エミューの卵とダチョウの卵の殻の“かけら”…博物ふぇすてぃばる!9 準備中~
博物ふぇすてぃばる!9 が 7/22(土) 23(日)科学技術館にて開催されます。
これに『縁結び💕幸運の羽!? エミューの羽』を出品するので、併せてエミューの卵も出そうかな~🥚
でも、エミューの卵は大きいし、お値段もそれなりなので、簡単には出せない。
それと、今回のガクモンからエンタメ☆のテーマは『大人も子供も自由研究』にしたので、子供たちがお小遣いで買えて自由研究のタネになるものにしたい。
エミューの卵と併せてダチョウの卵のことも知ってほしいし~ ということで…
ダチョウの卵とエミューの卵を割って!
その“かけら”を一つずつパックしました😊
大きな卵の、小さな“かけら”ですけど、これだけでも自由研究のタネはいろいろあるよ🔎
まずは「色」
ダチョウの卵は白くて
エミューの卵は(黒っぽく見えるけど)青緑色なんです。
なぜこういう色なのでしょう? それは棲んでいる場所に関係しています。
ダチョウは、サバンナや砂漠に生息し、
エミューは、草原や砂地に生息しています。
「巣」の画像を見てみると面白い。
⇒「ダチョウ 巣」で画像検索
⇒「エミュー 巣」で画像検索
卵の殻の表面を拡大して見て見ましょう。
👇ダチョウの卵の表面:小さな凹みがいくつもあるよ。
👇エミューの卵の表面:凸凹いっぱい!
※「エミュー 卵 緑色」で検索すると、トップに👇このツイートが出てきました。
中島保寿(古生物学者) on Twitter:“緑色の卵は鳥類になる前の恐竜時代からの名残りかも知れませんね。地上で開放型の巣に産卵したオビラプトル類の卵は、エミューやヒクイドリの卵のように緑色の色素(ビリベルジン)を持ち、緑の植物にカモフラージュしていたそうです。…”
さらに「オビラプトル 卵 緑色」で検索すると…
⇒恐竜の「色付き」卵を発見、通説くつがえす|NATIONAL GEOGRAPHIC
ということで、エミューの卵の青緑色も恐竜時代からの名残かも!😃
さて、ダチョウとエミューの卵の“かけら”ですけど、“かけら”だからこそできる観察があります。
それは、卵の殻(卵殻)の厚さを計ること。
ニワトリの卵の殻の厚さと比べたらどんだけ分厚いのでしょう?
定規を当てて計ってみると…
👇ダチョウの卵殻:約2mm
👇エミューの卵殻:約1mm
👇ニワトリの卵殻:約0.5mm
ん~ 1mm目盛の定規では「約」1mm単位でしか計れないから、ノギスで計ってみました~
👇ダチョウの卵殻:2.1mm
👇エミューの卵殻:1.1mm
👇ニワトリの卵殻:約0.5mm
👇ウズラの卵殻:約0.35mm
・・・という様に、“かけら”でも自由研究のタネは色々あるよ🥚🐣
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