の畝をコーティングした。って感じですね。なるほど~ギンギョ貝の肋/畝はそうしてできていたのか~!
そうだ、ギンギョは「ザルガイ科」です。「ザルガイ」の名は、放射肋が笊(ざる)のように見えることからきているそうで、ギンギョはザルガイ科なので、縦方向の放射肋がベースになっているんですね。

ギンギョの他に
キンギョという貝もありまして、それはまだ拾ったことがないので、検索して見つけたこちらのページをご覧ください。
キンギョガイ潮騒の宝箱 -貝殻- - FC2
わ~ キンギョもキレイ~! あ、キンギョもザルガイ科の貝ですが、放射肋があまりはっきりしていませんね。



▼千葉・館山貝殻拾いの旅 2日目の行動記録…
朝6時、休暇村館山前の海岸でビーチコーミング。この日は、あまり収穫なし。
10時、休暇村館山をチェックアウト。早朝に起きて、前日拾った貝殻を洗って、並べて、乾かして、リュックに収納…とかしてたんで、10時になってしまいました。
休暇村館山から西へ、てくてくと歩きます。
今日目指すのは坂田(ばんだ)海岸
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坂田海岸の砂浜~ でもここでは貝殻はあまり拾えませんでした。貝殻が拾えるポイントは、坂田海岸の東端の岩場の間に砂利の浜のあるところ。↓こういう所
Banda151121b
↓ここで、ギンギョを拾った(掘り出した)んです~(^o^)v
Banda151121c

12時頃、坂田海岸からあがって、さて、西に向かうか、東に向かうか?
バスが早く来る方に行こう。と、行き当たりばったりな貝殻拾いの旅…
でも、バス30分以上無いよ。ということは、歩きだね~
西の洲崎の方は前回来たとき貝殻は余り拾えなかったから~
東の方(休暇村館山の方)に歩きましょう。休暇村館山の前を通過し、その先の海岸をてくてくと・・・貝殻拾いをしながら歩きます。
午後3時頃、そろそろ帰りのバスに乗らないと・・・
塩見バス停 15:57 東京行きの高速バスに乗って(あ~よかった。帰りのバスに乗れた~)アクアライン渋滞のためバスは少し遅れましたが、午後7時過ぎ東京駅に到着~。
拾いたいな~と思っていたギンギョが拾えて、楽しい貝殻拾いの旅でした(^o^)

※関連記事:千葉・館山…貝殻拾いの旅2…まとめ

2015年11月20日 (金)

貝殻拾い【ナデシコガイ】…千葉・館山・平砂浦

サイエンスアゴラ2015『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』の出展が終わったので、千葉・館山に貝殻拾いの旅に行ってきました~(^o^)/
1日目は高速バス「房総なのはな号」で終点の「南房パラダイス」で降り、平砂浦海岸へ
そして拾ったのが「ナデシコガイ
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↑ナデシコガイの綺麗どころを丸く並べてみました~
平砂浦で拾ったナデシコガイはこれだけではありませんよ。
↓ナデシコガイ大収穫~!w(*゚o゚*)w
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こちらのページ⇒なぜ館山ではビーチコーミングが盛んなの? | たてやまGENKIナビ で、ナデシコガイをズラ~っと並べた写真を見て、どこでナデシコガイがこんなにたくさん拾えるのだろう?と思っていたのですが、平砂浦だったのか~!って、たまたまこの日は平砂浦にナデシコガイが多めに打ち上げられていたというだけかも。ですが、こんなにたくさんナデシコガイが拾えて嬉しい~(^o^)

