きのこ千本の美…【イヌセンボンタケ】
梅雨時の野川散歩をしていると、あちこちで🍄きのこ🍄にょきにょき生えていて、なかなか面白いです(^o^)
その中でも一番 うわぁ~~!w(*゚o゚*)w!だったのが ↓これ。
これ全部🍄きのこ🍄なんですよ~😱
どういう状況だったか、全体を示すと…
ヤナギの木の根元に、びっしり白い小さなボツボツがとり巻いています。
近寄って見ると…
キノコだ~!w(*゚o゚*)w
こんなキノコ初めて見ました。
何ていうキノコなんでしょう?
「きのこ びっしり」で画像検索すると、出てきました!
⇒【きのこアルバム】イヌセンボンタケ|きのこらぼ
「イヌセンボンタケ」という名前、面白い😃
⇒イヌセンボンタケ - Wikipedia より、
学名:Coprinellus disseminatus ハラタケ目ナヨタケ科
『和名にイヌと付くが犬が好んで食するわけではなく、より役立たない(有用ではない)物に対する日本語の名付け方によるもの。』
あ~「犬も食わない」っていうやつですね😅
犬も食わない「イヌセンボンタケ」ですが、じっくり見たら色んな「美」があって、なかなか面白い被写体でしたので、
イヌセンボンタケ鑑賞~😊
柄は半透明で細い。
傘の大きさは1cmほどで、表面には溝状の線があります。
↑この、ちょっと薄暗い感じの画像を見ていて、なぜか「借りぐらしのアリエッティ」をイメージしてしまった👧
傘の大きさは… ダンゴムシ程度😅
ところで、イヌセンボンタケ(犬千本茸)は千本も生えているのでしょうか?
『時には何千何万本にもなる』とWikipediaには書いてありますけど。
ちょっと数えてみましょうか。(全部じゃなくて、ちょっと💧)
↑この画像の一部を切り出して、
↓100本数えて■を付けてみた。
↑このくらいで100本で、
↓全体の中で100本がどれくらいの割合かを見てみると…
↓これくらいで100本の輪を敷き詰めてみると…
輪の数は34⇒3,400本
木の幹の側面や裏側で写ってない分もあるから、4千~5千本はありますね!
イヌセンボンタケを見つけたのは野川自然観察園の入口そばのヤナギの根元。梅雨時のお散歩では tenki.jpの「1時間天気」で雨じゃなくて曇りだね!と確認して来ているのですが、今日は7時以降は曇り予報だったのに~雨ポツポツ降ってきたよ💧 しょうがないから傘さしてお散歩。やっぱ、お散歩は晴れの日が気持ちがいいのですが、梅雨時はあちこちに🍄きのこ🍄にょきにょき生えてて、それを見つけると楽しいですよ😊
ところで、この日は6/5月曜日。野川自然観察園は月曜はお休み。これまでにも野川自然観察園の入口まで来て、あ!入口が閉まってる。今日は月曜だよ~💧 ということが何度かあった。どうして散歩する前に「今日は月曜だから野川自然観察園は散歩コースから外して…」という気付きができないのでしょう😅
でも、この日にここに来たからイヌセンボンタケを見ることができたのです。
翌日は野川自然観察園は休みじゃないから来て見たら…
イヌセンボンタケが無い!?
これはいったい、どういうこと?
⇒【きのこアルバム】イヌセンボンタケ|きのこらぼ によりますと『胞子が黒色のため、成長して胞子がつくられると、胞子の色が透けて傘の色が紫がかった灰色に変化してしまいます。』
⇒イヌセンボンタケ | きのこ図鑑 によりますと『カサの形は幼い時は卵型で成長すると釣鐘型になります。また、日に当たると短時間で黒く変色し干からびてしまうという特徴があります。』
あら、そうなんですか。
つまり ↓ この状況は…
昨日、成長して釣鐘型だった傘は干からびて胞子の黒が見えている。
まだ幼い卵形だった傘は成長して釣鐘型になった。ということなんですね。
前日(7/5)と翌日(7/6)でだいたい同じ場所を比べて見ると…
たった1日でこんなに変わってしまうものなんですか~😲
イヌセンボンタケの「美」を見ることができるのは、ほんのいっときだけなんですね。
自然観察園が休園なのに気付かず、雨の中を傘さしてお散歩したから出会えた「自然の造形美」でした😊
さらに2日後(7/8)…
なんにもない💧 僅かに残る痕から、ここにイヌセンボンタケが生えていたことなど知る由もない状態になってました。
もしかして、私はラッキーだったのかも?(=^ェ^=)
イヌセンボンタケ 次はいつ見られるかわからないから、撮った画像をみんな載せときますね。
↓ 幼いイヌセンボンタケは卵型
↓ イヌセンボンタケ と カタツムリ
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