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2022年11月24日 (木)

晩秋の雨上がりの朝に紅と白…手向山紅葉、山茱萸、山茶花、柊

昨日は一日中雨でしたが、今日は晴れ。雨上がりの空は真っ青で、植物の色も映えます😊

手向山紅葉タムケヤマモミジ)の紅葉~
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タムケヤマモミジが真っ赤に紅葉してる~
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タムケヤマモミジの紅葉をさらにアップで…
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タムケヤマモミジの紅葉した葉が落ちてました。
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黄色~赤のグラデーションです。
一枚拾って紅葉した葉を観察…
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タムケヤマモミジの葉は、パッと見は🍁もみじ型じゃないのですが、よくよく見れば…
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イロハモミジの葉の切れ込みを深くしていけば、こういう形になりますね。構造は同じなんだ~

※初めてタムケヤマモミジを見たときに、葉っぱが🍁モミジじゃない【タムケヤマモミジ】手向山紅葉 とか書いてた私😅

タムケヤマモミジの手向山は、菅原道真が「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」と詠んだ手向山です。

山茱萸サンシュユ)の赤い実がいっぱいだ~
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サンシュユの実ってグミみたい。
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食べられるのかな?
サンシュユの木ってどんな木?生薬になりヨーグルトも作れちゃう?|田舎センセイによる田舎暮らしでの悩み解決情報サイト
食べられるんだ! 今度試してみよう😋
山茱萸 さんしゅゆ
は読めない/書けない/発音しにくいので、牧野富太郎が付けた別名 ハルコガネバナ(春黄金花)と呼ぼうと思っていたのですが、春に黄色い花が咲いてるときは ハルコガネバナ(春黄金花)のイメージがピッタリですが、赤い実を見ると「サンシュユ」でいいか~😅

▼白い山茶花サザンカ)の花
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いっぱい!
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ヒイラギ
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ところで、
ひいらぎ は「木へんに冬」ですが、なぜ「冬」なのでしょう? 冬の植物というイメージは無いですよね?
ヒイラギでクリスマスリースを連想する人もいるでしょうが、こちらはセイヨウヒイラギ(西洋柊)モチノキ科。
ヒイラギ(柊)はモクセイ科で、科が違います。
セイヨウヒイラギは冬に赤い実をつけますが、ヒイラギは春に紫色の実をつけます。

「木へんに冬 なぜ」で検索したら、なるほど!な解説ページがありました。
木へんに冬(木冬)と一文字で書く漢字「柊」の読み方、使い方、意味等を解説!|ワードクリップ によりますと…
『「冬(winter)」ではなく、「疼(トウ)」からきているためです。「疼」は、痛みを意味する言葉です。』あ~ 柊の葉は痛いよね~😃
「ひいらぎ」という名前は「疼ぐ(ひいらぐ)」からきているんだ。



※関連記事
2021/10/14 葉っぱが🍁モミジじゃない【タムケヤマモミジ】手向山紅葉
2022/03/03【キセキレイ】黄色いお腹、【サンシュユ】黄色い花、【ハコベ】春の七草の一つ

2022年11月22日 (火)

北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】

ふ~🍵 やっと、北陸 貝殻拾いの旅2022 5日間のブログを書き終えました😊
Hokuriku2022a
5日間の記事(10本)を順に並べておきますね。

(1日目)能作で鋳物製作体験
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(1日目)富山県氷見市 漁火ロードの海岸で【サクラガイ】
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(2日目)休暇村 能登千里浜で桜貝【カバザクラ】大量打ち上げ~
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(2日目)琴ヶ浜で【白樺浮き】
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(3日目)増穂浦で【ベニガイ】
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(3日目)増穂浦→(千里浜なぎさドライブウェイ)→片野海岸→三里浜
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(4日目)水晶浜は水晶の砂浜だった~
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(4日目)白木バス停の「銀河鉄道999」で「欧亜国際連絡列車」を知る
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(4日目)若狭和田ビーチ
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(5日目)最終日も若狭和田ビーチ
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2022/11/17(木)~21(月)まで 5日間の北陸貝殻拾いの旅のブログを、やっと最終日まで書き終えました。
5日間ですが、1日に2つ3つの海岸を巡っているので、全10本の記事になりました。
貝殻拾いのブログは拾ったものを順に載せ、同定間違えてないよね?と画像検索結果をリンクし、これなんだろう?と調べて参考になったページもリンクし…というスタイルなので、1本書くのに実際に海岸にいた時間より多くの時間がかかってる😅 そのため、11月17日に出発した貝殻拾いの旅のログが、1か月後の12月17日に書き終えるということに💧 しかも、書いたのは5日間の行動ログだけで、そこで拾った逸品をピックアップした記事も書かなくては!なのですが、それは追々😅

能登千里浜で拾った桜貝【カバザクラ】1600個のグラデーション
Kabazakura22x

能登千里浜で拾ったウニ殻【ハスノハカシパン】211個
Hasunohakasipan22aHasunohakasipan22b

増穂浦と若狭和田で拾った【ベニガイ】96個
Benigai221122a


※これまでの貝殻拾いの旅を振り返る・・・

2013(9月) 千葉・館山…貝殻拾いの旅…まとめ ←まとめ画像を作ってなかった

2014(12月) 志賀島…冬の貝殻拾いの旅…まとめ
Shikanoshima14121213

2015(12月) 千葉・館山…貝殻拾いの旅2…まとめ ←まとめ画像を作ってなかった

2016(11月) 遠州灘・新居海岸【カズラガイ】貝殻拾いの旅
Araikaigan161118a

↑↓ まとめ画像を作ってなかったので、代用(代表)画像

2017(11月) 貝殻拾いの旅…桜貝【カバザクラ】を500個も!…千葉・富浦・原岡海岸
Haraokakaigan171117a3

2018(11月) 沖縄 貝殻拾いの旅←まとめてなかった💧

2019(10月) 漂着物学会 柏崎大会←まとめてなかった💧

2019(12月) 奄美大島 貝殻拾いの旅で拾った初物・逸品の貝殻…まとめ
Chirimendakara191211z2

2020(10月) 奄美大島 貝殻拾いの旅2020
Amami201024aa

2021(10月) 奄美大島 貝殻拾いの旅2021【まとめ】
Tebiro211018

2022(1月) 石垣島 貝殻拾いの旅 2022【まとめ】
Isigaki220120

2022(4月) 福岡貝殻拾いの旅2022 ←まとめてなかった💧

※いくつか まとめてなかった💧がありますね~
ちゃんとまとめているものは、旅に出てからまとめ終わるまで1ヵ月かかるのはザラです😅

「海といえば冬」なので、貝殻拾いの旅は基本「冬」

「貝殻拾いの旅」は年1回が基本でしたが、今年は3回も行ってる😃

2022年11月21日 (月)

北陸 貝殻拾いの旅2022(5日目)最終日も若狭和田ビーチ

北陸 貝殻拾いの旅2022(5日目)最終日は 17:05 小松✈で帰るので、水晶浜、三里浜を巡って16時に小松空港の予定でしたが、昨日1時間しかいられなかった若狭和田ビーチが面白かったので、もう一度 若狭和田へ🚙(敦賀→若狭和田 間の高速を走っているとき、昨日の雨と朝方の冷え込みで山間部の霧がすごかった。)

▼09:15 若狭和田ビーチ
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歩き始めたら早速…
ベニガイ(合弁)みっけ!
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増穂浦で52枚のベニガイを拾いましたが、合弁はありませんでした。今回の旅で初!そして唯一の合弁のベニガイです。
蝶番・靭帯が離れかけていて、かろうじて繋がっている状態ですが、とにかく合弁です!
あ💡 👆これを 👇こうすれば…
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❤のベニガイ😊
ベニガイは他にも何枚も拾いましたが、みな離弁
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ベニガイがあれば拾いますが、それ以外には目もくれず、目指すは昨日 微小貝/ウニが打ち上がっていた…
若狭和田ビーチの端っこです。
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砂浜に打ち上がっている黒い物。普通の人にはただのゴミですが、ビーチコーマーにとっては宝の山?です😅
ゴミのなかにはペットボトルやプラスチック類もありますが、それは比較的少なく、黒い物の大部分は植物などの、やがては分解されるゴミです。
そのゴミの中をよくよく見れば~
コメツブウニいっぱい!😃
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この中にどれだけコメツブウニがあるか で囲ってみると…
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13個もあります!

