ツタの紅葉・ツタの吸盤
11/30に由比ヶ浜へ貝殻拾いに行って…【クチキレガイ】、【桜貝】と【ダンダラマテ】、【うろこ雲/ひつじ雲】【巻雲】…とブログ書いてきましたが、もう一つ書いておきたいことが↓
ツタの紅葉がキレイ~
ところで先日、ツタが壁などにくっつく仕組みがヤモリの足と同じ!というツイート見たから、ツタはどんなふうに壁にくっついてるんだろう? と見上げると~
ここは鎌倉駅を出て由比ヶ浜に向かう途中の横須賀線のガード下です。
ツタのつるがくっついているところをズームして見ると~
うわぁ~!
ヤモリの足みたいなツタの吸盤がいっぱいだ~w(*゚o゚*)w
「ツタの吸盤」と言われますが、大気圧でくっつく「吸盤」とは仕組みが違います。
「ツタの吸盤」で検索すると…
こちらにツタの吸盤の子細な画像と解説がありました。
⇒吸盤 - ツタ|岡山理科大学 生物地球学科 旧植物生態研究室(波田研)
あ、ちょっと気になる一文が…『葉の変形であるので、長期的には枯れて付着することができなくなるはずである。その頃には、気根で付着する。』へ~ そうなんだ。その「気根」の画像と解説もありました。へ~ 気根では水分吸収をしてるんだ!
こんどツタの吸盤と気根をもっと子細に観察してこよ🙂
ツタ - Wikipedia に『日本では古来から樹液をアマヅラと呼ばれる甘味料として利用していた。』とあるんですが、どうやって?
それが、こちらに記載されてました。
⇒ツタ(№335) » Dr.カーバチの虫めがね|エコ・ワークス
『春先、ツタの軸を切り、樹液を集めて煮詰めると甘味料となります。そのためアマヅル、アマカヅラと呼ばれることもあります。』
アマヅラ(甘葛)- Wikipedia には
『清少納言は、「枕草子」でかき氷のうえにアマヅラをかけて食べる描写を書いている。』とあります。
その一節は…「あてなるもの(上品なもの、よいもの)」 の段に
『削り氷(けずりひ)にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる…』
平安時代のエッセイスト/スイーツブロガーの清少納言が食べたであろう「かき氷」のイメージ画像がありました。
⇒「枕草子」とかき氷|古典の日ホームページ
話が脱線しかけているので、ツタが壁などにくっつく仕組みがヤモリの足と同じ!?というところに戻りまして、
そもそもヤモリの足はどうなってるの?
⇒ヤモリの足のはなし ~吸盤ではない~|化学ポータルサイトChemi-Station
ヤモリが窓ガラスの向こう側にくっついている画像もあります。
ツタも窓ガラスにくっつくのかな? 画像検索してみると、窓ガラスにはくっつきにくいみたい。鎌倉の横須賀線ガード下の壁は大きなタイル張りでしたが、ツタはタイルの目地のところを選んで這ってました。ツルツルよりはザラザラの方がくっつきやすいようです。
でも、窓ガラスにくっついてるツタの画像あった。⇒窓のツタ|いとそ技販
それと、これ面白かった😃⇒右手がダメなら左手ニャ 窓の外のヤモリに向かって猫パンチをお見舞いする茶トラの猫ちゃんがかわいい|ねとらぼ生物部
さらに🤣⇒「にゃもり」Jタウンネット東京都
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