暑さ寒さも彼岸まで…なのに暑かった貝殻拾い…和田長浜
2018/9/23は秋分の日で、9/24は中秋の名月≒満月=大潮です。そして、秋雨の合間のマークです。これは貝殻拾い日和ですね(^_^)
なので、行ってきました~貝殻拾いに、和田長浜→黒崎の鼻へ。
「暑さ寒さも彼岸まで」だし、天気予報は東京は降水確率40%のマーク。行きの電車の車窓には、ちょっと雨粒ぽつぽつ・・・
でも大丈夫。三浦市の天気予報は降水確率20%だったし、雨雲の動きでは三浦半島の先端には雨雲かかってなかったから(^^)v
と、いつものコースで、三崎口駅→ソレイユの丘→佃嵐崎に着いたときには、だ~
そして、じりじりと気温が上がり、え~ 夏日になっちゃったよ~ お彼岸なのに(^^;
そんな日の貝殻拾いの拾い物…
最初に「みっけ!」た
▼浮き玉
プラスチック製。8cmぐらい。付着物なし。
30cmぐらいの黒い浮き玉(フジツボがいっぱい付着したの)はこれまで何度も見てますが、白くて小さいのは初めて。小さくてフジツボも付いてないから、お持ち帰り(^o^)
でも、未だにガラスの浮き玉にはお目にかかったことがありません。
▼ホシキヌタ
擦れていて、ホシキヌタとしては小さめですけど、この日最初に見つけたタカラガイだから、載せときます。
※ツルピカのホシキヌタは→2018/01/28 三戸浜でホシキヌタ…他色々
▼トコブシ
トコブシの殻の内側の真珠光沢キラキラ~を、如何に自分が見たときのイメージで撮るか!が貝殻撮影テーマの一つなのですが、キラキラ~伝わりますでしょうか?
※2014/01/30 トコブシの内側の真珠光沢がキレイ~
この日は3連休の最終日で、秋雨の晴れ間だったので、ソレイユの丘から海に繋がる散策路を降りてくる人 続々…
そして、小学生の男の子が↓これを見て…
「わ~!貝殻パラダイスだ~」と言ってるのを聞いて、心の中で思わず(^o^)
以前に比べると貝殻ぜんぜん少なくて、ホリホリしないと拾うに値する貝殻出てこないんですけどね。
▼ホリホリして出てくるのは微小貝
ミミズガイ、チグサガイ、サラサバイ、ムギガイ、キイロダカラ、ナシジダカラ
▼チグサガイとサラサバイをアップで…
サラサバイが可愛い~(=^ェ^=)
直射日光の下で撮ると、綺麗には映るんですが、本来の色が撮れてないこともある。
↓直射日光を遮って撮ると…
サラサバイが↑こんなにピンク色!
▼黄色/オレンジ色系のサラサバイ
殻頂側から撮ったら、螺層の模様が渦巻だ~(^o^)
▼ハツユキダカラだと思うんですけど…
何か変ですよね。フリーク? それとも作りかけ?
▼クチグロキヌタ みっけ!
↑薄汚れてますけど、
↓海水で濡らせば…
殻の中には付着生物…カサネサンザシの棲管でしょうか?
こういうのをクリーニングするには、どうしたらいいの?
「貝殻 クリーニング」で検索して…
⇒貝殻の汚れや付着物を落としてつやを出す方法 - wikiHow
へ~!漂白剤とか使わずに、『貝殻を水に浸けて 1 週間そのまま置いておきます。』…そういう方法もあるんだ。でも、殻皮のないタカラガイを真水に漬けておくと殻が融けちゃうかな?
あ、クチグロキヌタの口の方じゃなくて背中の方は…
擦れてますけど、クチグロキヌタはこれで3個目だから(^_^)v
▼スカシガイ
↓横から
こんな形じゃ、マツバガイの様に岩にピッタッとへばりついて身を守ることができないですよね~と思いましたが、スカシガイの軟体は殻より大きくて、殻は身を守るためには役立っていないようだから、こんな形(退化の途中)なのですね。
⇒貝の博物誌 2.貝殻の形の多様性 貝殻の退化|東京大学
▼クチキレガイ
殻頂側から撮ってみたけど、渦巻ぐるぐる~ というよりは…バームクーヘン? あ、中央に穴がなかった(^^;
※海藻の上で貝殻を撮っているのは、上の画像の様に立たせることもできるから(^^)v
▼イソバショウ
イソバショウには↑こんなにはっきりした茶色の帯があったの?
「イソバショウ」で画像検索すると… 茶色の帯のある画像はありませんね。
↑あうるの森のこぶつきイソバショウ(もしかしてフリーク?)の画像がトップに出てくる(汗;)
▼今日の漂着物
「ポパイ」です。
ポパイと言えば「ほうれん草の缶詰」なので、緑色の海藻の上で撮ってみました(^o^;
ところで「ほうれん草の缶詰」なんてあるの?と検索してみたら…
⇒ほうれんそうの缶詰 | 合衆国の片隅で - TeaCup
…えもいわれぬ臭い芳香で、まずいのか(^^;
それをポパイはよく食べてたな~と思ったら…
ポパイ - Wikipediaによりますと…『なおこの作品が制作された当時、ほうれん草の缶詰は製造されていなかった。』…なんだ(^^;;
それと、ポパイの恋人のオリーブは オリーブ・オイル(Olive Oyl)とい名前だったのですね! Oil じゃなくて Oyl ですけど。
▼日本近海産貝類図鑑
この日、佃嵐崎に黒い日傘をさして、仕切りのついたケースを持って貝殻拾いをしている女性がいました。佃嵐崎から長浜の駐車場あたりまで、ペースが私と同じだったのでちょっとお話してみたら、川越から朝早くに出て車で2時間ほどだったそうです。私の電車・バスで3時間より全然早い(川越の方が遠いのに)。
その人はアクセサリー作りとかしていて、その材料として貝殻拾いに来たそうです。貝殻拾いが好きなお友達がいて、「その友達は4万円の貝殻の図鑑を持ってるんですよ~!」との話を聞いて、「それ私も持ってます(^o^)」
普通の人にしてみたら、貝殻のために4万円の図鑑を買うというのは、「え~!」かも(^o^;
でも、「この貝殻の名前をどうしても知りたい!」というとき、毎度図書館まで行くのは大変なので、今年貝殻拾い6年生になったのを機に、意を決して買いました!
▼この日の和田長浜(矢作入口側から)
ここで正午のチャイムが鳴り、日影ないけど、海を眺めながらランチタイム。
この後、黒崎の鼻、三戸浜を目指しましたが、ブログ記事が長くなったので、つづく。。。
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