2021貝殻拾い初めは【ウラウズガイの蓋】…三戸浜・エビカの浜(三浦半島)
2021年の貝殻拾い初めに三戸浜・エビカの浜(三浦半島)に行ってきました。
そしてこの日の逸品は…
ウラウズガイの蓋~(=^ェ^=)
ウラウズガイはサザエ/リュウテン科で、サザエと同じように厚めの蓋をもっています。
ウラウズガイの貝殻は…
あんまりコレクション向きではない💧のですが、その蓋は紫色で、形は「そら豆」みたいでカワイイ😊
紫色の宝石(ウラウズガイの蓋)を銀の皿(トコブシ)に並べて✨✨
「ウラウズガイ 蓋」で検索すると… 約 1,050 件
私独自の「レアもの」判定基準はGoogle検索結果が千件未満なので、そんなにレアものでもないと思うのですが、なんで「ウラウズガイの蓋」が貝殻拾い初めのトップを飾ることになったかというと、あんまり「逸品」が拾えなかったから💧
では、あんまり逸品はないけど、2021年貝殻拾い初めのログです。
京急三崎口駅にはいつもこの猫さんがいる(=^ェ^=)
貝殻拾い初めは三戸浜の『上諏訪神社』にお参りしてから。
お正月の三戸浜から見る富士山
ここしばらく雨降ってないから富士山は霞んでますね。
最初に見つけたのは、
▼サンショウウニ(サンショウウニ科)
小ささがわかるように、隣にチャイロキヌタを置いてみた。
▼ウキヅツガイみっけ!(ウキヅツガイ科)
三戸浜でウキヅツガイを拾えるとは!
これ、逸品なんですけど、トップを飾るには力不足😅
▼コウイカの甲(コウイカ科)
なかなか白くてきれいなのでお持ち帰り😅
コウイカ(ハリイカ)の針も残ってます。
科学イベントで『アンモナイトの化石のレプリカ作り』をするとき「頭足類(イカやタコの仲間)は貝殻を持っていて、イカの甲は貝殻のなごりなんだよ」というお話をするために(^^)v
▼ネコガイ(タマガイ科)
あ~💧 白ネコさんを直射日光の下で撮ると、真っ白になってしまうのでした。
白ネコさんの毛並みじゃなくて、殻表の細い筋を撮るのは難しい~
▼この日の三戸浜の貝溜まりには…
チビダカラ(チャイロキヌタとメダカラが摩耗して紫色になったの)がいっぱいだ~
▼面白い形のカニみっけ!
『海辺のエビ・ヤドカリ・カニ ハンドブック』を見たけど分らず。
▼この黄色いイモガイは何?→コメントにてマガキガイの幼貝と教えていただきました🙂
「イモガイ 黄色」で画像検索しても
イモガイの仲間|鳥羽水族館ギャラリーを見ても、何だか分らず。
※「マガキガイ 幼貝」で画像検索して… 黄色いの見つけました。
⇒2009/03/15 三浦半島|尖晶石ノート
マガキガイの幼貝はとてもカラフルで、黄色、黒、褐色… 色々あるんですね~
マガキガイはイモガイ科ではなくて、ソデボラ/スイショウガイ科
▼ギンタカハマ(サザエ/リュウテン科)
穴空いてた💧
ギンタカハマ|市場魚貝類図鑑によりますと…『太平洋沿岸、九州の暖かい海域の食用貝』で、私は去年奄美大島で初めて拾いました。でも『生息域:房総半島以南』だから、三浦半島にもいるのか~
▼サルノカシラ(キクザルガイ科)
久々に拾った~(以前拾ったのは2016年)
「サルノカシラ」で検索すると… 約 392 件
相変わらずレアものですが、この形なので(ブログに書く人少ないから)まだしばらくレアもののままでしょう😅
▼ウラウズガイの蓋
とあるところでウラウズガイの蓋を4個ほど立て続けに見つけた。ここはウラウズガイの蓋の集積地なのね!と集中的にその場所を掘り返していたら…
こんなに見つけた~😃
あ、掘り返すと言っても表面を2~3センチぐらいですよ。お日様出てるとウラウズガイの蓋の紫が✨っと光って、意外と見つけやすいんです。
この日、三戸浜の北側でウラウズガイの蓋をホリホリしている間に数人の人が黒崎の鼻の方に歩いていき… そのまま誰も帰ってこない。ということは…
皆さんここを飛び降りて行ったのね! 飛び降りる所はこの画像のもっと右側の下に砂があるとこですけど、高さ2メートルぐらいある💧
私はここで引き返し、三戸浜の南側へ
▼この日の三戸浜の打ち上げライン
久々の太い打ち上げラインです。メダカラとチャイロキヌタは拾い放題です! あ~貝殻拾い1年生の時は、この状況でチビダカラ(当時はまだメダカラを知らなかった)を片っ端から拾って… 1291個!も拾ってた時代があったのね(懐かしい)今はもうそんな風に拾いませんけど😅
▼カザリダマ(タマガイ科)
模様が薄くて分りにくいのですけど、たぶんカザリダマです。
2018年に「カザリダマ」なのか「ハギノツユ」なのか? もやもやしてるんですが、今読み直してもモヤモヤしちゃいます💧
▼サメダカラ(タカラガイ科)
まだサメ肌になってない。
サメ肌サメダカラの画像はコチラ(2014年)
▼ムシロガイ(ムシロガイ/オリイレヨフバイ科)
こんな帯のあるムシロガイは初めて拾ったのですが、ムシロガイですよね?
