春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~
3月16日 春の貝殻拾いに行ったら…植物観察になってしまった~のですが、三戸浜まで歩く途中の道端で、今春マイ・ブームになっているイヌノフグリの仲間のフラサバソウを発見!
このとき、フラサバソウの花だけ撮って、実の観察をしてこなかった💧
その後、野川散歩のときにフラサバソウを探しているけど、オオイヌノフグリばっか💧
ならば、もう一度 三戸浜までフラサバソウの実を観察しに行かなくちゃ!
ということで、春の道端の植物観察に三戸浜まで行ってきました~😃
ついでに貝殻拾いもしてきましたが、まずは…
▼フラサバソウの花と実
フラサバソウの特徴は「毛むくじゃら」拡大して見ないと気付きませんが😅
フラサバソウの和名は『フランスの植物学者であるフランシェとサバティエの名前を組み合わせたもの』です。
花より実の方がちょっと大きいですね。
花は4mm、実は5mmほど。
▼フラサバソウ満開!
満開!と言っても4mmほどの小さな花ですから、注意してみなければ
ただの草です👇
▼フラサバソウの草丈は30cmぐらい
こちらのページ👇
⇒イヌノフグリの仲間の種子散布|なかなかの植物ルーム
とっても参考になりました。
イヌノフグリの仲間 4種類の種子を並べて、アリがどの種子を運んでいくかを調べた実験👈素晴らしい~ 面白い😃
フラサバソウ、オオイヌノフグリ、イヌノフグリの種子にはエライオソームがついていて「アリ散布」されるのですが、フラサバソウの種子が他より大きくてエライオソームもたっぷりあるので、アリは真っ先にフラサバソウの種子を運んでいったんだって🐜
私もフラサバソウの実を少し採ってきましたので、後ほど種子の観察をしてみます🧐
こちらのPDF👇
⇒アリに種子を運ばせる植物たち - 兵庫県立人と自然の博物館
こんなに多くの植物が種子にエライオソームが付いていて、アリ散布してるんですね~
アリのバイオマスは大きいですから、アリに種子散布してもらうのはなかなか有効な方法なのでしょうね。
あ、ホトケノザの種子にもエライオソームがついているのですね。
「ホトケノザ エライオソーム」で検索したら…
⇒アリが運ぶ紫色の絨毯の謎 (中学校の部 1等賞) - シゼコン 👈この研究もスゴイ!👏👏
ブログを書くために🔍してると、時々『シゼコン』が出てくるのですが
全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクール『シゼコン』クオリティ高いね~
三戸浜に行くまでの道端に咲いていた色んな草花については次回…
それと、フラサバソウの観察のついでにしてきた貝殻拾いについては次々回😅
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