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2018年8月31日 (金)

夏の木の実観察&トチの実拾い@多磨霊園

8/25に夏の木の実観察&トチの実拾いに行って、トチの実拾うと荷物が重くなるので、トチの実拾いは後回し。【エゴノキ】【ハクウンボク】 【ヒマラヤスギ】 【ネムノキ】【ホオノキ】と見て回って、それではトチの実拾いに行きますかね~
と、トチノキ並木に行ってみると…
落ちてる、落ちてる、トチの実落ちてる~!
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まずは20個ほど拾い集めました。
でも、このトチの実は台風の風で落とされたものでしょうか? 殻がまだ固く締まっていて、中の実が取り出せません。
もう少し先に行って、拾い集めた、殻の外れたトチの実…
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そして、この日の逸品のトチの実~(^o^)
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トチの実の表面に何重もの輪(年輪じゃなくて日輪?)が見えるトチの実。
この模様が見られるトチの実はレアものだから、この模様を残しておきたい。
それには中身をくり抜いてトチの実笛にすればいい。
→2013/10/05 とちの実笛を作りました~
トチの実笛にしようと、ドリルで穴は開けておいたのですが、翌日中身ホジホジするのを忘れたら、乾燥してシワがよって、この模様は消えてしまってた(^^;

トチの実が落ちるのは8月下旬~10月初旬ぐらいまでかな。
まだ落ち始めたばかりで、トチノキの枝には実がいっぱい生ってます。
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↑ほら、鈴なり~↓w(*゚o゚*)w
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この「鈴なり」のトチの実、これに似てません?⇒「巫女さん 鈴」で画像検索
この鈴は「神楽鈴」って言うんだ~
神楽鈴は鈴が3段に下から七・五・三って付いてるんだ~!

ところで、鈴生り(すずなり) - 語源由来辞典によりますと…『鈴なりの「鈴」は、神楽鈴のこと。果実が群がってなるさまが、神楽鈴の鈴の付き方と似ていることから「鈴なり」と呼ぶようになり、物や人が群がり集まることも意味するようになった。』のだそうです。

で、この日拾ったトチの実は…
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小さめのレジ袋にいっぱい。ざっと100個ぐらいでしょうか。
あ~また、トチの実を(使う目的もはっきりしてないのに)拾ってしまった(^^;
「木の実が落ちてると…」「貝殻が打ち上がっていると…」拾ってしまうこの性(さが)は…
遺伝子に組み込まれているんですかね(^o^?



▼夏のトチノキ並木~
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秋(9月)のトチノキ並木は↓こちらの記事で…
2016/09/03 多磨霊園のトチノキ並木でトチの実拾い~

2018年8月30日 (木)

夏の木の実観察【ネムノキ】【ホオノキ】…多磨霊園

8/25に夏の木の実観察&トチの実拾いに行って、エゴノキ ヒマラヤスギハクウンボク→ またヒマラヤスギ~と観察した後、さて次はトチの実拾いだね~と多磨霊園内を自転車で移動中に見つけた木の実…

▼豆の生る木 ネムノキ(合歓木)
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ネムノキは マメ科 ネムノキ亜科 の落葉高木で、マメ科なのので実は豆です。
上の写真は10メートルほどの高所に生っている豆の鞘をズームして撮ったのですが、一番低い所の豆の実る枝に手が届いたので、ネムノキの豆の鞘を一つ採って、観察~
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↑右(下)の画像は、太陽の方にかざして、鞘の中の豆を透かして見たものです。
ネムノキの豆の鞘は10cmくらいはある大きな鞘ですが、薄っぺらで、中の豆も小さいです。枝豆のような「豆~!」感がありません(^^;

このネムノキの近くにあった…
ホオノキ(朴の木)
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ホオノキの赤い実がいっぱい実ってる~!
ホオノキはモクレン科の落葉高木で、実が生っているのは10メートルくらいの高所。
こちらは手の届く高さに実は無かったので、手に取って観察するのは(今回は)なし。
せめて、ズーーーム(^^;
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※これまでのホオの実の観察記事
2011/10/05 ホオの実…台風の落し物(4)
2011/10/06 ホオの実から赤い種が…
2011/10/07 ホオの実? ホオの種?
2013/09/04 ホオノキ(朴の木)の実が赤~い
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このときのホオの実は真っ赤 w(*゚o゚*)w

2018年8月29日 (水)

夏の木の実観察【ヒマラヤスギ】の「まつぼっくり」が大豊作だ~多磨霊園

8/25に夏の木の実観察&トチの実拾いに行って、
7/29に観察したヒマラヤスギの実がさらに育ってるかな~?と見に行ったら…
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ヒマラヤスギの実(球果:まつぼっくり)がいっぱいだ~\(^o^)/
前回観察したときはまだ小ぶり。↑これもまだ小ぶりですが、前回よりは育ってます。

そして、遠くからヒマラヤスギの木全体を撮って…
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黄色い点線のあたりをズームすると~↓
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ヒマラヤスギの実がいっぱいだ~w(*゚o゚*)w
点々と白く見える一つ一つがヒマラヤスギの実です。
ざっと数えてみると~(一部分で数えて、面積比率で掛け算すると…)
1本の木に数百個の実がありますね~!!
↓スマホで縮小されないヒマラヤスギの実を識別できる画像も貼っときます。
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この範囲だけ数えてみても、200個以上ありますね。