⇒ムシロガイ科|微小貝データベースの画像を見ていたら…
ムシロガイ科って124種もあるんだ~!
⇒Nassarius olivaceus approximata シワクリイロヨフバイ (仮称) というのが似てる。でも、分布がフィリピンだし。
▼オオモモノハナガイ(ニッコウガイ科)
三戸浜でも桜貝が拾えるんだ~
時刻は午後2時。三戸浜からエビカの浜へ行って、ここでランチタイム休憩。
エビカの浜の定番?
▼チドリマスオガイ(チドリマスオガイ科)
いつものエビカの浜はもう少し色々拾えたんですが、この日はあんまり無いね~
そういう時は海を眺めて…
▼冬のエビカの浜~
あ↓このような波に浸食された地層は? 三浦半島ではよく見かけるのですが…
こういう凹みに何かいるかな~
▼ウメボシがいた‼
ウメボシイソギンチャク(ウメボシイソギンチャク科)
岩の凹みにはウメボシイソギンチャクの他にマツバガイも
再び潮が満ちてくるのをじっと待ってました。
午後3時。さて、そろそろ帰りましょう。
山道を登って下りて(三戸浜へ戻って)三崎口駅までの上り坂が(貝殻拾いの後は)きついんです💧
息をハァハァさせながら、トボトボと三崎口駅までの上り坂を歩いていたら… あ!
▼リスだ!
しっぽがモフモフ~
このリスはタイワンリスでしょうか? 前にもここで見かけたことある。前回も今回も数匹のリスがいました。
リスさんはすばしっこくて、写真を撮ろうと近づくと木の枝をサササーッと登り、さらに枝から枝へ隣の木に飛び移り、たちまち姿を消してしまいました。でも、リスさんを見て疲れがいっとき消えました😊
午後4時。三崎口駅到着。エビカの浜から駅まで1時間もかかってる💧
▼三崎口駅のスズメさん
2021年の貝殻拾い初め。これぞレアもの&逸品は拾えませんでしたが、色々拾ってて、またまた長いブログ記事になってしまいました😅
※関連記事(ここ4年、貝殻拾い初めは三戸浜の上諏訪神社からでした)
2018/01/03 貝殻拾いの初詣…三浦市初声町三戸 上諏訪神社…御利益あったよ~
2019/01/04 2019貝殻拾い初め…上諏訪神社…三戸浜・エビカの浜
2020/01/04 2020貝殻拾い初め…上諏訪神社…三戸浜・エビカの浜
2014/07/18 ビーチコーミング…三戸浜で【コウイカの甲/イカの骨】
2016/02/21 貝殻拾い【サルノカシラ】(合弁)…和田長浜海岸(三浦半島)
2018/10/26 【ウメボシイソギンチャク】が梅干しだ~!…浜諸磯(三浦半島)
「ウラウズガイ 蓋」で画像検索すると…
⇒紫の宝石 : Beachcomber's Logbook のウラウズガイの蓋はまさに「紫の宝石」ですね~😊
この蓋は、蓋付きで打ち上げ直後のもの(FD)だから色鮮やかなんですね。私のは「掘り出し物」ですから😅
私と同じようにウラウズガイの蓋を拾い集めてる人なんているかな?
