【ノヂシャ】道端に小さな白い花がいっぱい咲いていた~ 葉をサラダとして食べられ、そして『ラプンツェル』
武蔵野公園~野川公園に散歩に行った帰り、府中運転免許試験場の西側の道路のフェンスのところに、小さな白い花がいっぱい!咲いているのに気づいた。
もうちょっと寄って…
小さな白い花にさらに寄って…
この植物は何でしょう?
最近お世話になっているGoogleレンズで🔍すると…
「ノヂシャ」と出てきました。
では「ノヂシャ」で検索して、参考になったページ…
⇒ノヂシャ|Wikipedia
⇒ノヂシャ(野萵苣)|松江の花図鑑
⇒ノヂシャ Valerianella locusta(オミナエシ科 ノヂシャ属)|岡山理科大学
『茎が何度も二股に分れて細く伸びるのが特徴』だそうで、そこんとこ観察してみましょう。
二股→二股→二股→二股と、面白いほどキッチリ二股ですね😃
そして『分岐のすぐ下に長さ1から5センチの葉が対生する』
二股のすぐ下に葉が対生するとこも面白いですね。
そこんとこを上から撮ってみた。
Wikipediaでは『高さは50センチメートルほどになる』とありますが、松江の花図鑑では『高さ10〜30cmになる』で、だいぶ違います。私が観察したものは👆(1cm方眼のマス目を数えてみると) 28cmでした。
横から見ると👇こんな風に立ってました。
(この茎で50cmまで延びるのは厳しくない?)
ところで私、観察したものの大きさが分る画像を撮るためにカッティングマットと定規を持ち歩いているのですが、松江の花図鑑さんの画像を見ると「0.5mm方眼」の上でノヂシャの種子を撮ってる画像がありますよ~!
植物観察を花の咲いてるときだけするんじゃなくて、年間を通して観察する!って、なかなか難しいですよね~
花が咲いてたり、実がなってたりすれば気づくんですが、それ以外の時期は「草はえてる」でスルーしちゃってるから😅
木の実はそれなりの大きさがあるけど、草の種子は小さいから。「草の種子観察」今後の課題です!
ところで、0.5mm方眼って、どこで入手できるのでしょうね?
🔍したら⇒方眼紙 ダウンロード|方眼紙ネットが出てきました。このページの下の方『オリジナル方眼紙作成』で、線の間隔に0.5mmを指定して作成し自動的にダウンロードされた0.5mm方眼紙を印刷して見たら…
👆薄い水色の四角形にしか見えない💧
👇0.5mm方眼が識別できる大きさで撮ってみた。
上に置いたのはタンポポの種子
ん~草の種子の大きさが分るように撮るの、簡単じゃないね。
でも、ノヂシャの花も小さいよ~
👆ノヂシャの花の大きさは約2mm
花の色は「淡青色」だそうですが、私がみたものはほとんど白でした。
👇ノヂシャの茎は二股に何度も分岐してますが、花のところも二股ですね。
あ、そうそう、何で「ノヂシャ」という名前なの?
岡山理科大学によりますと『和名は、葉をサラダに利用し、野に生育しているのでノヂシャと付けられた。』
「ノヂシャ」を漢字で書くと「野萵苣」
あ~ またしても見慣れぬ漢字が出てきました💧
萵苣 ちしゃ
⇒萵苣(ちしゃ)とは?|コトバンクによりますと『キク科の一年草または二年草。レタス、サラダ菜、カキチシャ、タチヂシャなどに大別される代表的な蔬菜。』👈最後の「蔬菜」って何て読むの?
蔬菜 そさい
⇒蔬菜|Wikipediaによりますと『蔬菜(そさい)とは、本来は栽培作物を指す語。ただし、今日では慣用的にも学問的にも「野菜」(やさい)と同義となっている。』
「ノヂシャ 食べ方」で検索すると『葉を生のままサラダに入れるとなかなか美味』だそうですので、今度ちょっと摘んできて食べてみようかな😋
ところで、
⇒ノヂシャ フランス料理によくでるおいしい野草! 映画「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルは、この植物のことらしい|Taketoの京都ブログ
へ~ 「ラプンツェル 野菜」で検索すると、そのようです。
ラプンツェル が ノヂシャ であることの裏付けを「らしい」「そのようです」レベルじゃなくて、もう少し取っておこう😅
ラプンツェルは英語で“Rapunzel”
ノヂシャの学名は Valerianella locusta
「Rapunzel Valerianella locusta」で画像検索すると、その中にノヂシャの花の画像がありました!
⇒Rapunzel / Mâche doucette (Valerianella locusta)
⇒このページを訳す
『私たちは、この植物の栽培された形の葉をよく知っています... 特に、それが最終的に私たちの皿に乗って味覚の御馳走になるとき。
野生のラプンツェルは、道端や壁沿い、堤防や砂丘で見ることができます。』
このページは Institut für Naturkunde in Südwestdeutschland というサイトで、これもGoogle先生に訳してもらうと「ドイツ南西部の自然史研究所」でした。
ということで、ノヂシャはラプンツェルですね🌿
あ~『塔の上のラプンツェル』 TVで1回観ただけなので、もう1回じっくり観てみたくなってきた😊
ところで、『塔の上のラプンツェル』の英語のタイトルは“Tangled”なんですね。
⇒「塔の上のラプンツェル」の原題は英語で何という?邦題と原題でタイトルが異なる映画を紹介|本気の英会話
あ、『塔の上のラプンツェル』の原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』です。
あ~!
ラプンツェル(髪長姫)|Wikipediaに『ラプンツェルは「ちしゃ」と訳されることがあるが、本来はキク科のレタス(ちしゃ)ではない。ラプンツェルと呼ばれる野菜はオミナエシ科のノヂシャ、キキョウ科の Campanula rapunculus など複数存在する。』と書かれてました😅
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