【クサギカメムシ】成虫・交尾・産卵・孵化・1齢幼虫…4齢・5齢幼虫・成虫
昆虫探しを「お散歩ミッション」のひとつにしたら、5月3日にクサギカメムシの産卵に出会い、6月28日に孵化したばかりの幼虫に出会い… と、クサギカメムシとの出会いが意外と多かったので、クサギカメムシのライフサイクルを画像で並べてみました~
▼成虫
2021/05/21 武蔵野公園 ヒイラギの実で
クサギカメムシがヒイラギの実に口吻/口針を差し込んで吸汁しています。
『カメムシの口器は鞘状の口吻(こうふん)に包まれる形で、中に口針がある。』のだそうです。⇒ツノアオカメムシ カメムシの口器-1|自然観察大学 参照
▼交尾
2021/06/09 武蔵野公園 ヒイラギの実で
▼産卵
2021/05/03 野川自然観察園のマユミの葉の裏で
▼孵化・1齢幼虫
2021/06/28 野川べりの桑の葉の裏で
▼4齢幼虫?
2021/06/26 野川公園自然観察センター近くで
新たなカメムシみっけ! と思って🔍したら、クサギカメムシの幼虫でした。
え~ 幼虫と成虫でかなり違うよ。これじゃ私のような昆虫初心者には同定困難じゃん💧 とか言いつつ、新しい発見が楽しい😊 のだが… しかし、『クサギカメムシの幼虫は1齢から5齢まで脱皮をくり返し』成虫になるとのこと。⇒クサギカメムシとは?その生態や習性・生息地と産卵の時期を徹底解説!|暮らし~の
これは何齢の幼虫なのでしょうね?
「クサギカメムシ 〇齢幼虫」で画像検索…
1齢🔍
2齢🔍
3齢🔍
4齢🔍
5齢🔍
…ん~ 3齢・4齢・5齢はその差が微妙で判別困難💧
カメムシの特徴として『左右の翅の基部の間は、背中が三角に見えており、この部分は厚くなって、小楯板(しょうじゅんばん)と呼ばれる。』 Wikipedia カメムシ#一般的特徴 より
その「小楯板」の三角が、4齢ではよくわからないけど、5齢では見えてきてる。ような気がする。
だから、上の画像は4齢幼虫かな~?
そして↓こっちは…
▼5齢幼虫?
2021/06/30 野川公園自然観察 ウマノスズクサの花で
▼成虫
2021/06/26 野川公園自然観察センター近くで
カメムシは臭い!というイメージがあって(Wikipedia クサギカメムシ#習性 によりますと『その臭いは強烈で、「最も臭気の強い種の一つ」との声もある。』)これまではカメムシには近づかないようにしていたのですが、観察しているとなかなか面白いし、『刺激を受けると悪臭を放つ。』ので、静かに観察・撮影してるだけなら悪臭にみまわれることもなかったし。撮りためた昆虫画像がライフサイクルとして繋がると面白い😊
Wikipedia クサギカメムシ#生活史によりますと『幼虫は五齢まであり、八月ころから次第に成虫になる。新成虫は繁殖行動を取ることなく越冬に向かう。』 あ~! それで、先に(5月~6月)に成虫・交尾・産卵に出会い、そのあとに孵化・幼虫に出会うという順番になったのですね。
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