▼コメツブウニは名前の通り米粒のように小さいです。
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左側の4mmぐらいの両端が尖っているのがコメツブウニ。
右側の2㎜ぐらいの輪郭がちょっと違う米粒系はコーヒーマメウニです。

ウニ殻はコメツブウニ以外に
ちびバフンウニもいっぱい打ち上がっていました。
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お友達は ちびバフンウニ殻の緑がキレイ~と、ちびバフンウニばかりを拾っていて…
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米粒サイズのバフンウニ殻もある~!
右下の白いのはヨツカドヒラフジツボです。

私はコメツブウニ拾いをしつつ、微小貝も拾っていて…
アシヤガマ
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アシヤガマクレナイアシヤガマの違いがまだよく分らない私。

ヒメアワビ
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ヒメアワビウスヒメアワビの違いもよく分らない💧

いつもとは違う海岸に行くと、いつもとは違う貝殻が拾えて、同定には苦労するのですが、それが楽しい🙂

そろそろ拾いつくしたかな~
時刻は12時過ぎ。ここばかりじゃなく隣の浜にも行ってみようよ。と隣の浜まで行ってみるも、ゴミ多くして貝殻無し💧
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やっぱりあそこしかないね!と、端っこまでまた戻り😅
そうこうしているうちに時間は過ぎ、ドライバーのお友達が「時間だよ~!」と終わりを告げる。
あ~ 北陸での貝殻拾いもこれで終わりか~
お友達にはこれから若狭和田ビーチ→小松空港まで2時間以上🚙運転してもらうので、よろしくね🙂
空港には余裕を持って到着し、お昼を食べずに貝殻拾いしてたから、遅めのお昼🍜

▼小松空港の Dr.フクイラプトル
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Dr.!壁を壊しちゃダメですよ!😅
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あ、そうそう、小松空港に行って知ったんですが、航空自衛隊と滑走路を共有しているんですね。⇒小松飛行場 - Wikipedia
✈を待つ間、自衛隊のジェット戦闘機が何度も離着陸してました。
▼小松空港のロビーの先にズーームして撮った…
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Wikipediaの航空自衛隊小松基地を見ると、これは T-4 (練習機)なんですね。

✈は定刻発、定刻着、予定通り20時過ぎに府中に帰り着きました。
さて、旅の〆は、5日間ドライバーをしてくれたお友達にねぎらいの お疲れさま~🍻😊

あ~ 貝殻拾いの旅ログの最後の画像は貝殻で〆なくちゃね。
▼若狭和田ビーチ2日目(6時間)で拾ったベニガイ(45枚)
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合弁のベニガイは洗っているときに離れてしまいました💧💔 でも、拾った中で一番「紅」色が濃いので、簡単にペアが見つけられました😊



ふ~🍵 やっと、北陸 貝殻拾いの旅2022 5日間のブログを書き終えました😊
北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
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2022年11月20日 (日)

北陸 貝殻拾いの旅2022(4日目)若狭和田ビーチ

北陸 貝殻拾いの旅2022(4日目)は、水晶浜白木→若狭和田と海岸を巡って、
この日最後の海岸 若狭和田ビーチ 貝殻拾いにはなかなかよかったよ~😊

若狭和田ビーチに着いたのは14:25
日没までに敦賀のホテルに戻るには、15:30には出ないと…だから、1時間ほどしかこの海岸にはいられません。

▼若狭和田ビーチ 砂浜が広いです。
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👆左側(西)彼方の三角形の山は「青葉山
👇右側(北東)
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▼波打ち際に歩いて行くと… 貝だまり あります!あります!🙂
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波打ち際から貝だまりの打ち上げライン(高潮線)まで距離がありますから、遠浅の海岸なんですね。
そして~

ベニガイ
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ヨツカドヒラフジツボ
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▼(チビ)バフンウニ
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ユキノカサコメントにてご教示いただきました。
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▼また、ベニガイ
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ナデシコガイ
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バラフマテ
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マルツノガイ
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ハスノハカシパン
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ヒラタブンブクの殻の欠片(かけら)とコメツブウニ
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コメツブウニに印を付けてみると、この範囲で8個あります。
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これを見つけて、米粒拾いモードに入ってしまいました😅

ヒラタブンブクの殻はとても脆いので、持ち上げただけで割れてしまうことよくあります。
1個「完全体だ!」とつまみ上げたら割れた💧ので、次は慎重に…
欠片ばかりの中を探して、探して、やっと見つけた!
ヒラタブンブクの殻(1個目)
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ヒラタブンブクの殻(2個目)
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▼また、ヨツカドヒラフジツボ
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時刻は 15:15 海岸の端から駐車場まで戻る時間も考えて、そろそろ戻らねばなりません。1時間じゃ足りないよ~💧
明日は旅の最終日です。最終日の海岸はまだ未定。これまでに行った海岸の中からもう一度行きたい海岸を選ぶつもりなのですが、明日もまたココ(若狭和田ビーチ)にしようかな😊
北陸 貝殻拾いの旅2022(5日目)最終日も若狭和田ビーチ



北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

北陸 貝殻拾いの旅2022(4日目)白木バス停の「銀河鉄道999」で「欧亜国際連絡列車」を知る

水晶浜でビーチコーミング(石英拾い、貝殻拾い)の次は~
「水晶浜 貝殻拾い」で検索して出てきた⇒水晶浜ビーチコーミング講座・おまけの貝拾い!Beachcomber's Logbookで紹介されていた白木海水浴場に行ってみました。しかし残念なことに、この日の白木の海岸には打ち上げはナッシング💧
ん~ 何かないの? と気になったのが…
▼白木バス停のメーテルさん
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バス停の標識に
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松本零士 銀河鉄道999メーテルキャプテンハーロック宇宙戦艦ヤマト森雪などが描かれていますが、何で?

松本零士は福岡生まれで福井とは関係なさそうだし。
「松本零士 福井」で検索すると、敦賀市の商店街には28体ものモニュメントがあるという。
「銀河鉄道999」・「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント像のホームページ
『かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、敦賀は「日本でも有数の鉄道と港の町」でした。』
敦賀駅前に「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントがあるのはなぜ? - 福井しらべ
『敦賀市が「港と駅」のイメージで、松本零士作品を選んだのが、ここにできた理由です。
1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて、…』ふ~ん、そうなんだ。
でも、それが敦賀市街からだいぶ離れた白木のバス停にもあるのは?
「敦賀 松本零士 バス停」で画像検索すると、あちこちのバス停の標識がメーテルさんになってますね~ 敦賀市コミュニティバスのバス停はどこもこれらしい。

ところで、「欧亜国際連絡列車」とは?
日満欧亜連絡列車 敦賀港行き|百年の鉄道旅行
サロンカーなにわ利用『欧亜国際連絡列車100周年記念号の旅』発売|JR西日本
『1912年6月より新橋~金ヶ崎(敦賀)駅間に欧亜国際連絡列車の運行が開始され、ウラジオストクまでの国際航路とシベリア鉄道を介し、それまで海路で40日かかった東京からパリ間が17日間で結ばれることになりました。』👈それは画期的な時間短縮ですね!
それで明治時代は、パリに行くにはシベリア鉄道だったのか~
与謝野晶子もシベリア鉄道でパリに行きましたが、敦賀経由だったのかな? そのようです。⇒与謝野晶子が敦賀港をたってパリへ渡って100年…



白木ではバス停のメーテルさんを撮って、高速増殖炉 もんじゅ を眺めておしまい💧
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時刻は13:00
今日の予定は、水晶浜→白木→若狭和田です。
白木海水浴から若狭和田海水浴場まで車で1時間かかるのですが、ここはドライバーのお友達におまかせで。よろしくね😊