このヒマラヤスギの実が、冬になるとシダーローズとしてバラバラ(薔薇々々)落ちてくるんですよ~
シダーローズ(Cedar Rose)はヒマラヤスギの実の先っちょなんです

今年の冬はシダーローズをいっぱい拾えそうです(^o^)
ただし、貝殻拾いにばかり行ってないで、木の実拾いにも小まめに行った場合ね(^o^;



※関連記事
2017/12/23 大輪のシダーローズ(Cedar Rose)…野川公園2017

2018年8月25日 (土)

夏の木の実観察【エゴノキ】【ハクウンボク】…多磨霊園

7/29に多磨霊園に木の実ウォッチングに行ったら、今年はトチの実もヒマラヤスギの実も豊作でした~
8/24 台風20号が日本海に抜けて… 今回は用事があって貝殻拾いには行きません(^^;
8/25 多磨霊園のトチの実が落ちてるだろうから、トチの実拾いと木の実ウォッチングに行ってきました~

トチの実拾うと荷物が増えるので、トチの実拾いは最後にして、まずは木の実ウォッチング~

エゴノキの実
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エゴノキとは⇒エゴノキ - Wikipediaによりますと…『和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する』
樹木図鑑(エゴノキ)の種子の解説によりますと…『この種子をヤマガラが好む。一旦、地中に埋めてから食べる。』←なぜ地中に埋めるの?
樹木図鑑の「貯食型種子散布」の説明が面白かった!
土中に埋めてアク抜きしてるんですって!!
そして、動物に土中に埋めさせるために果実が「えぐい」!!!
『進化』ってスゴイ~w(*゚o゚*)w

ハクウンボクの実
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エゴノキの実と似てますが、ハクウンボクの実の方が大きいです。
ハクウンボクはエゴノキ科エゴノキ属なので、木の実も似てるんですね。
ハクウンボク(白雲木)- 庭木図鑑 植木ペディアによりますと…『ヤマガラの大好物となる種子』とあります。

「ヤマガラ エゴノキ」で検索すると、色々出てきますね~ そのトップに出てきたページ
第40回 木の実探しが出会いの近道。エゴノキに来るヤマガラを観察しよう!神戸宇孝さんの「野鳥観察に行こう!」
あ、ヤマガラはエゴノキの実を貯食しますが、その場でも食べてますよ。えぐくないの?
『ヤマガラの行動を見ていると、実をちょっとくわえた後にその実はやめて別の実のを探す行動をすることがあります。』ということで、えぐくない実を探しているのかな?

樹木図鑑(エゴノキ)樹木図鑑(ハクウンボク)には「虫こぶ」も出てきます。
そうそう、「虫こぶ」って不思議で面白いから、好きなんですよ~(^o^;
『樹木図鑑』というサイトかと思ったら、『木のぬくもり、森のぬくもり』というサイトなんですね。
そして、「夏の虫こぶ いろいろ」が面白かった~
『この虫こぶ(エゴノネコアシ)を見て、虫こぶに興味を持ち、やみつきになった、と言う人も多いようだ。』…とのこと。あら、そうなんだ。(^o^)
「エゴノネコアシ」の画像検索結果を見るだけでも面白い。

※ヒマラヤスギの実と、トチの実も書くつもりだったのですが、エゴノキとハクウンボクを検索していたらハマってしまったので、今日はここまで(^^;

2018年8月18日 (土)

大和市・夏のおもしろ科学館2018『たまごの謎を探る』…ダチョウの等身大画像

8/18(土)神奈川県大和市の文化創造拠点シリウスにて、
夏のおもしろ科学館2018が開催されました。
「あうるの森」は、これに『たまごの謎を探る~卵殻の標本作り~』で出展してきました。
「卵殻の標本」を作るのに色々な鳥の卵を丸々1個ずつなんてことできませんから、「かけら」ですけど…
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ダチョウ、エミュー、ニワトリ、ウズラの4種の卵殻標本です。
ニワトリは白玉、赤玉、そして薄緑色のアロウカナの三色
ダチョウとエミューの卵殻が「かけら」とはいえ、レアものでしょ(^o^;
さらに裏側には…
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恋のお守り」エミューの羽もつけちゃう(^o^)v

この標本作りをきっかけに、「たまご」や「鳥」に興味を持ってもらい、「たまごの謎」…不思議、面白さを伝えることがこの出展の目的なので、ダチョウの卵、エミューの卵も展示しました。みんなたいてい「本物?」と聞くので、「本物だよ。本物だから触ってみてね~」
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さらに、鳥の羽根も展示しました。フクロウ、カラス、トンビ、ダチョウ、エミュー
意外とこれがウケました(^o^)
カラスの羽を手に取って振る/扇ぐ子もいるけど、見てるだけの子には「この羽根を持って振ってごらん。・・・ 風がおきたよね? じゃぁ、こっち(ダチョウの羽)を振ってみて。・・・風はおきたかな?」→「おきなかった」→「はい、ここで注目してほしいのは、こっち側(フクロウ、カラス、トンビ)は飛ぶ鳥の羽なんです。でもダチョウは飛べない鳥なので、こんな羽なんです。」→「あ!そうか~(*゚o゚*)」というリアクションはお母さんたちの方が大きかった。
それと、ダチョウの羽の「ふわふわ~」は、子供たちと、お母さんたちに大好評でした(^o^)
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卵と羽の実物を触って、標本作りを待つ間は… たまごの謎/不思議/面白さのお話。
その中の一つ…
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『ダチョウの卵は、鳥の卵の中では最大!
でも、体の大きさの割りには小さな卵』 ということと、
『ダチョウは世界最大の鳥。頭高 2.4メートル 以上になる。』 ということをお話しただけでは(たぶん)すぐに忘れられてしまうので、それを強く印象付け、体験として覚えてもらうために用意したのが、ダチョウの等身大画像!
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記念撮影 どうぞ(^o^) と、記念撮影するときはダチョウの卵も持って撮影。
(ブログに載せられる、ダチョウの卵を持ってピース写真は無いんです。)

