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2022年8月11日 (木)

山の日の富津海岸で【イボキサゴ】祭り~

山の日富津岬に貝殻拾いに行ってきました~😃
海の日に海に行くと混んでいるので、山の日に海に行きます😅
そして、今回の富津海岸で拾えたものは~
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▲キサゴ丼(大盛り)🤣

▼拡大して見ると~
Kisago220811w
螺層の上部にイボ状の隆起が並んでいるのでイボキサゴです。

以下、山の日のイボキサゴ拾いのリポートです。

3時に起きて、一日家を空けるから家事を済ませ、
5:12の電車に乗るため家を出ようとしたら🚲の鍵が無い💧
5:12の電車を逃すと、木更津駅で高速バスから路線バスへの乗り継ぎで1時間半待ちになってしまう
それは絶対避けたいから、家から駅まで走る🏃‍♀️💦
なんとか電車に間に合いました~💦
よかった~😊 しかし、この努力は(貝殻拾いで)報われるのか?
6:00 バスタ新宿
7:27 木更津着(予定より10分遅れ)
7:45 路線バス木更津発
8:29 富津公園着

この日は大潮で潮位表では干潮11:07 潮位-2cm なかなか良いコンディション。
これまでは富津岬の南側の海岸を歩いて、明治百年記念展望塔を回って、北側の海岸を歩くパターンが多かったのですが、この日は北側の海岸から行くことに。富津岬の中央の道路から北側の海岸に出るには… 富津公園ジャンボプールの先で夏草生い茂る中を踏み跡を辿って、草をかき分け行くのですが、ここが大変💧
今回はジャンボプールの手前で「この辺から海岸に出られないかな~」と行ったら… 海岸に出られました! 途中、腰ぐらいの高さの柵があり「え~この柵をまたぐには、ちょっと…」なんですが、
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▲先人が土嚢を置いてくれてて、富津海岸(北側)に出られました😃
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▲干潮までまだ2時間ほどありますが、既に潮は大きく引いていて、干潟が広がっています。
▼アカニシの貝殻
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富津干潟はアマモ場になっており、生態系の中で重要な場所です。アカニシはアマモ場で産卵します。

▼干潟を歩けるほどに潮が引いていたので、そろそろと干潟を歩き…
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富津公園ジャンボプールのウォータースライダーと、右端には「黒富士」が薄っすらと。
それより、干潟を歩いていて見つけたもの!
スナガニ科コメツキガニ or チコガニ)の砂団子~
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こんなにいっぱい!😃
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『食物は砂中の有機物やプランクトンで、足元の砂を鋏脚でつまんで口に入れ、砂粒の中から餌を濾過摂食する。』というのが面白いですよね~

自然観察も面白いのですが、今のところたいした貝殻は拾えてません💧
富津海岸の北側ではあんまり貝殻拾ったことないのですが。ふと気付けば…

▼キサゴがいっぱいだ~!(9:27)
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▼キサゴの殻の表面がツルピカです✨
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なかなか状態の良いキサゴの貝殻です。

▼中には赤系の貝殻もあって、こういうのはレアものとしてセレクト😊
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でも、それまで貝殻全然拾えてなかったから、片っ端から拾っていたら…
▼タッパーに一杯!(9:45)
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たった17分でタッパー一杯になってしまいました。
では、そこで拾うのを止めるかというと、そんなことしません。
キサゴなんて普通に拾える貝殻ですが、こんな大量打ち上げに出会ったのは初!
これまでの貝殻拾いの経験から「貝殻はある時に拾え!」という教訓を得ています。
ある時そこに貝殻がたくさんあっても、次にそこに来た時にはもう貝殻はありません💧
大量打ち上げ/大量漂着に出会えたのはラッキーなのです!
貝殻はある時に拾っておかないと、次はもう拾えないかもしれないから。
日頃の疲れを振り払い、早朝に駅まで走った努力は報われたのです😅
もう、キサゴの打ち上げラインの続く限り拾いますよ!

▼パッと見、この範囲で100個超
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でもタッパー一杯拾った後だから、もう片っ端から拾うのはやめて、
▼こういう赤系のをセレクトして拾います。
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▼キサゴの打ち上げラインは続きます・・・
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これで200個ぐらいあります!

▼キサゴの打ち上げラインは青空の果てまで続いているのか!?
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▼キサゴを拾ってきた道のりを振り返る。ふ~
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アマモの枯れ草が打ち上がっているラインに、キサゴも打ち上がっていました。
そして、
▼これからの道のりを望む(10:55)
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はぁ~💧 明治百年記念展望塔はまだ遥か彼方だよ~
キサゴ拾いを始めて約1時間半
照りつける太陽☀ したり落ちる汗💧
紫外線に腕を焼かれながら、キサゴ拾いが止まらない😅
だって、こんなに小っちゃくてカラフルな貝殻が拾い放題なんですよ😃
もう、にわかに芽生えたキサゴ愛💕が止まらない~

▼こういう赤黒タイプがあると、そこにしゃがみ込んで、また拾ってしまいます。
Kisago220811l

▼これだけでも十分たくさんのキサゴが見えているのですが…
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ちょっと砂に埋もれているから、砂をかき回してみたら…
▼出てくる出てくる!
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▼ね~ いつまで続くの~?
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▼キサゴを入れていたチャック付き袋が一杯になりました!(11:57)
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「おひとり様1袋までとさせていただきます。」ということで、ここでキサゴ拾いは終了~
その先も「あ、これは!」というのがあると、チャック袋を開けて、僅かな隙間に詰め込んでたり😅
でも、だんだんとキサゴが目につかなくなってきて、「あ~終わった。よかった🙂」

ひたすらキサゴを拾い続けて2時間半!
それだけに没頭できる楽しい貝殻拾いの時間を過ごせました😊

▼キサゴが打ち上がっていたのは富津海岸の↓このくらいの範囲でした。約400m
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▼キサゴ拾いを終えて彼方を眺むれば…
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黒富士第一海堡横須賀造船所

●なぜ山の日に富津岬なのか
2018年の山の日に富津岬に行ったら、台風一過だったのに貝殻は拾えず、謎の生物の大量打ち上げに遭遇
以来、山の日になると「富津に行ってみようか~」ってなる😅 でも、2020年、2021年は富津には行ってなかった。今年は8月4日~10日の間に科学イベントの出展が5つもあって疲れ切っていたので、やめよかな~と思っていたんですが、たまには海に行って貝殻拾いしてリフレッシュしなくちゃね😊
山の日の富津岬、行って良かった😃



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