ビーチコーミング【ウミスズメ】…三戸浜(三浦半島)
これ↓な~んだ?😃
これはね~
フグのお腹の模様なんです。
このフグは【ウミスズメ】というフグ目・ハコフグ科の魚です。
ウミスズメ (魚類) - Wikipedia より…『ハコフグ科の魚に共通の特徴として、皮膚に骨板が発達しており、箱状の体型をしている。』ので、死んでも皮膚の骨板が残り、形を保って海岸に打ち上げられることがあります。
6/24(木)に三戸浜に貝殻拾いに行って拾いました。
ウミスズメの背中側からライトを当てて、お腹側から見ると、光が透過して、骨板が並んだ模様を見ることができます。六角形(五角形や七角形もあり)の幾何学的な模様がフグのお腹で見られるのが面白いですね😃
このウミスズメの大きさは…
…4.5cmほど。Wikipediaでは『体長は25-30cm』となってるから、かなり小さい(かわいい)ウミスズメです🐡
ところで、何で ウミスズメ(海雀)なの?
⇒ウミスズメ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑によりますと…『形がスズメに似ているからではないか?』
このページの画像を見てると、スズメに似てる~😊
ウミスズメ (魚類) - Wikipedia には…『捕食者から身を守るため、皮膚からサポニンのような毒を含む粘液を分泌しており、不用意に刺激すると毒を多量に放出する。このとき、周囲の魚だけでなく自分まで死んでしまうことがある。』って💧 ちょっと間抜け😅
※関連記事
2015/04/13 【ハコフグ】のおなかは白い亀甲模様…三戸浜~黒崎の鼻(三浦半島)
↑この記事を書いた後で、ハコフグではなくウミスズメと指摘を受けていたのですが、修正するのを今日まで6年間忘れてた💧
ところで、フグは「膨らむ」というイメージがありますけど、フグはどうやって膨らむのでしょう? フグが膨らむためには肋骨があったら膨らむのに邪魔だろうから、フグには肋骨は無いの?
⇒フグはどうやって「フク」らむ? | ふぐマガ - 酒井商店
⇒膨れるフグ|海響館(かいきょうかん)市立しものせき水族館
『フグの仲間の中で膨らむことができるのは、トラフグなどが含まれるフグ科と、ハリセンボンなどが含まれるハリセンボン科だけです。』あら、そうなの。
『膨らむときに邪魔になる肋骨や腹ビレはなく、飲み込んだ水を膨張嚢(ぼうちょうのう)と呼ばれる器官に入れ、体を大きく膨らませます。』やっぱり肋骨は無いのですね。でも膨らまないハコフグにも肋骨は無いの?
ハコフグの骨格標本の画像を見つけました。
半身骨格自体は意外と作れますよ. pic.twitter.com/8wxoEBwiKm
— 素人魂@いたちょ (@osakanabanashi) September 9, 2017
やっぱり、ハコフグも肋骨は無いのですね。
🔍してたら、さらに面白い画像を見つけました。
⇒ハマフグ|onsenmaru blog
『ハマフグの完全骨格標本とも云うべき死体を海岸で見つけました。精緻なガラス細工のようなこの鎧部分が美しいですよね。』
ん!美しい~😊 中にライトを入れて、ハマフグ・ランプ 見てみたい💡
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