大和市・夏のおもしろ科学館2018 の受付人数は414人。
卵殻の標本作りをしていった人は136人。
作成に一人10分ぐらいかかり、作り方指導4人、10:00~15:30の出展で、対応想定人数は120人。ほぼ想定通りにできました。
今回の出展でも主催者の大和市教育研究所にお願いして、お手伝いのスタッフ4人(小学校の先生1人、和光大学の学生3人)に参加していただきました。学生さんたちは学校の先生を目指しているのでしょうね。子供たちへの対応が上手でした。ただ作り方を教えるだけじゃないんです。子供たちとさりげない会話をしながら、子供たちの興味を引き出していくの、うまいわ~ と感心しちゃった。「あうるの森」で大和市おもしろ科学館に出展するのはこれで3回目となりましたが、毎回スタッフの皆さんのおかげで、とても良い出展ができてます。皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m


鳥の卵と体の大きさ比べの出典は 『ネイチャー・ハンドブック 世界の「鳥の卵」図鑑』です。

卵の写真は実物大で、「鳥と卵の大きさの比率」の図が全ての卵に掲載されています。
たとえば、ダチョウのページ…
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その上に、ダチョウの卵を置いてみる…
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ほぼ実物大だ~!ちょっとはみ出してますけど。
ダチョウの卵の大きさは『127~175×111~145mm』で、このページの卵は130mm。
本の1ページに収まる小さめのダチョウの卵を載せてるんですね。


「たまご」を科学イベントのネタにしたら面白いんじゃない!?と思ったのは…
↓こちらの本を読んで。
『ゲッチョ先生の卵探検記』 面白いよ~(^o^)

去年、夏のおもしろ科学館2017では開場と同時に子供たちがわんさか来たんですが、
今年、夏のおもしろ科学館2018では「あれ~?今年はちょっと少ないね~」という状態で、「あうるの森」への一番客は子どもではなく、大人!「あら~!朝一番で来てくれたんだ~(^o^)」と、その熱心な人は… 科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」の藤田さん
「卵殻の標本作り」 もしよかったら広めてくださいな(^o^)
あ、最近のブログは貝殻ばかりで木の実が少ないのがちょっと寂しいとのコメントもいただきました(汗;)
冬のおもしろ科学館は「木の実」か「タネ」になると思いますから。今から「冬のおもしろ科学館」にも出展する気満々です(^o^)

あ~そうそう!ダチョウの卵を割って使うというアイディアは、こちらから…
ダチョウのたまごを体験しよう!~かがく縁日パートⅨ~|サイエンスアゴラ 科学読物研究会
※ところで、イベントの記録って(私を含めて)月/日は記さているんですけど、年は記されていないことが多いのですよね~
すると、何年か後に「ダチョウのタマゴ」はいつやってたんだっけ~?と調べても何年か?分からないんですよね~(^^;
記事を書いてるときは「月/日」だけ伝えれば十分と思うのですが、数年後にその記事を見ると(記事の発行年月日が記されていない場合は)「何年にやったの?」と分からないことが多いですね~(^^;



※大和市教育研究所から「夏のおもしろ科学館2018」参加者アンケート抜粋が届きました。その中から『たまごの謎を探る』の感想を3件ほど転記しておきます。
卵の標本づくりが一番楽しかったです。また来たいと思いました。
卵の謎がよくわかりました。おばあちゃんもすごく楽しそうでした。←それは良かったです(^o^) 色々質問してきたあのおばあちゃんかな?と思ったり。
『孫と一緒に科学を楽しむ』イイですよね~(=^ェ^=)
卵の大きさを比べて、違いがよく分かりました。同じ鳥が住んでいても、色が違うことに驚きました。エミューの卵を見た時、最初アボガドの大きめのものだと思いました。来てよかったと思いました。
『アボカドの大きめのもの』にも見えるエミューの卵は…
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青緑色の卵…エミューの卵


※関連記事
2017/08/19 大和市・夏のおもしろ科学館2017でタカラガイのストラップを作った子…250人!
2017/12/03 大和市・冬のおもしろ科学館2017…飛ぶ種の模型を作った子…170人
2018/12/09 大和市・冬のおもしろ科学館2018『くるくる回る種の標本と模型作り』


※ダチョウに関する面白いネタ
時速50キロ、ダチョウと自転車のチェイス|ナショジオ動画
【ざんねんないきもの】ダチョウは脳みそが目玉より小さい|笑うメディア クレイジー

2018年8月16日 (木)

大和市・夏のおもしろ科学館2018に『たまごの謎を探る』で出展します

8/18(土)神奈川県大和市の文化創造拠点シリウスにて、
夏のおもしろ科学館2018が開催されます。
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「あうるの森」は…
夏のおもしろ科学館2017に『タカラガイのストラップを作って知る生物多様性』で出展
冬のおもしろ科学館2017に『飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅する形を考えよう~』で出展しており、
夏のおもしろ科学館2018には『たまごの謎を探る~卵殻の標本作り~』で出展します。
↓こんな標本を作ります。
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エミューの羽も観察しましょう。
エミューの羽は1本の軸から2本生えるので「恋のお守り」として人気?らしい。

