4月3日~
・第1週「バイカオウレン」
・第2週「キンセイラン」
・第3週「ジョウロウホトトギス」
・第4週「ササユリ」
5月1日~
・第5週「キツネノカミソリ」
・第6週「ドクダミ」
・第7週「ボタン」
・第8週「シロツメクサ」
・第9週「ヒルムシロ」
6月5日~
・第10週「ノアザミ」
・第11週「ユウガオ」
・第12週「マルバマンネングサ」
・第13週「ヤマザクラ」
7月3日~
・第14週「ホウライシダ」
・第15週「ヤマトグサ」
・第16週「コオロギラン」
・第17週「ムジナモ」
・第18週「ヒメスミレ」
8月7日~
・第19週「ヤッコソウ」
・第20週「キレンゲショウマ」
・第21週「ノジギク」
・第22週「オーギョーチ」
9月4日~
・第23週「ヤマモモ」
・第24週「ツチトリモチ」
・第25週「ムラサキカタバミ」
・最終週「スエコザサ」
NHKの朝ドラ『らんまん』 日本の植物学の父 牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリーが始まりました🌱😊
牧野富太郎は私の敬愛する植物学者なので、2023年春から始まる『らんまん』を楽しみにしていました。
そして『らんまん』を見ていると、番組の最後に『らんまん植物図鑑』…その回のトピック的な植物のイラストがが出てきます。それが牧野富太郎のスケッチではなく、視聴者の描いたイラストのようなので、もしかしたら一般公募してるのかな?
「NHK らんまん植物図鑑 募集」で🔍したら…
⇒「らんまん植物図鑑」:NHKクリエイティブ・ライブラリー 👈こちらから応募できます。
『募集期間 2023年2月7日(火)~9月ごろ(予定)』となっています。
募集している植物のリストは…
⇒「らんまん植物図鑑」万太郎ゆかりの植物図鑑
これまでの放送で「らんまん植物図鑑」にどんな植物が出てきたのか、以下にメモしておきますね。
植物イラストを描いて応募するときは、万太郎ゆかりの植物図鑑のリストの中から、既に放送された植物は除いて描かないと。私もイラスト描いて応募してみようかな😊🌿💐
※植物の和名はGoogle画像検索結果にリンクしています。
『らんまん』は公式アカウント @asadora_nhk のツイートにリンクしています。
植物の画像は「あうるの森」の記事にリンクしています。
▼第1週「バイカオウレン」
1話 ヤマトグサ 牧野博士が初めて学名をつけたよ Theligonum japonicum Ôkubo & Makino
2話 ユキモチソウ 雪のように白くて柔らかいから「雪餅草」
3話 ワカキノサクラ 2008年 この種子が国際宇宙ステーション「きぼう」に乗って宇宙を旅したよ
4話 オオバコ 別名はゲーロッパ🐸!? 『らんまん』
5話 バイカオウレン 『らんまん』 日本固有種で高知県立牧野植物園にてボランティアにより育成されている。by Wikipedia
※牧野富太郎は私の敬愛する植物学者でしたが、子ども時代の万太郎を見ていると…「こら!万太郎!!~」って、母親目線😅
▼第2週「キンセイラン」
6話 ネジバナ 蘭の仲間 いろんな巻き方があるよ
7話 フジツツジ 3月~5月 各地で見頃を迎えるよ ※花が藤色なので「藤つつじ」
8話 ヘビイチゴ 解熱に効く! 薬草としても使われているよ
9話 ナンバンギセル 他の植物から栄養をもらう寄生植物!
