日本のモグラは全部トンネルで繋がってるの?と調べていたら…ナガエノスギタケとの共生を知る
2022/01/09 冬の公園の【モグラ塚】トンネルの長さは歩測で40m!もあったよ~
この記事を書いていて、ふと思った…
モグラ君とモグラさんはどうやって出会うのでしょうね?💕
トンネル掘っててごっつんこするのでしょうか?
👆
これを考えてたら、すごいこと思いついた。
日本のモグラは全部トンネルで繋がってる!のかな?
モグラは一生トンネルの中で暮らすんですよね?
モグラ君とモグラさんがトンネルの中で出会って💕
子供が生まれて、その子が大きくなると、親のトンネルの先に自分のトンネルを掘って出て行く。そして、大人になってトンネルの中で出会い💕 またその子が・・・ と考えると、日本中がモグラのトンネルで繋がってることになりませんか!? でも、四国のモグラのご先祖様は、遠い昔に四国までトンネル掘ったとは考えられないよね💧😅
👆こんなこと考えてたら、モグラの生態をもっと知りたくなって、
👇この本を読んでみました。
モグラの生活(たくさんのふしぎ傑作集)飯島正広
へ~!モグラはトンネルの中に数百枚の枯れ葉を重ねて丸い巣を作るんですか。
そして、巣の近くにはトイレがあり、そこからナガエノスギタケというキノコが生える🍄
逆に、ナガエノスギタケを見つけたら、その下を掘るとモグラの巣がある!😃面白い~
⇒「ナガエノスギタケ モグラの巣」で画像検索
この本には…『ナガエノスギタケの胞子が。どうやって地中深いモグラのトイレにまではいりこむのかもわかっておらず、まだ謎だらけなのだと相良先生は説明してくれました。』…と書いてあったのですが、ナガエノスギタケとモグラの巣の画像を見てると…何となく分ってきません?
ナガエノスギタケはモグラの巣・トイレの上に生える。ナガエノスギタケが胞子を飛ばす。近くの落ち葉に胞子が付く。モグラが新しい巣を作るために地表に鼻先だけ出して落ち葉を引きずり込む。その落ち葉にはナガエノスギタケの胞子が付いている。。。ということなのでしょうね。
ナガエノスギタケがモグラのトイレから生えるのは「アンモニア菌」だからだそうです。でも、ナガエノスギタケはアンモニアがあれば生えるというわけではなく、モグラのおしっこでなければダメみたい。ナガエノスギタケはモグラと共生するキノコなんですね🍄
モグラとナガエノスギタケの共生 面白い~😃 と思っていたら…
2022/02/13 NHKダーウィンが来た!「マジカル・ミステリー・きのこ・ツアー2」が放送されました。この回は「キノコと生きものとの不思議な関係」👈ということは、ナガエノスギタケとモグラの関係も出てくる? ワクワクしながら見ていたら、期待にたがわず出てきたよ~😃
ナガエノスギタケとモグラの巣の関係を紹介してくれる研究者は…
相良直彦博士(京都大学名誉教授)です。
『モグラの生活』にも出てきた相良先生です。
相良先生はアンモニア菌を世界で初めて発見した菌類学者なんですよ!
ところで「日本のモグラは全部トンネルで繋がってるの?」👈この答えですが、
「モグラは一生トンネルから出ない?」で🔍したら…
⇒モグラは外に出てくるの? - ののちゃんのDO科学
『モグラが地上に出てくるのは、大雨で水びだしになったときか、子が成長して親元を追い出されたときぐらい。』
あら!追い出されちゃうの😢
『わが子さえ邪魔者あつかいするのは、縄張り意識が強いからよ。子は別の場所に穴を掘って自分の縄張りをつくるんだって。』
ということは、モグラ同士のトンネルは繋がっていないのですね💧
『5月から7月ごろね。死んだモグラをよくみかけるのもこのころよ。 』
あら~ モグラが地上で死んでるのを見たことあるんですけど、モグラの子は生死をかけた試練を乗り越えなくちゃならないのね😱
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