「あうるの森」はいつもは「貝殻」なのに、なぜに「たまご」?
それは~ どっちも炭酸カルシウムの殻だから(^o^; ではなくて~
館山に貝殻拾いに行った帰り、館山駅で路線バスから高速バスに乗り換える待ち時間におみやげもの屋さんをブラブラしてたら、薄緑色の卵…アローカナの卵があったんです! 思わず買っちゃった。
ここで、緑色の卵への興味がわいて、調べていると…
青い卵がある~! 大きい~! 欲しい~!
と、買ってしまった→青緑色の卵…エミューの卵

そして『ゲッチョ先生の卵探検記』を読んで…

『卵の不思議』を科学イベントで出来たら面白そう。…と思ったので、それを企画して、2018/5/3渋谷区ことも科学センター・ハチラボで『卵の謎を知る…身近な鳥のたまご』で出展(これは科学体験クラブ府中での出展)←あ~これ、ブログに書いてなかった(^^;;
今回は「あうるの森」での出展です。

▽ダチョウの卵、エミューの卵、ニワトリの卵を並べて見るだけで面白い(^o^)
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※エミューの卵は青緑色/深緑色なのですが、光の加減によっては黒く見えることもある。

夏のおもしろ科学館の詳細は「大和市 親子・子ども対象イベント>子ども科学教室 等」のページの[PDF]夏のおもしろ科学館2018チラシをご覧ください。
↓「あうるの森」のとこだけ切り出して…
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只今、出展準備真っ盛り~




※出展してきました~
2018/08/18 大和市・夏のおもしろ科学館2018『たまごの謎を探る』…ダチョウの等身大画像
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2018年8月15日 (水)

真夏の貝殻拾いはFD寸前…和田長浜→三戸浜→エビカの浜

世の中、夏休みモードですよね~
私も夏休みにどこか行きたいな~って、私が休みの日に行くのは「貝殻拾い」になるのですが… 夏だし、貝殻拾いに行っても拾えないことは 8/11に富津岬に行って再々確認済みなんですが、「富津(アウェイ)で拾えなかったから、三浦(ホーム)に行ったらどうよ?」って、またまた行ってしまいました、真夏の貝殻拾いに! 和田長浜→三戸浜→エビカの浜へ~
夏の太陽燦々、熱中症厳重注意の予防に、ペットボトルのお茶を冷凍して保冷バッグに入れ。バスを降りたら日焼け止めシューシュー念入りに。首筋を日焼けしないよう貝殻模様のスカーフを巻き。
さぁ 海へ!
あ、やっぱり人いっぱいだね~
そして貝殻は無いよね(^^;

貝殻無くても、佃嵐崎でホリホリしてると、何か出てきます。
夏の太陽ジリジリ… 吹き出す汗… でもホリホリ… 1時間半
うわぁ~涼しいところで休憩しないと、貝殻拾いヤーのFDになっちゃうよ~(≧σ≦)
佃嵐崎からソレイユの丘に登り(階段上るのが ハァハァ やっと…)
ソレイユの丘の休憩室に行ったら、今日はすいてる。冷房効いてる!生き返る~(^o^)
(この日のソレイユの丘は家族連れいっぱいでした。すいていたのは休憩室。皆さんアウトドアでランチなんだと思います。)
ソレイユの丘から海に繋がる散策路ができて、佃嵐崎での貝殻拾い競争率が上がったというデメリットはあるんですが、逆に貝殻拾いヤーさんにとってはお休み処ができたというメリットがあります。(海に行ったときのお悩みどころの一つが「トイレどこ?」ですから(^^; )
そして、ソレイユの丘からは三崎口直行バスがありますから、12:25のバスで三崎口に戻り…
コンビニで買ったガリガリ君を食べながら、三戸浜へ~
三戸浜に人はいっぱいいるけど、貝殻は無いね~
じゃぁ、その先のエビカの浜
こっちは人も少なく、貝殻も少ないですけど、ありました。
そして「みっ~け!」たこの日の逸品…
チドリマスオガイ
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5つも拾えた。小さくてカワイイ 二枚貝だから、最近のお気に入り(^o^)

和田長浜で拾った逸品…
ネジガイ
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サワラビガイ
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この日の逸品は以上3品でした~
その他、この日拾った貝殻色々…

ヨメガカサ ですよね?
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いつも見かけるヨメガカサとはちょっと違った模様です。

アワビ
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小さいから見つけたときは「トコブシ」と思ったんですけど、孔は5個だし、孔は殻から盛り上がってるし、孔の列に沿ったミゾがあるから、アワビですね。
※アワビとトコブシの違いは、このとき学んだ…
→ 2013/04/20 貝殻拾い【トコブシ】【アワビ】一色海岸(葉山町)

チャイロキヌタ
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茶色の濃さが左右でだいぶ違う。拾った時は「左右でこんなに違う!」と思ったんですが、写真に撮ったの見たら、そんなでもない(^^;

▼この貝なんだろう?
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シボリダカラ
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絞り模様がイイですね~ って、拾った時の感動が撮れてない(^^;

サラサバイ
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小っちゃくて、紅くて、カワイイ~(^o^)