では、ナデシコガイをアップで鑑賞~
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ナデシコガイの大きさは… 2.5cmぐらい
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この日拾った貝殻はナデシコガイだけじゃなくて、色んな貝殻大収穫~(^o^)/
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この日の行動記録
早朝5:53の電車に乗り、6:43東京駅着。八重洲南口のJR高速バスきっぷ売場で「房総なのはな号」の切符を購入し、7:20発車~
わ~い(^o^) 2年ぶりの「千葉・館山 貝殻拾いの旅」です。前回は沖ノ島から貝殻拾いの旅を始めたんですが、今回は終点の「南房パラダイス」で降り、平砂浦海岸へ~
平砂浦は「飛砂」を防ぐために、道路「房総フラワーライン」と海岸の間に広い「防砂林」があります。バスを降りて戸惑ったのが、この広い松林のどこを抜けていけば海岸に出られるの~? この辺かな? と、踏み跡をたどって…
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↑防砂林から望む南房パラダイス・アロハガーデン館山
そして、平砂浦海岸に出られました~↓
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この日は曇り空。11月20日なので、ちょっと寒い…
でも、↓貝殻いっぱい打ち上げられています!w(^o^)w
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夢中になって貝殻拾いをしていたら、小雨が・・・
でも、傘をさすほどではなかったし、貝殻拾いは止まりません(^o^;
この日見つけた大物の貝…
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この貝はチョウセンハマグリでしょうか。殻長8cmと10cm

そしてアワビ~ 殻長12cmと…
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こっちのアワビの殻は割れちゃってますけど、生存時の推定殻長は20cm!巨大アワビ~w(*゚o゚*)w

さて、この日の宿は(前回と同じく)休暇村館山。私の貝殻拾いでの移動手段は電車・バス・徒歩ですから、休暇村館山の前を通る路線バスに乗らなければなりません。当初の予定では「伊戸」14:49発のバスに乗ると計画していたんですが~・・・
(ところで、「伊戸」は「いとう」と読むんですよ。え~「いと」じゃないんだ~!)
南房パラダイスから伊戸までは遠かった~ 途中で貝殻拾いは打ち切って、房総フラワーラインをひたすら歩いたのですが・・・ あまりに遠くて予定していたバスには間に合わず(汗;) しかたないから、開き直って平砂浦ビーチホテル前までまた貝殻拾い(^^;
午後4時頃、休暇村館山に電話してタクシーを手配してもらい、タクシーで休暇村館山に。
ふ~無事今日の宿に着けました(^_^)

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↑平砂浦の砂浜と道路が近く防砂林のないところにあった、飛砂を防ぐための柵。
道路には「飛砂注意!」の看板があって、歩道は砂で盛り上がっていました。



※関連記事:千葉・館山…貝殻拾いの旅2…まとめ

2015年11月15日 (日)

サイエンスアゴラ2015『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展して~

貝殻好きの人って意外といるんですね~(^o^) 大人も子供も
タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』では「タカラガイのストラップを作れますよ~」って客寄せして、それをきっかけに貝殻の標本を見てもらい、「三浦半島や房総半島など(東京から近い)身近な海岸でこれだけ多種多様な貝殻が拾えるんですよ~」ということを知ってもらい、生物多様性について考えてみましょう(^^)/~というのが今回の出展の目指すところ。
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間口3m 奥行き3mのブースの前面にテーブル2つ並べて、貝殻の標本をズラ~っと展示しました。
周りに立っているのは、タカラガイストラップ作りの順番を待つ人達。
「ここに展示している貝殻は、全て三浦半島や房総半島で拾ったものです。」と説明すると…「へ~!こんなに色んな貝がいるんですか~(*゚o゚*)」と驚く人多数。「あ、でも、ここにある(写真手前の木箱に入った上段4つの)ものは貰ったものです(^o^;」
そして「先生からいただいた珍しい貝殻シリーズ」中、一番人気は「クマサカガイ」でした。「これ何ですか? え~!こんな貝いるんですか~ 面白いですね」というような感想多数。

この日、みなさんに作って貰ったタカラガイのストラップは…
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…こういうの。「わ~カワイイ!作ってみた~い」という子供たち多数。やっぱり女の子の方が多かったかな。あ、大人の人でも…「子供じゃないとダメですか?」「いえいえ、大人の方もどうぞ、どうぞ」と、女性が多かったけど、男性でも(子供連れじゃないけど)「作らせてください」という二三人。この日は全部で100人がタカラガイのストラップ作りを楽しんでくれました(^o^)