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

北陸 貝殻拾いの旅2022(4日目)水晶浜は水晶の砂浜だった~

2022/11/20の福井の天気は☔予報
え~水晶浜に行くの楽しみにしてたのに~😢
朝、ホテルの窓から外を見ると…ポツポツ降ってる~💧
でも、このくらいの小雨なら大丈夫! たぶん😅
そして、水晶浜に着いたときは雨はあがって、しばらくしたら日が差した~☀
その時に撮った
▼水晶浜の砂
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水晶浜は水晶の砂浜だった~!って、水晶って透明じゃなかったっけ?
この白い砂は石英だよね?
ところで、水晶と石英の違いって何?
水晶と石英の違いは?|KURO的石の雑学辞典
『簡単に言えば水晶も石英である。 区別する際は、結晶の形をしているものを水晶と呼ぶ。 』
そして、水晶浜では結晶の形をした「水晶」を拾えることもあるそうです。
水晶浜はここから来た! - Beachcomber's Logbook
私は水晶は見つけられなかったので、
▼石英の石ころ拾ってました😅
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私は「貝殻拾い」が主目的ですが、拾えない時は「ビーチコーミング」で石ころも拾います。何か拾えれば楽しいから😃
北陸の砂浜の砂には石英が多く混じっていますが、水晶浜の石英は砂粒が大きい!のに感動して、砂もひとすくい持ち帰りました。この中から石英の粒だけより分けたらどんな感じになるのだろう?と思って。いつか暇な時間ができたらやる予定😅



以下は水晶浜での貝殻拾いログです。
▼水晶浜の中ほどには二つの大きな岩があります。
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▼波打ち際は…
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キレイです=貝殻の打ち上げはありません💧

▼水晶浜の岩越しに望む美浜原子力発電所
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あ~彼方に見える2つの塔『1号機及び2号機は廃炉作業中』なんですか。⇒美浜発電所 - Wikipedia
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そして3つめの高い塔『3号機は40年超え原発として福島事故後の新規制基準のもとで全国ではじめて再稼働した。』
あ~今「原発 廃炉 40年 再稼働」がニュースになってますよね。

▼岩の向こう側の砂浜も白くてキレイ
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海も穏やかで荒れてないから、貝殻の打ち上げはさっぱりです💧
ガッカリしている私にお友達が手招きして「これ見て!」岩の上を指さして…
▼この白い帯は石英の鉱脈だよ!たぶん
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水晶浜には石英の鉱脈があって、それが風化して石英の白い砂浜ができたんだよ!きっと🙂 と、感動しているお友達。
こちらに、そういうことが書かれているnoteがありました。
【敦賀便り3 】水晶浜はどうして水晶浜になったのか?|はんだあゆみ |note
お友達の、たぶん/きっとの推測は当たっているようです。
だったら「大きくて透明な水晶の六角柱結晶」を真剣に探してくるんだった😅

と、その時 09:52
▼水晶浜に日が差して…
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最初に載せた
▼石英の砂粒輝く水晶浜~ が撮れたのでした😊
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でも、その先も貝殻の打ち上げは無く💧 大き目の石英の石ころを拾うばかりだったのですが、
▼水晶浜の端っこで…
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黒い打ち上げラインがあります。でも、貝殻なかった💧
あの岩の先に、何か赤いものが見えるけど…
カメラをズーームしたら、
▼鳥居があった
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この鳥居が何なのか? 🔍したけど分りませんでした。

それより、
▼ウニ殻みっけ!(バフンウニ
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小ちゃい😅 バックは石英の砂粒です。
これを皮切りに、このあと続々色々みっけ😃
▼棘付きのウニ殻
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左側の棘が長いのはムラサキウニ
右側の棘が短いのはバフンウニ

▼たちまちタッパーにいっぱい😅
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棘付き≒中身入りですから、持ち帰った後の処置が大変なんですけど、この日の夜、敦賀のドラッグストアで「ポリデント」買って、脱臭・中身出し処置しました~

▼サザエも蓋付き=中身入りで打ち上げられてる~
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これはお持ち帰りしません。

シドロガイ(幼貝)
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まだ殻口の外唇が袖状に張り出していないので、幼貝だと思われます。

▼棘付きチビウニ
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アリストテレスの提灯も残っています。
この小さなウニは何でしょう?
殻が緑色だからバフンウニ?
もう少し大きな画像で見ると…
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棘が縞模様になっています。
バフンウニの棘に縞模様は無い⇒ウニの棘|Dr.オクノのウニゼミ
ので、殻が緑色のウニは~ サンショウウニ
サンショウウニ|ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑

オオブンブク
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小っちゃいけど、オオブンブクだと思います。
漂着物学会柏崎大会のビーチコーミングで交換してもらったオオブンブクと似てるから。

マツヤマワスレ
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マクラガイ
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エビスガイ
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ビワガイ
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やった!と喜んだのもつかの間。👆穴あき 👇割れてた💧
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スカシガイ
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チャイロキヌタ
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北陸にもチャイロキヌタ生息してるんだ~

アッキガイ科の「~レイシ」ではないかと思うのですが(同定中)
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タイコガイ
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Suishohama221120x5👈この形で「太鼓貝」なのでしょうか?

ウラシマガイ
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水晶浜を歩いていて、ずっと貝殻無かったから、思わず「何もない💧」とツイートしてしまったんですが、端っこまで来て貝殻色々打ち上がってたから、急いで「みつけた!」ツイート追加しました😅


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

2022年11月19日 (土)

北陸 貝殻拾いの旅2022(3日目)増穂浦→(千里浜なぎさドライブウェイ)→片野海岸→三里浜

北陸 貝殻拾いの旅2022(3日目)は、増穂浦でベニガイを拾ったあとは、片野海岸三里浜を巡り、この日の宿 敦賀マンテンホテル駅前へ。増穂浦から敦賀駅まで 212kmの移動となるので、途中、ここは拾えるかな?と🔍しておいた海岸に立ち寄ります。
海岸🔍で参考にしたページは…
片野海岸|Beachcomber's Logbook ←あ、アオイガイ拾ってる! ので、この海岸にしたのですが、この記事は3月だった💧
北陸の海岸を🔍していると、Shigeさんの Beachcomber's Logbook がよくヒットしますね~
産地紹介:福井県 - 貝殻拾いの旅
『まずは大飯郡高浜町和田の和田浜海水浴場をオススメします。』→4日目に行きました
『もう一つオススメしたい産地が福井市石橋町の三里浜です。
 特にベニガイに関しては、私が知っている限りでは日本で最も上がります。
 もちろんアオイガイも上がります。』ということで、三里浜を選択。

増穂浦→片野海岸は約2時間(124.9 km)かかるので、途中 能登千里浜レストハウスで、名物「貝めし」をブログのネタに食べてみようと思っていたのですが、朝ごはんがまだお腹にのこっていて… メニューが掲示されていたので写真だけ撮ってきました😅
名物「貝めし」
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能登千里浜レストハウスには
サンドアートもあります
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青空バックに撮れた1枚:GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり ←どんな作品なのか? Wikipediaに簡潔に解説されているかと思ったら…『この記事には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。』💧
百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。』だね。

能登千里浜レストハウスは、千里浜なぎさドライブウェイの千里浜北口にあたり、ドライバーのお友達はここを🚙走りたかったようで、『日本で唯一、一般の自動車やバスでも海岸線の砂浜の波打ち際を走ることができる道路』のドライブは爽快でした。
千里浜なぎさドライブウェイ - Wikipedia によりますと、『世界に3か所しかない、砂浜を車で走ることが出来る場所。』で『日本で唯一』なんですね。
何で一般の車が砂浜を走れるの?『この海岸の砂粒が一般的な砂の半分程度ときめ細かく、海水を吸って舗装道路のように固くなるため、普通の砂浜のように沈まないから』だそうです。
そういえば、石垣島で車が砂にハマって、車を押したの思い出した💦
千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ - 羽咋市にも『車で走れる秘密』が解説されています。
『千里浜の砂は一粒ひとつぶが約0.2ミリメートル。
同じ大きさのきめ細かい砂が海水を含み、固く引き締まることから
ノーマルタイヤでも四輪駆動じゃなくても、走行可能なのです。
(ダイラタンシーという現象が起こっているようです。)』
へ~「ダイラタンシー」なんですか!
「千里浜なぎさドライブウェイ ダイラタンシー」で🔍