コロネガイ と勝手に呼んでいる(^o^;
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↑「コロネ」に見えますよね!?
「ミミズガイ」っていう名前じゃ可愛さが伝わらないじゃないですか~
でも、みんな「コロネ」の様に巻いているんじゃなくて、巻きが緩むのが多いから…
↓これは「コロネ」じゃなくて、
ミミズガイ
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▼ふっくらキンチャクガイ
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ふっくらしたキンチャクガイだったので、ひっくり返してお皿にして、
↓サワラビガイを盛りつけてみました~
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クロマキアゲエビス かな?
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コシダカサザエの殻口の内側がキラキラだ~
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エビカの浜で拾った…
シボリダカラサメダカラ
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オミナエシダカラ(貝殻磨き用)
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そのうち、どこかの科学イベントで『タカラガイを磨いてストラップ作り』というのをやろうと思っているで、こういう風に紫色の層が出てくるまで摩耗したタカラガイは「拾い!」です。

拾った数は多くないですけど、真夏の貝殻拾いにしては色々拾えました。(=^ェ^=)


2018年8月12日 (日)

山の日の富津岬の海岸にいっぱい打ち上げられていた謎の生物…【ツノマタコケムシ】

8/11山の日に(台風一過の)富津岬に貝殻拾いに行って、「山の日」に海に行ったのが間違いか(^^? 貝殻は拾えず・・・
でも、富津岬の北側(東京湾側)の海岸にはアカニシの卵嚢【ナギナタホオズキ】が打ち上げられていて、これがなかなか面白かった。
そして、さらに不思議な物が~
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この丸くて白くてモジャモジャしたものは何でしょう?
これが富津岬の海岸にいっぱい!w(*゚o゚*)w
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これまでに数回富津岬に行ってますが、こんなのが打ち上げられているのを見たのは初めてです。
大きさは、大きいものでソフトボールぐらい。
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細い枝状のものが枝分かれして、丸く球状になってます。
これ海藻? でも海藻の本でこんなの見たことないし~
検索しても似たような画像は見つかりません。
これ何でしょう? とっても気になる~!
大きな画像を載せておきますので、この謎の物体…生物?海藻?
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示くださいませ。m(_ _)m
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トングを差し込んで半分に割ってみましたが、中心まで枝状のまま。
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枝状のものが絡み合って球状になってます。
これは海藻なのでしょうか?
ん~ とっても気になる~~
これが何か?名前が分かると、私の「夏の自由研究」が進むのですけど(^o^;



コメントで「なんか似たヤツの写真」情報をいただきました。
宮古のサンゴ礁~その1 サンゴってどんな生き物?~|RISMI の<海藻のなかま>の「ガラガラ」です。
「ガラガラ」で検索すると、ポケモンのガラガラばかり出てくるので(^^;
「ガラガラ 海藻」で検索すると、『細胞壁に石灰質物を分泌または沈着している藻類』を『石灰藻』と言うんですね。
宮古のサンゴ礁|RISMIのページによりますと…『赤い毛玉のようなガラガラ。直径3~10cmの球状になる。岩や石にくっついていて、浅瀬でもよく見かける。』
富津岬に打ち上げられていたガラガラは、もう枯れてる(と言うのかな?)ので、色が抜けて石灰質の白でしたが、ちょっとだけ赤い色が残っているのもありました。↓右上隅
Futtu180811nze

富津岬に打ち上げられていたガラガラは、どこから来たのでしょう?
岩にくっついていたら半球形にしかなれないけど、それが球状になったのはなぜ?
…という新たな疑問が~ その推理はこちらのコメントで。


一旦は石灰藻「ガラガラ」だと思ったんですが、違う生き物ではないでしょうかとコメントをいただき、海藻については全くの初心者なので、タイトルに付けた『石灰藻【ガラガラ】』は外しました。また『謎の生物』に戻りました(^^;


この謎の生物の正体の新たな候補として【ウスカワカニノテ】(サンゴモ目 サンゴモ科)が浮上してきました。こちらのページ…
ウスカワカニノテ(エチゴカニノテ) Amphiroa beauvoisii 2枚目の画像が『撮影地:千葉県 館山市 沖ノ島』で、富津に近いです。そして、形が似てます!
今のところ「ウスカワカニノテ」が最有力候補ですが、同定には至りません。
だからタイトルは『謎の生物』のままです。
サンゴモ目」の線で追うと何か見えてきそうな予感。。。


この謎の生物をツイートしたら、意外と反響があり、「あうるの森」のツイートで100回もリツイートされたのは初めて!

このツイートに返信いただいた中で、「似てるかも?」と思うもの…
「ソデガラミ」の画像検索結果…枝がY字に分かれたところは似ているのですが、枝の先端の形状が違う。
沖縄石垣島・西表島産 塊状の石灰藻…『見た目も触った感じもまるでハードコーラルのよう』…とあり、私が見たのは「ふわふわ」だったので、これも違う。


『へんなものみっけ!』たら、持ち帰らなくちゃ!


