大和市・冬のおもしろ科学館2017…飛ぶ種(アルソミトラ、フタバガキ)の模型の作り方
12/3(日)冬のおもしろ科学館2017が神奈川県大和市 文化創造拠点シリウス にて開催されます。
「あうるの森」はこのイベントに『飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅する形を考えよう~』で出展します。⇒大和市 冬のおもしろ科学館2017 [PDF]
「おもしろ科学館」には多くの子どもたちが参加します。(飛ぶ種)アルソミトラとフタバガキの模型を作るのですが、両方作ると工作時間が長くなり多くの子どもたちに対応できない。では「どちらか一つだけ」にすれば対応人数は倍になるのですが、木の実好きの私は「アルソミトラもフタバガキも伝えたい!」ので、会場ではどちらか一つを作って、もう一つは「お家に帰って作ってね~」とすることにしました。
お家に帰って作るには、作り方の説明書が必要ですが、それを印刷して配布するのはかなりのコストがかかるので、「Webで検索」ってことで、ここに作り方を載せておきます。
▼(飛ぶ種)アルソミトラの作り方
上:本物、下:模型
材料は↓
・アルソミトラの型紙
・発泡スチロールを薄~くスライスした「発泡スチロール・ペーパー」
・アルソミトラの種(4枚)
アルソミトラの型紙の4つの水色の四角形の裏には両面テープが貼ってあります。
この両面テープのシートをはがして、発泡スチロール・ペーパーの上に重ねて貼ります。
そして、枠線に沿ってハサミで切ります。
注意すること:型紙の翼の裏側は両面テープでくっついていませんから、切ってる途中で型紙と発泡スチロール・ペーパーがずれないように注意しましょう。
アルソミトラの種(4枚)も形に沿って切ります。(裏側には両面テープが貼ってあります。)
アルソミトラの型紙を一番下に置き、その上に発泡スチロール・ペーパーを載せると種の位置が透けて見えるので、そこに種を貼ります。
種は両面に貼ります。なぜそうするかというと~
本物がそうなっているからです。左:本物、右:模型
アルソミトラの翼果は、翼の薄い部分を種が上下から挟む様な構造になっているんです。
アルソミトラの翼果の模型は2つ作り、一つは発泡スチロール・ペーパーにシワを寄せて凸凹にします。
なぜシワを寄せて凸凹にするのかというと~
本物がそうなっているからです。
翼にシワを寄せて凸凹にしたものと、シワのないもので飛び方の違いを比べてみましょう。
▼(飛ぶ種)フタバガキの作り方
材料は↓
・フタバガキの型紙
・ウッドビーズ(12mm)
・両面テープ(2cmほど)強力タイプがお薦めです。
フタバガキの型紙を枠線に沿ってハサミで切ります。
フタバガキの羽の根元を山折・谷折して寄せたところに、10mm幅の両面テープを10mmの長さに切って貼り付けます。
羽のクラフトペーパーを親指と人差し指で挟み、図のように曲げます。
ウッドビーズに羽を貼り付けます。しっかりとくっつくように、指でつまんで押さえます。
フタバガキの羽の広がり具合、曲がり具合を、本物を見ながら調整して、投げ上げてみましょう。
フタバガキの種子の模型がクルクル回りながら落ちてきます(^o^)
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