タカラガイストラップの作り方は→タカラガイ貝殻ストラップの作り方(2015改良バージョン)
2015バージョンでは、2014年の貝殻(タカラガイ)ストラップの作り方よりも作り方を改良しているのですが、同時に2人ずつ、一日100人に作り方を教える場合、さらに改善が必要ですね~(^^;
今回の詰まりポイントと、次回のために、その改善方法を記しておきます。

『麻ひもを半分に折り曲げて、ウッドビーズに通します。』←ウッドビーズの穴が小さくて、麻ひもがなかかな通らない~(汗;)→次回はもっと穴の大きなウッドビーズを使います。でも、小さくて穴の大きいウッドビーズ 浅草橋を探し回っても見つからなくて… プラビーズなら適当なサイズのがあるんですけど、自然素材のアクセサリーはなるべく自然素材で作りたいという「こだわり」があるのもで~(^o^;

『麻ひもの折り曲げた方をストラップの丸カンに通します。丸カンに通した麻ひもの輪を広げ、そこに麻ひもの反対の端を通します。』←これが、言葉で説明してもなかなか伝わらない~(汗;)
→タカラガイ貝殻ストラップの作り方(2015改良バージョン)の作り方の手順を印刷して、テーブルの上に置いておく。できれば、順番待ちしている間に作り方を動画で流しておく。←ん~どうやるんでしょう? iPadに動画を入れて、会場で再生すればできそうな気がしますが、私にはハードル高い~ (あうるの森サイエンスラボにお願いしておこ(^o^;)

もう一つ、色々な科学イベントに出展して作り方指導をしてていて思うこと…
親が口出し過ぎ! せっかく子供が一生懸命自分でやろうとしてるのに~ 横から「そうじゃないでしょ!」とか口出して… 「こうやるのよ!」と手も出して…
あの~ お母さん、もうちょっと余裕を持って我が子を見守りましょうよ。この子、もうちょっとで自分で出来たんですよ… 親が口も手も出したら、子供に作らせ体験させる意味がないじゃないですか~(○`ε´○)プンプン

あ、ついつい(○`ε´○)プンプンしてしまいました。すみません。
気を取り直しまして、貝殻展示コーナーで楽しかったトピックのご紹介…

貝殻のこと良く知ってるね~!って子供が何人もいました。
タカラガイストラップの見本を置いといたら、「これオミナエシダカラでしょ。こっちは、メダカラ、チャイロキヌタ」って言う女の子がいました。タカラガイを一目見て、その名前がすらすら出てくるなんて、スゴい!(3年前、貝殻拾い一年生の私が「チビダカラ」と言っていたのとは大違いです(^o^;)

小学生の男の子からの質問…「アサリの模様は色んなのがあるんですけど、どうして色んな模様が出てくるのですか?」←お~!それはイイ質問ですね(^o^) アサリの模様って不思議だよね。アサリの模様が出来るしくみを研究したページがないかと調べたことあるんだけど、見つけられなかったの。『アサリの模様が出来るしくみ』それ私も知りたいから、大学生になったら是非研究してね(^_^)って、お願いしておきました。
※多種多様なアサリの模様
貝殻拾い【アサリ】(合弁)…和田長浜海岸(三浦半島)
貝殻拾い【アサリ】…千葉・富津岬

「僕、去年の夏の自由研究で貝殻の標本を作りました」という男の子。「これくらいの大きさの」と、指で40cm×30cmぐらいの四角形を描いて、へ~なかなか大作だね~!
その子、自分が知ってる貝殻を指さしては「これが○○○○でしょ~」と、十数種類は指さしてました。数分して、もういなくなったのかな? と思ったら… あっちの方で、まだ貝殻を見ていて、親が「もう行くよ」と言うと、「まだ貝を見てるの! もうちょっと待って」って、その後また親に催促されて、しぶしぶ貝殻標本の前を離れていきました。

