最近、貝殻少ないね~と…
5/30 あんまり拾えなかった貝殻拾い…三戸浜でアメリカネナシカズラ~ とか、
5/1 ほとんど拾えなかった貝殻拾い…斉田浜→天神島→(山越え)→秋谷海岸 という状況で、じゃ次はどこに行こうか?
三浦半島では拾えそうにないから、房総半島に行ってみようかな~
でも…
3/29 平砂浦(千葉・館山)で貝殻拾い…貝殻がなくて、馬がいた
って、貝殻なかったし(^^;
南房の貝殻拾いと言えばココ⇒きいこのビーチコーミング日記にも『最近貝がありません』って書いてあるし(^^;
どうしよ~・・・
「あうるの森」から三浦半島行くのと、南房(館山)に行くのでは、時間は倍、交通費も倍かかるから、行ってみたけど拾えなかったじゃ悲しいし(´Д`)
ん~でも、こっち(三浦半島)で拾えないなら、あっち(千葉・館山)に行ってみようか!
坂田海岸ならどうかな?
…と、行ってきました千葉・館山・坂田海岸へ~
そして…
貝殻拾えたよ~\(^o^)/
拾った数は多くはないけど、三浦半島とはちょっと違う貝殻が拾えて楽しかった~(^o^)
では、坂田海岸で拾った貝殻をご紹介。
▼赤紫色に摩耗したオミナエシダカラ
わ!この摩耗は美しい~!
ぼわっ~と擦れて、赤みの強いピンク色になってる~
↓水をかけて見ると~
赤紫が鮮やか~!
これまで何百個もオミナエシダカラ拾ってますけど、こんなに美しく摩耗したのは初めて。
ん、これはレアものです(^o^)v
▼ツルピカ ハナマルユキ
こちらは摩耗してない、ツルピカのハナマルユキ。
※ビーチコーマーの間では FD と呼ばれるものですが、FD(Fresh Dead)って、日本語で言えば「死にたて」なので、いまいちイメージ良くないので、私は「ツルピカ」って呼んでます(^o^;
▼サメ肌のサメダカラ
正面から見たサメ肌ブツブツ~
サメダカラのお腹~
あ、このお腹のすじは殻口の歯がお腹全面に広がったものなのか~と、改めて認識しました。
ハナマルユキのお腹と殻口の歯は↓こうなってます。
サメダカラは背中もお腹も鑑賞ポイントですね(^^)
▼クロダカラ
このクロダカラもツルピカでした(^^)v
▼メダカラ
メダカラは三浦でも房総でも一番よく拾えるタカラガイですが、あえてここに載せたのは…
背中の斑紋が目だ~!って分かりやすいかな?と思って。
「メダカラ」は背中の斑紋が目玉のように見えるので「目宝」らしいです。
▼殻の割れたハナマルユキ
お~!水平方向に綺麗に割れて、殻の内部構造がよく見てとれるハナマルユキです。
こういうのは「タカラガイは巻貝なんだよ~」ってお話しするとき役に立つので拾います(^_^)
→タカラガイは巻貝なんです~@_@
タカラガイは以上
ここらでちょっと一休み。
坂田海岸を眺めます…
青い海、青い空、そして初夏の雲。。。
坂田海岸の貝殻だまり~
掘りがいがあります(^o^)
っていうか、掘らないと拾うに値する貝殻が出てこないです。
そして、掘っていて一番よく出てくるのが…
▼マツムシ~
ちょっとアレンジしてみました(^_^)
▼コニクダケ、ヒメトクサ、シクチガイ
タケノコガイ科の貝殻も多いですね。
▼ネジガイ め~っけ!
白いのがネジガイね。左はシクチガイ。右のは…何でしょう?