※最近、貝殻以外の「謎の生物」によく出会う私(^o^;
「謎の生物」関連記事
2018/07/03 梅雨明け強風の貝殻拾いで謎の生物(UMA?)
2017/03/27 ぷくぷく海藻ニャンコさん…城ヶ島・赤羽根海岸

「謎」が解明すると、面白い(^o^)
2018/07/08 ツメタガイの卵塊【砂茶碗】はどうやって作られるの?
2018/08/11 山の日の貝殻拾い…アカニシの卵嚢【ナギナタホオズキ】

※海の生物を検索していて見つけたこちらのページ⇒漂着物・海洋生物編|鎌倉市材木座海産貝類 を見ていたら…
あ~↓コレも今回見つけた謎の生物(何かの卵)だったのですが、
Futtu180811q
これ↑コウイカの卵なんだ~! 「アオリイカの卵ではないでしょうか」とコメントいただきました。
「コウイカの卵」で画像検索すると…←卵が一つながりになっておらず、一粒ずつなので、あれ?と思ったのですが…
季節のモノ : Beachcomber's Logbook このページの画像が、私が見つけたのに一番似てる。←このページの方も間違ってたということでしょうか?
「アオリイカの卵」で画像検索

※コウイカの関連記事
2014/07/18 ビーチコーミング…三戸浜で【コウイカの甲/イカの骨】


※2019/01/01追記
2019年のブログ初めで『へんなものみっけ!【カサネカンザシ】の群体…』を書いていて、
「謎の生物」は【フサコケムシ】のようです。
「フサコケムシ」で画像検索して、形が似てる。
丹後の海の生き物(フサコケムシ)/京都府ホームページによりますと…
『海藻のように見えますが、その名のとおりれっきとした動物です。』 へ~!動物なんだ。
『樹枝状の枝には細かい節があり、海藻ではないと分かります。この節々には小さな虫が入っていて、一見海藻のように見えるものは小さな虫の集合アパートなのです。』
こけむしぶろぐ
「フサコケムシ」と言っても色々あるんですね。

※国立科学博物館のティスカバリートークで「貝の生活」という話を聞きに行ったとき、講師は貝の研究者だけど海の生きものについても知ってるよね?この「謎の生物」がなにか聞いてみよ!と、一つだけ持ち帰っていた「謎の生物」を持って行って「これ何でしょう?」と質問したとき、「貝専門だからこれはよく分からないけど、コケムシの仲間だと思いますよ。」と教えてもらっていたのでした。
Twitterで質問した返信の中に「コケムシ」では?とあったのですが、「コケムシ」で画像検索すると、まず「オオマリコケムシ」の画像が出てきて、これは違うな…とその先を見ていなかった(^^; 科博で「コケムシの仲間」と聞いたあと、検索して調べるのを忘れてた(^^;
改めて「コケムシ」の画像検索結果を見ると、フサコケムシの画像もあるじゃない!
でも、オオマリコケムシの画像が多すぎる(^^; しかも、オオマリコケムシは淡水に棲むコケムシなんですね。

この「謎の生物」は【フサコケムシ】の可能性大です。


※2019/08/18追記
こけむしぶろぐコケムシWebSite BBS ご質問にお答えします! を見つけて、質問したのが 2019/01/01。すぐには回答がなかったので、質問したことを忘れていたのですが、2019/08/11 山の日の富津岬の海岸に謎の生物【ツノマタコケムシ】は打ち上げられているのか!?確認するために富津に行く途中、「謎の生物はフサコケムシなのかな?」と検索してたら、2019/03/11に回答があったことを発見!(^o^;
「お問合せの謎の生物は,ツノマタコケムシの仲間です。」との回答をいただきました。
そうか~ 謎の生物は「ツノマタコケムシの仲間」なんですね。謎の生物を見つけてから1年後、ようやくその名前を知ることができました。
moostiereさん、回答ありがとうございました。m(_ _)m

2018年8月11日 (土)

山の日の貝殻拾い…アカニシの卵嚢【ナギナタホオズキ】

8/8 台風13号が関東地方直撃の予報。そして台風12号のときの様に西に曲がったりせず、ちゃんと東に曲がる進路予報。これなら「台風一過の貝殻拾い」に行こうかな~
台風一過の貝殻拾い」と言ったら「富津」だよね~
ということで、行ってきました千葉・富津岬に。(台風一過3日後の)貝殻拾いに!

これまで、富津岬に行けば「ナミマガシワ大収穫~!」がお約束だったのですが…
この日の富津岬には、貝殻が~ 無い・・・
驚くほどに無い。あんなにザクザクあった貝殻だ溜まりはどこに消えてしまったの~?
台風は貝殻を打ち上げてくれることもありますが、ごっそりさらっていってしまうこともあるんですね~
海って、来るたびにその様子がガラリと変わっていることがあって、ん~ 自然は奥深い。

今回「あうるの森」から千葉・富津岬まで4時間かけて行って、貝殻がほどんど拾えなくて、それはガッカリだったのですが、自然は代わりの贈り物を打ち上げていてくれてました。
それが…
Futtu180811g
ナギナタホオズキ~アカニシの卵嚢です。
この薙刀(なぎなた)のような形と紫色が、自然の造形美ですよね~(^o^)
ほら~
Futtu180811f3
って、スマホだと小さい画像になってしまうので、鑑賞ポイントだけ切り出して…
Futtu180811f2

こういう面白い生き物を見つけると、それで「夏の自由研究」ができますよ(^o^)v
ではちょっと、私の夏の自由研究~

ウミホオズキとは、Wikipediaによりますと…『巻貝の卵嚢(らんのう)のこと。植物のホオズキと使用方法が似ており、かつての日本ではグンバイホオズキ等の卵嚢が、口に含んで音を鳴らして遊ぶ使い捨ての玩具として縁日や海辺の駄菓子屋で売られていた。』