10話 キンセイラン 『らんまん』
※名教館(めいこうかん)の池田蘭光先生 よかったよ~ こんな先生に教わることができたら楽しいだろな😃
▼第3週「ジョウロウホトトギス」
11話 ジョウロウホトトギス 崖に垂れ下がるようにして咲くんだよ
12話 スイフヨウ 朝は白色 夕方には紅色に! ※漢字で「酔芙蓉」花が酔った😅
13話 ソメイヨシノ
14話 ギンバイソウ アジサイの仲間だけど梅に似ているから“銀梅草”
15話 ヤブツバキ
※「峰屋」「峰の鶴」は今でもあるの?👉調べてみた🍶
▼第4週「ササユリ」
16話 4月24日は牧野博士の誕生日です『らんまん』💐👏 採集の時もオシャレを忘れないよ
17話 タイトゴメ(大唐米) ふっくら お米みたいだね
18話 ササユリ ※中部地方以西から四国・九州に分布
19話 ヒゴスミレ 牧野博士が学名をつけたよ Viola chaerophylloides var. sieboldiana (Maxim.) Makino
20話 ヒメアジサイ 牧野博士は自宅の庭で育てたよ
※自由民権運動の早川逸馬の演説を『そりゃ違う!』と遮った万太郎👈ここ面白かったね😃👉その詳細
▼第5週「キツネノカミソリ」
21話 キヅタ 冬も葉が緑だから別名「フユヅタ」だよ
22話 シナノアキギリ 牧野博士の友人が長野で発見!⇒山川草木図譜
23話 キツネノカミソリ 『らんまん』
24話 ヨコグラツクバネ 高知 横倉山で発見されたから「ヨコグラツクバネ」だよ
25話 ひまわり 1000以上の小さい花の集合だよ
👈これは、ひまわりの後ろ姿~
▼第6週「ドクダミ」
26話 キンチャクサボテン 巾着に似てるかな!?
👈キンチャクガイの方が巾着に似てる😅
27話 ゴヨウアケビ 牧野博士が箱根で発見したよ
あら? アケビとゴヨウアケビはどこが違うの? 🔍
ゴヨウアケビは『アケビとミツバアケビの自然交雑種』なんですか。
アケビの花:白または淡紅色 葉:倒卵形・全縁
コヨウアケビの花:暗紫色 葉:楕円形・凸凹あり
ん~野川自然観察園の👇これ、アケビ? それとも ゴヨウアケビ?
葉はアケビなんですけど、花の色がゴヨウアケビ? そして、実がなったのを見たことがない💧
28話 ドクダミ『らんまん』
29話 センリョウ 正月の縁起物として飾られるね
30話 ヤマモモ 酸味いっぱい! 牧野博士 ふるさとの味です
▼第7週「ボタン」
31話 カントウタンポポ 世界におよそ400種 いろんなタンポポがあるよ『らんまん』
32話 ハマダイコン 日本各地の海岸に多く見られるよ
33話 ビロードムラサキ 牧野博士が高知・五台山で発見したよ
34話 ヒメコウホネ 池や川の浅いところに群生するよ
35話 ボタン 『らんまん』
ところで、この先 万太郎の妻となる寿惠子さんが『里見八犬伝』大好き女子として登場しましたが、
寿惠子さん完璧な『腐女子』ですね~🤣 尊い!
▼第8週「シロツメクサ」
36話 セントウソウ 別名「オウレンダマシ」だよ
37話 ミル 牧野博士 ミルを食べたことあるんだよ
ミルは食べられるんだ!って、海藻ですから食べられるんでしょうね。どんな味?
⇒ミル、食べてみる。|三重県伊勢志摩 日出ずる海のシーカヤック屋さんブログ
⇒海藻図鑑 ミル によりますと『ミルの形は模様としても使われており,海松文(みるもん)と呼ばれる。また,ミルは日本では飛鳥・奈良時代よりも前から食用とされており…』へ~!
⇒「海松文」で画像検索 👈海松文(みるもん)いいね~😊
👇ブログにミルの画像は載せてなかったので、ミルの仲間のタマミルです😅
38話 シロツメクサ 『らんまん』
「白詰草」の名前の由来は ⇒シロツメクサ|Wikipedia 『江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため』の「詰草」だったのです。
ブログに載せていたシロツメクサの画像が👆これだけだった😅
39話 シハイスミレ 葉の裏も紫だから“紫背”スミレだよ
40話 オニフスベ キノコだよ
▼第9週「ヒルムシロ」
41話 キイレツチトリモチ キノコじゃないよ!
『ツチトリモチ科の寄生植物で葉緑体を持たない。鹿児島市喜入町で初めて発見されたので「キイレ」』by 鹿児島県教育委員会
42話 ヒトツバタゴ 別名「ナンジャモンジャ」だよ
43話 ヒロハコンロンカ 白い葉っぱのような部分はガクだよ
44話 ナニワイバラ 江戸時代 日本にやってきた野生のバラだよ
45話 ヒルムシロ 『らんまん』
▼第10週「ノアザミ」
46話 キバナノセッコク 牧野博士が学名をつけたよ👈でもシノニムになってる💧⇒Dendrobium tosaense Makino|GBIF
47話 サカワサイシン 牧野博士のふるさと高知・佐川町で発見されたよ
48話 カンラン 寒い時期に咲くから寒蘭だよ
49話 マタタビ キウイ🥝と同じ“科”なんだよ⇒キウイフルーツはマタタビ科
50話 ノアザミ 『らんまん』
第10週で「石版印刷」が出てきました。石版印刷の工程が垣間見れて面白かったです!