12:30ごろ能登千里浜レストハウスを出て、千里浜なぎさドライブウェイを🚙
13:30ごろ徳光PAで一休み
徳光PAに併設されたハイウェイオアシス
とくみつTaanTo
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ここ品揃え豊富でなかなかよいお土産屋さん(ハイウェイオアシス)でした。
で、ちょっとトイレに寄ったら…
▼黄金のトイレだった~w(^o^)w
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縁付金箔(えんつけきんぱく)による黄金タイル
Taanto221119a2
『国指定の伝統工芸でもある金沢箔は400年の歴史をもち、今では日本における金箔の99%が行き川健でつくられています。
この化粧室は、日本画世界に誇る伝統の技でつくられた金箔による黄金空間です。』
「縁付金箔」を🔍すると、金箔を竹の「箔箸」で扱っている画像が出てきますが、
私も貝殻拾いで「箔箸」を愛用しています😊
Hakuhasi

14:30ごろ片野海岸
この時期の海岸(海水浴場)の駐車場には車はまばらなのですが、ここには意外と車がとまってる。
片野海岸はサーフポイントのようです
Katano221119b
で、貝殻の打ち上げは?
▼足跡多くして何も無し💧
Katano221119a
でも、何もない砂浜を歩いていて
▼面白い現象を発見しました!
Katano221119c
乾いた砂浜を歩くと、足をおろしたとき、それまで平らだった足の周りの砂がポコポコポコポコ・・・っと凹むのです!
名づけて「砂浜クレーター現象」😅
なぜこんな現象が起きるのでしょうか? こちらの海岸の砂粒が小さなことが関係してる?

17:50ごろ三里浜
まず驚いたのが
▼駐車場に大きな水溜り💧
Sanrihama221119d
この水溜り、意外と深いなんてことないよね? 水溜りを🚙そろそろと越えて駐車。
三里浜も駐車している車が意外とあったのですが、こちらもサーフポイントのようで、駐車している車はみなサーファー。
そういえば、旅の間にビーチコーマーは全然見かけなかった気がする💧
▼三里浜は波荒く、貝殻無し💧
Sanrihama221119b
かろうじて1つだけ
▼ベニガイ
Sanrihama221119c
産地紹介:福井県 - 貝殻拾いの旅でお薦めだったし、
ベニガイ - 福井の打上げ貝では
『貝寄せの風が吹いた後は、貝溜まりに夥しい数のベニガイが集まることがあります。』
昨日は貝寄せの風が吹かなかったということね🌬

時刻は16:20 日没までにホテルに着くようにと思っていたけど、三里浜から敦賀まで約1時間20分。
脱ペーパードライバーしてますけど、初🔦夜間の高速走行のお友達は緊張ぎみ💧
無事ホテルに着きました。ホテルの駐車場にバックでとめるときが一番💦してたかな😅

さぁ、お疲れさま~🍻しに行きましょう😃


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

北陸 貝殻拾いの旅2022(3日目)増穂浦で【ベニガイ】

増穂浦ますほがうら)でベニガイを拾いました~😊
Benigai221119a2
左側はベニガイの欠片(かけら)です😅 右側は欠けていないベニガイ(52枚)
なぜベニガイの欠片も拾っているかと言うと~ それは以下で…

北陸の貝殻拾いスポットを検索していると、増穂浦がよく出てくる。その中のこの記事…
西能登 増穂浦海岸で貝殻を拾うひとり旅 - フォートラベル を開くと、ベニガイをザル一杯拾ってる~😃 増穂浦に行けばベニガイ ザクザクなのか~ と勝手に思い込み😅
2日目の宿は増穂浦海岸まで専用通路のあるシーサイドヴィラ渤海にしました😊
2日目は能登千里浜で桜貝【カバザクラ】大量打ち上げ~と、琴ヶ浜で【白樺浮き】を拾い、宿に着いたのは午後4時半ごろ。急いでシーサイドラウンジから増穂浦海岸に
でも…
Masuhogaura221118b
日没のため💧 明日の朝に期待して・・・

▼早朝(06:40)の増穂浦・世界一長いベンチ
Masuhogaura221119a

増穂浦海岸に下りて最初に見つけたものは…
▼大きな集魚灯
Masuhogaura221119b
日の出の太陽で集魚灯を輝かせてみようとしたのですが…
Masuhogaura221119b2
太陽はまだ顔を出していなかった😅

▼日の出直前の増穂浦~
Masuhogaura221119c

▼増穂浦の小貝の打ち上げライン~
Masuhogaura221119d
この中にベニガイはあるのか!?

無いね~💧

でも、
▼ベニガイの欠片!
Masuhogaura221119o
貝殻拾いで目的の貝殻を見つけるには「目を養う」とよいです。
そのためには、ベニガイの一部でも見かけたらピピっと反応するように練習する。
「ベニガイの欠片しかないね~」と思いつつも、その欠片をせっせと拾っていると、やがて自分の目が「ベニガイ目」👀になってきて~

▼ベニガイみっけ!
Masuhogaura221119e
このベニガイ 薄ッ!
下の砂が透けて見えるほどに薄くて、「紅貝」じゃなくて「ピンク貝」です😅
次に見つけたベニガイは…
Masuhogaura221119f
これなら、まぁ「紅貝」
この日見つけたベニガイはどれも色が薄くて…
Masuhogaura221119gMasuhogaura221119hMasuhogaura221119i
こういう色の薄いベニガイも見つけることができたのは、欠片を拾って「ベニガイ目」を養った成果かな?🙂

▼07:06 ようやく日の出です
Masuhogaura221119j
砂浜にはたくさんの足跡がありますが、今日の足跡はまだ私たちの足跡だけです。

▼増穂浦の小貝ざくざくです
Masuhogaura221119k
でも、拾おうと思うような貝殻は無かったので拾ってません。
あ~!この貝は何だったのでしょう?
コレクションになるかどうかだけじゃなく「いつどこでどんな貝殻が打ち上げられていたか」を記録に残すために、拾ってこなくちゃダメじゃないか~ 漂着物学会会員として精進が足りません💧

▼増穂浦の小貝が朝日に輝いています
Masuhogaura221119l

日が差すと貝殻が見つけやすくなるので…
▼また、ベニガイみっけ!
Masuhogaura221119n

ハナガイみっけ!
Masuhogaura221119p

▼07:45 ここまでに拾った貝殻
Masuhogaura221119q
右側半分はベニガイの欠片です。
さぁ、8時から朝食なので戻らなくてはなりません!
ホテルの近くまで戻り、浜を上がった所に…
▼『桜貝の淡きピンクを一身に 集めて立てり浜の少女は』俵万智
Masuhogaura221119r
その少女って、私のこと?👧🏻
あ~ ピンクのベニガイは拾ったけど、桜貝は拾ってなかった😅
千里浜では桜貝ざくざくでしたけど、増穂浦には桜貝は時たま見かける程度にしか打ち上がっていませんでした。

ところで、俵万智さんって福井育ちなんですね。⇒俵万智 - Wikipedia

今日の貝殻拾いのために、しっかり朝食をいただき、チェックアウトも済ませ、
今日は石川県から福井県に移動するから、全国旅行支援のクーポンは石川県内で使い切っておかなきゃね! ということで、ホテルの隣の道の駅とぎ海街道でお土産を買い。

▼10:00 再び増穂浦へ
Masuhogaura221119s
朝一番にこっち側を歩いたから、今度は反対側へ…
でも、そっち側にはさしたる打ち上げは無く、ベニガイは拾えず。

マクラガイ拾った
Masuhogaura221119t

▼増穂浦の端っこまで来て…
Masuhogaura221119u
ところで「増穂浦」って「ますほうら」って読むんですね。
何で「増穂ヶ浦」か「増穂ガ浦」じゃないの?