そして、コトバンク(百科事典マイペディアの解説)によりますと、貝の種類によって卵嚢の呼び方が異なり…
・ボウシュウボラ:トックリホオズキ
・ナガニシ:サカサホオズキ
・テングニシ:ウミホオズキ(グンバイホオズキ)
・アカニシ:ナギナタホオズキ
…それぞれに画像検索結果のリンクを張っておこうとしたのですが、意外と画像が少ないですね~
個別に見つけた画像へのリンクをご紹介…
●ボウシュウボラ:トックリホオズキ →見つからず。

●ナガニシ:サカサホオズキ
サカサ?|今日も渚で日が暮れて
このページを読んで… さらに「~ホオズキ」があるらしい。
・コロモガイ:チャンチャンホオズキ
・ミガキボラ:マンジュウホオズキ
謎の貝の卵嚢|天草の海の話
このページの謎の卵嚢はアカニシのナギナタホオズキですね。
で、ページの一番下(3枚目)の画像がナガニシの卵嚢

●テングニシ:ウミホオズキ(グンバイホオズキ)
癒されたいのなら|えのしま貝散歩
5枚目の画像。見事に卵嚢が整列しています!
海酸漿 その2|今日も渚で日が暮れて
うわぁ~!
卵嚢の中に稚貝がいる~!『稚貝は一つの卵嚢に13~18個入っていて』へ~そうなんだ。
ところで、「海酸漿」かいさんしょう…って何?
あ、「酸漿」って「ホオズキ」のことだから、海酸漿=ウミホオズキなんですね。
海酸漿|今日も渚で日が暮れて
クイを残さぬ、ビーチコーミング|今日も渚で日が暮れて
このページの下の方に、コロモガイのチャンチャンホオズキの画像があります。

●アカニシ:ナギナタホオズキ
「ナギナタホオズキ」で画像検索すると… これはこれまでより多くの画像が出てきますね。そして、白いナギナタホオズキと、紫色のナギナタホオズキがある。
私が拾ったナギナタホオズキは、紫色の画像を載せていますが、これは紫色の方が「ブログ映え」するから(^o^;
一つながりの卵嚢で、白い部分と、紫色の部分があります。
Futtu180811m
この卵嚢はアマモに産み付けられていました。
Futtu180811k Futtu180811l

この日は大潮で、昼頃は潮が大きく引いていて、アマモ場が海面上に出ていました。
Futtu180811o

アカニシはこの辺のアマモ場で、アマモの根元に卵嚢を産み付けたんですね~
アマモを大きな画像で…
Futtu180811p
アマモの先、この画像の左上に何か丸い物体があるのですが、これは?
只今、謎の未確認生物(UMA)として調査中です(^o^)/~

「アマモ」で画像検索して、上の画像の場所に潮が満ちたらこんな感じなんだろな~という画像があったのでクリックしてみたら…
「東京の海を知る」第3回「東京湾の干潟とアマモ場を訪ねる」|子どもとお出かけ情報「いこーよ」
へ~ 2015年の葛西臨海水族園のイベントですが、富津岬のアマモ場を訪ねる自然観察体験イベントをやってたんだね。こういうのイイね!

最後に、ナギナタホオズキが産み付けられている根本の画像を載せときます。
紫色鮮やかだったから(^_^)
Futtu180811h



※色々検索していたら、こんなの見つけた~
チーバくん | Manachan's World-東京下町日記
私は度々千葉に貝殻拾いに行って、時々お土産コーナーもブラブラしてるから「チーバくん」は知ってますよ。
でも、チーバくんが千葉県の形をしていたとは…気づきませんでした。
しかも、富津岬を描くとチーバくんが出べそになっちゃうから、富津岬が描かれていないとは…(^o^;

※ツメタガイの卵塊(砂茶碗)も自由研究すると楽しいですよ。夏休みの海には無いと思いますけど(^^;
2018/06/27 梅雨明けの貝殻拾いで【砂茶碗】…鎌倉・材木座海岸
2018/07/05 梅雨明けの貝殻拾いで見つけた【砂茶碗】を観賞~
2018/07/08 ツメタガイの卵塊【砂茶碗】はどうやって作られるの?

2018年8月 6日 (月)

渋谷子ども科学センター・ハチラボでワークショップ 「海辺の教室」

8/6(月) 渋谷子ども科学センター・ハチラボでワークショップ 「海辺の教室」~海辺にいる生き物を知ろう~ で出展してきました。科学体験クラブ府中の4人で。
その準備は前日にほぼ終わってはいたのですが、最後の確認をしていて…あ!海藻の標本ラベルシールを作ってなかった~ と気付いて(汗;)
またしても「ラベル屋さん」と午前2時までお付き合いしてしまいました(^^;

でもワークショップ「海辺の教室」参加者の子どもたち、保護者も楽しんでくれたようで、ヨカッタ(^o^)v
ワークショップ「海辺の教室」の参加者数は…
1回目(10:30分~)12名…1年生2名、2年生4名、3年生5名、5年生1名、保護者5名
2回目(11:30分~) 9名…1年生2名、2年生2名、4年生2名、5年生3名、保護者3名
3回目(13:30分~) 6名…1年生2名、2年生2名、3年生2名、保護者1名
4回目(14:30分~) 3名…1年生1名、2年生1名、3年生1名、保護者2名
全30名、保護者11名

昨年ハチラボ夏休みのワークショップで「貝のしくみを知ろう」をやっているのですが、その改良版として今回は「海辺の教室」として、海辺の生き物のスライドを用意し、貝、ウニ、ヒトデ、魚、カニ、クラゲ、海藻などを紹介し、貝の珍しい卵嚢やウニ殻の穴の模様の違いなど実物を手に取り観察しながらの説明の後、ウニ殻、海藻やフジツボ、二枚貝と巻き貝4種類をプラケースに仕切りを入れ、標本を作成しました。