小学生の女の子からの質問…ウラウズガイを指さして「ウラウズガイとウズイチモンジはどう違うんですか?」 お~!それは小学生の女の子からの質問とは思えないマニアックな質問(^o^)
それは、ウラウズガイとウズイチモンジを比べて見れば分かるんだけど… え~っと、ウズイチモンジはどこだったっけ? 見つからない…
仕方がないので、こちらのページを見てね~って紹介しておきました。
貝殻拾い【ウラウズガイ】と【ウズイチモンジ】の違いがやっと分かるようになりました~
※このページを読み返して思いました… そんなにマニアックな質問でもないのかな。貝殻拾い一年生の私に違いが分からず、三年生になって分かったレベルの違いだから、小学生の彼女ももう少し貝殻拾いをしていれば見分けが付くようになるよね。
※次回も出展できたら、そのときは…
『似ているけど違う貝』をピックアップして展示しなくちゃ。
ウラウズガイとウズイチモンジ
アワビとトコブシ
サクラガイ、カバザクラ、モモノハナガイ、オオモモノハナガイ
ベンケイガイ、タマキガイ、ミタマキガイ
ツメタガイとウチヤマタマツバキ

男性からの質問…ウチヤマタマツバキを指さして「これツメタガイじゃないんですか?」←これまたイイ質問ですが、ツメタガイとウチヤマタマツバキを並べて置いておかなかったので比べて説明ができませんでした(^^; でも、箱から取り出してウチヤマタマツバキを持ってもらったら「重さがぜんぜん違いますね~!」って、体感して違いを分かってもらえました。
次回は『似ているけど違う貝』やらなくちゃ。でも200種類の貝殻標本を並べるだけでも大変なんですよ~!
今回の展示、荷造りをコンパクトに、設営・撤収を素早く、限られたテーブルの上に200種類の貝殻標本を全部並べるために…標本箱のサイズ毎に並べて展示してしまいましたが、ほんとは、腹足綱(巻き貝)/二枚貝綱掘足綱頭足類棘皮動物(ウニ)ぐらいに分けて展示したかったのです。

女性の方でアマオブネを指さして…「アマオブネは手のひらで挟んで転がすとパコパコ音がするんですよね。」え~!そうなんですか? 「子供のとき、おばあちゃんに教えてもらいました。」ということで、実際にアマオブネを手にとって、手のひらに挟んで転がしてみてもらうと… あ、ほんとだ~ パコパコって音がしてる~! これは面白い(^o^) 昔の人って、ゲーム機なんてないから、自然のもので遊んでたんですよね~

海洋大の学生さん(女性)が貝殻標本を見ていて、貝殻拾いのことで話がはずんじゃいました(^o^) お互い漂着物学会の会員だったし。
貝の名前を調べるのに『海辺で拾える貝ハンドブック』とか『海で貝拾ってみませんか―貝収集入門図鑑』で…と取り出すと、「私もその本持ってます~!」とか(^o^)

お父さんと一緒に貝殻を見ていた男の子も「これが○○、こっちは○○…」と、知っている貝殻を指さして楽しそうに見ていました。「貝殻の名前よく知ってるね~」って声かけたら、「貝殻の絵本があって、それが大好きなんです。」とお父さん。へ~貝殻の絵本があるんですか~
その親子、終わり頃になって「あうるの森」のブースに来たんですが、「貝殻があるなら、もっと早く来るんだったね。」と言ってました。

去年のサイエンスアゴラ『飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅するかたちを考えよう~』に引き続き、今年も楽しい出展ができました(^o^) 去年は木の実の標本を並べていたので開場から終了までブースを離れることができませんでしたが、今年は貝殻の標本を並べているし、タカラガイストラップ作りは行列だし、やっぱり10:00~16:30までブースを離れることはできずお昼休みもなし。個人の出展ですから、なかなかハードな出展になっちゃうんですが、来場者の皆さんと楽しくお話(サイエンスコミュニケーション)できるから、それが楽しいんです(^o^)
来年も『貝殻』でサイエンスアゴラ2016に出展する気満々です(^o^)/



2016/11/06 サイエンスアゴラ2016『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展してきました~

2015年11月11日 (水)

