【トビンニャ】奄美大島 貝殻拾いの旅2021(居酒屋編)
「奄美大島 貝」で検索すると「トビンニャ」が出てきます。奄美の珍味、おつまみの定番が「トビンニャ」だそうです。
奄美大島貝殻拾いの旅で、2日目の「お疲れさま~🍻」は 島の居酒屋むちゃかな にしたんですが、郷土料理のメニューの3番目に「トビンニャ(マガキ貝)」があったので食べてみたら…
トビンニャ 楽しい~😃
↑すみません。残り2個になって「あ、写真撮っとかなくちゃ」と気付きまして😅
何が楽しかったかって、トビンニャの殻から身を取り出すとこ。
殻口の下側から楊枝を突き刺し、殻の湾曲に沿って引っ張り出すと~
クルっと身が出てきた! このクルっと感が(拾った巻貝の中身が残ってて、その臭いに悩まされる貝殻拾いヤーにとっては)爽快😃
だけど、出てきた身をみて「え? こんだけ~😅」殻の大きさに比べて身が少なすぎる💧
でも美味しい😋
ところで、何で「トビンニャ」なの?
「トビンニャ 由来」で検索すると…
『トビンニャの「ニャ」は奄美の方言で貝を意味しています。 和名はマガキガイです。
そのツメでリーフの中をピョンピョン跳ねまわるため、跳ぶ貝から名前の由来と言われています。』
へ~! ツメで跳ねまわるんだ😃
で、「そのツメ」が ↓ これです。
そして、このツメは「蓋」なんだって! マガキガイは殻口が狭くて細長いから、蓋がツメになったのですね。巻貝の蓋は渦巻いてますよね。すると、このツメも渦巻いているのでしょうか?
「トビンニャ 食べ方」によると、このツメをつまんで身を引っ張り出すそうですが、ツメが引っ込んでることもあるので、楊枝を刺して取り出す方が食べやすい気がしました。
ところで、トビンニャ=マガキガイはイモガイのような貝殻ですが、イモガイではなくて、ソデボラ科なんです。
で、イモガイ - Wikipedia に『別名ミナシガイ(身無貝)』とあった。あ~!イモガイには「タガヤサンミナシ」とか「~ミナシ」という名前がありますが、あれ「身無」だったんですか~
トビンニャ(マガキガイ)はイモガイではありませんが、身の量は「身無」に近くない?😅 でも、イモガイのような毒はなく、無毒だから安心して食べられます😋
「マガキガイ 蓋」で画像検索した中に、面白いブログ記事がありました。
⇒剣呑のようでちゃんばらな「マガキガイ」を食べた|野食ハンマープライス
御徒町の吉池でマガキガイを買ってますね。吉池には面白い・珍しい貝が並ぶことがあるので、吉池のツイートは貝殻拾いヤーとして要チェックです😃
あ、「マガキガイ」を食べた|野食ハンマープライスの記事に戻りまして、こう書かれていました…『このマガキガイ、イモガイに似ているのはベイツ型擬態(有毒生物に姿を似せることで敵から身を守る)によるものだと言われている…』
はい、また一つ学びました。⇒ベイツ型擬態 - Wikipedia
⇒マガキガイ - Wikipedia には…『イモガイに似ているのは、捕食を避けるための擬態ではないかという説もある。』と記載されていますが「ベイツ型擬態」とは書かれていませんね。
⇒擬態 - Wikipedia では…『マガキガイ — 有毒であるイモガイ類に対するベイツ型擬態?』と「?」付です。
でも、マガキガイを初めてみたらイモガイだと思いますよね~ 私もそうでしたから。そして2018年になって…『マガキガイって、イモガイ科じゃないんだ~。イモガイみたいな形してるのにね。』と書いている私がいた😅
奄美で、まずはビールをたのむと、デフォルトで「オリオンビール」です🍺
オリオンビールとトビンニャを味わったあとは… やっぱ黒糖焼酎だよね~
ということで、この日の焼酎は…
『浜千鳥乃詩』と『紅さんご』
この日のお店 島の居酒屋むちゃかな ではレア焼酎をたのむと、その瓶をテーブルに持ってきてくれます。←これ、お酒好きにとっては嬉しいサービス。その銘柄の詳しいデータが分りますし、味わうだけじゃなく、ラベルのデザインも楽しめる😊
浜千鳥乃詩:30°、紅さんご:40°。どちらもロックで味わいます。どちらも一口目で「あ~😊」ってなる、インパクトのある焼酎。特に紅サンゴは豊かな香りと、ほんのり甘みが「わ~😊」って「こんな焼酎これまで飲んだことない」驚き! どんな焼酎かを知りたい方は 奄美大島開運酒造のページをご覧になるか、Amazonnのカスタマーレビューをご覧ください。
3日目の「お疲れさま~🍻」は、昨日楽しかったから今日も 島の居酒屋むちゃかな へ😅
今日の黒糖焼酎は『煌の島 奄美』と『あまみ珊瑚 sango』
バックには奄美の黒糖焼酎がズラーーっと並んでます。
そして、この日の一品…
「あおさ」の天ぷらです。これも美味しかった😋
↑この形を見て思った…
↓こうすると…
軽石に似てない?
でも、漂着した軽石は角がとれて丸かった😅
黒糖焼酎がズラーーっと並ぶのを見て思い出しました。
奄美空港に到着し、
到着ロビーに歩いて行く途中のエスカレーターの脇では、
貝殻がお出迎え😊
そして、黒糖焼酎がお出迎えしてくれます😃
貝殻と黒糖焼酎は奄美空港の推しのようです。
奄美大島貝殻拾いの旅 の宿は、オーシャンビューのリゾートホテルに憧れるのですが、2ヵ月前に予約しようとしても既に一杯💧 それにお値段も高めだし~ ということで、名瀬のホテルに素泊まりプラン。今回も名瀬のホテルニュー奄美に宿泊しました。このホテルは奄美最大の繁華街「屋仁川(やんご)通り」に面していますので、居酒屋はどこにしようかな~?と迷うほどあります。素泊まりプランで居酒屋飯🍻楽しいです😃
朝はファミマのパンで、昼はファミマのおむすび🍙 リーズナブルで美味しいよ😋
ホテルはオーシャンビューじゃなくても、朝6時に名瀬を出れば海岸には一番乗り~です😊 あ、サーファーさんが一番乗りですが、貝殻拾いヤーとしては私たちが一番乗り😅 というか、4日間で貝殻拾いしてる人を見かけたのは2,3人💧 貝殻拾いは「密」にならない「疎」なアクティビティです。だから「一人で自然との対話を楽しむ」様な人向きの趣味かな。
でも「この楽しさを誰かに伝えたい~」ので、ブログに書いてます😊
2021/10/20 奄美大島貝 殻拾いの旅2021【まとめ】
※トビンニャの関連記事
2021/11/27 タモリ倶楽部『ぬきもちいい貝決定戦』チャンバラ貝=トビンニャ=マガキガイは堂々の2位🥈
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