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2022年9月25日 (日)

ウニ殻ランプ『ウニ殻観察キット』を 博物ふぇすてぃばる!8 に出品します

9/11(土)12(日)科学技術館にて、博物ふぇすてぃばる!8 が開催されます。
あうるの森は前回に引き続き博ふぇすに出展します。ブース D-49 です。
博ふぇす開催まで残り5日! 只今💦💦準備中~

博ふぇすに出品するものの一つが『ウニ殻観察キット』(イメージ)
すみません。間際になってまだ中に入れるウニ殻が確定していないので、前回のプログ記事をコピペしてます💧 随時更新します💦
Unikit210903a
このキットに入れるウニ殻は…
Unikit220926a
シラヒゲウニ(または他の大き目のウニ)、コシダカウニ、バフンウニ、ムラサキウニ ・・・(確定したら更新します)
ナガウニは奄美や沖縄のような南の方で拾えるウニ殻なのですが、去年10月の奄美今年1月の石垣はどちらも軽石大量漂着のためにナガウニがほとんど拾えてません😢 なので、今回はナガウニは無し💧
(シラヒゲウニも三浦や房総で普通に拾えるものではないので、別途入手したものです。)

これらのウニ殻を、ウニ殻観察用のLEDベースライトの上に置いて観ると~

シラヒゲウニ
Unikit210903c

シラヒゲウニも数が揃えられなかったので「シラヒゲウニ または・・・」のウニ殻

ヒオドシウニ
Uni2209a01
Uni2209a02

ラッパウニ
Uni2209b01
Uni2209b02

コシダカウニ
Unikit210903e

バフンウニ
Unikit210903g

ムラサキウニ
Unikit210903f

はぁ~ ウニ殻の造形美にうっとり😊



私のこれまでのウニ殻ランプは…
Unilamp03Unilamp04
LEDライトの上にウニ殻を置いてました。
でも、これだと安定しないし、『ウニ殻ランプ』としてインテリアにはなりません。あくまでも撮影・観察用
でも、ダイソーでLED『ベースライト』というのを見つけました!
Ledbaselight
これだと、ベースライトの上にウニ殻を置くだけで『ウニ殻ランプ』になります。
Uniledlight210827c
ベースが鏡面になっているから、ウニ殻の下面も一部写りこんで、展示用にもイイですね。
このベースライト、単4電池3本で、約48時間連続点灯できますから、インテリア用にもイイよ🙂

ダイソーでLEDベースライトを見つける前に、キャンドゥで『LED Light Stand』を見つけてました。
Ledlightstand
似たような商品なんですが、こちらはボタン電池3個、約6時間点灯なので、ウニ殻ランプを点けたまま寝てしまうと… 自動消灯してます💧
また、単4電池3本とボタン電池3個では明るさが全然違うんです。
Uniledlight210828b
だから、この上にウニ殻を置くと…
Uniledlight210828a
全然違う!
私がウニ殻ランプで見たいのは、ウニ殻の管足の穴から漏れ出る光なんですが、LEDライトが明るくないとそこを十分に鑑賞できないんです。
それと『LED Light Stand』の方は光の色が七色に変わります。上の2枚の画像で台の色が変わってますね。つまり、光は上にあるものを照射するだけじゃなくて、周囲にも漏れ出てます。一方、LED『ベースライト』は全ての光が上に向かうようになってます。ということで、LED『ベースライト』は実用向き、『LED Light Stand』は雰囲気を楽しむためのライトと言えます。・・・あれ? いつの間にか百均LEDライトの評価記事になっちゃってますね😅

え~『ウニ殻ランプ』は雰囲気を楽しむという点も大事ですが、『ウニ殻観察』するにはライトの光は白!です。
ベースライトの上に載せたウニ殻の画像を見ていただくと分るように、それぞれの種のウニ殻には、それそれの色があるんです。自然のものに手を加えず、自然のままに観察して欲しい。それがこの『ウニ殻観察キット』に込めた想いです😊


※関連記事
2020/04/29 ウニ殻コレクション【まとめ】
Unilamp10a

2020/04/29 ウニ殻コレクション【ウニ殻ランプ】撮影方法


ウニ殻ランプの観察で特に注目して見て欲しいのが、ウニ殻ランプから光が出てる穴「孔対(こうつい)」です。
Tuikou210805cTuikou210805a
孔対は「管足(かんそく)」が出てくる穴で、2つの穴が対になっているので「孔対」です。孔対の並び方はウニの種類ごとに異なります。