【タコブネ】の殻

先生からいただいた珍しい貝殻シリーズその3
タコブネです。 あ、「珍しい貝殻」シリーズではありますが、タコブネは貝ではなくタコです(^^;
Takobune03

タコブネは殻をもつタコなんです。詳細は⇒タコブネ - Wikipedia
『メスは第一腕から分泌する物質で卵を保護するために殻をつくるのに対し、オスは殻をつくらない。』ので、この殻はタコブネのメスが作ったものです。
タコブネの殻の大きさは…
Takobune01Takobune02
…大きさ 8cmくらい。殻の幅は3.5cmくらい。
これはメスの大きさで、オスの大きさは…『成長したメスは、7ないし8センチメートル前後になる。オスはその20分の1ほどの大きさにしかならない。・・・ メスは貝殻の内側に卵を房状に産みつけ、新鮮な海水を送り込むなどしてこれを保護する。』…とのことで、タコブネの殻は卵を産み、育て、保護するためのものだったんですね~

タコブネの殻は『外套膜からではなく特殊化した腕から分泌されるものである』
その特殊化した第1腕の画像や、タコブネの中身入りの画像は、こちらのぺーじがなかなか素晴らしいです。
水生生物雑記帳:アオイガイとタコブネ

さて、タコブネの殻の鑑賞に戻りましょう。
Takobune04
この中にタコブネの軟体部が入っていたんですね~
タコブネの殻は薄いので、光に透かすとキレイ~(^o^)
タコブネ05

タコブネ06



※先生からいただいた珍しい貝殻シリーズ
・(その1)【クマサカガイ】へんな貝…面白い~
・(その2)【ツキヒガイ】…お月さまと お日さまの貝

あうるの森」は 11/15(日)に サイエンスアゴラ2015
タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展します。

※関連記事
2015/11/15 サイエンスアゴラ2015『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展して~
2016/11/06 サイエンスアゴラ2016『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展してきました~
2017/07/07 タコブネの殻を拾った~! 千葉・館山・波佐間~休暇村館山前

2015年11月10日 (火)

【ツキヒガイ】…お月さまと お日さまの貝

先生からいただいた珍しい貝殻シリーズその2
ツキヒガイ(月日貝)です。
Tukihigai02
わ~w(*゚o゚*)w
赤褐色が鮮やか~ 内側の縁には薄い黄色
形は丸くて、ん~なるほど「月日貝」ですね~
殻も大きいんです。
Tukihigai01
殻長(横幅)13cm、殻高 12cm
ツキヒガイはイタヤガイ科の貝です。
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左殻は赤褐色で、右殻は淡黄色。
イタヤガイは右殻と左殻で色が違い、左殻が褐色、右殻が白(他色々)でした。
ツキヒガイとイタヤガイ、どちらもイタヤガイ科で左殻と右殻の色にも共通性があるんですね~

ところで、ツキヒガイの左殻と右殻、どっちが月で、どっちが日(太陽)?
ツキヒガイ/月日貝 | 市場魚貝類図鑑では…『和名は「月日貝」から来ており、表が夜のごとく赤紫に暗く、裏が白昼のごとく真っ白いということによる。』→左殻:月、右殻:日
ツキヒガイ(月日貝)(ツキヒガイ)とは - コトバンク(世界大百科事典 第2版の解説)では…『右殻は淡黄白色,左殻は赤色で,これを月と太陽に見たててこの名がある。』→左殻:日、右殻:月
左殻/右殻と月/日の対応は…まぁ、見る人のイメージでいいのかな(^o^;

ツキヒガイの殻の内側は…
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左殻も右殻もどっちも白です。殻の縁は黄色ですね。左殻の内側の縁の色は表側の赤褐色の色が混じって黄褐色?ですね。

左殻と右殻を合わせてみると…
Tukihigai04
殻はピッタリ閉じないのですね。
Tukihigai05
「ツキヒガイ」で画像検索すると… 軟体部が見えてる~
ツキヒガイ (イタヤガイ科)|水中写真のすき間 このページの画像がスゴい!触手がい~ぱい!