ところで、牧野富太郎も実際に石版印刷をやったの?
「石版印刷 牧野富太郎」で🔍すると…
⇒らんまん大畑義平のモデルは太田義二!牧野富太郎との関係や石版印刷について|Drama Freak
『太田義二の印刷所には1年~1年半ほど稽古に通い、技術を身に付けた』そうです。
それと、石版印刷って「リトグラフ」?
⇒石版印刷の発明が導いたオフセット印刷|ぷりんとぴあ|日本印刷産業連合会
そうだったんだ~🧐
マタタビとキウイ🥝が同じ科(マタタビ科)で、同じ属(マタタビ属)だというのは「へ~」ぐらい😅でしたけど、
マタタビといえば「猫にマタタビ」ですよね~😃
そして「へ~!🐈そうだったんだ!」とビックリなのが
⇒「ネコにマタタビ」は蚊を避けるため 謎の行動を遂に解明|Science Portal 科学技術振興機構
私もマタタビの葉を肌に擦りつけ「ネペタラクトール」を身にまとえば、夏の植物観察で蚊に刺されにくくなるかな?🦟
「猫にマタタビ」動画 ANNnewsCH👇01:45~ ヒョウもジャガーも「ごろにゃん」してる~😊
▼第11週「ユウガオ」
51話 ヒルガオ 昼間に咲くから「昼顔」『アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ。一つだけ異なるのはどーれだ?』👉『らんまん』
52話 キュウリ 夏 黄色い花を咲かせるよ
53話 サンシュユ 別名「ハルコガネバナ」牧野博士がつけたよ
54話 オオボウシバナ 牧野博士が学名をつけたよ ⇒ Commelina communis var. hortensis Makino 👈シノニムになってる。
『ツユクサの栽培変種』なんですね。『花弁は京友禅の下絵を描く染料になる青花紙(あおばながみ)の原料として用いられ』ているそうです。by Wikipedia
なぜ青花紙が京友禅の下絵を描くのに使われているのか? ⇒染織技術を支える草津の名産「青花紙」
55話 ユウガオ
▼第12週「マルバマンネングサ」
56話 カカオノキ チョコレートやココアの原料になるよ
57話 マキノゴケ 牧野博士が千葉・清澄山で見つけたよ
これ面白い👉マキノゴケの胞子体|そよ風のなかで Part2
58話 ユキワリイチゲ 白、紫、ピンクなどの花があるよ『らんまん』
59話 ユズ 柚子の花だよ かわいいね
60話 マルバマンネングサ『らんまん』
今週は万太郎と寿惠子で胸キュン💕でした😊
あ、それと「釣書」🔍してみた。
ところで、なぜ「釣」書なの?
⇒「釣書交換会」に出席しました!「釣書」の由来はご存知ですか?|結婚相談所ブライダル上本町ルフラン
『見合い結婚は武家社会が起源で、武家の間で縁談の際に互いの系図を交換していたため、こうした呼び名が残っているようです。
本当は「釣書」ではなく「衡書」。つまり、両家の家柄のつりあいが取れるかどうかを事前に調べるためもの、というのが由来です。』
へ~🧐
▼第13週「ヤマザクラ」
61話 トサシモツケ 手まり状の花がかわいいね
62話 ヨコグラノキ 牧野博士が高知・横倉山で見つけたよ
63話 オンツツジ 牧野博士が「高知の誇り」と言っていた花だよ
64話 ヒメノボタン 夏 見頃を迎えるよ
65話 ヤマザクラ
👆この画像は「山桜」※山地に植生する野生のサクラの総称。種としての「ヤマザクラ」Cerasus jamasakura であるかどうかは?
