夏のビーチコーミングで海浜植物観察@三戸浜
夏にビーチコーミング(貝殻拾い)に行っても、たいしたものは拾えない。ということは行く前から織り込み済みなので、
「やっぱり無いね~💧」というときは海浜植物観察します😅
以下、7月27日に三戸浜で 夏のビーチコーミングで【オオブンブク】を拾った~ときの海浜植物観察です🌿
▼ネコノシタ(キク科ハマグルマ属)
なぜ ネコノシタ(猫の舌)という名前なの?
⇒ネコノシタの秘密|鳥取砂丘レンジャー日記
⇒ネコノシタ|Wikipedia
『和名は、葉の形態が猫の舌のようにざらついていることに由来する。』
『別名のハマグルマ(浜車は、花が車咲きである姿であることに由来する。』
あ~写真を撮るだけで、葉を触ってこなかった💧 葉を触れば「ザラザラしてる~」と気付いて、もっと子細に観察してきたかも😅 植物観察するときは視覚だけでなく、触覚や嗅覚など五感を使って観察しましょうね🌿
ネコノシタ|Wikipediaの「種の保全状況評価」を見ると、多くの都道府県で絶滅危惧状態ですね💧
三戸浜にはネコノシタがそこそこ群生していました。
ネコノシタの花を撮っていたらハチがきた!
このハチは? Googleレンズで🔍したら…
ツルガハキリバチ 👈画像検索結果を見ていたら、葉を丸く切っている画像があった。あ~「ハキリバチ」なのね。
⇒ツルガハキリバチ|ヒゲおやじの蜂類生態図鑑 👈この観察記録はスゴイ!
この中に『スコパに花粉を一杯つけて帰巣する。』とあるのですが、
「スコパ」って何?
「コスパ」でないのは分るんだけど😅
⇒萩と葉切蜂 | 丹馬のきょうの1枚によりますと…
『ミツバチやマルハナバチのように後脚に花粉団子をつけるのではなく、腹面全体に花粉をつけます。 腹面にスコパと呼ばれる細かい毛が密集していて、これに花粉をつけて巣に運びます。』
⇒scopa|ウィクショナリー イタリア語では箒(ほうき)で、昆虫学では花粉ブラシなんですね。
👇ツルガハキリバチのスコパに花粉がいっぱいついてます🐝
ちなみに👇ミツバチの花粉団子
ところで、ツルガハキリバチの「ハキリバチ」は分るのですが「ツルガ」って何?
「ツルガハキリバチ 由来」で検索すると…
⇒ツルガハキリバチ|岐阜聖徳学園大学
『頭頂部と中胸背板に黒色毛が混じることから、ツルガハキリバチ。』👈その説明では分りません💧
漢字で書くと「敦賀葉切蜂」のようですが、なぜ「敦賀」?
▼ハマユウ(ヒガンバナ科)
👆この花の形が特徴的ですが、
ハマユウ|Wikipedia によりますと…
『花の様子は、コウゾなどの樹皮を細く裂いて作った繊維から作った布と似ており、神道神事で用いられる白い布をゆう(木綿)と呼ぶ。』ので、漢字で書くと「浜木綿」です。
このハマユウの(茎ではなく)偽茎に緑色に白い斑点の甲虫がとまっていました👇
この甲虫は何? Googleレンズで🔍したら…
シロテンハナムグリ
シロテンハナムグリの説明はこちらをどうぞ…
⇒シロテンハナムグリ|昆虫エクスプローラ
⇒シロテンハナムグリ|ムシミル
▼ハマゴウ
ハマゴウ|Wikipediaを見たら、え!シソ科なんですか! 注釈があって『最新の分類体系であるAPG体系ではシソ科』
しかし、ハマゴウの見た目にシソ科の風情は無いな🌿
ハマゴウは漢字で「浜栲」なんですが、「栲」は『カジノキ等の繊維で織った布』で、関係ないじゃん?💧
『和名ハマゴウは、葉を線香の原料にしたことから「浜香」の名が生まれ、これが転訛してハマゴウになったといれる』あ、じゃぁ「栲」は音を当てただけ?
👇ハマゴウの果実もできはじめていました。
以下、だんだん海浜植物かどうか疑問なのも出てきますが、三戸浜の砂浜に生えていたので😅
▼メマツヨイグサ(雌待宵草)(アカバナ科マツヨイグサ属)
分りやすかった説明…
⇒メマツヨイグサ|国土交通省 北海道開発局[PDF]
▼カラスザンショウ(幼木)
⇒樹木図鑑(カラスザンショウ)
👇こちらは三戸浜まで歩いてくる途中にあったカラスザンショウ(成木)に花が咲いていました。
▼ガザニア
海浜植物か? かなり❓ですが、砂地に生えていたもので😅
栽培していたものが野生化(逸出帰化)したんでしょうね。
👇白いガザニアの花が、なかなかキレイに撮れました😊
👇かなりはびこってました😅
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