そして『本種は泳ぎが早く、あっという間に視界から消えてしまいます。』 だそうです。
どのくらい速く泳ぐのでしょう?
ツキヒガイの高速遊泳! - YouTube わ!早い!海の中を飛んでますよ~w(*゚o゚*)w

イタヤガイ科のホタテガイも泳ぎますが⇒泳ぐホタテ !跳ねるホタテ! - YouTube
ツキヒガイの泳ぎはホタテ貝より格段に上ですね~
それと、泳ぐ方向は「そっち」方向なんですか~!貝殻を閉じて水を押し出すと「あっち」方向へ進むと思っていたのですが、そっちか~!どういうしくみで、そっちに水をふきだしているんだろう?

あ、それとホタテ貝の外套膜には眼がズラーっと並んでいたのですが、
「ホタテ 目」で画像検索
ツキヒガイの眼はもっとスゴい!
「ツキヒガイ 目」で画像検索

ふ~ ビックリ連続のツキヒガイでした。
では最後にツキヒガイの殻の表面の模様をアップで鑑賞~(^o^)
Tukihigai03

先生によりますと、このツキヒガイは40年ほど前に和田長浜で拾ったとのこと。
へ~!昔はこんな大きな貝が打ち上げられることもあったんですね~
今ではツキヒガイが打ち上げられることなんてないよね?
ちょっと「ツキヒガイ 三浦半島」で検索したら…
わ!2010年2月にツキヒガイを拾っている人がいた~!
2010年2月 - 津久井浜便り - Gooブログ
ん~今でも三浦半島でツキヒガイが打ち上げられることがあるんだ~!
私も、いつかツキヒガイを拾える幸運を夢見て、三浦半島に貝殻拾いに行きましょう(^o^)



※先生からいただいた珍しい貝殻シリーズ
(その1)【クマサカガイ】へんな貝…面白い~
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(その3)【タコブネ】の殻
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2015年11月 8日 (日)

【クマサカガイ】へんな貝…面白い~

↓これが「クマサカガイ」です。
Kumasakagai07
貝殻を接着剤でくっつけたオブジェじゃありませんよ。
クマサカガイは自分の殻に他の貝殻や小石を付着させながら成長する変な/面白い貝なんです。
なんでそんなことするの?
こちらのページをご覧ください…
クマサカガイ | 貝の図鑑
クマサカガイが入館しました - 鳥羽水族館
 へ~ 鳥羽水族館には『へんな生きもの研究所』があるんだ~

なんで「クマサカガイ」っていう名前なの?
クマサカガイ(クマサカガイ)とは - コトバンクによりますと…『殻表に貝殻や石などを付着させながら成長する。この様子を盗賊熊坂長範七つ道具を背負っている姿に見立てたのが和名の由来。』←この見立ても面白いですね。

貝の図鑑より…『クマサカガイは水深100m~300m位の海の底の砂泥地および砂地に住んでいる貝』なので、海辺で拾える貝ではありません。
このクマサカガイは今年、貝殻の先生よりいただいたものです。
「あうるの森」は 11/15(日)に サイエンスアゴラ2015
タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展します。基本、自分で拾い集めた貝殻を展示しますが、クマサカガイのような滅多にお目にかかれない面白い貝殻も展示して、子供たちの生きもの/自然への関心を高めたいので、これから暫く先生よりいただいた貝殻をブログに掲載していきます。

では、へんな貝「クマサカガイ」を色んなアングルから鑑賞して楽しみましょう(^o^)
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鳥羽水族館のページに…『二枚貝を付着させるときは必ず貝の内側を上に向ける』とありましたが、なるほど、そうなってますね(^o^)

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最後に、このクマサカガイの大きさは…
Kumasakagai01
くっつけている貝殻も含めると10cm
本体だけだと7cmぐらいですね。



※『二枚貝を付着させるときは必ず貝の内側を上に向ける』のはなぜでしょう?
ある日ふと、思いつきました!
『これは内側(裏)を向いていれば死んだ貝だとすぐにわかり、魚などの外敵に襲われにくいからだとか(本当?)』←そうではありませんね。
『クマサカガイは水深100m~300m位の』深海に住む貝なので、そこにある二枚貝の貝殻は…波にもまれてバラバラにはならず、合弁のまま深海底に横たわっているのではないでしょうか? そしてクマサカガイは合弁の二枚貝の貝殻をそのままくっつけているだけ!
クマサカガイは合弁の二枚貝の貝殻をくっつけていたんですが、底引き網で引き揚げられたときに、二枚貝の片割れは剥がれ落ちてしまい、クマサカガイにくっついていた方の片割れは『必ず貝の内側を上に向ける』ということになります。←どうです?この仮説(^o^)
こんど城ヶ島に行ったら、お土産屋さんで合弁の二枚貝付きのクマサカガイを探さなくちゃ(^o^)