▼ホタルガイ
この紡錘形の形がイイですね~
白いのは摩耗したのかと思ったら、「海辺で拾える貝ハンドブック」によりますと…『殻は白地に茶褐色の波型模様をもつが、白色、黄褐色、黒褐色など単色の個体もある。』とのこと。
ホタルガイって、この形からフデガイ科と思っていましたが、マクラガイ科なんですね~ しかも肉食。
こちらのページに『ホタルガイ類の歩いた跡』が出てました~⇒ホタルガイの仲間 : beachmollusc ひむかのハマグリ
▼ベニフデ
こちらはフデガイ科。
▼キンチャクガイ
このキンチャクガイは色鮮やか~!
貝殻拾い1年生のときに、なんでもかんでもやみくもに拾っていたときの→キンチャクガイ と全然違う(^^;
▼サラサバイ
数ミリの小さな貝殻ですが、デジカメで撮影してみると細かな模様も見えて、キレイ~
そして、この日の逸品…
▼サワラビガイ
「サワラビガイ」は「早蕨貝」で、早蕨(さわらび)は「芽を出したばかりのワラビ」です。
2015年に三浦半島・三戸浜で拾って以来、2個目のサワラビガイです(^o^)v
→貝殻拾い【サワラビガイ】…三戸浜(三浦半島)
サワラビガイはケヤリムシの棲管(せいかん:泥を分泌物で固めて作った巣)に付着して、『ケヤリムシの集めた餌を横取りしながら生活し、卵嚢もその棲管上に産み付けられる。』⇒静岡県/静岡の自然を学ぼう/サワラビガイ【貝】
ケヤリムシに付着している様子⇒サワラビガイ - Izuzuki海の生き物大図鑑(笑)
サワラビガイの卵嚢⇒卵を守るサワラビガイ|富戸の波
こちらの画像もスゴイ⇒サワラビガイ: onsenmaru blog
サワラビガイはケヤリムシの棲管上でしか生きられない貝なのですね。それで貝殻の打ち上げとしてはレアものなのかな~?
さて、坂田海岸の東側の端まで来ました。
白い岩にコバルトブルーの海
エメラルドグリーンの海~沖に見えるのは「沖ノ島」
坂田海岸の端っこまで、貝殻だまりを掘り掘りしながら来たので、だいぶ時間が経ちました。
この日は、このあと休暇村館山~塩見まで貝殻拾いしながら歩く予定でしたが、休暇村館山のところで時間切れ…帰りのバスの時間になっちゃいました。名残惜しいけど、いろんな貝殻が拾えて楽しかった~(^o^)
※この日の行動記録
・5:53の電車にタッチの差で乗り遅れる(汗;)
・7:20東京駅発「房総なのはな号」には間に合った~
高速バス「房総なのはな号」は館山駅から一般路線を走ります。この日は9:15ごろに館山駅に着き、発車するのは9:30。バスの運転手さんが「発車まで15分ほどありますから、下りて買い物してくることもできますよ。」と言うので、ちょっと下りて、パン屋さん「モンフルニエ駅前店」で「卵入りカレーパン」を購入。坂田海岸で食べました。美味しかったです(^_^) 黄身が半熟で。カレーパンを揚げても半熟ってことは、パンの中に入れたときはどういう状態だったのでしょうね?
・10時ごろ坂田海岸着
・14時ごろ坂田海岸をあとに…
・てくてく歩いて休暇村館山前の海岸まで貝殻拾い。ネジガイとクロスジグルマを拾った~
・帰りは15:57安房塩見からバスに乗る予定でしたが、もう時間がない…
・15:54休暇村館山から高速バス「房総なのはな号」で帰途につく。
・18時半過ぎ東京駅着
首都高渋滞でやや遅れましたが、まぁ予定通り。ところがこの後…京王線新宿駅で電車に乗って座れたので「ふ~」と一息ついたところで、「只今〇〇駅で人身事故が発生しました。」って・・・ 振り替え輸送で帰ることになり、ここで疲れた~
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2017/07/07 タコブネの殻を拾った~! 千葉・館山・波佐間~休暇村館山前
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