さらに、ど~でもいいことですが気になるので…
『増穂浦 Masuhogaura Coast』となってますけど“Masuho Coast”じゃないの?
それを言ったら、
『総持寺 Soujiji Temple』も“Souji Temple”
『関野鼻 Sekinohana Scenic Point』は“Sekino Cape”としないのはなぜ?
あ~ 地名の「~鼻」を英訳するのは難しいですね。「岬 Cape」と「鼻」の違いって…
地名 によく「鼻」が付いてますね。〇〇鼻と。どういうで意味 付いたのでしょうか?|Yahoo!知恵袋 👈なるほど~
道路案内標識の『関野鼻 Sekinohana Scenic Point』は“Sekinohana”という名前の景勝地(Scenic Point)ですよと示しているのですね。“Sekino Cape”にしたら「関野鼻」のニュアンスが消えて「関野岬」になってしまいますね。



最初に載せたベニガイの画像はファーストインプレッションを狙って、やや色濃く撮れたものを載せていますが、
Benigai221119a2
実際に見た感じは👇これくらいです。
Benigai221119c
色 薄い~💧「紅貝」色してるのは数個
欠片の方が色濃いのは貝殻が積み重なっているからです。

旅の前に勝手にイメージしていた増穂浦でベニガイざくざく!とはならなかったですが、52枚も拾ってました。

増穂浦海岸の砂浜をGoogleマップで距離を計測すると、約3km。3,000m÷52枚≒58m/枚 👈数字で見ると、ベニガイの打ち上げはスカスカですね😅 まぁ、海岸に一様に散らばっているわけではなく、あるところに集中しますけど、拾っているときの感覚は 10mで1個拾えるぐらいでした。


奥の細道に『十六日、空霽たれば、ますほの小貝ひろはんと色の浜に舟を走す。』とあるのですが、この「ますほの小貝」は「増穂浦の小貝」ではなく、桜貝でもないそうです。その説明は以下をご覧ください。
ますほ貝 - Beachcomber's Logbook
色ケ浜とますほの小貝 - 流れ物通信-Blog版
「ますほの小貝」は「チドリマスオガイ」のようですが、私 チドリマスオガイが好きなのに拾ってこなかった💧 事前リサーチ不足ですね😢


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

2022年11月18日 (金)

北陸 貝殻拾いの旅2022(2日目)琴ヶ浜で【白樺浮き】

石川県 琴ヶ浜で【白樺浮き】を拾いました~
Kotogahama221118b
「白樺浮き」とは…『生の白樺の樹皮を剥ぎ取り、剥ぎ取った樹皮がひっくり返って丸くなる性質を利用して作られた漁業用の浮きである。』 林 重雄 2015 福井県美浜町に白樺浮きの漂着 漂着物学会誌 第13巻 より

「白樺浮き」で検索すると、こちらのブログ記事が楽しいです😊
あこがれの白樺の浮き - 私の拾いもの
このブログの 春さんは白樺浮きに相当思い入れがあるらしく、ビーチコーミングに行く前から「拾いたい、拾うぞ」と、期待に胸をふくらませていたそうです😃
ビーチコーマーのこだわりの品は人それぞれですからね~
春さんは『持って帰れないほどの白樺の浮き囲まれてみたかった』そうです😃
私なんて「ご飯茶碗一杯のコメツブウニ」が夢ですから😅



琴ヶ浜の記録…
北陸 貝殻拾いの旅2022(2日目)は、能登千里浜で【カバザクラ】大量打ち上げ~だったため、そこで半日使ってしまった(貝殻拾いを堪能した)ので、他に行って見ようと予定していた2つの海岸(柴垣海岸千鳥ヶ浜)はパスして、琴ヶ浜へ。
琴ヶ浜を選んだのは「鳴き砂」の海岸であることと、🅿と🚻が完備されていること。車で海岸巡りをするときは🅿と🚻の事前チェックが重要です。と書いていて気づいたのですが、海岸の🚻より、道の駅の🚻の方がよくない? 今頃それに気づくなんて💧

Googleマップで「琴ヶ浜鳴き砂海岸駐車場」を見ていたら… 地図の上に「カ」とか「ヲ」とか、カタカナ1文字が表示されるのですが、これって住所?
「住所 カタカナ1文字」で検索すると、
石川県の質問です。住所の表記にカタカナの入る地域がありますが何故でしょうか?|Yahoo!知恵袋
へ~!面白い😃

▼琴ヶ浜(右側)
Kotogahama221118c
打ち上げは何にもありません💧
足跡はありますけど、砂は鳴きませんでした💧 でも、歩いているうちに砂の鳴かせ方が分りました!(後半参照)
琴ヶ浜におりてすぐ白樺浮きを見つけました。

▼琴ヶ浜(左側)
Kotogahama221118d
こちら側にも何もありません。でも、あの岩の向こうにも砂浜あるから行って見ましょうか。

▼琴ヶ浜の岩~
Kotogahama221118e
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この柱状になってる岩…
Kotogahama221118f
これって「柱状節理」ですよね?
そんなゴツゴツした岩の中に、丸く面白い形の石を見つけました。
Kotogahama221118g
▼たまご石~🥚
Kotogahama221118h
▼ハンバーグ石(調理中
Kotogahama221118i

「卵石」で画像検索すると、これは「あるある」なんですが、
「ハンバーグ石」で画像検索しても出てきたよ~! 半焼のハンバーグと焼いた石がセットで出てきて、焼石の上にハンバーグを置いて、お好みの焼き加減でどうぞ🍴という嗜好らしい。
白樺浮き以外に何にも拾えないから、石で遊んでます。
ちなみに、卵石とハンバーグ石は持ち帰りました😅

▼琴ヶ浜の乾いた砂
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▼琴ヶ浜の濡れた砂
Kotogahama221118k
日本海側の海岸の砂は石英の混じった白い砂なんですよね。太平洋側の砂鉄の混じった黒い砂と違って。
海岸の砂の色は日本海側の方が好き😊

▼琴ヶ浜の端から望む砂浜
Kotogahama221118m
端まで来たけど何もないから戻ろうか~と歩いていたら…
砂がキュキュと鳴きました!
靴の裏で砂を擦るようにして歩くと砂が鳴きます!
※疲れてきて、歩いていて足の裏を擦ってしまった(すり足になった)ときに砂が鳴きました😅


さて、これで(2日目)の海岸巡りは終わりです。
2日目の宿はシーサイドヴィラ渤海  増穂浦が目の前のホテルです。
西能登 増穂浦海岸で貝殻を拾うひとり旅|4travel.jp にはベニガイいっぱい!の画像が出てきます。私も増穂浦でベニガイいっぱい拾うゾ!とワクワクしながらホテルにチェックインしようとしたら、ここで今回の旅で最大のアクシデント発生!
ホテルのフロントの人が「あれ~」と首をかしげてる。そして「〇〇さん、本日ご予約が入っていないのですが」 え~!
予約確認メールを印刷してきたのを差し出すと・・・「明日の予約になっているのですが」 え~! 予約日付を見れば、18日でなく19日なってる💧 日付を間違えて、それに気付かなかったんだ~💦 どうしよ😢と途方に暮れている私たちに「本日は部屋の空きがありますので」と救いの言葉が👼 よかった~ ありがとうございました m(_ _)m


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

北陸 貝殻拾いの旅2022(2日目)休暇村 能登千里浜で桜貝【カバザクラ】大量打ち上げ~

休暇村 能登千里浜の前の海岸に桜貝【カバザクラ】が
👇こ~んなにいっぱい打ち上がってました~😃
Chirihama221118q

北陸 貝殻拾いの旅2022(1日目)は、能作で鋳物製作体験して、氷見市 漁火ロードの海岸で【サクラガイ】を拾い、その日の宿 休暇村 能登千里浜に着いたときは日没直前で、もう海岸に貝殻拾いに行ける明るさではなかったので、翌朝 日の出とともに海岸へ…(06:45)
▼日の出の海は、雲の下側が朝焼けしてますが
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▼海岸はまだ薄暗い
Chirihama221118a2
でも、
ハスノハカシパン見っけ!
Chirihama221118c
▼桜貝(カバザクラ)がこんなに打ち上がってる!
Chirihama221118d
そして、
▼桜貝の打ち上げラインがず~っと続いてる~ 凄い!
Chirihama221118e
もう桜貝(カバザクラ)拾い放題です😃
ハスノハカシパンも打ち上げラインのなかに点々と…
▼拾い始めてから45分で二人ともタッパー一杯に
Chirihama221118g
朝食前の軽い貝殻拾いのつもりで出てきたから、私もお友達もタッパー1つしか持ってこなかった。
まだまだ拾えるのに、もうこれ以上拾えないよ~😅
朝飯前にこんなに拾えるとは(いい意味で)想定外😊
宿に戻って朝食を済ませて続きを拾わなくちゃ!

