貝殻拾い【カスリイシガキモドキ】…三戸浜(三浦半島)
三浦半島の三戸浜や和田長浜海岸で時たま拾う変な貝…
カスリイシガキモドキ(ネズミノテ科)です。
パッと見、貝殻のようには見えないのですが~
これは、もしかして、石ころじゃなくて、貝殻?
右上のには放射肋がありますよね。(左下のは岩に付着していた側が上になってます。)
よくよく見ると~
あ、二枚貝だ~!
二枚貝の合わせ目に爪楊枝を差し込んで…
ちょっと口が開きました。
怪獣だぞ~(^o^) と、
ちょっと面白い貝殻なので、見つけるとついつい拾ってます。
もう一つのも口を開けてみる…
カスリイシガキモドキは二枚貝ですが、アサリのようにパカッと開かず、せいぜいこのくらいしか開きません。
これは二枚貝の蝶番の構造の違いなのでしょうか? 貝殻検索してると「翼形亜綱」とか「異歯亜綱」とか出てきますが、それなぁに?
⇒翼形類(よくけいるい)- Wikipedia
『主に固着性であり、足糸(そくし)で体を固着させる。外套膜は癒合せず、水管はない。殻が左右非対称な不等殻の種が多い。』
⇒異歯亜綱(いしあこう)- Wikipedia
『異歯型とは、2枚の貝殻を蝶番で噛み合わせるための鉸歯に、形が異なる主歯と側歯があるということである。閉殻筋肉(貝柱)は前後に2つある双筋型である。』
カスリイシガキモドキは翼形亜綱
アサリは異歯亜綱
食卓でおなじみの二枚貝は異歯亜綱が多いのでしょうか?
そんなことないですよね。カキやホタテは翼形亜綱だし。
いつも貝殻を拾って「キレイ~」「形が面白い」と楽しんでいるだけですが、こういう貝の説明を読むと、二枚貝だけでもとっても奥深いですね~
※関連記事
2014/02/14 【カスリイシガキモドキ】貝殻拾い…和田長浜海岸
2015/12/29 2015年〆の貝殻拾い…三戸浜(三浦半島)
2016/02/15 貝殻拾い…和田長浜海岸で【ハナマルユキ】~!
※あ、また貝殻の大きさが分かる画像を載せ忘れていた(^^;
カスリイシガキモドキの大きさは… 3cmほど
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