▼第14週「ホウライシダ」
66話 オリーブ これがオリーブの花だよ
67話 ホウライシダ 『らんまん植物図鑑』『らんまん虫めがね』
68話 シクラメン 牧野博士が和名「カガリビバナ」をつけたよ
69話 カタバミ 暗くなると花が閉じるよ
👇ブログに「カタバミ」は載せてなかったので、「オオキバナカタバミ」です😅
70話 シラガサボテン “白髪”サボテンだよ『らんまん』
※シクラメンは牧野博士が「カガリビバナ/篝火花」という和名をつけたそうですが、その前は「ブタノマンジュウ/豚の饅頭」だったんです😅
『植物名の由来』 中村浩(著)によりますと…
『シクラメンはヨーロッパでは sow bread(豚のパン)という。日本では明治十七年に、シクラメンの和名としてブタノマンジュウ(豚の饅頭)という名前が与えられている。命名者は東大の大久保三郎助教授で、適切な名前だと自慢しておられたそうだが、牧野富太郎博士は、この美しい草花にふさわしくない名だとし、明治末期に新にその花をかがり火に見立ててカガリビバナ(篝火花)と命名された。そしてこれは雅やか名だと自画自賛しておられた。』
『牧野先生が新宿御苑に一時勤務されていたころ、温室に栽培されていた真赤なシクラメンを見に当時の名流夫人だった九条武子夫人が数人の華族夫人と共に来られ“まるでかがり火のようね”と話されたのを聞いて、“この花をカガリビバナと名付けよう”と思いつかれたのだという。』
※和名は学名のようにキッチリした規約はないので、カガリビバナ、ブタノマンジュウ、シクラメン どれもありです。
▼第15週「ヤマトグサ」
71話 ツユクサ 衣服を染めるのに使っていたよ
👈左側がツユクサ(ピンボケ💧)右側はムラサキツユクサ
👈ツユクサでなくトキワツユクサ💧
72話 ヤマコンニャク 牧野博士が学名をつけたよ
👆実がとってもカラフル🎨😲
⇒「ヤマコンニャク」果実|奄美新聞社 👈奄美に行ったら見られるの?…『絶滅危惧種であり、なかなか観察できない』そうです。
73話 マメヅタラン マメヅタによく似ているよ
74話 ユズリハ 縁起物として正月に飾るよ『らんまん』
75話 ヤマトグサ 👈あれ? 第1話の『らんまん植物図鑑』も「ヤマトグサ」でしたよ!
⇒『らんまん』 牧野富太郎博士が初めて命名 ヤマトグサとは?|NHK高知放送局
『日本において日本人が初めて日本の植物の学名を発表した植物』なので、第1話の『らんまん植物図鑑』は「ヤマトグサ」が登場し、そして第75話でヤマトグサの学名: Theligonum japonicum Ôkubo & Makino 発表に至ったんですね🎊
ところで「日本人により学名を付けられた最初の植物」はトガクシソウで、ヤマトグサは2番目なんですね。
でも、トガクシソウが発表されたのはイギリスの植物学雑誌で、ヤマトグサは「植物学雑誌」なので、
『日本人の手によって記載され、それが日本の学術雑誌に発表された最初の植物』なんだそうです。
▼第16週「コオロギラン」
76話 トガクシソウ 長野・戸隠山で発見されたんだよ
77話 トマト 牧野博士の好物だよ
78話 ナズナ 別名「ペンペングサ」だよ
79話 タマアジサイ つぼみが玉のように丸いよ
80話 コオロギラン
▼第17週「ムジナモ」
81話 チョウチンホコリ アメーバのようにひろがるよ
粘菌なんですね。⇒「粘菌」小6が県内初確認 “チョウチンホコリ”|中日新聞(富山)
82話 ガマズミ 赤い実は鳥が食べるよ
83話 ヤナギイノコヅチ 高知・五台山で見つけたよ
84話 タマムラサキ 別名「ハマラッキョウ」だよ
85話 ムジナモ 👈え! 水生の食虫植物なの😱
⇒ムジナモ|ミクロの扉 埼玉大学教育学部金子研究室
『らんまん』「あぁ 槙野は咲かない花さえも咲かせてみせた!」🤣
チョウチンホコリは、国内では昭和天皇が初めて確認した種なんですね。別の記事でも確認…
⇒すべての生き物をめぐる100の系統樹 第8話 アメーボゾア界の系統樹マンダラ|科学バー
へ~『変形体は移動するが、そのような運動は細胞のなかの原形質流動によって引き起こされる。この流動の原動力は、動物の筋肉と同じようなアクチンとミオシンの相互作用によっている。』
⇒進化の目で見る生き物たち 第17話 物質循環をあやつる小さな生き物|科学バー
『物質循環は生態系を維持する上でなくてはならないものであるが、多様な生物が生きていくためには、これがあまり速すぎても困るのである。』そうなんだ~
あ、『チョウチンホコリは変形菌のご研究で有名な昭和天皇が国内では最初に発見されたものである』とそれぞれの記事に書いてありましたが、それよりも別の所で「へ~」と思う発見があった😅 科学バーの記事は面白いね😊
もう一つ「アクチン ミオシン 粘菌」で🔍して「へ~!」だった記事…
⇒Special Story 細胞を動かすしくみを探る|JT生命誌研究館
粘菌が動くしくみも解明されつつあるんですね!
