令和最初の貝殻拾い…鎌倉・由比ヶ浜
この連休中、平成最後の貝殻拾いに(雨だから)行けなかったので、お天気の回復を待って、「令和最初の貝殻拾い」に行ってきました~(^o^)
令和最初の貝殻拾いはどこに行こうかな~ 連休中はどこも混んでるよね~ 行楽地の道路は渋滞してるだろうからバスで行く海岸は避けた方がいいから、電車で行ける海岸と言ったら…
由比ヶ浜ですかね! twitterのツイートで、由比ヶ浜のイトカケガイ、コメツブウニはそろそろ終わりらしいのですが、今年のはじめから由比ヶ浜での微小貝拾いにハマってしまった私は「この時期には無い」ことを確認しに行こ! とか言いつつ、内心もしかしたら拾えるかも? とか期待しちゃってる(^o^;
そして、拾えたイトカケ系の綺麗どころ…
▼オダマキ,ネジガイ
↑これ、由比ヶ浜に行って簡単に拾えたわけじゃありませんよ。3時間かけて探した中の写真写りがキレイなもの(^^)v
以下、令和最初の貝殻拾いレポです。
▼この雲は… 飛行機雲が広がったの?
滑川橋の横のベンチでデリフランスで買ってきたパンを食べて、貝殻拾い前の朝ごはん(^_^)
トンビに注意!するため空を仰ぐと、春の良い天気。
※以前は材木座→由比ヶ浜コースだったので、日進堂のカレーパンが定番だったのですが、今年になってからイトカケ系・コメツブウニ狙いで由比ヶ浜に直行する様になったので、日進堂のカレーパンを食べてないな~ と思い出した。
※そうだ、鎌倉での朝ごはんと言えば「卵かけごはん」の、朝食屋 コバカバがあるんですが、連休中だからか、朝から行列ができてましたよ~!
▼この日の由比ヶ浜~
9時半、既に人がそこそこいます。
1月、2月ごろの朝の由比ヶ浜は人影まばらだったのに。
▼潮が引いた浜で…
何か探しているようなんですが、潮干狩りの熊手をもった人が多かったですね。
でも、由比ヶ浜でアサリ採れるの? アサリの貝殻の打ち上げはあんまり無いのですけど。
熊手で掘ってる人を暫く観察していると… 掘ってるばかりで、そこから何かを拾い上げる動作をすることが無いのですが。。。
あ、人の心配するより、私はイトカケガイ系を拾うことができるのか?
拾えないね~・・・
あまりにも無いので…
▼クチベニガイを撮る
この日の由比ヶ浜には合弁(中身入り)のクチベニガイがころころしてたので、上下前後から撮影してみた。
クチベニガイの紅色は生態では見えないのですが、打ち上げられた直後も外套膜の残り滓か紅色ではないので、適度に洗い流されて紅色鮮やかなものが拾い時。
左(上):合弁のクチベニガイ:由比ヶ浜
右(下):クチベニガイの内側:材木座
あ~ 由比ヶ浜と材木座で砂の粒度と色が違う!
材木座の砂は黒くて細かいけど、由比ヶ浜のは粒が荒くて白いのも混じってますね~
今日の発見! でも、なぜ?
▼メカブ
あまりにも貝殻拾えないので、メカブの~ひだひだ~を撮ってみました(^^;
メカブ - Wikipedia によりますと…『メカブ(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状になった部分である。生殖細胞が集まった部位で、成実葉や胞子葉に相当する』
和布蕪⇒和布(ワカメ)蕪(カブ)⇒和布(メ)蕪(カブ)←ん~ なんで「和布」が「メ」なの?
※ワカメ - Wikipedia によりますと…『和語では古くは、藻類の「も」に対し、食用の海草一般を「め」と呼んでいた。… 古代に食されていた海藻の主体はワカメであったらしく、この「め」は、特にワカメを指していた。』…なるほど。
『ワカメは日本列島周辺などに自然分布するが、他の地域では世界の侵略的外来種ワースト100 選定種の1つである。』…そうなんですか~
▼イトカケ系…
やっと拾えた~ イトカケ系以外の微小貝もありますけど、とにかく何か拾えた~(^^)
▼オダマキも拾えた~
微小貝を撮るとき、たいていピントがボケてるんですけど、これはピントがばっちり合ってます(^^)v
▼彼方に見えるあれは?