ウニ殻ランプを観察すると、↓こんなことも見て取れます。
Unilamp_bafun01a
孔対から光が漏れて明るく光っているところが「歩帯」
「間歩帯」には孔対はないので、ウニ殻ランプすると暗い帯。
歩帯には歩帯板、間歩帯には間歩帯板がそれぞれ2列ずつ並ぶ。
歩帯板、間歩帯板どうしは交互に並び、そのつなぎ目はキザキザ模様となって見える。
ウニ(棘皮動物)は「五放射相称」で、歩帯(5つ)に歩帯板(2列)、間歩帯(5つ)に間歩帯板(2列)ずつ並ぶので、全部で20列の殻板の列がある。

この観察はルーペを使うか、撮影して拡大して見るのがいいですよ。


ウニ殻ランプをするには「キャンドルライト」を使うという方法もあります。私もキャンドルライトを試してみたのですが…
キャンドルライトはロウソクの炎を模した色のものが多く「白」じゃないんです。それと、ロウソクの炎のように揺らめくのを模して、明るさが一定ではありません。このへんがウニ殻観察向きではないのですが、もう一つ…
Uniledlight210831e
発光部分がロウソクの炎を模して出っ張ってます。大きなウニ殻なら問題ないのですが、小さなウニ殻だと…
Uniledlight210831f
ウニ殻のてっぺんからキャンドルライトの先端が出ちゃう💧

ということで、ダイソーのLED『ベースライト』はウニ殻観察に最適です😃
百円ショップって、時々「いいもの」があるんですが、「いいもの」はいつまでもないのですよね。
だから、前回の博ふぇすに出品した『ウニ殻観察キット』は 10個限定!でした。
博ふぇすのあとも、ダイソーに行くたびにLED『ベースライト』ないかな~?と探していて、入手できたのが10個。
今回も『ウニ殻観察キット』は10個限定!です😅

2022年9月19日 (月)

『松ぼっくりのせいくらべ』(詰め合わせ)を 博物ふぇすてぃばる! に出品します

みなさんがよく見かける松ぼっくりは…
Mb01akamatu
アカマツの松ぼっくりではないでしょうか。
松ぼっくり=松かさは、松の果実のようなもので「球果」のことです。
松の果実ですから、アカマツやクロマツだけでなく、色んな種類の松の木に松ぼっくりが実ります。
その松ぼっくりを拾い集めて並べて見ると~
Matubokkuri02
『松ぼっくりのせいくらべ』だ~😃って、ちょっと楽しいので、皆さんにも『松ぼっくりのせいくらべ』を楽しんでいただけるように、博物ふぇすてぃばる! に出品します。
Matubokkuripack
↑ 松ぼっくりの詰め合わせ(10種入り)でございます😊

どんな松ぼっくりが入っているかご紹介…
※全ての詰め合わせを同じ品ぞろえにできなかったので、以下で紹介する中の10種が入っています。
※自然のものですので、大きさや形はそれぞれ違います。画像はその一例です。

アカマツ(マツ科マツ属)
Mb01akamatu
皆様おなじみの「松ぼっくり」です。
松ぼっくりは松の果実ですから、その中には種子があります。松かさの鱗片の間に種子が入っています。上の画像をよ~く見ると… 何か薄いものがありますね。これが松の種子です。松かさが開くと種子は風で飛ばされて種子散布します。
2011/10/10 松ぼっくりは湿気があると閉じるんですね〜

ヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)
Mb02himarayasugi
大きいです! でも、ヒマラヤスギの球果(松ぼっくり)は乾燥すると鱗片がバラバラになってしまい形を保ってくれません💧 そのため詰め合わせの中ではビニール袋で包んでいます。
ヒマラヤスギの球果はバラバラになってしまうのですが、先端だけはバラバラにならずに落ちてきます。
それが「シダーローズ」です。
Mb02cedarrose
2013/01/07 シダーローズ(Cedar Rose)はヒマラヤスギの実の先っちょなんです

