イヌノフグリの仲間【フラサバソウ】の群生@野川の河川敷
私のお散歩は、武蔵野公園に🚲をとめ、野川の河川敷を歩き(途中、猫草を採ったりして)野川自然観察園を一周するのが定番のコース。
野川自然観察園では色々な植物(例えば→春を感じる草花 20種あまり)を見られるのですが、人の手で管理されている観察園の中より、自然のままの野川の河川敷で何かを見つけたときの方がテンションアップする😃
そして、この日 見つけたのが
▼フラサバソウ
小さな花を大きな画像で載せてますが
花の大きさは…
… 3mmほど💧
近くに咲いていたオオイヌノフグリの花と、フラサバソウの花を並べて見ると…
花径は半分。だから、見た目(面積)は 1/4(四分の一)と小っちゃい。
花の小っちゃいフラサバソウが群生してました。
って、この程度でも「群生」と言っていいのだろうか?
▼フラサバソウは毛むくじゃら
この毛むくじゃらの葉で、オオイヌノフグリじゃなくて、フラサバソウだ!と分りました🙂
去年、春の訪れを告げる小さな青い花【オオイヌノフグリ】を書いたあと、
絶滅危惧種【イヌノフグリ】を野川公園自然観察園で見て、
そのあと春の貝殻拾いに行ったら植物観察になって【フラサバソウ】を見つけ、
フラサバソウは野川では見かけないから、【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~わざわざ行くという、マイブーム状態😅
そのフラサバソウが野川にもあった!
な~んだ、三戸浜まで行かなくても、野川にフラサバソウあったんじゃん💧
そのフラサバソウを撮影した画像の一枚に…
毛むくじゃらの毛に朝露が付いてる!
この毛は朝露を蓄えておく効果があるの?
植物に生えている毛を「トライコーム」(毛状突起)って言うんですよね。
その役割は?「トライコーム 役割」で検索すると…
⇒草本植物の産毛? の役割 | みんなのひろば|日本植物生理学会
これには朝露を溜めておく役割は書かれていなかったので、
「トライコーム 朝露」で検索したら…
⇒猫耳のような手触りの葉を形成するStachys byzantinaのトライコームの役割|日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸)
『その役割について文献をもとに仮説を立てた。虫に食べられにくくする役割、朝露などを集めて吸収する役割、凍らないように保温する役割、衝撃を和らげる役割の四つである。それらを調べるために実験を行った。』👈わ~ その結果を知りたい!
でも、ここには結果まで掲載されていなかったので、
「猫耳のような手触りの葉を形成するStachys byzantinaのトライコームの役割」で検索したら…
⇒学会・研究発表会 - 横浜サイエンスフロンティア高等学校
わ!この研究、高校生がしたんですか!
高校生が学会・研究発表会をこんなにしてるって、スゴイ!
⇒横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校|Wikipedia
2009年設立。
「驚きと感動による知の探究」を教育の理念として、先端科学技術の知識を活用して、世界で幅広く活躍する人間の育成を目指す。
お~ 👏👏 文化祭を見に行きたい😃
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