へんなものみっけ!カニが作った砂団子…南房総・岩井海岸と原岡海岸
9/7 に、南房総・岩井海岸→原岡海岸→多田良海岸に行って、岩井海岸で見つけた(私にとっての)『へんなもの』の一つが【ギンカクラゲ】でしたが、同じ所(満潮線あたり)に他にも…
へんなものみっけ!
これがカニの巣穴だろうということは分かるのですが、その先にいっぱいある5㎜ほどの小さな砂の塊は何?
砂団子だ~w(*゚o゚*)w
巣穴を掘ったときの砂ではないですよね。
巣穴を掘ったときの砂は、↑この巣穴の場合は、穴の左側にあります。
掘った砂を巣穴から遠い所に、わざわざ団子状にして運ぶ必要はありませんよね。
では、なぜ巣穴から離れたところにまで砂団子があるのでしょう?
「カニ 砂団子」で検索したら、その答えが出てきました。
コメツキガニ - Wikipediaによりますと…『潮が引いた砂浜に数mm-1cmほどの穴が多数あり、さらに穴の周りに数mmの砂団子が無数にあれば、そこはコメツキガニの生息地である。』
『食物は砂中の有機物やプランクトンで、足元の砂を鋏脚でつまんで口に入れ、砂粒の中から餌を濾過摂食する。食物を濾した残りの砂は口の上部に丸く固め、鋏脚で切り取って足元に捨てる。これを繰り返すため、巣穴の周りには小さな砂団子が放射状に多数残される。』
そのコメツキガニが砂団子を作っている、のではなくて「お食事中」の動画がありました!
面白~い(^o^)
⇒コメツキガニの摂餌行動(砂団子ができる)| Tsunenori Koga
私はこの巣穴の主の姿は見ていないので、コメツキガニとは限りませんけど、スナガニ科のカニはお食事後に砂団子を残すようです。
葛西臨海水族園では「チゴガニ」を紹介していました。
⇒カニ水槽の「砂だんご」の正体は? | 東京ズーネット
こちらのコメツキガニの砂団子はすごい!大量!
⇒浜の砂ダンゴ職人 コメツキガニ (コメツキガニ科) Scopimera globosa
『潮の満ち干のたびに、数万、数十万、いや数千万?もの砂ダンゴをつくるのがコメツキガニです。』←ここ、どこ?長崎県五島市玉之浦町頓泊(とんとまり)
南房総・原岡海岸でも砂団子いっぱい!
この日の原岡海岸には、貝殻ほとんどなかったけど、砂団子だけはいっぱいありました。
※そうだ、カニの巣穴はどんな形をしてるんでしょうね?
真っ直ぐに掘ってるの? 斜めに掘って、途中から水平とか?
「カニの巣穴 形」で画像検索したら…
へ~!石膏を巣穴に流し込んで、型取りして調べるのか~
⇒カニの巣穴掘り - 左上腕骨内側 リンク切れ
わ~!カニの巣穴の形から、そんなことまで分かるんだ~(*゚o゚*)
石膏の中に固められてしまったカニさんのご冥福をお祈りいたします。
※2021/07/25 上記「カニの巣穴掘り」のページがリンク切れになってしまっていたので、石膏でカニの巣穴の型どりをしている他のページへのリンク…
⇒カニの巣穴の型どり|スクーターで撮り歩き
⇒巣穴の物理|natural science
⇒巣穴の化石|NHK for School
※その後見つけたカニが作った砂団子
2021/10/19 奄美大島 貝殻拾いの旅2021【貝殻拾い編】
2022/08/11 山の日の富津海岸で【イボキサゴ】祭り~
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