早春のビーチコーミングで見つけたもの…三戸浜~黒崎の鼻~和田長浜
2022/02/16 早春のビーチコーミングで見つけたシラヒゲウニはブログに載せたので、その他に見つけたもの…
▼河津桜が咲き始め…
京急三浦海岸駅~三崎口駅の間には満開になるとスゴイ河津桜の並木があります。でも、🌸花見に時間を費やしている余裕のない貝殻拾いヤーは、三崎口駅のセブンイレブンの裏にある河津桜を見て行きます😊
まだ一分咲き程度でしたが、それでも野鳥は河津桜にやってきます。
▼河津桜にメジロ~
メジロは河津桜の花の蜜を舐めに来るんです。
メジロが花の蜜を「吸う」のではなく「舐める」のは…
👇こちらをどうぞ
⇒メジロの舌|京都市動物園
⇒野鳥の観察 (4.食べる) 蜜を吸う|平塚市博物館
▼早春の海藻の打ち上げ~
この時期に海藻の打ち上げに出会うと、春はすぐそこまで来てるんだな~と感じます。
なぜかというと…
貝殻拾いを始めたころ、春の海岸で海藻の打ち上げによく出会うので、なぜ?と「海藻 季節」を調べたら…
⇒播磨灘の海藻の多様性|姫路科学館サイエンストピック[PDF]
『陸上の落葉広葉樹は秋に紅葉して、晩秋に葉を落とし、初春には葉が芽吹きます。
一方、海藻は、秋に芽吹き、冬の低海水温の時期にググッと生長して、春になると胞子を放出して、初夏頃には枯れてしまいます。』
…という様に、海の中の植物の季節は陸上と逆なのですね。何でだろう?
⇒海藻 - Wikipedia には…『冬季に微生物の活動等で蓄積された肥料分が使い尽くされるまでが活動のピークとなるからと言われる。』👈これ[要出典]ですね💧
海藻の成長に微生物がどう関係するの? ん~ いろいろ???が浮かんできてしまいましたが、ブログが先に進まなくなるので、「海藻 成長 冬」の🔍はここまで😅
で、海藻が打ち上がっていると、貝殻は海藻の下にあるので、貝殻拾いの成果は期待できません💧
あまり拾うものが無いときは、遠い目をして海でも眺めましょう😅
あ!
▼富士山くっきり🗻
岩に当たった波が白いしぶきを立ててます。
この日は貝殻はあまり拾えなかったけど、それでも見つけたツルピカ✨タカラガイを3点ほど…
▼クロダカラ(タカラガイ科)
久しぶりに拾った。やや大き目のクロダカラ
▼カミスジダカラ(タカラガイ科)
やった! 久しぶりに「髪筋」にピントの合った画像が撮れました😅
▼カラストンビ
カラストンビ - Wikipedia より
『カラストンビ(烏鳶)は、頭足類(タコ・イカ・オウムガイ・アンモナイトなど)の顎板(がくばん)の俗称。』
打ち上げられてるのを拾うのは「初」です。
カラストンビはイカとタコで微妙に形が違うんですね。
⇒トンビとカラス(イカとタコを比較)|魚屋のたわごと、ざれごと、ひとりごと
私が拾ったのは「タコのカラス」のようです。
カラストンビは頭足類の顎板だから、タコ・イカだけじゃなくて、オウムガイのカラストンビもあって大きいんですね!
⇒カラストンビ|沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ
あ、Wikipedia のダイオウホウズキイカ(体長 約12~14m)のカラストンビは巨大だった😲
▼福徳岡ノ場から漂流してきた軽石
何で👆これが福徳岡ノ場から漂流してきた軽石!なのかというと~ 私、奄美大島と石垣島で、いやというほど軽石を見てきたから。「あ、これは福徳岡ノ場の軽石だね」と分る目ができてしまった😅
明るい灰色で、チョコチップも入ってるし
⇒福徳岡ノ場を起源とする軽石の特徴|産総研 地質調査総合センター
この軽石、去年の8月に福徳岡ノ場で噴火し、黒潮反流という西向きの流れにのり、約2ヵ月かけて 1200キロ離れた奄美大島など南西諸島の島々に漂着し、そこから今度は黒潮にのり、黒潮大蛇行でかなり回り道をして、やっと、三浦半島に漂着したんだよ! 長旅おつかれさま😊
その長旅の様子は⇒軽石漂流のシミュレーション 海洋研究開発機構提供 をご覧ください。
▼オオキンカメムシ
鮮やかな色と模様の昆虫。体長25mmと、ちょっと大きい。「この虫は何?」とツイートしたら、オオキンカメムシと教えていただきました。
オオキンカメムシ - 昆虫エクスプローラによりますと『南方系の種類で、関東以南の海に近い照葉樹林などで見られる。』…それで、海岸で発見されたのですね。
成虫も色鮮やかですが、幼虫は金緑色に輝き✨生きた宝石ですね~
去年プチ『カメムシ』マイブームになってたので、今年はオオキンカメムシの観察も狙う? いやいや、海に来て昆虫観察までしてる余裕はありませんね💧
▼トゲモミジガイ(モミジガイ科)
トゲトゲをアップで見るとスゴイよ~😃
トゲモミジガイ - Wikipedia によりますと『見かけからは想像しにくいが、水中での移動速度はかなり速く、先端に吸盤を持たない管足で砂を蹴るようにして歩く。』そうで、どんな風に歩くの?
