三崎臨海実験所の一般公開に行ってきた~
4月1日に【スカシカシパン】ガチャポンでゲット!の記事を書いていて、
『製作協力:東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所 幸塚久典』から
三崎臨海実験所(東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所)で、2022/4/16(土) 展示室「海のショーケース」の一般公開があることを知り、行ってきました~😊
そしたら、なかなか面白い、興味深い、ワンダー😃な展示でしたので、その展示の画像を載せておきますね。
Twitterでハッシュタグ #三崎臨海実験所 を見ると、一般公開があることがほとんど広まっていない気がするので…
展示室「海のショーケース」を皆さんに知ってほしいな~と思うので…
ご覧ください。
▼東京大学三崎臨海実験所
展示室「海のショーケース」一般公開

教育棟のエントランスには
▼オオワニザメの標本
オオワニザメ - Wikipedia によりますと『世界中の熱帯から温帯の海域に広く分布すると推測されるが、報告例が少なく分布域は部分的にしか判明していない』ということは、レアもの?
それと「オオワニザメ 三崎臨海実験所」で画像検索すると、油壷マリンパークに展示されていたの標本なのでしょうか?
このオオワニザメの標本の向かいには
▼展示室「海のショーケース」の入口
ガラスに白い文字で三崎臨海実験所 展示室「海のショーケース」の来歴が記されています。そして、このガラスと枠は、旧 水族・標本棟で使われていた展示水槽のガラスと枠なんですって!😃
さらにその上のライトも、そこで使われていたものをそのまま持ってきたんだって。
「歴史を刻む」展示室 素敵です😊
▼トリノアシの液浸標本
Metacrinus rotundus
トリノアシはウミユリの1種です。⇒Wikipedia
そのウミユリっぽいところをアップで👇
形がユリににているから「ウミユリ」ですけど、動物です。
「トリノアシ」という名前は「鳥の脚」に似ているからでしょうね?
▼ゴカクヒトデ
Ceramaster japonicus 👈学名が ジャポニクス ですよ!
▼タコブネ
▼ダイオウグソクムシとオオグソクムシ
👆この青緑色の照明による展示はなかなか深海の雰囲気が出てるね~ って、深海は真っ暗だと思いますが😅
ところで、大きい方がダイオウグソクムシで、奥の小さくて細長いのがオオグソクムシだよね? しまった、名前を撮ってこなかった💧
こういう展示を撮るときは名前も撮るように心がけているのですが、「わ~!これスゴイ😲」のに出会うと、それを撮るのに夢中になって、名前を撮るのを忘れてしまった。まだまだ精進が足りません😅
では、その大きい方を大きい画像で👇
▼ミサキグミモドキ
👆これ『世界初展示!!』です👇
ミサキグミモドキの学名は
Pseudocolochirus misakiensis Yamana & Kohtsuka, 2018
2018年に新種として記録されており、命名者は Yamana(山名)と Kohtsuka(幸塚)
幸塚久典さんは三崎臨海実験所のメンバーの一人で、私が一般公開を知るきっかけとなったスカシカシパンのガチャポンの製作協力もしている😊
幸塚さんは三崎臨海実験所の技術専門職員で、どんな仕事をされているかは👇こちらの記事に詳しい
⇒ウミシダ×臨海実験所技術職員 - 生きもの仕事図鑑 - BuNa
あ、ミサキグミモドキはナマコの仲間なんですね。
⇒日本で最も古くから研究されてきた相模湾からナマコの新種を4種発見|東京大学大学院
▼ウニの骨格
やっぱ、ウニ殻/ウニの骨格の一番映える展示は ウニ殻ランプ~だよね😊
ところで、ここに並んでいるウニ殻は…
上段:オオブンブク と、何でしょう?
中段:タコノマクラ、コシダカウニ、サンショウウニ
下段:アカウニ、タワシウニ、ムラサキウニ、シラヒゲウニ
▼タカアシガニ
間近に見ると大迫力ですね~😲
👇ハサミだけでも人の手より大きいよ!
しかも臼歯みたいなコブが並んでる。これなら貝殻を割ることができそうですね。
タカアシガニは何を食べているのでしょう?
