【タコブネ】の殻
先生からいただいた珍しい貝殻シリーズその3
タコブネです。 あ、「珍しい貝殻」シリーズではありますが、タコブネは貝ではなくタコです(^^;
タコブネは殻をもつタコなんです。詳細は⇒タコブネ - Wikipedia
『メスは第一腕から分泌する物質で卵を保護するために殻をつくるのに対し、オスは殻をつくらない。』ので、この殻はタコブネのメスが作ったものです。
タコブネの殻の大きさは…
…大きさ 8cmくらい。殻の幅は3.5cmくらい。
これはメスの大きさで、オスの大きさは…『成長したメスは、7ないし8センチメートル前後になる。オスはその20分の1ほどの大きさにしかならない。・・・ メスは貝殻の内側に卵を房状に産みつけ、新鮮な海水を送り込むなどしてこれを保護する。』…とのことで、タコブネの殻は卵を産み、育て、保護するためのものだったんですね~
タコブネの殻は『外套膜からではなく特殊化した腕から分泌されるものである』
その特殊化した第1腕の画像や、タコブネの中身入りの画像は、こちらのぺーじがなかなか素晴らしいです。
⇒水生生物雑記帳:アオイガイとタコブネ
さて、タコブネの殻の鑑賞に戻りましょう。
この中にタコブネの軟体部が入っていたんですね~
タコブネの殻は薄いので、光に透かすとキレイ~(^o^)
※先生からいただいた珍しい貝殻シリーズ
・(その1)【クマサカガイ】へんな貝…面白い~
・(その2)【ツキヒガイ】…お月さまと お日さまの貝
「あうるの森」は 11/15(日)に サイエンスアゴラ2015
『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展します。
※関連記事
2015/11/15 サイエンスアゴラ2015『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展して~
2016/11/06 サイエンスアゴラ2016『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展してきました~
2017/07/07 タコブネの殻を拾った~! 千葉・館山・波佐間~休暇村館山前
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