春の訪れを告げる小さな青い花【オオイヌノフグリ】
野川を散歩していて、春の訪れを感じる小さな白い花【ハコベ】をブログに載せましたので、
もう一つ、春の訪れを感じる小さな青い花【オオイヌノフグリ】です。
ハコベの白い花と比べてオオイヌノフグリの青い花の数は圧倒的に多いです。
早春の野川の土手に咲いてる花はオオイヌノフグリばっか😅
オオイヌノフグリの花は青くて小さくて可憐ですが、
その名前は「残念な名前」として有名かな?
オオイヌノフグリ - Wikipedia によりますと『和名はイヌノフグリに似てそれより大きいために付けられた。』そして、
イヌノフグリ - Wikipedia では『和名の由来は、果実の形状が雄犬の「フグリ」、つまり陰嚢に似ていることから、戦前にそう呼ばれていた[4]。』とあり、その出典が『牧野富太郎「牧野 日本植物圖鑑」北隆館、1940年10月2日、140頁。』なんですが、
「イヌノフグリ 命名者」で検索すると『命名主はもちろん牧野富太郎博士である。』と出てくる💧
え~! 先日、山茱萸(サンシュユ)に ハルコガネバナ(春黄金花)という呼び名を提唱した牧野先生に👏👏したばっかりなのに💧
牧野先生~何でそんな名前をつけちゃったの?
と思っていたら…
命名者は牧野富太郎ではない!らしい
⇒牧野富太郎博士が命名したそうですが、オオイヌノフグリ命名のエピソード を、ご存知な方はいませんか?|Yahoo!知恵袋
『牧野富太郎が気の毒です。笑』と書かれています😅
また、「イヌノフグリ 牧野富太郎」で検索すると、
⇒ヘンな名前の植物 - 株式会社 化学同人
『イヌノフグリの命名者は牧野富太郎ではない』と書かれています。
ん~👆この本で確認しておかねば!
2022/03/18 確認しました→【イヌノフグリ】の命名者は牧野富太郎ではない!
また、オオイヌノフグリ - Wikipedia によりますと『イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいない。』とのことで、オオイヌノフグリにしてみれば、とっても残念な名前を付けられちゃったんですね😢
オオイヌノフグリの学名は Veronica persica(ヴェロニカ・ペルシカ)です。👈これからは学名で呼ぼうかな😊
では、ヴェロニカ・ペルシカの花を大きな画像で…
花の大きさは8mmほどです。
👇だいたい実物大
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