いた~!⇒2020/10/31 三浦半島でビーチコ @kameaya_umi
しかも、アミコケムシも拾ってる~!
「イカの骨」で検索したら、こんなのあった~!
⇒イカの骨を使って金属のペンダントを作ってみよう!|愛知聖ルカセンターのブログ
2021/08/13 トリプル台風一過の貝殻拾い…三戸浜名物?【ウラウズガイの蓋】
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こんばんは!!
おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
ウラウズガイの蓋って、こんな綺麗な赤紫色しているのですか!? なんとキレイ… そのままアクセサリーにでも できそうな感じですね!
三崎口の駅猫さん、先月29日にも座って居ました 〆の貝殻拾いで、ソレイユから和田長浜 黒崎の鼻 と回り、あの入江で満潮で三戸浜に渡れずUターン カインズで休憩 新しくノジマデンキができてましたね!
昨年は一度も三戸浜には行けませんでした!
今年、拾い始め2日 三浦のマイポイントは全くのおお外れ、普段あまり行かないポイントで ヒメホシダカラの幼貝 3個同じ所に上がってました 幼貝から寒さにやられてしまうんでしょうね〜!
昨日5日、久留和で綺麗な カモンダカラ ここでは久しぶり拾え、そして火災にも遭遇 御用邸方面から海の方へ黒い煙が流れていて、行ってみたら しおさい公園の右ななめ前の所が延焼していて、黒炎がすごかったです 横須賀からも消防車が来ていて葉山消防と一緒に消火活動されてました 暫くしおさい公園前で消火活動見守ってました! 怖いですね〜火災は…気をつけましょう。
長者ヶ崎方面は、昨年よく行きました
拾えるからでは ありません! むしろ何も拾えない時の方が多いです! 単に近いから散歩感覚で 息抜き気分で行ってます! 一時間弱で行けるからそれもあるかなぁ〜!
向こう側に行けたのは一度だけ、なかなかいい潮時にはあたりません! いい潮時の日には三浦に行っている時が 多いですね!
今年も三浦で拾いたいと思っています。 でも、房総も行けたら行きたいなぁ〜
ここ数年行けてない〜 😢
投稿: ややねこ | 2021年1月 6日 (水) 22時44分
ややねこさん
おはようございます。今年もよろしくお願いします。
ウラウズガイの蓋 濡れてるときは綺麗なんですけど、乾くと何てことない物になっちゃいます💧
三崎口の駅猫さん、いつもいますね😊
去年は三戸浜・黒崎の鼻⇔和田長浜間は歩いてませんね~ そういう元気がなくなってきた💧
> 火災にも遭遇 御用邸方面から海の方へ黒い煙が流れていて、
え! 🔍するとtwitterのまとめ記事がありました。
https://matomehub.jp/karen/page/6955
一色海岸の上空に黒煙が立ち上がっている画像もありますね。
房総半島に行くには高速バスに乗ることになるので、コロナ禍で高速バスに乗るのも悩みますね。
実は去年2回房総に行ってるんですが、たいした収穫がなくてブログに書いてません。
あ、JR特急『しおさい』で銚子電鉄・海岸巡りの旅 https://owlswoods.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-984247.html はブログに書きましたけど、ほとんど拾えなかったので貝殻画像がありません💧
投稿: あうるの森 | 2021年1月 7日 (木) 05時30分
こんにちは。
時折寄らせていただいてます(^.^)
黄色いイモガイ、きっとマガキガイベイビーだと思いますよ〜。
投稿: manarock | 2021年1月15日 (金) 19時23分
manarockさん、コメントありがとうございます。
黄色いの、イモガイにしては殻口の開きが違うな~と思っていたのですが、
マガキガイ(ソデボラ/スイショウガイ科)の幼貝ですか~!
「マガキガイ 幼貝」で画像検索して… https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%AD%E3%82%AC%E3%82%A4+%E5%B9%BC%E8%B2%9D&tbm=isch
黄色いの見つけました。
⇒2009/03/15 三浦半島|尖晶石ノート http://spineltl.blog.shinobi.jp/Entry/220/
マガキガイの幼貝はとてもカラフルで、黄色、黒、褐色… 色々あるんですね~
殻頂のとんがり具合は私が拾ったのと同じです。
投稿: あうるの森 | 2021年1月17日 (日) 15時50分