石垣島 貝殻拾いの旅 2022(4日目)宮良・白保ビーチ
石垣島 貝殻拾いの旅 2022 も最終日です。
1日目は空港に近い とどろきビーチ
2日目は石垣島北西部の米原・底地・崎枝・電信屋ビーチ
3日目は北東部の伊原間・平久保ビーチ を巡って、貝殻拾いというより、海浜植物の観察と軽石の漂着状況レポになってしまってます😅
この日は 13:30発の飛行機で帰るので、空港から遠いビーチには行けません。でも空港から近いとどろきビーチでは貝殻拾えなかったし~
今回の宿(ぱいぬ島リゾート)は国道390号沿いの宮良湾の近くです。何度か国道390号が磯辺川にかかる磯辺橋のところを通って「あ、ここから海岸に行けそうだね!」と思っていたので、最終日は朝のお散歩に海岸へ…
▼宮良湾の磯辺川河口の砂浜
あ!砂浜あるね。
でも堤防のコンクリートが~ どこまで行ったら海岸に下りる階段があるの?
磯辺橋から300mほどのところに階段があった。
砂浜は広くはないし
貝殻は…
▼リュウキュウマスオ(シオサザナミ科)
貝殻はこんなもんかな。と思ってたところへ雨が降ってきた💧
でも、
▼磯辺川河口の砂浜に…
▼アマオブネガイ科の貝殻わんさか!😃
もう拾い放題!
いや、アマオブネ系以外の貝殻も拾いたいんですけど、これしかないから💧
雨降る中をタッパーにいっぱい(一杯だけ)拾ってきました😅 雨は貝殻拾ってるうちにやみました。
時刻は8時半。10時までにチェックアウトだから、戻りましょう。
▼河口の砂州に飛んできた野鳥の群れは何でしょうね?
オオメダイチドリ?
「海辺に咲いていた…」と書くといい雰囲気ですが、
「防潮堤の内側に咲いていた」つる植物
▼ハマナタマメ(マメ科)の花
面白い形の花ですよね🙂
岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 旧植物生態研究室(波田研)のハマナタマメの解説を読んでいたら…『マメ科独特の蝶形花』へ~!マメ科の花を「蝶形花」と言うんだ。
それと、ハマナタマメの豆の解説には…『よく実った種子の表面は非常に固く、簡単には食べられそうにない。おそらく長い航海にも耐えられるような装備を持っているのであろう。』…ということはですよ、ハマナタマメは「海豆」?
「ハマナタマメ 海豆」で画像検索したら、Beachcomber's Logbook に『海豆の本家』と出ていた😃そうなんだ!
また「ハマナタマメ 水散布」で検索したら⇒中西弘樹 - 日本自然保護協会『砂場のお花畑を観よう!』というPDFの中に「ハマナタマメ」もありました。※中西弘樹さんは漂着物学会の2代目会長でした。
ハマナタマメの実はなってないかな~ と探しましたが、ありませんでした。
👆どれがハマナタマメの葉で、どれが絡みついてる元の植物の葉? 全部ハマナタマメの葉に見えるんですけど💧
岡山理科大学(波田研)のハマナタマメの豆のページには『遠目にはクズと見間違えそうである。』とあります。そういえば、クズは絡みついた木が見えなくなるほどに繁茂してました。
2020/06/11 てくてく野川…桑の木を覆って繁茂する【クズ】
▼ギンネム(マメ科)の実
一つの鞘に豆はいくつ入っているの?
1,2,3,4,… 25個も入ってる!
あ~ 宿に帰ってチェックアウトしなくちゃね。
今回の宿(ぱいぬ島リゾート)は、チェックインの時に鍵を受け取り、チェックアウトの時に鍵を返すだけ。3泊分のタオル等は室内に用意されていて、滞在中にスタッフや他の宿泊客との接触は一切なし。コロナ禍の宿泊施設としてはイイね。私は一日中外に出ていて、帰ったら拾った貝殻を洗って室内に乾かしておく…なんてことしてるので、この宿はとっても良かったよ😊
10時前に宿を出て、12時半にはレンタカー返して空港へ行くには…
ここから空港までの間にある海岸…「白保海岸」に行ってみましょう。
そしてまた恒例の「カーナビで目的地を検索しても見つからないよ~💧」で一苦労。
「この辺?」を入っていったら、『舟溝開砕記念の塔』がある場所に着きました。
▼舟溝開砕記念の塔
ところで「舟溝開砕」って何?
⇒2014年沖縄の旅(石垣島 その7)No.14|新しい記憶にその説明がありました。
「舟溝」はサンゴ礁の浅瀬を船が通れるように掘った溝のようです。
👇このサンゴの岩の囲いは、そのとき掘ったものを並べているの?
今回の石垣島貝殻拾いの旅は時期が悪かったのか、ここでも貝殻は拾えず、
ただ一つ見つけた
▼トビンニャ=マガキガイ(スイショウガイ/ソデボラ科)
…でも拾ってません。
奄美大島でトビンニャを食べて以来、マガキガイ=トビンニャは食べる貝になって、コレクション対象外になってしまいました😅
Googleマップで「白保海岸」を見ると、もうすこし北に「白保アオサンゴトラスト」というのがある。こっちの方が何か期待できない? 行ってみよ!
でも、カーナビはそこに案内してくれないから💧 国道390号を北に進み「ここかな?」という轍(わだち)の間に草の生える砂利道をそろそろと…👈今回の旅では毎日このパターン😅
そして着いた海岸は…
▼白保海岸にも軽石の大量漂着💧💧
福徳岡ノ場から石垣島まで 1,751kmを漂流してきた軽石は、太平洋側に大量に、東シナ海側にもそれなりに漂着してました。
風は強いし、雨は時おり降ってくるし、貝殻拾いはこれまで!
「やちむん館工房」寄って、空港に向かいましょう。
ところが、やちむん館工房のアクセスに従って行ったのに…
入口には「定休日」の看板😢
あれ?「定休日:水・日曜日」となってたのに!
営業時間のところに「不定休」と出てた。電話してもでないし💧
しかたない、ちょっと早いけど空港に行って「ソーキそば」食べよ😋
気温 20℃の石垣から 10℃の東京に帰るのでコートを着ていた。この日の石垣は曇/小雨で外ではコートを着ていて暑くはなかったのですが、ソーキそばを食べたら暑い😅
ちょっと空港の外に出て涼んでいたら、入口の柱にシーサーの顔の焼き物が埋め込まれていました。
さて、貝殻拾いの成果は少なく、海浜植物観察と軽石の漂着状況レポになってしまった「石垣島 貝殻拾いの旅 2022」ですが、それでも楽しい時を過ごせました😊
またいつか来るからね。貝殻いっぱい拾える時に😁
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