タカアシガニ - Wikipedia によりますと『食性は動物食の強い雑食性で、貝などを鋏で潰し割って食べることが多い』そうです。
また、タカアシガニたち! | えのすいトリーター日誌では『水族館ではタカアシガニの餌として、エビやイカ、小魚やアサリなどを与えています』とのこと。
さてここで、ちょっと自分の体を身長10センチに小さくしたと想像してみてください。
海の中でも呼吸ができ、海の中を自由に動けます。ここまでは楽しそうですが、そこでタカアシガニに遭遇しました!
タカアシガニの脚の下に入ってしまったあなたは、迫りくるハサミに挟まれ😱
ジタバタするもどうすることもできず
タカアシガニの口の中へ・・・
怖い!って思いました?
でもね、深海で静かに暮らしているタカアシガニにとっては人間の方が怖いんですよ。
タカアシガニを捕って食べてるんですから💧
2018/03/24 道の駅「富楽里」とみやま…【タカアシガニ】売ってた~!
▼イガグリガニ
名前のとおり「毬栗(いがぐり)」みたいでカワイイ~😊
これでも20~30cmぐらいの大きさで、カニとしては十分大きいのですが、タカアシガニの脚の下にいると小さく見える🦀
▼色んな標本 並んでた
▼ムラサキウニの裸殻
やっぱり、ウニ殻がいっぱいあると、それを渦巻き状に🌀並べたくなりますよね~😅
2013/12/17 和田長浜海岸でウニ殻大収穫~!
▼イボテヅルモヅル
Astrocladus dofleini Döderlein, 1910
イボテヅルモヅルなので「イボ」の部分をアップで👇
▼色んな標本 並んでた~
👆左下は、春先の海岸によく打ち上げられているタツナミガイですけど、これらの柔らかい生き物を液浸標本ではなく机の上に置いておけるのはなぜ?
『プラスチネーション標本』…『人間や動物の遺体または遺体の一部(内臓など)に含まれる水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換えることで、それを保存可能にする技術のことである。』
だから、この標本を輪切りにすると内臓の断面などを観察できるそうです。へ~!
▼この顕微鏡撮影システム いいな~😊
拾ってきた小さなものを観察・撮影するときいつも苦労してるから、こういう顕微鏡撮影システムがあると、ぐっと映える画像が撮れるかも?
▼海の生き物の撮影画像色々~

👆
この海の生き物の撮影画像は「海のショーケース」の入口のガラス枠の両側にあって、
▼「海のショーケース」から外を覗くと~
はぁ~「海のショーケース」なかなか面白い展示でした😊
皆さんも、次の一般公開の際は是非、三崎臨海実験所へどうぞ。
三崎臨海実験所 展示室「海のショーケース」
Misaki Marine Biological Station Museum “Marine Biology Showcase”
東京大学三崎臨海実験所(正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所)は、1886年に現在の三崎の町にわが国最初の、世界でも最も歴史の古い臨海実験所の一つとして設立されました。1897年より、生物相の豊かな油壷に移転し、この教育棟が竣工した2020年には創立134周年を迎えました。わが国における生物学の発展に大いに貢献をしており、海産動物を用いた生物学研究の歴史に大きな足跡を残しています。
三崎周辺は、世界でも有数の豊かな生物相を持っています。この一帯は、相模湾の深海性粒と黒潮の潮流に乗った生物が多数生息しており、そこへ東京湾からプランクトンを豊富に含んだ海水が流れ込むという環境にあります。そのため、海洋生物にとって非常に生息しやすいエリアとなっているのです。東大の初代動物学教授として就任していたエドワード・モースも、この豊富な生物相に着目し、東京大学に臨海実験所を設立するよう進言したのです。
こうした歴史の歩みの上に、展示室「海のショーケース」を作ることができたことは、今後も長く続く臨海実験所の歴史に大きな一歩を示す道標と考えています。この展示をじっくりとご覧になって、三崎臨海実験所から、奥の深い生物学への扉を開いてみてください。
2020年8月7日 臨海実験所長
👇こちらの記事に「海のショーケース」全体の大きな画像があります。
⇒海洋生物研究で相模湾から世界へ 三崎臨海実験所に展示室を備えた教育棟が完成|東京大学
旧 水族・標本棟の関連リンク
⇒新・レトロ建築写真帖
⇒生物学の歴史を紡いだ東大臨海実験所の旧館、解体へ|Yahoo!ニュース
⇒Googleマップ
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