春の道端の植物観察に三戸浜まで~
春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~行って、フラサバソウ以外にも色んな草花が咲いていて、春の道端植物観察はなかなか楽しい😊
それらの草花を三崎口駅~三戸浜までの道順に載せときますね。
▼ノボロギク(キク科)
⇒ノボロギク - Wikipedia
『野襤褸菊 和名は「野に生えるボロギク」の意で、ボロギクとはサワギクのこと』だそうですが、
襤褸 ぼろ『使い古して役に立たなくなった布』
でも、この花のどこが「ぼろ」なの?
サワギク - Wikipedia
『別名ボロギク(襤褸菊)』
『果実期には冠毛がぼろ(襤褸)のように見える。』
え~!👇これが?
👆「ぼろ」には見えないけど💧
▼ハコベ(ナデシコ科)
ハコベの花弁は10枚あるように見えますが、
春の七草の一つ【ハコベ】の花弁は10枚じゃなくて5枚なんですよ~
ハコベの花はとっても小さいので、遠目に見ると…
ただの草💧
▼ノゲシ(キク科)
ノゲシ - Wikipedia 『和名に「ケシ」が付くが、ケシ(ケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統』
別名:ハルノノゲシ(春野芥子)なんですが、
「野芥子」の読み方は「ノゲシ」ですが、
「春野芥子」の読み方は?
ハルノゲシ …約 674 件
ハルノノゲシ…約 720,000 件 👈こっちの方が音とイメージが良いね😊
▼キブシの花
キブシの花は縄暖簾みたいですよね~
キブシ - Wikipedia より…
『木五倍子』👈何でこれを「きぶし」と読むのだろう? 漢字4字で、読みは3字って?
「きごばいし」と素直に読まないのはなぜ?
『和名は、果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことによる。』
「五倍子」のリンク先⇒ヌルデ - Wikipediaの五倍子には…
『ヌルデからは五倍子(ごばいし)あるいは付子(ふし)を得ることができた[4]。』👈この出典が ⇒五倍子とは - コトバンク
え~ 五倍子(ごばいし)あるいは付子(ふし)の代用で「きぶし」なら「木付子」としてくれれば、後の世の人々が悩まなかったのに~💧
※キブシとお歯黒
キブシを検索していると「お歯黒」のことが出てくる。そうそう、お歯黒って、どうしてあんな事してたの? お歯黒が美しいとは思えないんですけど~💧
お歯黒 - Wikipedia によりますと…
『歯科衛生が十分に進歩していなかった時代にあって、・・・その染料が口腔内の悪臭・虫歯・歯周病に予防効果を持ち、口腔の美容と健康の維持のため欠かせないたしなみであった。』
なるほど~ お歯黒には虫歯予防の効果もあったんですね! 歯医者のいない時代に虫歯になったときの痛みを思うと、お歯黒もやむなし?😅
▼フラサバソウ(オオバコ科)
フラサバソウの実はこちら→春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~
フラサバソウの花は4mmと小さくて遠目には道端の草ですが、ちょっと近づいて見れば…
花いぱい!
その中に、何か虫がいる?!
撮ってみた…
👆これは去年のテントウムシ観察で知ったナナホシテントウの幼虫ですね🐞
▼アメリカフウロ(フウロソウ科)
👆花の方にピントが合ってなかった💧
👇葉の切れ込みの印象が違う気がするんですが、どっちもアメリカフウロの葉なんですよね~
▼ホトケノザ(シソ科)
👆花が咲く前の「三階草」または「仏像の台座」の「蓮座(れんざ)」状態
👇花が咲くと、仏さまが手を広げた状態?
▼ホトケノザに似ている ヒメオドリコソウ(シソ科)
ホトケノザ、ヒメオドリコソウにもエライオソームがついていて種子が「アリ散布」されるらしい。
⇒アリが運ぶ紫色の絨毯の謎 (中学校の部 1等賞) - シゼコン 👈この中学生の自由研究がスゴい!ので、私はこのレベルまで行けないけど、せめて種子の観察をしようと思ってます😊
「ホトケノザ エライオソーム」で検索したら、こんな記事も出てきた…
⇒開放花・閉鎖花を同時につけるホトケノザ種子の表面成分とアリによる種子散布行動|J-STAGE
『ホトケノザは、主に他花受粉をおこなう開放花と自家受粉のみをおこなう閉鎖花を同時につける一年草で、』え! 「閉鎖花」って何?