みんなが作った標本~
Hachilab180806a Hachilab180806b
海藻のラベルが種名じゃなくて「カイソウ」になってるのは…
海藻って、貝殻より同定するの難しいですよ~ 海藻図鑑を何度見ても、どの海藻か分からない。分からないから標本ラベルシール作らないでいたら… 前日気づいて、午前2時になってしまったんです。しかも「カイソウ」になってしまいました(≧σ≦)

Hachilab180806c Hachilab180806d
「カバザクラ」はピンク色(桜色)で女の子のお気に入り。
「トコブシ」は内側の真珠光沢キラキラでのチョイスでしょう。
でも「クロフジツボ」を選んでくれた子、シブイね~(^o^)

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「カイメン」や「ヒライボ」を選んでくれた子も、ありがとう。
海岸で「こんなものまで拾ってる私って・・・」と思うこともあるんですけど、そういう拾い物から「海にはこんな生き物がいるんだ!」と子供たちに知ってもらえて良かったよ(^o^)v

Hachilab180806g Hachilab180806h
「アカフジツボ」を選んだ子もいますね。
フジツボは貝類じゃなくて甲殻類なんですって~!というのは驚きですよね。

実際の海辺で体験することが出来ない子どもにとっては、スライドや実物を手にとって見ることが良い体験であったと思います。ウニ殻に光を当てて見ることで棘や管足の穴から漏れる光と模様にとても感動してくれたのが印象的でした。虫めがねでの観察も、とても興味深々で見てくれてました。(前日までパワポと格闘して)スライドに色々な標本を紹介し締めに、私が海辺で出会ったネコの画像を見せると、大ウケしていた子どももいました(^o^)
Hachilab180806icats



※関連記事
2017/08/04 ハチラボ夏休みのワークショップ「貝のしくみを知ろう」
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2018/07/28 発見工房クリエイト理科実験教室『貝殻の標本作り』
2018/08/05 ハチラボ「海辺の教室」~海辺にいる生き物を知ろう~夏の自由研究にどうぞ

2018年8月 5日 (日)

ハチラボ「海辺の教室」~海辺にいる生き物を知ろう~夏の自由研究にどうぞ

明日8/6(月) 渋谷子ども科学センター・ハチラボでワークショップ 「海辺の教室」~海辺にいる生き物を知ろう~ が実施されます。
『海辺にはどんな生き物がいるかを学び、貝殻やウニ殻でミニ標本を作ります。また、貝殻やうに殻の実物を見て触って、その構造を学びます。』という内容で、
↓こういうミニ標本を作ります。
Hl180806a

ハチラボのワークショップ「海辺の教室」は4回実施。
10:30~
11:30~
13:30~
14:30~ 各回50分で定員12人
参加費無料、当日会場で受付ですから、
「夏休みの自由研究 なんにしようかな~?」と検討中の皆さま、よろしかったらご参加ください。

このワークショップ「海辺の教室」は(協力:科学体験クラブ府中)で、私を含む科学クラブ員4名で行います。私が「講師」しますが、出展責任者でもあり、12人×4回=48人→予備を含めて50人分のミニ標本の材料を用意しなくちゃならないわけで…
猛暑の中、汗だくになって、只今準備中~

ミニ標本の材料準備は科学クラブの3人にも手伝ってもらって、準備は終わってる。
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(乾燥したら保存が可能な)海辺の生きもの10種類を用意し、この中からお気に入りの4種類を選んでミニ標本を作ります。(残った6種類もお持ち帰り)
↓50人分のミニ標本セットをパック詰めした~!
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ミニ標本箱は シモジマ HEIKO 箱 クリスタルボックス スタンダードタイプ Cシリーズ C-2
参加費無料のイベントでは材料費をできるだけ抑えないといけないから、百円ショップの仕切りのあるディスプレイボックスより安いこれにした。
でも、仕切りがないから、仕切りは黒い画用紙をカットして作ります。50分のワークショップの中で仕切りを作ってる時間はないから、予め準備。
Hl180806d
仕切りの紙を所定の大きさにカットするだけじゃなくて、十字に組むために細いスリットを切り込んでおかなくてはならないんです。50人分×2回=100回スリットの切り込みをしたら、汗だく(これは昨日終わった。)
さらに、この箱だと1マス4cm角になる。でも、そこに入れるコットンが5cm角なので綺麗に入らない。出来上がりの美しさにこだわる私は、コットンを4cm角に予めカットしておくことにした。(これはクラブの人に手伝ってもらってカット済み)

でも、まだやらなくちゃならないことがある~
・標本の「お品書き」を作る。→Wordで作成済み。あとは印刷(50枚)
・標本ラベルシールを作る。→昨日「ラベル屋さん」と午前1時まで奮闘して、やっとできた~(^o^;
・海辺の生きもの説明用のパワポ…ただいま絶賛作成中~



※関連記事
2017/08/04 ハチラボ夏休みのワークショップ「貝のしくみを知ろう」
2017/11/03 ハチラボ 11月のワークショップ「貝のしくみを知ろう」…貝殻磨きも
2018/07/28 発見工房クリエイト理科実験教室『貝殻の標本作り』
2018/07/30 真夏の貝殻拾い…ソレイユの丘~和田長浜~城ヶ島 ←標本材料調達も兼ねて

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