ヤナギイノコヅチ で🔍すると「もしかして: ヤナギイノコズチ」と出てくるけど、
「柳猪子槌」だから
「ヤナギイノコズチ」ではなくて
「ヤナギイノコヅチ」だよね。「ヤナギイノコズチ」と書いているページ多数💧
👈ギガンジウムだと思ってたんですが、もしかして、タマムラサキ(ハマラッキョウ)だったのかも?
⇒タマムラサキ(ハマラッキョウ)|mirusiru.jp 👈こちらの撮影場所は三浦市・黒崎の鼻。私がギガンジウムを見かけたのは三浦市・三戸浜までの道すがら。黒崎の鼻は三戸浜の端っこ! あら~ 同定ミス? でも、タマムラサキ(ハマラッキョウ)の花期は10月末~11月中旬、ギガンジウムの花期は5月~6月。私がギガンジウム!と思った花を見たのは6月23日でしたから、ギガンジウムのようです。
…ということで、今週の「らんまん植物図鑑」でブログに載せていた植物は無かった😅
▼第18週「ヒメスミレ」
86話 キンモクセイ 牧野博士が学名をつけたよ Osmanthus fragrans var. aurantiacus Makino
87話 ツノゴケモドキ 胞子がつくられる袋が角状だよ
88話 カニサボテン 冬に花が咲くよ
89話 シコクチャルメルソウ キノコバエ類が花粉を運ぶよ
この変な名前の由来は、果実がチャルメラに似ているからなんですね。そしてキノコバエとの絶妙の共生関係はこちらで…
⇒チャルメルソウの仲間とその花粉を運ぶキノコバエの共生系|おくやまの研究ページ
90話 ヒメスミレ
▼第19週「ヤッコソウ」
91話 コウメ 牧野博士が学名をつけたよ
92話 チトセカズラ 牧野博士の植物仲間が岡山で発見!
93話 テバコマンテマ 高知・手箱山の山頂で発見されたよ
94話 ヨコワサルオガセ 木の幹などにつき垂れ下がるよ
95話 ヤッコソウ 👈形が面白い😃 らんまん虫めがね🔍
コウメの学名は Prunus mume Siebold et Zucc. var. microcarpa Makino
あら? この学名の中の microcarpa は、私の好きな飛ぶ種:アルソミトラ・マクロカルパ(Alsomitra macrocarpa)の「マクロカルパ」? かと思ったら…
macrocarpa(マクロカルパ)巨大な実
microcarpa(ミクロカルパ)小さな実
…でした😅
ガジュマル(Ficus microcarpa)は大きな木なのに、小さな実なのですね😊
ヨコワサルオガセは地衣類なんですか~
⇒ヨコワサルオガセ|四季の山野草
ヤッコソウは寄生植物なんだ~
⇒ヤッコソウ|徳島県立博物館
▼第20週「キレンゲショウマ」
96話 ヒメフタバラン 別名「ムラサキフタバラン」だよ
97話 スイカ🍉 アフリカ原産だよ
98話 ヤマジオウ 地下茎をのばして繁殖していくよ
99話 ヒナシャジン 石灰岩地に咲く花だよ
100話 キレンゲショウマ
らんまん虫めがね🔍
『キレンゲショウマ属はキレンゲショウマ、ただ一種だけからなる東アジアの固有属で、日本人が日本の雑誌に発表した、最初の新属となりました🌱』
キレンゲショウマの学名は Kirengeshoma palmata Yatabe
Twitter(改め 𝕏)で #キレンゲショウマを🔍したら…
TrumpetのKuni より…『キレンゲショウマ の発表を槙野は祝福するが、史実では、論文中の嘘や誤記、属名の再考拒否などを牧野や吉永が痛烈に批判‼️😱』
あら💧 そうだったの~😱
※ヒナシャジン👈白くて小さな花がいっぱい吊り下がってるのがカワイイ~😊
ヒナシャジン(雛沙参)は、キキョウ科 ツリガネニンジン属 👈おもしろい属名ですね😃
※スイカ🍉といえば…
横須賀市自然・人文博物館の企画展示「牧野富太郎がみつめた植物ー植物標本が語るものー」で、スイカの標本があった~‼
スイカの果実も輪切りにして標本にするんですね!