「閉鎖花 ホトケノザ」で検索すると…
⇒ホトケノザの閉鎖花|なかなかの植物ルーム
ん~ ホトケノザだけでも奥深い😲
▼ゼニゴケ(ゼニゴケ科)
この小さな緑色の傘みたいな姿がカワイイ~😃
この傘みたいなの何て言うんでしたっけ?
「あうるの森」を「ゼニゴケ」で検索…
2015/09/25 ゼニゴケの雌器托(しきたく),杯状体(はいじょうたい)
傘みたいのは「雌器托(しきたく)」と言って、ゼニゴケの卵を作る器官でした。
▽すくすく伸びるツクシを青空バックに撮ってみた😊
▽スノーフレークと朝日をバックに撮ってみた
▼スノーフレーク(ヒガンバナ科)
スノーフレークはヒガンバナ科なんだ!
スノーフレーク=Snowflake 意味『雪のひとひら、雪片 · 雪の結晶』そういうイメージありますね❄️❄️❄️ 春に咲くけど💧
ところで、スノーフレークの学名は… Wikipediaより
Leucojum aestivum
読み/カタカナ表記は… レウコジウム エスティバム
学名はラテン語なのでGoogle先生に翻訳してもらうと…
Leucojum⇒Leucojum 👈そのまんま💧 これが属名だから「スノーフレーク属」
aestivum⇒夏時間 👈雪の結晶❄️なのに春に咲き、種小名は「夏」って💧 なぜ?
▼シレネ・カロリニアナ Silene caroliniana (ナデシコ科)
花を大きく見ると…
中心部から外に出てるのは雄しべかな?
サクラソウかと思ったら、違ったようで😅
シレネ・カロリニアナについての説明は👇こちらのページが詳しかった。
⇒シレネ・カロリニアナ Silene caroliniana ナデシコ科 Caryophyllaceae マンテマ属|三河の植物観察
植物🔍していると、松江の花図鑑がよく出てきて、ここまで子細に観察して、植物の色々な部位・時期の写真を撮って、凄いな~と思ってるのですが、三河の植物観察も同様に凄いですね~👏 私も精進しなければ。例えば、私が撮った画像は花を正面からしか撮ってない。横からも、葉や茎も撮ってこなくちゃ! 同定できないよね😅
あ、斜めから撮った画像もあった。少し離れた所に生えていた別の株ですけど。
雄しべ?の形がさっきのと違うね💧 これは雌しべらしい。
「シレネ・カロリニアナ 雄しべ」で画像検索したら…
⇒シレネ・カロリニアナ|HAYASHI-NO-KO を見たら…
「両性花」「雌花」「雄花」😲 ん~調べていくと、どんどん深みにハマっていく😅
▼オキザリス・ペスカプラエ Oxalis pes-caprae =オオキバナカタバミ(カタバミ科)
コンクリートのすき間に生える生命力!
以上、三崎口駅~三戸浜までの道端の春の草花でした😊
そして、三戸浜で拾った貝殻は…次回😅
« 春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~ | トップページ | 春の道端の植物観察ついでに貝殻拾い@三戸浜(三浦半島) »
「草花実」カテゴリの記事
- キヅタ(木蔦)・キブシ(木五倍子)・マサキ(柾)@三崎口~三戸浜ビーチコーミングついでの植物観察(2024.11.23)
- 高菜・大根・人参の葉に朝露@三崎口~三戸浜ビーチコーミングついでの植物観察(2024.11.22)
- 【カロライナジャスミン】の実。種には翼がついていて「飛ぶタネ」(2024.11.20)
- マメ科の植物のふしぎ~お豆の標本作り~@片町文化センター(2024.11.08)
- 【アベリア/ハナツクバネウツギ】の花にハチドリみたいな蛾【ホウジャク】(2024.09.28)
« 春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~ | トップページ | 春の道端の植物観察ついでに貝殻拾い@三戸浜(三浦半島) »
コメント