では、クマサカガイは何のために貝殻をくっつけるのでしょう?
「カモフラージュ」のためではなさそうです。太陽の光が届かない深海底でカモフラージュする必要ありませんよね。
こちらの仮説が面白かったです。
貝職人が語る「生物の形づくり」 - 生命機能研究科|こんどうしげるの生命科学の明日はどっちだ!? ←リンク切れ
Kondo Labo Frontier Bioscience, Osaka Univ.で見つけた「クマサカガイ」に関するページ
意図的な作業が生み出す貝殻の形

深海底、栄養豊かとは思えません。クマサカガイの殻は透けるほどに薄いです。そこで貝殻に突起をつけるには… 栄養不足で自前の突起は出来ないから、その辺にあった貝殻を使っちゃえ~ってなったのでは!?


※2018/12/01追記
クマサカガイが自分の殻に他の貝殻や小石をくっつけるのは、棘の代わりで、ひっくり返るのを防ぐためのようです。
佐々木猛智. 2002. 貝の博物誌. 東京大学総合研究博物館. 2.貝殻の形の多様性「巻貝の棘」参照
ん、クマサカガイの様に低い円錐形の殻だと、海が荒れてひっくり返ったら、自力では元に戻れないのでしょうね。ひっくり返ったらアウト(^^;

※2020/07/23追記
クマサカガイはクマサカガイ科の貝で、クマサカガイ科には「カジトリグルマ Stellaria solaris」という貝がいるそうです。(上記「貝の博物誌」より)
カジトリグルマの貝殻 ↓ Wikipedia(英語)Stellaria solaris より
Stellaria_solaris
カジトリグルマは貝殻はくっつけず自分で棘を生やします。
クマサカガイが巻貝をくっつけた様子は、カジトリグルマの棘と同じですよね~(^o^)


※先生からいただいた珍しい貝殻シリーズ
(その2)【ツキヒガイ】…お月さまと お日さまの貝
Tukihigai02
(その3)【タコブネ】の殻
takobune

※関連記事
2016/11/02 「地質学者」のクマサカガイ
Kumasakagai160929f
2015/11/15 サイエンスアゴラ2015『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展して~
2016/11/06 サイエンスアゴラ2016『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展してきました~

2015年11月 2日 (月)

ワニグチモダマ(鰐口藻玉)…和田長浜でビーチコーミング

10/26に三浦半島の和田長浜・三戸浜に貝殻拾いに行って、すじ雲/巻雲(けんうん)や、アキアカネの連結打水産卵に気を取られ、この日のビーチコーミングの逸品をブログに載せるの忘れてました(^^;
この日の逸品「ワニグチモダマ(鰐口藻玉)」です。
Waniguchimodama151026b Waniguchimodama151026c Waniguchimodama151026d Waniguchimodama151026e
ワニグチモダマは豆の縁の形が特徴的で、この形が「鰐口」に似ているから鰐口藻玉(ワニグチモダマ)なんだそうです。
「鰐口」で検索… へ~!お寺や神社にある、あれが「鰐口」なんだ~

※モダマの記事
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2013/07/19 藻玉(もだま)の鞘を開いてみました〜
2014/09/24 名も知らぬ遠き島より流れ寄る藻玉(もだま)の実一つ…和田長浜海岸でビーチコーミング


↓これが「鰐口」です。
Waniguchi151104a
この「鰐口」は、雑司ヶ谷 鬼子母神(きしもじん)の鰐口です。
Kishimojin151104
ところで、「鬼子母神」は「きしぼじん」ではなく「きしもじん」なんだそうです。
鬼子母神 - Wikipedia

※関連記事
2016/04/24 池袋…鬼子母神…すすきみみずく

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