並んでる人が後ろへ後ろへと動き、また前に戻っていく… という動きをしてる。
あ、もしかして「地引網」してるのかな?
近くに行って見よ…
やっぱり地引網でした。
地引網にかかった獲物を人垣の隙間から見せてもらうと…
大物が獲れてますね!
誰かが「スズキだよ」と言ってました。
それと、イワシは大漁!
この地引網をしていたのは…『鎌倉稲門会』でした。
▼地引網のおこぼれを狙うトンビの群
地引網が浜にあがると、上空にはおこぼれを狙うトンビの群れが~!
時々サーっと浜に舞い降り、何かを掴んで(たぶん網からこぼれたイワシ)舞い上がってました。
▼トンビの後には、残り物を探すカラスの群
由比ヶ浜の端まで貝殻探して歩いて、また地引網してたところに戻ってくると、トンビは去り、その後には残り物を探すカラスの群がいました。
私も「地引網で貝殻もあがってないかな~?」と見たんですが… 鳥の糞しか落ちてなかった(^^;
▼シロアオリ
由比ヶ浜にもシロアオリがいるんですね~
▼コニクダケ
季節柄、タケノコを2本並べてみた(^o^;
▼魚の顎の骨?
歯が並んでいるから顎の骨だと思うのですが、なんという魚の骨でしょう?
▼ヒトデのエンボス加工
潮が引いた砂浜に★形のエンボス加工のような凹凸を見つけることがあります。
この下にはヒトデがいるので、ちょっとヒトデさんがお休みのところを失礼して、掘り返すと…
モミジガイだ~ 管足うにょうにょしてる~!
モミジガイの背側と腹側も観察…
★☆だね~
モミジガイさん、お疲れさまでした。またお休みください。
※以前見たヒトデのエンボス加工
2013/05/18 材木座海岸でヒトデ〜
▼五放射?のアカフジツボ
このアカフジツボをひっくり返して見たら…
ツルツル・スベスベ… パイプに付着していたのでしょうか?
ところで、アカフジツボの底が↑のようになっているのもあれば、
↓このように歯が歯茎に埋もれている部分のような根のあるタイプもあるんですけど~
この違いは何でしょう?
▼ネジガイ
▼赤色グラデーションのチグサガイ
▼カニ爪
最近、カニ爪でアクセサリーを作ろうと拾ってるんですが、
全部右手なのはなぜ?
左手の鋏や、カニの甲羅はどこ行っちゃったの?
そもそも、これ右手(脚)かな~?
カニの鋏の動く部分は外側?内側? ⇒「カニ鋏 可動部分」で画像検索してみたら、外側/内側じゃなくて、上側のようです。
すると上の画像のカニ爪は左手?
ん~「カニ 体のつくり」をもっと調べないと、博物ふぇすてぃばるにカニ爪アクセサリーを出展するとき説明できないじゃん(^^;
▼キセルガイ,シロハリゴウナ?
このキセルガイは、これまで私が拾った中では一番大きい。
シロハリゴウナは材木座海産貝類|翼舌目によりますと…『材木座では簡単には拾えません。』とのこと。あれ~ では何でしょうね? その下に掲載されてる「カシパンヤドリニナ」ん~ どっちか分かりません。
※カシパンヤドリニナ - Izuzuki海の生き物大図鑑(笑)を見ていたら… カシパンヤドリニナの「目」が出てますよ! 黒い目が白い貝殻の中に透けて見えてる~ ちょっとカワイイかも(^o^)
さて、この日の収穫は…
やっぱ少ないですね。
あとで「あの日、何拾ったっけ?」と分かるように大きな画像で↓
「イトカケ系はこの時期はもう無いよね?」と確認しに行ったのですが、少しは拾えました。(上の画像のセンターに10個ほど)でも、コメツブウニはありませんでした。また冬を待ちましょう。
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コメント
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こんにちは。
チグサガイ、きれいですね。
また由比ヶ浜へ行きたくなりました!
投稿: かさぶた | 2019年5月 6日 (月) 11時09分
かさぶたさん、こんばんは。
> チグサガイ、きれいですね。
はい、貝殻あんまりない海岸に、赤色が目立つ、比較的大きな(十数ミリ)のチグサガイでした。しかも砂に立てて撮ったら、背景の砂が少しボケて、ベストショットな一枚になりました。
投稿: あうるの森 | 2019年5月 7日 (火) 22時52分