🍉の赤い色がよく残ってますね~
▼第21週「ノジギク」
101話 カンツワブキ 牧野博士が屋久島で見つけたよ
102話 ハマアザミ 牧野博士が学名をつけたよ
103話 カコマハグマ カシワバハグマとコウヤボウキの雑種だよ
104話 タイキンギク つる状に伸びる珍しいキクだよ
105話 ノジギク らんまん虫めがね🔍 日本自生の原種の菊
カンツワブキは『牧野博士が屋久島で見つけたよ』ということだから、学名は…
Farfugium hiberniflorum (Makino) Kitam.
命名者の (Makino) が括弧( )付ですが、これは属名が後から変更になったことを表すそうです。
では Kitam. は誰?
「Kitam. 植物学者」で🔍したら…
⇒杉並の自然学/植物/日本産植物の学名の命名者
あ~ これは👆学名の命名者を知るのにとっても分りやすいページです。
そして、Kitam. は北村四郎『キク科植物研究の第一人者とされる』
ハマアザミは『牧野博士が学名をつけたよ』ということだから、学名は…
Cirsium maritimum Makino
▼第22週「オーギョーチ」
106話 イチョウ 春に花が咲くんだよ
107話 ヒモサボテン 1867年 パリから日本にやってきたよ
108話 レンゲショウマ 花が下向きに咲くよ
109話 ススキ 秋の七草のひとつだよ👉秋の七草いくつ言える?|じゃらんnet
110話 オーギョーチ
イチョウ『春に花が咲くんだよ』その花の写真👇
イチョウの雄花ならブログに載せてる~と思ったのに… 写真を撮っただけで載せてなかった💧
雌花も撮ってから… とか思っていたら、いつの間にか忘れてた😅
観察したらすぐにブログに記録する!👈それがなかなかできないの💧
ところで、イチョウは風媒花なので昆虫などを惹きつける美しい花は咲かせません。だから「イチョウ」で画像検索すると黄葉とギンナンの画像ばかりで、花の画像はなかなか出てきません。
私も、イチョウの黄色いじゅうたんと銀杏(ギンナン)コロコロの画像はしっかりブログに載せてる😊
ススキも、開花したときよりは、穂が実ったときの画像の方が多いですね。
ススキの花:花穂(かすい)の方は、しっかりブログに載せてます😊
2015/09/07 ススキの花穂 雄しべは黄色
ヒモサボテン 『1867年 パリから日本にやってきたよ』というのは、これですね
⇒1862年 パリ万国博覧会|東京大学附属図書館
『慶應3年 田中芳男君 初めてフランスより持ち帰り、それより世に弘まれり』
オーギョーチは「愛玉子」で台湾語のò-giô-chíからオーギョーチなんですね。
⇒愛玉子(オーギョーチ)アイユーゼリー |note
▼第23週「ヤマモモ」
111話 ミソハギ 祭事で使われることもあるよ
112話 アオモジホコリ 朽ち木に発生するよ
113話 アズマイチゲ 牧野博士は渋谷でこの花を見たんだって
114話 アッケシソウ 別名「シーアスパラガス」
115話 ヤマモモ
ミソハギ 「祭事で使われることもあるよ」って、どんな風に?
