ミネラルショー2020で購入した貝殻【キンギョガイ】
2020 第29回東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティ)がコロナ禍のなか感染症対策とチケットの事前販売・最大同時入場者数制限して、12/11(金)~14(月)で開催されました。毎年ミネラルショーに行っている私は、今回はどうしようか~? とは思いましたが、6月のミネラルフェア(新宿)は延期になって行けなかったし、たまには心のリフレッシュが必要ですから、人数制限して感染症対策してるイベントなら大丈夫だよね。と、一番来場者が少ないと思われる最終日14(月)に行ってきました~
新宿ミネラルフェアは会場が狭くて毎年「密」だから開催は無理だろなとは思っていて、それに比べ池袋ミネラルショーは会場が広いから… とは言っても毎年込み合っていましたが、今年は人が少ない(来場者も少ないが、出展者も少ない)ので、会場の通路が歩きやすかったです😅 歩いていて聞こえてきた出展者の会話「今年は中高年の男性の来場者が少ないから…」あ~そういう人たちがお得意様なのね。
さて、私は全然「お得意様」カテゴリーに入る人ではなくて、お買い物金額も子供のお小遣い程度。
そして、今年買ったものは「貝殻」🙂
3階第2会場エリアLのどこかのお店のテーブルの下に貝殻が入った箱があって「どれでも1個500円」
その中に「これ、キンギョだよね?」というのがあって、ギンギョは拾ったことあるけど、キンギョはこの先拾える可能性は低いから買っておこ🙂
これがミネラルショーで買ったキンギョガイ(ザルガイ科)です。
↑画像で右側が棘々ザラザラになってます。
そこをアップで見ると~
うわぁ~!w(*゚o゚*)w
殻頂側から見ると…
靭帯は棘々ザラザラのある側にあります。
二枚貝は靭帯のある方が後ろで、こちら側に入水管・出水管が出ます。
二枚貝の足(斧足)は前方に出て『足を砂泥に突っ込み、先端を膨らませて長さを縮めることで体を砂の中に引き込み、砂に潜る』by Wikipedia なので、砂に潜っていく側の殻の表面に棘々はありません。
↓こういう向きで砂に潜っているんでしょうね?
後ろ側:棘々ザラザラを(正面から?)アップで見ると~
w(*゚o゚*)w
棘々ザラザラ部分は砂に潜った状態を上から見ると、ちょうど全面を覆うようになってるようです。
この棘々ザラザラは何のためにこうなっているのでしょう?
二枚貝は砂に潜って水管だけを砂の上に出してるんですよね。このとき殻の一部も砂の上に出てしまうと外敵に見つかることもある。でもこの棘々ザラザラがあると、そこに砂が引っかかって身を隠すのに適してる(あ、身は殻の中に隠してるから、殻を隠すのに適している)のかな?
この棘々ザラザラ「わさびおろし」に使えそう。でも、わさびおろし金はもっと目が細かいのか。じゃぁ、大根おろし? には ちょっと貝殻が小さい😅
あ、このキンギョガイの大きさは… 5㎝ほど。
もう少しキンギョガイの貝殻を鑑賞~
↑棘々の列は左右交互になっていて、
↓二枚貝の合わせ目がピタッとギザギザ~
はぁ~ この造形美😊
※この日もう一つのお買い物
2020/12/15 ミネラルショー2020で購入した貝殻【ミサカエカタベ】
※これまでミネラルショーで買ったもの
2018/07/16 貝殻拾いはオフシーズンだから…【キュウリイシ】を観賞~
2014/03/15 黒曜石のフクロウさん
2011/10/12 アオギリの実
これらの記事全部ミネラルショーの記事ではなく、何かの記事の中で「去年 池袋のミネラルショーで…」ってパターンだ😅
もう一つあった~
2019/05/28 カメは甲羅を脱げない!…博物倶楽部@渋谷区ふれあい植物センター
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