大和市・冬のおもしろ科学館2017…飛ぶ種の模型を作った子…170人
12/3(日)冬のおもしろ科学館2017が神奈川県大和市 文化創造拠点シリウス にて開催されました。
「あうるの森」はこのイベントに『飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅する形を考えよう~』で出展しました。
夏の面白科学館に『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展させていただきまして、それに引き続き2回目の出展です。
今回の出展のポイントも「作るだけじゃなくて、観察して生物の多様性を知る」こと。
タカラガイのストラップ作りのときは、貝殻標本を約300種展示しまして、
今回は木の実の標本を数十種展示しました。
入口を入ると、まずは「世界一長い松ぼっくり!シュガーパインコーン」がお出迎え。
「わ!おっきいw(*゚o゚*)w」と、子供は触ってみたくなりますよね。
そこで「触っちゃダメでしょ」と言うおかあさん多数なんですが、
「触っていいですよ。どうぞ手に取ってご覧ください。」と…(博物館で展示品をカラス越しに見るのではなく、)実物を触ってみるという体験がとっても大事だと思ってます。
「世界一大きな豆!モダマ(藻玉)」もインパクト大!なので、多くの子が持ち上げてみます。すると、鞘の中の豆がカラカラ音がするので、子供たちはカシャカシャ振る振る(^o^;
科学工作イベントの順番待ちで行列しているときに飽きさせない/これからやる工作に関する科学知識を与えるために標本展示をしています。今回(冬の)出展では、夏の「タカラガイのストラップ作り」のときのように部屋の外に行列~ってことはなく、ふと気づけば「あれ?工作の席 空いてるよ。」と思ったら、まだ木の実の標本を見てました。
木の実って、貝殻よりは身近なもので、でもその木の実にこんなに色々な種類/形があることが興味を引いたのでしょうね。
今回、飛ぶ種の模型を作った子は170人。(イベント参加者は707人)
夏のタカラガイのストラップでは250人。(イベント参加者は750人)
夏よりやや余裕があったので、飛ぶ種の模型作りを終えてから、また木の実の標本を見に戻る親子もちらほらいました。模型よりも実物の方が興味を持ってもらえたようです(^_^)
あ~ちょっと余裕があったのに、木の実の標本を並べたところを撮影してこなかった。
人いっぱい(忙しい)ときに会場の様子は撮影したのに(^^;
※今回も大和市教育研修所にお願いして、大学生スタッフ4人に飛ぶ種の模型作りを指導していただきました。個人の(極小零細団体:スタッフ2名での)出展ですが、大学生スタッフ4人が入ってくれたことで、170人の子供たちに対応することができました。ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m
※今回作った飛ぶ種の模型 (作り方にリンクしています。)
▼アルソミトラ・マクロカルパ
上:本物、下:模型
▼フタバガキ
左:本物、右:模型
※大和市教育研究所から「冬のおもしろ科学館2017」参加者アンケート抜粋が届きました。その中から『飛ぶ種の模型を作ろう』の感想を5件ほど記載しておきます。
・様々な種を見ることができて、植物の不思議さを感じました。
・種の工夫がよく分かりました。植物をもっとよく観察してみようと思いました。
・飛ぶ種の模型がおもしろかったです。
・種の散布方法とか、分かりやすくておもしろかったです。
・世界の様々な種が展示してあり、眺めて、さわって、とても勉強になりました。
※関連記事
2018/12/09 大和市・冬のおもしろ科学館2018『くるくる回る種の標本と模型作り』
2018/08/18 大和市・夏のおもしろ科学館2018『たまごの謎を探る』…ダチョウの等身大画像
2017/08/19 大和市・夏のおもしろ科学館2017でタカラガイのストラップを作った子…250人!
2014/11/09 サイエンスアゴラ2014 飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅するかたちを考えよう~
« 大和市・冬のおもしろ科学館2017…飛ぶ種(アルソミトラ、フタバガキ)の模型の作り方 | トップページ | シダーローズを拾いに…野川公園2017 »
「木の実」カテゴリの記事
- 【カラスザンショウ】晩秋のビーチコーミングついでの植物観察@三戸浜~三崎口(2024.12.03)
- マメ科の植物のふしぎ~お豆の標本作り~@片町文化センター(2024.11.08)
- 【ザクロ】の実と【ホオノキ】の実と仮種皮が赤い~(2024.09.18)
- クリの実がなって、花が咲いてる~!(栗の花の狂い咲き)(2024.09.09)
- 【ホソヘリカメムシ】…アリに擬態、共生細菌で薬剤耐性、競争者とニッチ分割…すっごく面白い昆虫だ~‼(2024.08.17)
« 大和市・冬のおもしろ科学館2017…飛ぶ種(アルソミトラ、フタバガキ)の模型の作り方 | トップページ | シダーローズを拾いに…野川公園2017 »
コメント