⇒8月-5. 禊の花(ミソハギ)|住友化学園芸によりますと…
『お盆のときにつくる飾り棚(精霊棚)の供物を、ミソハギの花にかけた水で清める風習は全国にあります。つまり「禊花(みそぎはな)」、それが転じてミソハギと呼ばれるようになったのだそう。』
アオモジホコリ 👈画像検索結果に出てくる画像がスゴイ😲
⇒アオモジホコリ|但馬情報特急 によりますと…
『お花畑を連想させる変形菌』 あ~変形菌なんですか! そういえば、81話 チョウチンホコリ も変形菌でしたね。あれ?粘菌? 違いは何?💧
『アオモジホコリは最も普通に見ることのできるモジホコリの一つと言える』そうなんですが、
『高さ約1.5mm』👈これを見つけるのは難しいね😅
アッケシソウ|Wikipedia によりますと…
『平均冠水位から満潮水位の間の海に接する陸地や内陸に発達する塩性湿地に生育する塩生植物である。』 へ~「塩生植物」高塩濃度に耐える種子植物があるんですね~
ヤマモモ これはブログに載せてました~😊
2020/06/19 【ヤマモモ】の実はカラフル~@府中公園
▼第24週「ツチトリモチ」
116話 ミヤマオグルマ 北海道の高山に咲くよ
117話 オリヅルラン 新株が折り鶴みたいだね
118話 ハチク 近年 日本各地で開花が報告されているよ『らんまん』
119話 オオキツネノカミソリ オレンジ色の花がキレイだね
120話 ツチトリモチ らんまん虫めがね🔍
オリヅルラン 「新株が折り鶴みたい」な画像のでているページ🔍
⇒観葉植物オリヅルランの子株からの増やし方や管理ポイント|LOVEGREEN
ハチク 「近年 日本各地で開花が報告されているよ」とのことで、ハチクではありませんが、竹の開花のブログ記事…
2019/11/20 60年に一度!? 竹の花 開花
オオキツネノカミソリ 23話はキツネノカミソリでしたね。
⇒キツネノカミソリ と オオキツネノカミソリ の違いは?
ツチトリモチ👈この赤いのは花で、葉緑素を持たない寄生植物なんですか~😲
⇒日本の変な植物ベスト10があれば、きっとベスト5には入ってしまうだろう「ツチトリモチ」には、他人の空似のキノコもある|山と渓谷オンライン
その変な植物を深く研究している記事
⇒ツチトリモチ属 Balanophora | 植物発生進化学
ところで、👆この画像を見ていて思ったんですが、95話 ヤッコソウと似ているところがある。どっちも寄生植物だし。
ヤッコソウ:ヤッコソウ科、ツチトリモチ:ツチトリモチ科で科が違いますが、その上の「目」は『APG植物分類体系では「分類未確定」』だったりして、もしかして関連してくるのかな~
⇒「ヤッコソウ ツチトリモチ」で🔍すると、両方を合わせて記載してる記事がいくつもありますね。
あ、41話はキイレツチトリモチでしたね。
▼第25週「ムラサキカタバミ」
121話 ナンブトラノオ 虎の尾っぽに似ているからトラノオだよ
122話 サクユリ 牧野博士も植物画を描いているよ
123話 エノコログサ 「猫じゃらし」でおなじみだね
124話 ムラサキカタバミ らんまん虫めがね🔍
125話 ヘラノキ 牧野博士が庭で育てたよ
サクユリ|Wikipedia 『伊豆諸島に自生する伊豆諸島に固有のユリであり、ヤマユリの変種である。伊豆諸島では、源為朝を偲んでタメトモユリとも呼ぶ。世界最大のユリである。』へ~
ヘラノキの花は、ボダイジュみたいに葉っぱみたいなのの下に垂れ下がるんですね。と思って🔍したら…
ヘラノキ:シナノキ科 シナノキ属
ボダイジュ:アオイ科 シナノキ属
…属が同じなのに科が違いますが💧『シナノキ属はアオイ科(APG植物分類体系)の属の一つ。旧分類ではシナノキ科とされていた』 ということで、ヘラノキとボダイジュは同じシナノキ属の仲間なんですね😊
そして、ヘラノキやボダイジュの花が垂れ下がっている「葉っぱみたいなの」は「総苞葉」と言うそうです。
らんまん虫めがね🔍 を見ていたら…
HASHIDAO🍩さんのツイートで
『大畑印刷所の大将が食い止めた火災はこれなんですね!
歴史と地図に残る良い仕事をしました!』というのがありました!