⇒YouTube トゲモミジガイ|いおワールドかごしま水族館
👆歩くところより、0:50あたりからの砂に潜るところが「へ~!」でした😃
管足で砂をかき分けているのでしょうね?
あ!トゲモミジガイの👇このツイートの動画の管足うにょうにょがスゴイ😲
壁を登るヒトデ(トゲモミジガイ)#ウォット #浜松 #浜名湖 #水族館 #ヒトデ #トゲモミジガイ #クライミング pic.twitter.com/GaqFme4HEJ
— 浜名湖体験学習施設ウォット (@uxotto) April 27, 2021
ところで、打ち上げられたヒトデの姿を不気味と思う人もいるでしょうが、実は生物の造形美が隠されているんですよ。
以前 Twitterで ちくわ@ミスカトニック大学 @chikuworm さんのツイートで見たんですが…
探してきました。👇これです😲
丁寧に棘やゴミを除いて、ハイターで壊れない程度に漂白して乾燥させた状態も綺麗です。 pic.twitter.com/u1WEEFnrb6
— ちくわ@ミスカトニック大学 (@chikuworm) November 21, 2019
この日は干潮時に三戸浜~黒崎の鼻へ抜けて行く予定だったのですが…
波が荒くて、岩場を降りるルートに波がかかってて行けない😢
しかたないから… 意を決して! エィ!と 飛び降りました💦
高さ2メートル弱。尻もちついちゃいましたけど💧 無事に黒崎の鼻に行くことができました😅
▼黒崎の鼻
三戸浜にはほとんど人はいないのですが、黒崎の鼻にはたいてい何人か人が来てます。
黒崎の鼻はロケ地としてたびたび使用されている場所なので、撮影しに来る人が多いみたい。
そして、驚いたのは…
黒崎の鼻にフォトウェディングの撮影に来てた~👰🤵
え~!あの山道・藪の中をウェディングドレスで歩いて来るって😲スゴイね!
でも、
▼黒崎の鼻の突端から見下ろす海は青く
▼彼方には富士🗻
残念なことに、このときは富士山にちょっと雲がかかってましたが、いい写真が撮れたかな?
富士山の右側に
▼雪をいただく丹沢山地をズーーム
冬の海は青いね~
先ほど岩場を飛び降りてきたので、三戸浜に戻ることはできません💧
なので今回は、黒崎の鼻→カインズホーム(休憩)→和田長浜→ソレイユの丘コース🚶♀️
👆今回歩いたルートです。細線は道をひたすら歩き、幅広の線は海岸をビーチコーミング🙂
黒崎の鼻の尾根道から北側の浜に下りる急勾配の藪道を、足を滑らせないように注意して下ります。
こちら側の浜ではあまりいいもの拾ったことはないですね💧
▼三浦ならではの漂着物😅
シダの茂る山道を抜け、カインズホームに続く道の脇で…
▼猫さん日向ぼっこ🐱
おいおい、なんていうかっこうしてるの💧
🐱くつろぎ過ぎ😅
さて、和田長浜では、シラヒゲウニとコシダカウニ以外に目ぼしいものは拾えなかったので…
▼海を見る💧
▼冬の和田長浜の波しぶき💦
波しぶきがとっても白くて、シュワシュワ
クリーミーなんです。
2018/02/10の和田長浜でもこれと同じ波を見てます。
これ『波の花』なのでは?と思うのですが。
それと、この日の和田長浜でのビックリ!
▼岩が崩れた所に柵があって、潮が満ちてると通れないよ~💦
でも、ここを通らないとソレイユの丘からバスで帰れないから💧
上の画像は何とか通り抜けた後に撮ったもの。
ソレイユの丘からのバスは本数が少ないから、それに間に合うように、貝殻も拾えないでしょうし、ひたすら歩きます🚶♀️💦
ソレイユの丘に上がる「海に繋がる散策路」の下、
佃嵐崎に来た時またビックリ!
さっき黒崎の鼻でフォトウェディングの撮影をしてた人たちが佃嵐崎にいた~!
ということは、ソレイユの丘の入口からウェディングドレスでここまで歩いてきたんだね。海に繋がる散策路の階段をハイヒールで!?
それより、バスに間に合うように急がねば!
ところが、時間は間に合ったが、バスがいない💧 バス停の時刻表には1時間に1本のバスしかなく、次のバスは45分後😢 え~なんで? スマホで「ソレイユの丘から三崎口 バス」で🔍したのと、バス停の時刻表が違うって、何で~!?
寒風の中で45分もバスを待ってられないから、しかたなくタクシー呼んで三崎口駅まで🚕 想定外の出費💧
ところで、2018/02/05 貝殻拾い…ソレイユの丘~和田長浜👈この記事を書いたとき…
ここ「佃嵐崎(つくだあらしざき)」って地名があったんだ~
…とGoogleマップを見て気付いたのですが、
2022年の今 Googleマップを見ると…
「佃嵐崎」が出てこない!?
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