奄美大島 貝殻拾いの旅2023(5日目)最終日は土盛海岸(芭蕉布と大島紬を検索して知る奄美)
奄美大島 貝殻拾いの旅2023 最終日前日の宿は奄美で一番ビーチに近いホテル『ばしゃ山村』
「ばしゃ山村」という文字を初めて見たとき、「ばしゃ」+「山村」と読んで、なんで「馬車」なの? と思っていたんですが、
「ばしゃ山」+「村」なんですね。ホテルのURLも basyayama-mura.com です。
「ばしゃ」とは 芭蕉(バショウ)のことで、バショウから採れる繊維で芭蕉布を織っていました。
さらに「ばしゃやま」には「不美人」の意味もあり、『不美人にはバシャヤマ(バショウの山)を持参しなければ嫁にもやれない』という話もあったんですって⇒イトバショウ群落|のんびり奄美
ところで「芭蕉布」は今でも奄美で作られているのでしょうか? と🔍したら…
⇒奄美大島で織られた「芭蕉布」、そして「紬」の登場|銀座もとじ 👈これ、奄美の歴史を「大島紬」を通して知ることのできる良いコラムですね。あまみエフエムで知った『奄美返還70年』といい、私が知らなかった日本の歴史の一端をもう少し知っておこうと、《全8回コラム》大島紬の歴史|銀座もとじ を読んでみました。ちょっと感動してます🙂
このコラムを読むときにキーとなる漢字が
絣 かすり
読んでいて、Vol.6 粘り強い開発による「締機(しめばた)」の登場~歴史的大発明~ の「締機(しめばた)」がどんなものか分らなかったので🔍
⇒【製造工程】締めばた準備|本場奄美大島紬NEXTプロジェクト
⇒【製造工程】締めばた(タテ絣締め)
え!? 『沢山の糸が締め機の後ろから前にあります。これは「ガス糸」と呼ばれる綿糸です。この綿糸は後の工程で捨てられてしまう糸です。 この綿糸を図案(設計図)に沿って必要な部分にだけ残し、一列一列ずつ織り上げていきます。』 ということはですよ…
2回「織り」をするの? いや3回か!
締めばた(タテ絣締め)→ 染め → バラして、タテ糸を仕上げ、
締めばた(ヨコ絣締め)→ 染め → バラしてヨコ糸ができ、
織るための準備「立て付け」をし、そしてやっと(一般の人がイメージする)「織り」に入るんですね。このときタテ糸とヨコ糸を正確に模様を合わせて織って『大島紬』ができるんですか!
うわぁ~!すっごく大変な作業ですね😲
ところで、こちらのサイト⇒本場奄美大島紬NEXTプロジェクト
『〜若い世代で作り、若い世代に本場奄美大島紬を届けたい〜』👈伝統工芸を次世代へ伝えていくためには、こういう取り組みが大事ですよね~
あれ?「大島紬」じゃなくて「芭蕉布」が現在も奄美で作られているか?を🔍してたんですよね💧
⇒Bashofu 芭蕉布|MTRL
うわぁ~!またまたすっごく大変な作業ですね😲
今では沖縄 喜如嘉(きじょか)の芭蕉布 しか作られていないようです。
奄美では? 👇この記事をみると、今復活に取り組んでいるのかな?
⇒芭蕉の糸づくり|せとうちなんでも探検隊
それと👇こんなのもありました。
⇒そうだ!奄美大島の名瀬の街中で糸芭蕉で遊ぼう!! あまみっけ
次に奄美に行ったときは、はた織りの店『あまみ~る』に行ってみようかな😊
ん~ 貝殻拾いブログが最初から思いっきり脱線してますね😅
貝殻拾いに行きましょうね。
最終日は目覚めのビーチコーミング🐚と思っていたんですが、前日早めにチェックインしてホテルの目の前の用安海岸を歩いたんですが・・・ ここ貝殻ぜんぜん打ち上がってなかった💧
なので、目覚めのビーチコーミング🐚はできず💧 昨日までに拾った貝殻とお土産をキャリーケースに詰め込んで宅配便に出して、土盛海岸へ🚙
奄美大島貝殻拾いの旅の最終日はいつも土盛海岸。空港に近くて ✈に搭乗するまで できる限りの時間 貝殻拾いができるから。
では、土盛海岸で拾った貝殻を並べていきますね。
▼ナガウニ(ナガウニ科)
あれ、ナガウニの頂上系って、こんな形してたんだ。てっぺんも穴あきのウニ殻を見慣れているので、頂上系が残っていると新鮮。
▼フレンチクルーラー
イトカケシロネズミ(シロネズミガイ科)を「フレンチクルーラー」と呼んでいるのは、まだ私たちだけのようだ😅
▼砂浜の記念碑
3日前にも👇これがあったんですけど… 崩れてませんね。
何の記念でしょうね?
ハートだから「結婚24周年」とか? でも、それだと50歳ぐらいになるから、海岸にハート型を作るかな?
「24歳の私におめでとう!」みたいな? とか、勝手に想像を広げるのもビーチコーミングの楽しみです😅
▼この緑色で ふかふかスポンジ状の海藻は何でしょう?
Googleレンズで🔍してみると…
「アオモグサ」のようです。
▼イボダカラ(タカラガイ科)
イボダカラは背面のイボだけでなく、殻口の歯が腹面全体に広がっているのも鑑賞のポイントでしたね。
▼カモンダカラ(タカラガイ科)
カモンダカラもよく打ち上がっているのですが、擦れたのばかりで、これまで写真撮ってなかった。これも擦れてますが💧
▼この貝殻は何でしょう?
イトカケシロネズミに似ていますがフレンチクルーラーではないから~「シロネズミガイ科」で画像検索すると… すぐに出てきた!
⇒マルシロネズミ(シロネズミガイ科)|月刊 沖縄と貝 with 光
また 月刊 沖縄と貝 with 光 で教えていただきました。「マルシロネズミ」ですね😊
▼ザラザラのサメザラ(鮫皿)と、イボイボのイボダカラを拾ったので、皿にイボを載せてみた
▼ツノメガニ(スナガニ科)
2日目の土盛海岸で生きているツノメガニさんに会いましたが、こちらのツノメガニさんはお亡くなりになってました。
▼アミコケムシ
最終日にちょっとイイもの拾えました😊
アミコケムシの鑑賞はこちらでどうぞ →【アミコケムシ】の群体の美
▼チリメンダカラ(タカラガイ科)
あら! 今回の貝殻拾いの旅では まだチリメンダカラを拾ってなかった? ですね。
最後に状態の良いチリメンダカラが拾えました😊
さて、帰りの✈に乗るために、名残惜しいけど空港に向かいましょう。
▼奄美空港を飛び立った✈の窓から見えた海岸は~
👆右上彼方に あやまる岬 で、その手前の砂浜が土盛海岸ですね。
▼成田空港に着陸する前の✈の窓から見えた九十九里浜
海面に夕日が反射して、黄昏時(たそがれどき)が近い。
はぁ~帰ってきちゃったんですね~
※帰ってきてから19日後、やっと5日間の貝殻拾いログを書き終えました。なんとか2月の内でした😅
(できないけど)奄美に移住したいと思う今日この頃🙂
※ところで、《全8回コラム》大島紬の歴史を掲載している銀座ともじのホームページのオープニングの動画を見てたら…
引き戸の取っ手に機織りの杼(ひ)を使ってる~! 👆これいいね!😊
それと『奄美大島日本復帰70周年記念 大島紬展』2023/03/10~19 開催です。
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