ウニ殻観察【タコノマクラ】の★ランタン
ウニの口器を『アリストテレスのランタン』と言います。
アリストテレスがその著作『動物誌』にランタンのような形をしていると記したために『アリストテレスのランタン』と言うのですが、日本では、ランタン=提灯なので『アリストテレスの提灯』とも言います。でも、ランタンと提灯じゃかなりイメージ違いますよね(^^;
そして↓これがタコノマクラの口器(アリストテレスのランタン)です。
星★のランタンです。
タコノマクラはウニの一種。ウニは棘皮動物で、体の構造が「五放射相称」なので、口器も5つのパーツからできてます。
↓それをバラすと…
↑ハート♡形のパーツもありますね。
↓裏返すと…
↓中心部には歯があります。
ウニの口器(咀嚼器)には歯がついていたんですね~
その歯を支えている骨?は↓2つの骨がくっついて歯を挟んでます。
そして、この骨が美しいんですよ~!
↓アップで…
タコノマクラはなぜにこの繊細な構造を必要としたのでしょうか?
↓斜めのアングルで…
ふ~ タコノマクラの★ランタンの美を堪能しました~(^_^)
このタコノマクラの口器を取り出すまでのお話は…
→ウニ殻観察【タコノマクラ】の殻を水平に切ってみました~
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はじめまして
私、TBSテレビで番組制作しております
ものなのですが、
あうるの森様が2014/6/30にUPされております
葱畑の葱の画像を番組内で使用させて頂けきたく、一度ご相談できればと思い
ご連絡させていただきました。
葱の話をするさいのイメージ絵としての使用を考えております。
ご希望であればクレジット記載なども可能になります、
ぜひ一度お話だけでも聞いていただきたく思います。
お送りいたしまし連絡先に頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
投稿: yosikawa | 2018年3月 6日 (火) 11時57分