大畑印刷所の大将は『もともとは江戸の火消し』だったのですね。
▼最終週「スエコザサ」
126話 ニリンソウ 春の訪れを告げる花だよ
127話 ランタナ 花の色が変化していくよ
128話 ヒメハマナデシコ 牧野博士が学名をつけたよ Dianthus kiusianus Makino 👈奄美大島などに自生しているんですね
129話 ワカメ 牧野博士はワカメについても著書に記しているよ
130話 スエコザサ 👉スエコザサ―マキノの庭(19)|高知新聞
「家守りし妻の恵みやわが学び 世の中のあらん限りやスエコ笹」
※ついに📺「らんまん」が終わっちゃいました🌿😢「らんまんロス」を癒すために𝕏(Twitter)のツイートより…
※オマージュ
あ、👆これを読んだらまた😢🌿😢
最終週をこちらの記事で振り返り…
『らんまん』未来へと繋いだ“想い” 宮﨑あおいの本編出演に“千鶴役”松坂慶子の再登場も|YAHOO!ニュース
(千鶴さんはドラマの中では三女なのですね)
※関連記事
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2023/10/15 【赭鞭一撻】ノートを牧野植物園ミュージアムショップでポッチっとな
※「らんまん」を見ていると…
・「牧野」じゃなくて「槙野」なんだけど?
・「峰屋」は今でもあるの? 万太郎のせいで廃業してない?
・今でもあるなら、日本酒「峰の月」もある? あったら飲んでみたい🍶
…等々色々疑問が浮かんでくるんですけど~
これらの疑問に答えてくれる記事がありました!
⇒朝ドラ「らんまん」槙野万太郎と牧野富太郎 どこまで本当?|ねむり猫のゆるゆる高地暮らし
朝ドラ「らんまん」は『高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー』ですから、史実に即したところもあれば、フィクションもあるってことね。ドラマとして面白くするには史実とフィクションの割合が大事だよね~
日本酒「峰の月」の流れをくむ?お酒がありました~!
⇒NHK朝ドラのモデル植物学者・牧野富太郎博士と老舗酒蔵「司牡丹酒造」を繋ぐクラフトジン「マキノジン」|四銀ルーム
原材料:12種類のボタニカル🌿
こちらのサイト GIN MAKINO によりますと…
『キーボタニカルに、牧野博士が妻の名前から命名したスエコザサを使用し、高知県産のグアバ、ブシュカンやショウガ、ハーブなど全12種類を、司牡丹の焼酎に漬け込んで蒸溜しています。』👈これはポチっとしちゃおかな😊🌿👉ポチってしまった😅
※18話で自由民権運動の早川逸馬の演説…
『この自由という権利は命よりも重い!
自由が無ければ人は生きちょってもしかたがない。
我ら人民はこれ以上 役立たずの雑草と馬鹿にされ、卑しき民草と踏みにじられてはいかん!』
…この「役立たずの雑草」という表現に、それは違うよ!と思ったんですが、
すかさず万太郎が
『そりゃ違う!』と声に出してた😃
だよね~「雑草」と言えば牧野富太郎ですもんね~🌿
その先の逸馬と万太郎のやりとりが面白かった~😃
今、違うと聞こえたけんど…
演説会は誰が発言してもええ
何が違う? 出てきてくれ
おまん誰じゃ
こっちを見いや
早川逸馬や、おまんは?
槙野万太郎です
槙野、何が違う。言うてみい
槙野はわしの演説を遮り、違うと声を上げた。その訳を聞かせてくれ。みんなも聞きたいじゃろ!
わしはだだ… その~ 早川逸馬さんが
雑草が役立たずとか言うたき
そやろ、昔から人は草に喩えられちゅう
無知蒙昧の卑しき民草
それが我らじゃと
ほんじゃき、違う!
そんなこと最初に言うたやつこそ無知蒙昧ながじゃ
名もなき草らぁこの世にないき
人がその名を知らんだけじゃ
名を知らんだけじゃなく、毒があるか薬があるか、その草の力を知らん。
草の力?
はい、どんな草やち、同じ草ら一つもない。一人一人みんな違う! 生きる力を持っちゅう!
葉の形、花の色、そして、どこに生きるか
天下を決めんのは誰か知らんけども、まっことようできちゅう!
天賦人権!
誰もが天から権利を与えられちゅう
そして、根を張って生きゆうがじゃ
根を強う張って、どの草も命を繋いでいく
生存の権利!
それで、厳しい季節の間も根っこ同士繋がりおうて、生き延びる力を蓄える
そう、元気いっぱい芽吹くために
同志の団結!
天下の元気は一人一人が団結し芽吹いてこそ大きゅうなる
時がきたら!
あぁ!時が来たら。それはいつじゃ!?
今じゃ!👈これを言ったのは聴衆のなかの民権ばあさん😃
※ところで、万太郎が言った
「天下を決めんのは誰か知らんけども」は
「草の仕組みを作ったのは誰かは知らないけど」ということかな?
万太郎が進化論や生態系を知るのはいつなんでしょうね?
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