大和市・夏のおもしろ科学館2017でタカラガイのストラップを作った子…250人!
8/19(土)夏のおもしろ科学館2017が神奈川県大和市 文化創造拠点シリウス にて開催されました。
「あうるの森」はこのイベントに『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展しまして~
大盛況~!
向こう側のテーブルに貝殻標本(約300種)を展示し、
こちら側のテーブルでタカラガイのストラップ作りをしました。
タカラガイのストラップ作りの順番を待つ間、貝殻標本を見てもらうので、待ってる間も退屈しない(貝のお勉強ができる)なかなか良い動線(^_^) かと思ったら、部屋の外にも行列は続いてた~
この日のイベントへの参加者は750人。子供には親がほぼもれなく付いてきますから、イベント来場者は1,500人以上だったのでしょう。10種の出展(実験・科学工作・体験)はどこも盛況でした。
そして、「あうるの森」でタカラガイのストラップを作った子は、250人!大盛況でした~w(^o^)w
これまで『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』は、サイエンスアゴラ 2015, 2016 と出展してきたのですが、個人の(極小零細団体:スタッフ2名での)出展ですので、1日に対応できるのは100人が限界。
それが今回は「お手伝いをお願いできるのでしたら2人…」とお願いしていたら、運営の方で大学生のスタッフを4人も入れてくれたので、大盛況の行列も30分程度の待ち時間で収まり、250人もの子供たち(大人で作っていったのは3人ほど)にタカラガイのストラップ作りを楽しんでもらえました(^o^)
今回は大学生スタッフ(和光大学の3年生)4人にはタカラガイストラップ作りの指導を担当してもらい、私は貝殻の説明に専念できましたので、なかなか良い流れの出展ができたな~と達成感いっぱいです(=^ェ^=)
大学生スタッフの皆さん、ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m
今回のトピックス…
●海で貝殻拾いしたことのある子どもって少ないんだ~(^^;
大和市に住んでいると、大和駅から片瀬江ノ島駅まで約30分という、私にとっては「うらやまし~」環境なんですが、海で貝殻拾いしたことのある子どもって少ないんだ~!
これが「若者の海離れ」の一端なのか~
●貝殻標本(10種パック)限定100セット配布しました~
サイエンスアゴラで配布したときの「貝殻のお品書き」をベースに、できるだけ手間を省いて1種100個に足りないものを別の貝殻に入れ替えたら、二枚貝が2種類しかなかった~(^^;
貝殻拾いしてる人にとっては「なんてことない」貝殻ばかりですが、貝殻になじみのない子供&親にとっては「珍しいもの」なんですね~
※これで貝殻を大量放出したので、貝殻をストックしておくスペースが空きました。
またせっせと貝殻拾いしよ(^o^)/
●ホタテは知っていても、ホタテの貝殻を見たことがない子供が多いんだ~
●イカの骨(甲)を知らないお母さん多数
イカを1杯買ってきて自分でさばく人が少ないってことでしょうね。
→ビーチコーミング…三戸浜で【コウイカの甲/イカの骨】
●貝殻展示で一番ウケるのは…クマサカガイでした~(^o^)
→【クマサカガイ】へんな貝…面白い~
→「地質学者」のクマサカガイ
●タコブネもウケます →【タコブネ】の殻
「殻を作るのは雌だけ。卵を保護するために殻を作ります。」というお話は、お母さんにウケがいい気がする。
●「アワビの殻とトコブシの殻の違いはな~んだ?」という問いかけると、みんなアワビとトコブシの違いを探すために、貝殻を真剣に観察します。←この問いかけは、貝殻に興味を持ってもらうとっかかりとして、なかなかイイな~とおもうこのごろ(^^)v
●「貝殻を耳にあてたら何が聞こえる?」って、やや大きめの貝殻…ボウシュウボラ,ヤツシロガイ,アカニシなどを耳にあてた子供たちは、けっこう真剣に音を聞こうとしていた(^o^)
●サイエンスアゴラ2015では…「親が口出し過ぎ!」(○`ε´○)プンプンと思ったりもしたんですが、
今回私はストラッブ作りの指導はしませんでしたが、指導したスタッフによると、「静かに見守る」タイプの親が多かったとのこと。小さな子に「ひもを結んで」と言うと「どうやって?」となることがあり、そういう場合は「じゃ、そこはお母さん/お父さんがやるから…」となるんですが、そこも静かに見守ってるお父さんがいて、「しょうがないから、ひもの結び方も教えたよ~」というケースもあったそうです(^^;
●大和市文化創造拠点シリウス は最近できた施設らしく、新しくて、館内は広々とした作りでした。
夏のおもしろ科学館2017は6階の生涯学習センターで行われ、「あうるの森」は605小会議室で出展。
ここの会議室は壁がガラス張りで、外(通路)から中が見えるんです。イベントの時は中で何をやっているのか?外から見えて、←これなかなかイイです。行列ができても中の様子が分かれば待ってる人のイライラも少ないだろうし。10の出展の中から「どれをやろうかな?」って選ぶとき、中の様子が見えれば「あ、これやりたい!」って選びやすいし。私も昼休みに他の出展をざっと流して見たとき、通路を歩くだけで他の出展の様子を見ることができたし。
大和市の「おもしろ科学館」また出展したいです(^_^)
※ところで、9時に会場に着くように、8:45ごろ大和駅から文化創造拠点シリウスに向かって歩いていたら…
やまとプロムナード「古民具骨董市」をやってた~!
なかなか私好みのモノが色々・いっぱい!
あ~これ見ていたい~!と非常に惹かれたんですが。。。
子供たちに「貝殻の楽しさ」を伝えなければ! 後ろ髪を引かれつつ・・・
※この骨董市 毎月第3土曜日6:00~16:00開催
へ~朝6時からやってるんだ~!
※あうるの森サイエンスラボよりコメント…
『あ~!しまった。スタッフに入ってもらった和光大学の学生さんたちに「生物多様性」と「進化」のことを語る時間がなかったよ~(涙;』
出展タイトルは『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』なんですが、小学生に「生物多様性」や「進化」のことを語るのは難しい。小学生にはたくさんの貝殻(約300種)を見てもらうことで「身近な海にこんなにたくさんの貝がいるんだ~!」と感じてもらえば良しとしているのですが、大学生には「生物多様性」と「進化」のことを語ることができたのに~ 残念。。。
その語りたかった内容はこちらをご覧ください。
⇒「貝殻の標本作り」を通して知る「生物多様性」:正多面体クラブ
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※大和市教育研究所から「夏のおもしろ科学館2017」参加者アンケート抜粋が届きました。その中から『タカラガイのストラップ…』の感想を2件転記しておきます。
・「タカラガイのストラップ」などのイベントが「よく思いついたな~」と思いました。またシリウスの夏のおもしろ科学館に来たいです。楽しかったです。ありがとうございました。
・とても楽しかったです。無料で楽しめるところがとてもよかったです。ストラップを作るコーナーが待っている時間も貝を見て楽しめたので、待っているときも楽しかったです。他のコーナーもそうして欲しいです。
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