【ヤマネコノメソウ】の雨滴散布を見てみたいけど…てくてく野川自然観察園
春になって、野川自然観察園にも色んな花が咲き始めましたが、もう花が終わって種子ができてる植物がありました。
それが、ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科・ネコノメソウ属)です。
果実が裂開し、数ミリほどの盃型の果実の中に褐色の粒々があって、これが種子。
こういう盃型のものって、雨粒で種子や胞子を飛ばすんですよね。
「ヤマネコノメソウ 雨 種子散布」で検索すると…
⇒雨で飛び散る種子|丹馬のきょうの一枚
雨粒での種子散布を「雨滴散布」と言うんですね~
え~と、私がヤマネコノメソウの種子を見たのは3月28日なんですが、4月6日に野川自然観察園に行ったら、その間に雨が降って…
ヤマネコノメソウの種子はみんな雨滴散布されてしまい、盃の中は空っぽでした💧
「雨滴散布」で検索して、フデリンドウも雨滴散布なんだ~と知りました。
⇒フデリンドウの雨滴散布! - 金剛山四季の花
フデリンドウは武蔵野公園で見つけたので、種子ができたら雨滴散布されるところを観察したいものです😊 梅雨時まで忘れないようにしよう😅
ところで、ヤマネコノメソウの種子が雨滴散布されるところを見てみたいのですが、「ヤマネコノメソウ 雨滴散布」で検索しても、そういう動画はなかったですね。
だから、それを観察するには1年待たねば💧 それに都合よく雨降ってくれないだろうし、雨の中での撮影は難しいだろうし…
スポイト持って行って、水滴を落としてみればいいのかな?😅
もう一つところで、ヤマネコノメソウの学名が Chrysosplenium japonicum(ジャポニカム)なんですけど、日本原産なの?
「Japonicum 意味」で検索すると、
⇒学名の「japonica」 と「nipponica」|植物豆知識の頁 №69|身近な野草
学名を見ていて思いつきました。「ヤマネコノメソウ 雨滴散布」で検索しても、そういう動画はなかったのですが、英語で検索すればあるかもね?
「雨滴散布 英語」で検索すると“Raindrop spraying”と出てきたので、
「Chrysosplenium Raindrop spraying」で動画検索したら…
⇒Video: Splash-Cups Sow Seeds | Science | AAAS
わ! この動画面白いですよ😃
Google先生に翻訳してもらいましょう。
⇒ビデオ:スプラッシュカップは種をまく
『雨滴がChrysospleniumechinusの花の内側に当たると、速度を上げていくつかの種子を集め、高さ10 cmの植物から噴出して、1メートル離れたところに着陸します。』 ジョージア工科大学Hu Lab
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