ツガ(マツ科ツガ属)
Mb03tuga
小っちゃいです😊
2015/02/08 新宿御苑の木の実【ツガ】

テーダマツ(マツ科マツ属)
Mb04taeda
鱗片の先端・下側が尖っているので、知らずに持つと…痛ィ!となります。気を付けてね。

ストローブマツ(マツ科マツ属)
Mb05strobus
細長い松ぼっくりです。白いのは松ヤニです。

細長い松ぼっくりと言えば、以下のトウヒ属の松ぼっくりはみな細長いです。

ドイツトウヒ(マツ科トウヒ属)
Mb06doitutouhi
Wikipediaには「オウシュウトウヒ」と出てきます。別名ドイツトウヒ
ドイツのシュヴァルツヴァルトの「黒い森」の木がこのトウヒで、それで日本では「ドイツトウヒ」という名前が広まったのかな?
『自然分布としては、ドイツではシュヴァルツヴァルトなど…一部地域に分布するに過ぎず、… 本種の本来の分布の中心は、東ヨーロッパおよび北ヨーロッパにある。』とのことで、オウシュウトウヒと呼ぶのが適切なのでしょうが、私はドイツトウヒと覚えてしまったので、今更…😅
2021/01/25 冬の木の実拾い【ドイツトウヒ】の松ぼっくり…武蔵野公園
そうそう、↑この記事にも書いてますが、鳩時計の錘(おもり)はドイツトウヒの松ぼっくりを模したものなんです😊

エゾマツ(マツ科トウヒ属)
Mb07ezomatu
あ~💧 エゾマツをブログに載せてなかった。次の コロラドトウヒ と ヒメバラモミ も。前の テーダマツ と ストローブマツ も😅

コロラドトウヒ(マツ科トウヒ属)
Mb08coloradotouhi

ヒメバラモミ(マツ科トウヒ属)
Mb09himebaramomi

以下、マツ科ではなくヒノキ科なんですが、球果=松ぼっくりとすれば、これらも松ぼっくりの仲間です。
でもヒノキ科だから「檜ぼっくり」?

メタセコイア(ヒノキ科メタセコイア属)
Mb10metasequoia
2013/12/02 水元公園へメタセコイアの紅葉を見に…実も拾いました

コウヨウザン(ヒノキ科コウヨウザン属)
Mb11kouyouzan
シダーローズは「大輪のバラ」という感じですが、コウヨウザンの球果は「開きかけたバラの花」って感じですね🌹
2014/01/20 コウヨウザン(広葉杉)…多摩森林科学園で… スギ科?ヒノキ科?



※「どんぐりの背比べ」は『どれもこれも似たり寄ったりで、抜きん出た者がいないことのたとえ』ですが、
「松ぼっくりの背比べ」をしてみると、みんな違って、みんな面白いです😊
どんぐりも比べてみると、みんな違って、みんな面白いんですけどね~
2019/12/07 『どんぐりころころ標本作り』大和市2019冬のおもしろ科学館…準備中~

2022年9月18日 (日)

『どんぐり小箱』を 博物ふぇすてぃばる!8 に出品します

Dongrikobako2022n

どんぐりコロコロかわいいので😊 博物ふぇすてぃばる!8
どんぐり小箱』を出品します。ブースD-49 です。
Dongrikobako
『どんぐり小箱』の中は どんぐり いっぱい!
Dongrikobako2022p

中に入っているのは~(全11種)
※自然のものですので、状態はそれぞれ違います。画像はその一例です。
※どんぐりの殻斗(かくと)は乾燥すると外れてしまいます。採ってきたときに殻斗を接着しているのもありますし、接着していなくても同じ種類のどんぐりと殻斗を小袋に入れています。

マテバシイ(ブナ科マテバシイ属)
Matebashi
2019/07/10 【マテバシイ】の双葉…雲に生える?

クヌギ(ブナ科コナラ属)
Kunugi
2013/09/21 クヌギの大木!実も大っきい~野川公園

カシワ(ブナ科コナラ属)
Kashiwa
カシワの葉は「柏餅」に使われます。

コナラ(ブナ科コナラ属)
Konara
2011/10/30 どんぐりストラップ…殻斗付きのコナラの実を拾う

スダジイ(ブナ科シイ属)
Sudazi

シラカシ(ブナ科コナラ属)
Sirakasi
2013/09/25 シラカシの大木!どんぐり いっぱい…野川公園

イチイガシ(ブナ科コナラ属)
Ichiigashi210907a
2021/01/03 お正月のドングリ拾い【イチイガシ】…武蔵野公園

アカガシ(ブナ科コナラ属)
Akagasi220922a

シリブカガシ(ブナ科マテバシイ属)
Siribukagasi210907a
『和名はドングリの底(お椀状の殻斗を被っていた部分)が凹んでいることに由来する。』ので、殻斗を被っていた方が尻(シリ)なんです。
2019/12/14 ドングリの殻斗は「ぼうし」? じゃなくて「パンツ」!