今日の貝殻拾いのために、しっかり朝食をいただき、チェックアウトも済ませ、再び海岸へ…(09:40)
▼今度は明るい海岸です
Chirihama221118h
▼打ち上げラインもよく見えます
Chirihama221118i
▼打ち上げラインにはカバザクラがいっぱいだ~
Chirihama221118j
拾い始めてから1時間弱で、
▼プラカップ一杯のカバザクラ(約800個)
Chirihama221118k
先ほどのタッパーの中身はチャック袋に移し空にしてきたのですが、それではぜんぜん足りないと分っていたので、昨日の夜のおつまみのサキイカのプラカップを貝殻拾い用に転用。それでも足りないだろうから、ペットボトルのキャップ部分を切ったカップも用意して~
カバザクラを千個拾うゾ!と、引き続き拾います😃

11時頃
▼日が高くなって桜貝のピンク色がよく見えるようになってきました。
Chirihama221118l
▼こんなにいっぱい!桜貝(カバザクラ)が打ち上がってるんですよ~
Chirihama221118m
鎌倉・由比ヶ浜の「さくらがいの唄」の歌碑には
『…「さくら貝の歌」は昭和14年にこの由比ヶ浜海岸のさくら貝に魅せられて、作曲家 八洲秀章氏が詩った短歌をもとに土屋花情氏が作詞、八洲秀章氏自身が作曲して誕生したものです。当時の由比ヶ浜は、さくら貝の絨毯といわれるほど美しく輝いていたといわれております。』
「さくら貝の絨毯」って、どれくらい打ち上がっていたの?と思っていたのですが、👆これくらいなら「さくら貝の絨毯」ですね。そうか、昭和初期までの由比ヶ浜にもこんなにたくさんの桜貝(たぶんカバザクラ)が打ち上がっていたのか~
そして、
▼桜貝(カバザクラ)が「美しく輝いて」います✨
Chirihama221118o

▼能登千里浜に打ち上がっていた桜貝(カバザクラ)は…
Chirihama221118n
ほとんどが合弁(二枚貝の貝殻が左右くっついている状態)でした。
また、ピンク(桜色)より、オレンジ(蒲色)の方が多かったです。カバザクラはピンク~オレンジの色のバリエーションがありますが、蒲色(オレンジ)が「カバザクラ」の名前の元になった色です。

ところで、貝殻を拾うときはしゃがみます。そして立ち上がって移動し、またしゃがんで拾います。
立って小さな貝殻は探せないから、かがんだ姿勢で探しながら移動します。すると、腰の筋肉が長時間緊張した状態になるので、腰痛・筋肉痛にならないように、100個拾ったら腰を伸ばして小休止😅
上の画像の中のカバザクラを数えてみると… 300個以上あります! つまり、しゃがんだまま100個拾えることもある。感動の大量打ち上げ😃
桜貝(カバザクラ)は殻が薄くて繊細な貝殻なので、指でつまみにくいし、時には割れてしまうこともあります。なので、竹ピンセットで一つ一つ拾います。千個拾うことを目標にしたので、それはもう「拾うことに没頭できる」楽しい時間でしたが、拾っていて思った…クマデがあったらもっと効率よく集められたかな~ クマデで貝殻集めたら文字通り“Beach combing”ビーチコーミングだね😅 ※“combing”🔍 あ、combing には「くしで髪をすく」だけでなく「捜索」の意味もあるんだ⇒combing – 日本語への翻訳 – 英語の例文 | Reverso Context
え~と、私が欲しいクマデは潮干狩り用のクマデではなく、竹製の爪の間隔が1cm以下の携帯できる大きさの物。そういうの無いですよね~😅 無ければ自分で作ろうか!とも思ったんですが、こんなカバザクラの大量打ち上げに出会える幸運は(たぶん)もう無いだろうし、桜貝専用熊手の出番は無いでしょう💧

ところで、能登千里浜で拾えたのはカバザクラとハスノハカシパンだけではありません。
他にも…

ウラシマガイトウカムリ科
Chirihama221118p

カズラガイトウカムリ科
Chirihama221118r
ウラシマガイとカズラガイは(模様は違うけど)形が似ているな~と思っていましたが、どちらもトウカムリ科だったのですね。
「トウカムリ」って何?⇒「唐冠」で画像検索

はぁ~能登千里浜での貝殻拾いを堪能しました。時刻は12時を過ぎました。
Chirihama221118s
そろそろ浜をあがって、次の海岸を目指しましょうか。
でも、ちょっと疲れたから、休暇村能登千里浜のカフェで一休み☕
▼ホットコーヒーが金箔入りでした~😃
Chirihama221118t

あ、金箔で思い出しました。
私が貝殻拾いに愛用している👇この竹ピンセットは…
Hakuhasi
箔箸」というもので、金箔を扱うときに使う竹製のピンセットです。
桜貝のような薄い貝殻や、コメツブウニの様な微小なウニ殻を拾うとき、この長さと、力加減が絶妙によいのです😊
これを今回も旅に同行してくれるお友達にも薦めようと「竹ピンセット」で検索したのですが、同じものが出てきません。
これは天王洲アイルの画材屋さん PIGMENT で購入したものなので、PIGMENTのオンラインショップを探してみると… ありました。
箔箸|PIGMENT この20cmのが貝殻拾いに絶妙です。お薦めです😃



カバザクラの学名は?
1日目に氷見市の海岸でサクラガイを拾って学名を調べていて、あれ?と思ったのですが…
GBIF でカバザクラの学名は
Nitidotellina iridella (Martens, 1865) はシノニムで、
Nitidotellina valtonis (Hanley, 1844) がアクセプトされた学名になっています。
でも、いくつかのページを見ていると シノニムの方が記載されています。
ん~ こういうときは Google先生に件数を教えてもらいましょう。
シノニム「Nitidotellina iridella (Martens, 1865) カバザクラ」で検索… 約 53 件
アクセプトされた学名「Nitidotellina valtonis (Hanley, 1844) カバザクラ」で検索… 10 件
アクセプトされた学名が記載されているページの方が少ないです!
これは、学名を調べるときに参照した図鑑にシノニムの学名が記載されていたからでしょうね?
どの図鑑にどちらの学名が記載されているか? ちょっと気になりますが、それを調べるのは後で。
今は、北陸 貝殻拾いの旅2022 のブログのつづきを書かなくちゃ!

つづきは→ 北陸 貝殻拾いの旅2022(2日目)琴ヶ浜で【白樺浮き】


カバザクラはなぜ大量漂着するの?
カバザクラの学名を検索していて目にとまったこちらのページ
渦中の「ハチの干潟」(広島県竹原市)から サクラガイ属二枚貝の新種を発見!|岡山大学[PDF]
『サクラガイは主に波穏やかな内湾に棲息するのに対し、カバザクラは外洋に面した海岸に産して砂浜へ大量に漂着する』
あ~!それで、富山湾内の氷見ではサクラガイが少々。日本海に面する千里浜ではカバザクラが大量漂着するのですね。
あ、でもこれは一般的傾向を示しているだけで、なぜ「大量」漂着するのか?までは説明していませんね。


※この日拾ったカバザクラを並べてみた😃
能登千里浜で拾った桜貝【カバザクラ】1600個のグラデーション
Kabazakura22x


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

2022年11月17日 (木)

北陸 貝殻拾いの旅2022(1日目)富山県氷見市 漁火ロードの海岸で【サクラガイ】

Himi221117i
北陸 貝殻拾いの旅2022(1日目)は能作で鋳物製作体験をして、
この日の宿は休暇村 能登千里浜
能作(富山県高岡市)から能登千里浜(石川県羽咋市)まで移動する間に立ち寄れる貝殻拾いできそうな海岸は~?
Googleマップで🔍すると… 氷見市の海岸かな。
Googleマップの航空写真で見ると長い砂浜があり「氷見市海浜植物園 シーサイドパーク」があります。👈ここの駐車場に車をとめられそうです。レンタカーで海岸巡りをするときの課題が、カーナビの目的地を駐車場のあるところに設定すること。これまでのレンタカーを使った貝殻拾いの旅では、毎度カーナビの目的地設定で苦労してますから、Googleマップの航空写真を拡大して駐車場の位置を確認し、それを印刷して持って行ってます。👈これが貝殻拾いの旅に出る前の重要な事前調査です😅

