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2023年3月22日 (水)

【ムラサキサギゴケ】(紫鷺苔)のどこがサギ(鷺)に似ているの?と思ったら…白花鷺苔もあった

春の野川河川敷の花といえば、オオイヌノフグリカキドオシムラサキサギゴケ 👈ほぼ、こればっか😅 どれも、青~紫色なのはなぜでしょうね? ⇒花にはどうしていろいろな色がついているの|学研キッズネット
『たくさんある花の色も、色のもとになるものを調べてみると、わずか3つしかありません。』へ~!そうなんだ。
そして、青~紫は「アントシアン」による色なのですね。
あれ? 私が知ってるのは「アントシアニン」ですが「アントシアン」との関係は?
「アントシアン」で検索すると…
『他の人はこちらも質問
 アントシアニン アントシアン どっち?』👈やっぱ、そう思うよね😅
『アントシアニジンは,通常,配糖体として存在し,これをアントシアニン(anthocyanin)と呼んでいる. アントシアンはこの両者を意味するが,今日ではあまり使われず,一般にはアントシアニンが総称として使われている』だそうです。
by アントシアン|光合成事典(日本光合成学会編)
日本光合成学会』なんてあるんだ~!
「光合成」で検索すると… 光合成 すごいね~!

あら、ブログの書き出しから脱線してしまいましたね💧
ムラサキサギゴケです。
Murasakisagigoke230322a
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)のムラサキ(紫)は分りますが、サギ(鷺)とコケ(苔)は?
ムラサキサギゴケ|Wikipedia によりますと『和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから』ですが、どう見たらサギに似ているのか? 私のサギ観察の範囲ではまだ不明です。
ムラサキサギゴケはコケ(苔)ではなく、背が低く地面を這う草であることからコケに似ていると見なされたそうです。
そういえば、コケではないのにコケと名の付く植物 色々ありますよね。と、🔍したら…
【役立つコケ講座】コケ植物じゃないのに「コケ」と名前につく植物|道草
『昔はみんなコケだった!?』
『もともと“コケ”という言葉は、木や岩などに生える小さないきものを総称したものでした。』
『現在のように、コケ植物・シダ植物といった生物のグループが体系的に分類されるようになったのは18世紀頃から。』
あ~これって、緑色を青と言うのと同じですね。
昔は 赤、青、白、黒 だけだったんだよね?
「緑色を青というのはなぜ」で検索すると…
目に青葉・・・緑を青と呼ぶのはどうして? - 茶堂

あ、また脱線💧「脱線」と言うより「道草」という表現の方がいいかな😅
ムラサキサギゴケに戻りますね。
Murasakisagigoke230322b
ムラサキサギゴケは花弁の上唇が2裂し、下唇は中央が隆起し黄褐色の斑紋があり毛が生えてます。
Murasakisagigoke230322c
👆上唇が2裂したその下に、雌しべの柱頭が見えてます。

「ムラサキサギゴケ 雌しべ」で検索したら… え!?
ムラサキサギゴケの雌しべが動く!?|むさしの都立公園
へ~ 花粉を確実にとらえるために「柱頭運動」をするんですか! 実際に見てみたい😃

▽白いムラサキサギゴケがあった!
Murasakisagigoke230322d
「ムラサキサギゴケ 白」で画像検索すると、
サギゴケ(白花鷺苔)ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)トキワハゼ(常盤黄櫨)|れんげの画像日記
『ムラサキサギゴケの1品種で母種が紅紫色の花をつけるのに対し、白い花をつけるので区別できる。こちらの白色が本来の鷺苔の名前で、図鑑では使われる。』あ~!この白いのならサギ(鷺)に見えますね。
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)|ビオ・荒川さいたま
こちらにも同様のことが記されていました『サギゴケの白い花が鷺の姿に似ているので「サギ」』
先に白い花にサギゴケ(鷺苔)の名前があり、それの紫版だからムラサキサギゴケ(紫鷺苔)になったんですね。たぶん。

ところで、白い花のサギゴケ(鷺苔)は シロバナサギゴケ(白花鷺苔)と言うの?
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)と
シロバナサギゴケ(白花鷺苔)は別種?
ムラサキサギゴケの学名は Mazus miquelii
シロバナサギゴケの学名Mazus miquelii form albiflorus
あ~ また学名の知らない表記が出てきた💧
学名の“form”って何?
品種 (分類学) - Wikipedia
『品種(ひんしゅ、ラテン語: forma フォールマ、英語: form フォーム、省略形: f.)
 種より下位の分類階級の一つ』あ~そゆこと! と思ったら、その先に次のように記されていた…
『変種(亜変種)の下位に位置し』ということは、 > 変種 > 品種 なんですか。
『自然(野生)状態で、形態などにおいてははっきりと区別できるものの、同じ地域の同種個体群とは生殖的に隔離されていない個体群を指す。多くの顕花植物に見られる白花品などはこのように扱われる。』あ~そゆこと! と思ったら…
『しかしながら、・・・』もうついていけなくなったので省略😅
要するに、シロバナサギゴケ(白花鷺苔)はムラサキサギゴケ(紫鷺苔)の白花品種なのですね。だったら、ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)から「紫」をとって、単にサギゴケ(鷺苔)でいいじゃん。と思ったのですが、そうすると最初の私のように(白くないから)サギ(鷺)に見えないと言う人いるだろうから、ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は妥当なところなのかな。
シロバナサギゴケの説明は👇こちらのページが分りやすかった。
シロバナサギゴケ|山川草木図譜
『紫ではないので、ただの「サギゴケ」ともいいます。』あ~なるほど。



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