ピンオーク(ブナ科コナラ属)
Pinoak
2020/09/04 【ピンオーク】のドングリ拾い2020…井の頭公園

レッドオーク(ブナ科コナラ属)
Redoak210907a

どんぐりは乾燥すると縮むので、殻斗(パンツ)がブカブカになっちゃいます😅
木になっていたときは ↓ ぴっちりなんですが…
Redoak190923

『どんぐり小箱』には、
▼ピンオークの葉っぱの押し葉も入ってます
Pinoakleaf



※このページ、去年のコピペですみません💧 今年も開催間際になって💦💦
でも去年と同じドングリを揃えることができなかったので、そこは変えてます。
しかも、クヌギの数が足りなくて、一部「なぞの外国のどんぐり」が入ってます😅

2022年9月17日 (土)

『風と旅するタネ』(詰め合わせ)を 博物ふぇすてぃばる! に出品します

Kazetotabisurutanebox

植物は自分が根を張った場所から動くことができません。でもタネになると、いろんな形になって遠く離れた場所に移動しようとします。特に「飛ぶタネ」は面白いので😊 博物ふぇすてぃばる! に『風と旅するタネ』の詰め合わせを出品します。
Seeds_traveling_with_the_wind
『風と旅するタネ』の詰め合わせ(全11種)
Kazetotabisurutane2



※関連記事
2014/11/09 サイエンスアゴラ2014 飛ぶ種の模型を作ろう~種が旅するかたちを考えよう~ 盛況のうちに終了

2022年9月 8日 (木)

トチの実笛作り2022

Tochinomi220911f
【とちの実笛】の作り方がブログの人気記事ランキングに入ってきて、「あ~そんな時期だね~」と思ったので、拾ってきたトチの実を1つだけ…
Tochinomi220908a
ドリルで穴を開け、彫刻刀で中身を掘り、金属製の耳かきでホジホジし、トチの実笛を作りました~😊
トチの実笛は毎年作ってますが、年に1回のことなので毎年「あれ? どうやったっけ? 道具はどこにしまったっけ?」となりますが😅 今年もそこをクリア!
2013年に書いた ※来年とちの実笛を作る自分への備忘録(作り方のノウハウ)を読み直して、今年もよくできましたStump01002s
Tochinomi220908b
↑ホジホジしてかき出した中身の断片が大きいでしょ!
ここがトチの実笛作りにおける「いい仕事」の目安です。
最初のころは ↓ こんな感じでした😅
Tochinomi11t

拾いたて(落ちたばかり)のとちの実は、つるつるテカテカです。
Tochinomi140915e
でも一週間もすると、とちの実が乾燥してシワシワになってしまいます。
Tochinomi140923b
赤ちゃんがおばあさんになってしまった~って感じですね😅
せっかく拾ったとちの実の「コロッと丸い」感じを保存しておくには、とちの実の中身をホジホジしてトチの実笛にすると「コロッと丸い」感じを保てます😊

ホジホジした直後はまだ黒いトチの実ですが…
Tochinomi220908c
乾燥すると茶色になります。
Tochinomi220911d
穴から内側を見ると…
Tochinomi220911e
中身がキレイにかき出されています(^^)v

トチの実の中には↓このような年輪の様な模様が出るものがあります。
Tochinomi3
トチの実は春に花が咲いて夏に実りますから、この年輪のような模様は「年輪」じゃなくて「日輪」なのだろうと思うんですけど。
トチの実笛にすると、この模様を保存しておくことができます。
2013b
※今年は科学イベントで忙しくて1個しか作ってないから、この(レアもの)日輪模様には当たってません😅



※関連記事
2008/9/20 【とちの実笛】の作り方
Makingtochinomibue

2013/10/05 とちの実笛を作りました~
2014/10/04 今年も「とちの実笛」を作りました~♪

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