さて、事前調査していた氷見市海浜植物園シーサイドパークの駐車場に車をとめ、海岸に向かいます。
ここの海岸沿いの道路は「漁火ロード」と呼ばれているようで、道路沿いには…
👇こんな魚の形?をしたオブジェが立っていました。
Himi221117a
これ何? 等間隔に何本も立っているから街灯かな?
「漁火ロード 街灯」で検索したら、出てきました!
No.082-3:幻想的な光を放つ、「氷見ブリ」の照明灯|トヤマ ジャストナウ
『氷見市では、ブリをデザインした歩道照明灯70基を、湾岸沿いの「漁火ロード」に設置した。』
魚の形?とは思いましたが「氷見ブリ」だったのですね!😃 しかも『アルミ合金鋳物』です。さすが、鋳物の町 高岡の隣の氷見市ですね。

さて、その「氷見ブリ」照明灯の立つ「海浜散策園」入口から入って~
Himi221117b
海岸に出ました。
Himi221117d
でも、貝殻の打ち上げは、あんまり無さそうだね~
Himi221117e
あら、彼方に見えるあの橋は?
Himi221117e2
新湊大橋」だそうです。

ところで、貝殻は?
ありました! 桜貝🌸
Himi221117f
この形は~ サクラガイかな?
桜貝と呼ばれる貝には、サクラガイカバザクラモノノハナガイ(エドザクラ)オオモモノハナガイ などがあって、私が見慣れたカバザクラとは違うから~
サクラガイの画像検索結果と見比べると~
サクラガイですね!🌸

この海岸で拾った桜貝はサクラガイが多く、カバザクラが少々(黄色〇で囲ったのがカバザクラ)。
Himi221117i2
他には、クチベニガイ(右側 9個)、アケガイ(右下 1個)、カガミガイ(右上 白 1個)
※カガミガイとヒナガイは似ていて、拾うといつもどっちだろう?と悩むのですが、「ヒナガイ カガミガイ」で検索したら、えのしま貝散歩さんが見分け方を載せてました。
そっくりさんの見分け方 : えのしま貝散歩

私はサクラガイを拾ったことがあまりなくて、今回サクラガイを画像検索していて、面白いページを見つけました。
幸せを呼ぶ、海の中のサクラ!|株式会社エコニクス|エコニュース
え~!サクラガイ(ニッコウガイ科)の水管って、こんなに長いんですか!
サクラガイについて|由比ヶ浜貝殻図鑑
へ~!サクラガイの学名は Nitidotellina hokkaidoensis (Habe, 1961) で「北海道」の Nitidotellina属なんだ~!
命名者は Habe で「波部」さんの様なので🔍してみると…
波部忠重 - Wikipedia
『(1916 - 2001)日本の貝類学者。20世紀後半の日本における代表的貝類学者の一人として知られ、日本産の貝類の分類学的研究を主に手がけ、1600以上の分類群(科、属、種など)を記載した。』へ~ 存じ上げませんでした。👈『ニッポン貝人列伝』に波部忠重さん載ってました。私が忘れていました💧

BISMaL で学名(命名年)を🔍すると…
カバザクラNitidotellina iridella (Martens, 1865) で、1865年に記録されていたのに
サクラガイNitidotellina hokkaidoensis (Habe, 1961) で、およそ百年もあと(比較的最近)だったんですね。
GBIF で「座標ありのレコード」の分布を見ると…
あれ、カバザクラの Nitidotellina iridella (Martens, 1865) はシノニムで、
アクセプトされた学名は Nitidotellina valtonis (Hanley, 1844)になっています。
そして、座標ありのレコードは日本近海だけでなく、オーストラリア北部、紅海、マダガスカルに広がっていますが、
サクラガイ Nitidotellina hokkaidoensis (Habe, 1961)は、日本近海と、朝鮮半島南部、フィリピン、マレーシアあたりに限定されます。
あ~ やっぱり、サクラガイはレアものなんだ~
カバザクラは、この翌日、千里浜で大大収穫~!でしたから😃



ん~この海岸ではサクラガイ以外はほとんど拾えないね。日も傾いてきたし、そろそろ… と思ったその時(15:44)雲間から日が差して
👇私の影が「あしながおじさん」になった~ あ、「あしながおばさん」か😅
Himi221117h

漁火ロードは海越しに立山連峰を望める絶景スポットらしいのですが、
海越しに望む立山連峰 | とやま観光ナビ
この日の曇り空では対岸まで見えませんでした。
また、貝殻の打ち上げが少ないのは、富山湾は能登半島に抱きかかえられるような形なので、海は穏やかで、荒波にもまれた打ち上げは少ないのかな? と「富山湾 穏やか」で検索したら… え! 富山湾は危険なの?
富山湾の危険 - Nsknet
『海が穏やかで、天気も良いのに突然2~3メートルもの大波がきて、』 え、そうなの!
『富山湾では毎年この寄り回り波に何人かの釣り人が命を奪われています。』 😱
寄り回り波を知る-富山地方気象台 - 気象庁
あ~ Googleマップの航空写真を見ていると、海の部分は海底の地形図が表示されるのですが…
Toyamawangooglemap
👆この深い海が『日本海から富山湾の奥にまでのびる海域は1,000m以上の深海域のため、うねりのエネルギーを減衰させることが少なく』寄り回り波を発生させる一因なのですね。


北海道でサクラガイ?と🔍してみたら…
北海道石狩湾沿岸へ打ち上げられたサクラガイ - 漂着物学会[PDF]
あ~ 漂着物学会誌に報告されてますね。鈴木明彦さんが。


2023/01/07 サクラガイの水管が長~いことがよくわかる画像がツイートされていました。


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

能登千里浜で拾った桜貝【カバザクラ】1600個のグラデーション
Kabazakura22x

北陸 貝殻拾いの旅2022(1日目)能作で鋳物製作体験

2022/11/17(木)~21(月) 北陸(富山~石川~福井)に貝殻拾いの旅に行ってきました~😊
今回の旅も木の実・貝殻拾い好きのお友達にドライバーをお願いして、北陸の海岸(増穂浦、千里浜、水晶浜、若狭和田)を巡ってきましたが、1日目のメインは貝殻拾いではなく、能作
ドライバーをしてくれるお友達が「北陸に行くなら能作に行きたい! 工場見学して、鋳物製作体験もしたい~😃」と言うので…(私は一刻も早く貝殻拾いをしたいのですが、5日間も運転してもらうのだから、お友達の希望も叶えなくちゃね)
ということで、貝殻拾いの旅 1日目は能作での鋳物製作体験リポートです。制作したのは「ぐい吞み」です。貝殻拾いのあとの「お疲れさま~」1杯目はビール🍻ですけど、〆は自分で作った ぐい吞みで🍶 …というのもイイじゃない😊

鋳物製作体験では、砂を押し固めて鋳型を造型します(生型鋳造法)。

▼木枠の中に型(ぐい吞み)と湯道を置きます
Nosaku221117d
鋳物は溶かした金属を型に流し込んで作りますが、溶けた金属のことを「湯」と呼ぶそうです。そして、砂の中の鋳型まで「湯」を流し込むための経路が「湯道」です。

型と湯道を置いた木枠の中に「鋳物砂/鋳砂」を押し込み…
▼ひっくり返します
Nosaku221117e
砂を詰め込んだ木枠の上下を板で挟み、それを両手でひっくり返す!👈これ大変でした💦
白い粉は何て言ってたっけな? 離型剤の役目をするものです。

このあと、この上にもう一段木枠を重ね、砂を押し込み…
▼上の枠/鋳型を本を開くように「そ~っと」慎重に開き、型と湯道を取り外します
Nosaku221117f
湯道の先に空いてる穴は「湯口」です。上側(画像では左側)の砂を押し込む前に、湯道の上にパイプを立てていたので湯口もできてます。
ぐい吞みの凹みと湯道の境目に砂がありますね。これでは湯が流れ込まないので、この砂は削りとります。ここは鋳型を壊してしまわないように、インストラクターのお姉さんがやってくれました。
さて、それでは、上側(左側)の鋳型を、下側(右側)の鋳型の上に、本を閉じるように「そ~っと」慎重に重ねます。緊張しました~💦 無事に鋳型ができました🙂

このあとは、湯口から湯(溶けた錫)を注ぎます。
あ、能作は錫100%の曲がる器で有名になったメーカーなので、鋳物製作体験の金属は「」です。

スズ(錫)の融点は 231.9℃と金属の中では低いですが、それでも素人が安易に扱える温度ではありませんから、インストラクターのお姉さんが
▼湯口から溶けたスズを流し込みます。
Nosaku221117g
流れ出る溶けたスズが「湯」のように見えますね~
湯口からあふれたスズが表面張力で盛り上がってます。

さて、暫く待てばスズは固まりますから、重い鋳型をもって各自のテーブルに戻り、木枠を外すと
▼砂の中から鋳物が出てきた~
Nosaku221117h
鋳物には湯道・湯口が繋がってますから、これを切り離します(インストラクターのお姉さんが)
そして、
▼ぐい吞みが姿を現した~
Nosaku221117i
内側に砂が貼りついて残っている部分がありますが、これは「砂焼け」と言って、鋳物砂の状態や何やかやで、砂が焼き付いてしまうことがあるそうです。
砂を落としたあとには砂焼けの跡が残ってます。
Guinomi221122d
鋳物の表面には「鋳肌」という独特のざらつきがあり、それが鋳物の味わいになるのですが、砂焼け・鋳肌の荒れは「味わい」というより「欠陥」💧 でも、手作りの場合は同じ型から作っていても「世界に一つだけの」印ですから、これはこれで「味わい」があります😅

このあとは、湯道と繋がっていたところの出っ張りを削り、ぐい吞みなら唇の触れる縁をサンドペーパーで磨き、スチールウールで仕上げし、最後に底に刻印を打って
▼「あうるの森」ぐい吞み 完成です!
Guinomi221122f

鋳物製作体験は10:30~12:00の90分。鋳物はこうやって作るんだ~ということが分って、面白かったです。



能作はこれでおしまい?かと思いきや「13:00~の工場見学もあるから」ということで💧
能作カフェでランチ
▼氷見うどんのカルボナーラセット
Nosaku221117m
注目して欲しいのは「氷見うどんのカルボナーラ」ではなく、
サラダの皿と小鉢が錫製だということです。
Nosaku221117n
小鉢には先ほど私が作ったぐい吞みの肌荒れ/砂焼けはありません(あたりまえか)。
それと、小鉢の錫が薄いです。製作体験のは失敗しにくいように厚手になっていたのかな?
製作体験してからプロの作った錫の器を見ると、その違い、完成度の高さが分ります😅

ランチの後は、能作の観光案内ページに『そんな富山県の工芸に触れることができる施設が能作から徒歩3分のところにあります。ぜひ足を運んでみてください。』とあった 富山県総合デザインセンターに行き、
▼フクロウさんを描き
Nosaku221117o
あうるの森 画

▼こんな形も鋳造できるんだ~(ロストワックス精密鋳造
Nosaku221117p

13:00~13:30 能作工場見学
▼通路には仕上げ加工を待つ鋳物が並ぶ
Nosaku221117q

▼鋳型の工程に置かれていた、富士山 FUJIYAMA ぐい吞み
Nosaku221117r

▼花器(フラワーベース)そろり - S の仕上げ
Nosaku221117s
仕上げ後の花器
Nosaku221117t
ところで、花器の中は空洞ですよね。それを鋳造でどうやって作るのでしょう?
それは~「中子(なかご)」を使うそうです。
でも花器の口はすぼまっているから中子(なかご)を取り出せないのでは? と思ったら、中子も砂で作られているから、金属を流し込んだ後は、砂として出てくるんだって!

能作の工場見学は職人さんが作業している様子を間近に見ることができます。
お友達が「能作に行きたい!」と強く思ったのは、カンブリア宮殿で「能作」を見て感動したからだそうで、「ガラス越しでない工場見学はスゴイよ!」と言うのだけど、それは あなたの行ってる工場見学がビール工場ばかりだからじゃないの? まぁ、私もビールの試飲につられてお付き合いしてますけど😅

さて、能作のスケジュール終了です。最後に能作のショップをもう一度見て回り…
そうだ、
▼能作のショップ・カフェの天井が素敵でした
Nosaku221117k

それと、能作のエントランスには鋳物の木型がズラーっと並んでいるのですが
Nosaku221117v
どれも、この型は何だろうね? な中、これは分る!のが…
Nosaku221117u
…鯛焼きの型だよね😃

そして、遊び心のある能作の展示の中で一番ウケたのが…
Nosaku221117bNosaku221117c
トイレの入口のマークが能作の代表作の一つ 風鈴 - ホルン になってる~🤣


ただいま能作では映画『すずめの戸締まり』グッズ 期間限定特別コラボレーションを行っています。

ところで、能作と『すずめの戸締まり』にどういう関係があるの?

あ~ 錫(すず)か!😃


能作のあとは貝殻拾い😊→富山県氷見市 漁火ロードの海岸で【サクラガイ】
Himi221117i


北陸 貝殻拾いの旅2022【まとめ】
Hokuriku2022a

2022年11月15日 (火)

Qさま!!のおかげで『青緑色の卵…エミューの卵』のページビューが跳ね上がった件

2022/11/15 ブログの人気記事ランキング1位が『青緑色の卵…エミューの卵』になっていました。
Emu1712b
この記事がそんなに閲覧されるなんて珍しい。ブログのアクセス解析を見ると…
Emu221114b
2022/11/14に『青緑色の卵…エミューの卵』のPV(ページビュー)が 604 にもなっています。
PVの時間毎のグラフを見ると…
Emu221114pv
21時台にPVが跳ね上がっています。先週とのPVの差は 633 で、増えた分のほとんどがエミューの卵のPVだと思われます。
こんな風にPVが跳ね上がるのは~ TVでエミューの卵が放送されたのでしょうか?
🔍してみると… ありました!
Qさま!!で『エミュー』が話題に! - トレンドアットTV
こちらのページの『エミュー』を含むツイートの分析グラフを見ますと…
Emuqsama221114
21時台に『エミュー』を含むツイートが跳ね上がっています!
Qさま!!(クイズプレゼンバラエティー テレビ朝日)にエミューの卵が出てきたんですね。たぶん
どんなクイズだったのでしょう?
🔍してみると… ありました!


『何のたまごか 左から順に3つ全て答えよ』
ん~ そういう問題だったのか。
ところで、TVを見ていた人は問題が出てから出演者が回答するまでの間に、自分で答えを探すために🔍したのでしょうか?
それとも、回答を知った後に「エミューの卵」に興味を持って🔍したのでしょうか?
「エミューの卵」で🔍しても、あうるの森の記事は上位には出てこないのですよ。
「青い大きな卵」で🔍すると、画像検索結果の中にあうるの森のエミューの卵の画像が出てきます。
すると、クイズの問題が出てから答えが出る前に、自分で答えを探すために🔍してる人が多いのでしょうか? そういうクイズ番組の楽しみ方もあるんですね~



ところで、Qさま!!では ウズラ、ダチョウ、エミューの順に卵を並べていました。
私も卵の大きさ比べをするために、ダチョウ、エミュー、ニワトリの卵を並べて見たことあります😃
Ostrich_emu_egg
そうか、大きさを際立たせるにはニワトリの卵より、ウズラの卵の方が効果的だったかな。
あ、これを撮ったときは(冷蔵庫にニワトリの卵はいつでもあるけど)ウズラの卵は無かったんだ😅

※関連記事
2018/01/01 青緑色の卵…エミューの卵
2018/08/16 大和市・夏のおもしろ科学館2018に『たまごの謎を探る』で出展します
2018/08/18 大和市・夏のおもしろ科学館2018『たまごの謎を探る』…ダチョウの等身大画像
Yamato180818a

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